「2015 年 3 月期 決算説明会」主な質疑応答 日 時:2015 年 5 月 12 日(火)10:30~11:40 場 所:新丸の内ビルディング 20 階 登 壇 者:代表取締役社長 久保 征一郎 取締役副社長執行役員 飯塚 久夫 ストック型サービスの売上高が 3Q→4Q で減少した要因について Q. 一部店舗の減額とは。 A. 一部のチェーン店で契約の見直しがあった。 Q. 減額の背景について。外部機関の調査では、居酒屋業態の業況が厳しいというデータも あるが。 A. 外食市場全体の業況はおおむね横ばいで推移しているが、居酒屋業態については 2 年程 厳しい状況が続いているようだ。飲食店は業況が厳しい場合でも、集客のために広宣・ 販促費用を投下するケースもあるが、予算を見直すケースもある。 Q. 今回の減額は一過性の要因と考えて良いか。 A. 今回の一部店舗の減額を除けば、ストック型サービス売上高の成長基調に大きな変化は ない。過去には、減額した加盟店が契約額を戻したケースもあったが、今期(2016 年 3 月期)予算は、契約金額が戻らない前提で策定している。 Q. 加盟審査の強化を行った背景とは。 A. 当社の考えに反する加盟店が出てしまったため。当社では「来店したお客様ひとりひと りを大切にし、2 回、3 回と再来店してもらうこと」を基本としている飲食店とのみ契 約を結ぶこととし、この方針を飲食店に明示している。当社の方針に反する飲食店に対 しては、契約の見直しも視野に入れた対応を実施する。 スポット型サービスの売上高について Q. ウェブ予約の送客手数料は、4Q の売上高にどの程度のインパクトがあったか。また、 今期予算にどの程度見込んでいるのか。 A. 3Q、4Q はウェブ予約の利用が増える時期だったため、手数料売上も増加傾向にあった。 今期予算については、前期(2015 年 3 月期)のトレンドが継続する前提で見込んでい る。 今期の業績見通しについて Q. 売上高の内訳について。プロモーション事業、関連事業の見通しは。 A. 前期比で、プロモーション事業は増加、関連事業は微減すると見込んでいる。 Q. 公表していた「営業利益率 18%」の水準を下回る要因は。 A. 中長期的な視点に立った新規事業構築のための先行投資を行うため。 Q. 新規事業の内容とは。 A. これまで手をつけていなかった領域での事業展開を検討している。 Q. 新規事業にかかる先行費用の規模と、来期以降の見通しについて。 A. 今期については、 (第 2 創業期の時ほど)大きな額ではないが一定程度見込んでいる。 来期以降については未定だが、利益をしっかりと拡大しながら新規事業への費用投下を 行っていくつもりだ。 地方営業所の拡大について Q. 首都圏と比較し地方では有料加盟店の拡大余地が大きいと思うが、一方で ARPU の低下 リスクがあるのではないか。 A. 今後当社では、新規に営業拠点を開設するエリアだけでなく、既存の営業拠点でも「ぐ るなび外国語版」等をフックに新規加盟を促進していく営業戦略をとるので、その可能 性はあるだろう。しかし、結果的に算出される ARPU の低下自体は大した問題ではなく、 ストック型サービスの売上高をきちんと伸ばしていくことが重要だと考えている。 「CLUB MICHELIN」について Q. ユーザー課金による売上高は、今後新たな売上区分として開示していくか。 A. 未定。 Q. 会員獲得に向けた施策とは。 A. 個人に向けたプロモーションだけでなく、他の企業と連携した会員獲得施策を積極的に 進めていく。 スマートフォン対応について Q. スマートフォンアプリ普及のための施策について。 A. スマートフォンからのアクセスは全体の 6 割を超えている状況だが、アプリではなく、 スマートフォン WEB 版からのアクセスが多い状況。今後 WEB 版との連動などユーザ ビリティの改善を行い、アプリ利用率を高めていきたい。 以上
© Copyright 2024 ExpyDoc