フレッシュマンゼミナールの授業の進め方 2015年9月28日 授業担当:和久井道久(居室:第4学舎1号館教授棟2階) • 事前に、教科書の指定された範囲を読み、事前に渡されたプリント(A3両面)の問題に答え ます。これらはすべて家庭学習です。特に、教科書の証明を書く問題では単なる書き写し にならないように、よく整理して解答してください。 • 理解度に応じて、個別メニューを課すことがあります。 • これらを授業のある日の12時15分までに、私の研究室に提出しに来てください。 • 提出された答案を必要数分コピーし、授業開始時に渡し、授業終了時に回収します。 • 授業開始後約1時間15分で、黒板を使って、事前に読んできた内容や演習問題の解答を説 明したり、それに対して質疑応答したりします。 • 最後の約15分で、各自の答案の修正を行います。修正できたと思ったら、教員にチェック を受けます。 • 授業終了時に今回の分を必ず提出してください。 • 提出された答案は次回の授業時に返却します。 • 授業中の携帯電話やipodなどの電子機器の使用を禁止します。外から見えないように、鞄 の中にしまって下さい(机の上に置くことも禁止)。守られていないことが発覚したときに は、その都度、演習点に -1点を加えます。 • オフィスアワーを授業のあった週の木曜日午後3時30分 午後4時30分に設定しました。 解き方が思い浮かばない、例題を真似しようとしたけれどうまくいかなかったときには、 問題を解くためのヒントを出したり方針を教えたりしますので、私の研究室まで質問に来 てください。 成績評価の方法 • この授業は、出席と事前の家庭学習の準備度(充分に時間をかけて取り組んでいるか、期 限までに課題を提出したか)と授業当日の受講態度(チェックを受けに来たか、修正できてい るか、居眠りしていないか)で評価します。 • 4回以上欠席すると自動的に不可になります。 板書での発表の仕方について 大きな文字で板書することを心掛けてください。ひたすら板書したあと説明するのではな く、適宜説明を挟みながら板書してください(聞き手を飽きさせない工夫をしましょう)。 教科書と参考書 〈教科書〉 ・ 和久井道久『大学数学ベーシックトレーニング』日本評論社, 2013年 〈参考書〉 ・ ゲアリー・チャートランド、アルバート・D・ポリメニ、ピン・チャン(鈴木治郎・訳) 『証明のたのしみ・基礎編』ピアソンエデュケーション, 2004 年 ・ 田中一之・鈴木登志雄『数学のロジックと集合論』培風館, 2003年 ・ 日本大学文理学部数学科・編『数学基礎セミナー』日本評論社, 2003年 予定している授業内容 第1回 3次方程式の解の公式 第8回 アルキメデスの公理と数列の極限(1) 第2回 数学的帰納法とその応用 第9回 アルキメデスの公理と数列の極限(2) 第3回 結合法則と交換法則 第10回 上限・下限の概念 第4回 帰納的に定義される数・ 第11回 実数の連続性 第12回 無限級数 第5回 命題の否定 第13回 写像の概念 第6回 「任意」と「存在」を両方 第14回 全単射と逆写像(1) 第15回 全単射と逆写像(2) 和と積の記号 含む命題の否定(1) 第7回 「任意」と「存在」を両方 含む命題の否定(2)
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