かろりぃ物語

7 分で読めるこの手紙内に、今すぐ実践できる
・3万円の講座で学んだ、信頼を得る3つのテクニック
・科学で証明された「自分に自信をもつ簡単な方法」
この4つの「人を動かすテクニック」を公開しています
こんにちは、小野田(かろりぃ)です。
今回、
「魂に響かせる本物のコミュニケーション力」をテーマにした
新しい企画を始めるということで、こんな手紙を書いています。
とはいっても、企画の紹介は後半でしているので、
前半は、いつものメールレターのようにリラックスして、
ミルクティーでも飲みながら気楽に読んでもらえればなと思います。
企画に参加しない人も楽しめるよう、前半は読むだけで
コミュニケーション力が上がるような内容になっているので、
企画については興味あれば読んでいただきたいなと思います。
コミュニケーション力=???力
さてさて、唐突に書いてみましたが、
あなたは「???力」の部分に何が入ると思いますか?
・・・・・・・・・・
・伝える力
・意思疎通の力
・信頼関係をつくる力
・好きな人を振り向かせる力
きっと、この辺りがパッと
頭に浮かんだんじゃないかなと思います。
僕自身、コミュニケーションについて研究していますが、
最近までずっと上の意味だと思って生きてきました。
元々、僕が「コミュニケーション」に
興味を持ったのは、中学1年生の頃です。
(あの頃は「コミュニケーション」という言葉は知りませんでしたが)
その頃は、教育熱心だった母親による、
テストの順位やバスケットボール部だった部活に対して
2時間を超える説教タイムがけっこうな頻度で開催される日々。
(多いときは週刊少年ジャ〇プと同じ頻度で)
とはいえ、決して成績が悪かったわけではなく、
部活もレギュラーとして活躍していました。
が、
それでは満足できないらしく、
「私の顔に泥を塗るな!」
と言われて、むしろヤル気を削がれることも。
大好きで始めたバスケも、いつしか大嫌いになってました。
この頃から、
・テストで良い点数を取らないと家から放り出される
・試合で活躍しないと2時間怒られる&スリッパが顔に飛んでくる
プレッシャーによるストレスで肌が赤いニキビの山岳地帯となり、
自分なりにがんばっても説教されて自信もヤル気もなくし、
友達の目すら5秒も合わせられない人見知りになっていました。
「優しい」とか「良い人」とはよく言われてましたが、
結局、その根底にあったのは「嫌われたくない」という思いで、
自分を守っているだけで自信がなかったんですね。
周りの目ばっかり気にして相手の意見を優先し、
他の人と自分を比べて劣等感を感じて勝手に落ち込み、
友達と遊んでそのときは楽しくても、
いつも心のどこかで「むなしさ」を感じていました。
そんな心にポッカリ穴が空いた日々の中、
「なぜか目で追ってしまう魅力的な人(男女関係なく)」
の特徴や共通点を観察するようになったのです。
自分を成長させたかった
そんな思いから、
誰に言われるでもなく、無意識に、
いわゆる「コミュニケーション」の勉強を始めていました。
そして、高校生になると、
入学と同時に母親からこんな指令がくだされます・・・
「お前は、これから高校3年間、
テストで常に上位の成績を取りつづけて、
指定校推薦で大学に行くんだ。それ以外なら家を出ていけ。」
と、学年(320 人くらい)で3人程しか選ばれない枠に
入ることを入学したときに文字通り「命令」されたのです。
当時の僕にそれ以外の選択肢は分からなかったので、
テストのたびに泡を噴きながら勉強し、
「赤点」どころじゃない「人生」をかけたプレッシャー
と毎回戦っていました。
きっと、そのストレスで心に余裕が
なくなってたんでしょうね、この頃は、
目に入るすべてを否定的な目で見ていました。
なんて器の小さい人間だったんでしょう。笑
しかし、社会は優しいので、器が小さくて人見知りでも、
テストの点数さえ取れれば大学へは行けます。
幸い、そこまでレベルの高い高校ではなかったので、
なんとか指定校推薦という果実をもぎ取ることができたのです。
そんなこんなで大学生になると、アルバイトを始めます。
「どこにしようかな~」と悩んでいましたが、
僕の中にあった絶対条件は、「なるべく接客しなくていい所」。
この時点で、選択肢は激減するわけですが、
結局、スーパーの一角にある惣菜屋でアルバイトすることに決め、
応募の電話をかけることに。
電話で話すことの台本づくり
たった数十秒の応募電話をするだけなのに、
わざわざ台本づくりから始めて、LIVE 前のミュージシャン並に
発声練習からリハーサルまでしっかりこなしたのは懐かしい思い出。
そんな、アルバイト応募の電話すら
まともにできなかった僕にも、彼女ができました。
しかし、付き合いはじめてわずか3ヶ月後・・・
元カレに奪われる
奪われる、というと表現が悪いかもしれませんが、
彼女に「やっぱり〇〇(元カレの名前)のことが・・・」
と直接言われたので、気持ちの中では奪われた気分でした。
ちょうどその頃、同じくらいのタイミングで
両親から「離婚する」という話を聞き、暗闇の階段に体育座りしながら
「ああ、重なるもんだな」と思ったのを覚えています。
そんなダブルパンチを食らってノックアウト寸前でしたが、
不思議と「自分なんて・・・」とはならず、
なぜか今の自分の状況に興味を持つようになったのです。
なぜこんな事になったのか?
そして、両親が離婚したのも、
僕が彼女に振られたのも、そこにある根本的な原因は、
「コミュニケーション力が無かったから(両親にも僕にも)」
という1つの結論に達しました。
それまで、頭では分かってたつもりでしたが、
両親が離婚し、彼女を奪われたことによって、
改めて「コミュニケーション力」の重要性を痛感したのです。
とある偉人の言葉に、こんな名言があります・・・
・・・・・と、名言を引用してきて
「コミュニケーション力」の重要性を熱弁してもいいんですが、
今さら言われなくても当たり前の事実だと思うので止めておきます。
もう聞き飽きましたよね。
ですので、この手紙内では、
もっと次元の高いことを伝えていきたいと思います。
僕は、走り出した
「痛み」としてコミュニケーション力の重要性を知ったことで、
それまで魅力的な人を観察して真似するだけでしたが、
本格的にコミュニケーションの勉強・実践をはじめたのです。
まずは環境を変えるべく、アルバイトを変えました。
まったくお客さんと接しない惣菜屋から、
お客さんと話す(世間話も含めて)状況の多いスペインバルへ。
(スペインバル:スペインにある Bar のようなお店)
最初は「あの人元気ないね」とお客さんに言われてましたが、
それでも続けていたら、いつの間にかアルバイトリーダーに。
そして、ネット上でたまたま見つけた
コミュニケーションの1日講座(3万円)にも参加してみることに。
(この後、ここで学んだ3つのテクニックをお話します)
これが、大学3年生の9月頃。
アナウンサーや企業の部長レベルが参加する講座ということで、
当時、大学生のときからしたらかなりの高額だったんですが、
手を震わせながら振込み、期待と不安で心を満タンにして参加しました。
この講座に参加してから1年半後、
人見知りで、5秒も目を合わせてられなくて、
たった数十秒の電話に台本をつくっちゃうような臆病人間だった僕が、
2時間のセミナー講師として人前に立っていたのです。
それから、脳科学・心理学・動物学・社会学・医学・
マーケティング・コピーライティング・言語学・古武術など、
「人間」について勉強しながら、自由に様々な企画を行っています。
本当に突然、あらゆる事が上手くいくようになりました。
そんな今、振り返ってみると、
従来の「コミュニケーション力」に疑問を持ち始めたのです。
参加したコミュニケーション講座では、
「コミュニケーション力=意思疎通の力」と教わりました。
コミュニケーションでは、いかに自分を伝えて、
いかに相手の思いを汲み取るのかが大切なんだ、と。
コミュニケーション力が高い人というのは、
意思の疎通がスムーズにできる人なんだ、と。
もちろん、この考え自体には僕も賛成です。
ですが、そもそも論として、
伝える「自分」に自信がない人は、
まず先に、自信を持つことを優先すべきなんじゃないか?
自分に自信が持てなくて心に余裕のない人が、
相手の思いを汲み取ることなんてできるのか?
「言うは易し行うは難し」とはよく言ったもので、
理屈は分かったとしても、それが上手くできるかどうかは別なのです。
たとえば、
僕が受けたコミュニケーション講座では、
主に3つのテクニックを教わりました。
信頼関係を築く3つのテクニック
その3つというのは・・・
1.ミラーリング
2.ペーシング
3.バックトラッキング
「ミラーリング」というのは、
鏡のように相手の仕草の真似をすることで、
無意識下で親近感を持ってもらうためのテクニック。
たとえば、一緒に食事をしていたとして、
相手がドリンクを飲んだタイミングで自分もドリンクを飲む。
という使い方をします。
「ペーシング」は、
一言で言うと相手のペース(リズム)に合わせるテクニック。
テンションの高低、声の大小、話すスピード、
歩くスピード、呼吸のリズムなどを合わせることで、
これも相手の無意識下で親近感をもたせることを狙います。
「バックトラッキング」は、一言で言うとオウム返しです。
相手の言ったフレーズ・キーワード・話していた内容の要約を
そのまま返すことで、相手の脳内に「Yes」の反応を引き出し、
無意識下で親近感をもってもらいます。
この3つのテクニックを教わり、
当時は「なるほど!すげー!!」と思っていました。
ですが、
いざ実践でこういったテクニックを使おうとすると、
「いつ使おうかな?今かな?ちょっとやり過ぎかな?」
と、テクニックのことばかり考えて、
目の前の相手を置き去りにしていた自分に気付いたのです。
本来のコミュニケーションから外れていたんですね。
「やればいいのは分かるんだけど、
それが上手くできない」
この気持ち、一度は経験したことありますよね。
たとえば、自分に自信を持つための方法として、
「人と比べて落ち込んだり、
自分と違う価値観の人を見てイライラしないようにしましょう!」
「悪口や愚痴を言うのは、自分自身の評価も下がるのでやめましょう!」
と言われて、それを「なるほど!」「たしかに!」と理解しても、
それを本当に心から実行できる人って、少ないと思います。
愚痴や悪口を言わない方が良いのは分かってるけど
つい言いたくなっちゃう(モヤモヤする)・・・、
ついつい人と比べて落ち込んじゃう・・・そんな自分が嫌になる。
多くの人は、こんな状態になっていると感じました。
(自信がない人の典型的な思考パターン)
まさに、昔の僕はこんな状態でした。
こんな状態(昔の僕)の人がテクニックを覚えて
使ったところで正しく使えるのか?
・・・・・客観的に見ても、
変にぎこちなくなって上手くいかないのが目に見えます。
本屋に行けばコミュニケーションを学べる本は沢山あります。
「営業の極意」や「恋愛必勝テクニック」みたいな本もあります。
「人付き合いのコツ」や「面白くて上手な話し方」という本なども。
こういった「情報」は溢れるほど出回っているし、
今やスマホアプリからも学べるし、学ぶための講座も沢山あります。
ですが、現状、
コミュニケーション力で悩んでいる人は沢山いるわけです。
(ここまで読んでるあなたも、きっと例外ではないと思います)
なぜか?
それは、ほとんどの本や講座が
「伝える力」ばかりを重視しているからです。
コミュニケーション力は、
大きく2つの力に分けられます。
コミュニケーション力
伝える力
伝わる力
伝える力:こちらが自発的に発信していくもの
伝わる力:こちらが何もしなくても、
相手がアンテナから無意識に受信するもの(雰囲気など)
つまり、本当の意味でコミュニケーション力を高めるには、
この2つの力を両方とも高めていく必要があるのです。
ですが、僕が参加した講座も含め、
ほとんどは「伝える力」を伸ばす方法しか教えてくれません。
僕は、ここに落とし穴があると思っていて、
たしかに、「伝える力」を学ぶことでコミュニケーション力が
一気に伸びる人もいます。
ですので、そういう本や講座を否定してるわけじゃありません。
ただ、
「伝える力」を学ぶことで変に”力み”が入るようになり、
余計にぎこちなくなって、さらにコミュニケーション力が下がる。
そして、
「勉強して勇気出したのにできない自分はなんてダメなんだ・・・」
と、さらに自信をなくしていく人が多い。
もしくは、「伝える力」を練習によってなんとか使えるようになり、
その場では上手くいったとしても、後々メッキが剥がれていって、
結局、上手くいかない。むしろ信頼を失ってしまう。
背伸びをして一時的に大きく見せても、
足元が不安定なので長続きしないのです。
じゃあ、どうすればいいか?
「伝える力」を”自然”に使える自分になればいい
「なに言ってんだ!」
と思われるかもしれませんが、大真面目です。
とくに意識しなくても、使うべきタイミングで勝手に
「伝える力(テクニック)」が出てくるような状態。
いわゆる「コミュニケーション力の高い人」というのは、
伝える力を”使っている”感覚はないのです。
そういう人達の感覚では、勝手に出てくるもの。
もちろん、伝える力を勉強して知るのは大切です。
ですが、知って理解したうえで捨てる。
使おうとしなくても勝手に出てくる、
いつものように話したら・書いたら、それが人の心を動かすものになる。
それがコミュニケーション力の高い人なのです。
そんな状態になるにはどうすればいいか?
ここで、「伝わる力」が登場します。
「伝わる力」の高い人というのは、
たとえばこんな人・・・
ただそこにいるだけで周りが「おや?」と
気を引かれてしまうようなオーラ(魅力)を放つ人。
(スピリチュアルな意味じゃなくて感覚的な意味で)
いますよね。
なぜか分からないけど、妙に「安心感」のある人。
なぜか分からないけど、妙に「余裕」を感じる人。
なぜか分からないけど、妙に「人間的な深さ」を感じる人。
そして、こういう人が放つ言葉・文章は、
たとえ流暢じゃなくても心に突き刺さってくるのです。
不思議と「もっと話を聞きたい」「もっと一緒にいたい」
「この人のために何かしてあげたい」と思ってしまうのです。
一般的な言葉に直せば、「人柄」と呼ばれるものだと思います。
「花は香り、人は人柄」
という言葉があるように、
人柄は、花の香りのように何もしなくても伝わっていくもの。
「伝わる力が高い」というのは、人の気を引き(人気)、
ただそこにいるだけで周りの人達に良い影響を与えていくのです。
そして、相手のことを考えられる器の広さ(心の余裕)があるので、
自然と相手目線に立った接し方・伝え方ができるようになります。
「伝わる力」を高めれば、「伝える力」も勝手に身に付いていくのです。
伝える力は、“勝手に”身に付く
伝える力は”勝手”に身に付く、なんてサラッと書きましたが、
コミュニケーションの本質は、ここにあります。
「伝わる力」が高い人というのは、
ざっくりいうと「人間力=人柄」のある人です。
そういう人は、例外なく器も広いので、
自分だけじゃなくて相手のことを考える心の余裕もあります。
当たり前のように場の流れ(空気)が読めるし、
相手の気持ちも汲み取れるようになります。
(もちろん、相手が人間である以上、100%はありえませんが)
すると、当たり前のように相手にとって分かりやすくて
心を動かす・響かせる伝え方ができるようになります。
本来、こういうステップで「伝える力」は伸びていくのです。
少し前に紹介したミラーリング等のテクニックも、
本来、意識なんてしなくても自然と出てくるのです。
それを無理やり引き出そうとしてしまうから、「うわ~」の声とともに
相手に一歩引かれてしまうような「必死さ」が伝わってしまう。
他にも、文章の書き方や話の構成を考えるうえで
「起承転結をしっかりしなさい」と、よく言われています。
あれも、その型を学ぶのが悪いとは言いませんが、
相手の目線に立てていれば自然とそういう文章・話しになるはずです。
何が言いたいのかというと、
「伝わる力」を磨いていけば、
テクニック・型は、自分で生み出せるようになる。ということ。
そして、それは、
意識しないと出てこないものではなく、
いつも通りにしてたら自然に出てくるものです。
(本人は使ってることにすら気付きません)
そのレベルに達すれば、
少し言い方が悪いかもしれませんが、
呼吸するように人を動かせる
ようになるのです。
誤解のないように、僕は、
善い方向に、という意味で言っています。
自分と一緒にいた人が、
他の誰かに対して思いやりをもてるようになったり、
急に学びに対して意欲的になったり、
新しいことにチャレンジできるようになったり。
そうやって、
いつも通りにしていたら周りに善い影響を与えていく。
本当にコミュニケーション力の高い人というのは、
そこにいるだけで世界をより善く平和に面白くするわけです。
肩ひじ張らず、普通に過ごしているだけで、
「あなたのおかげで刺激を受けて人生変われました!」
と感謝されてしまうような。
そして、そうやって何かしらの善い影響を受けた人は、
日々の行動や言葉にほんのわずかでも変化が起きて、
その変化に、また別の誰かが善い影響を受けます。
さらに、そのまた別の誰かが、
自分が一生出会うことないような人にも善い影響を与え、
さらにさらに・・・・・
上の図のように、
小さな波紋が連鎖して世界の果てまで拡がっていくようなイメージ。
自然体でこの波紋を次々に起こしていける人が、
本物のコミュニケーション力を持った人なのです。
話し上手だとか聞き上手だとか、
仕事が上手くいくだとか恋愛が上手くいくだとか、
そういうのを当たり前に踏まえたうえで乗り越えた次元のもの。
まさに「オーラ」が違う存在。
(しつこいようですが、スピリチュアルな意味ではありません)
いつも通り生きているだけで、
いつの間にか誰かの役に立って
刺激を与えて成長を促して感謝される存在。
そんな人が、真にコミュニケーション力の高い人なのです。
だって、そんな人の近くにいたいじゃないですか。
生物学的な言葉でいえば、
「なんかこの人といたら生存率(社会での)上がりそうだな」
と、本能で感じるような人には、つい惹かれてしまうのです。
冷たくてドライに聞こえるかもしれませんが、
人間である前に生物として、しょうがない反応なのかなと思います。
本当に世界を大きく変えてしまうようなレベルには
たどり着けないとしても、そこに近づけば近づくほど、
仕事、恋愛、ビジネス等あらゆる事が上手くいくようになるのです。
そんな「伝わる力」を高めるには・・・
コミュニケーションの勉強は不要
「はあ?」
と思われるかもしれませんが
たとえば海外の実験でこんな事例があります。
実験に協力してくれた人達を2組に分け、
片方は、手を大きく広げたり、顔を上げたり胸を張ったりして、
自分の思う「自信がありそうな人」を演じてもらいます。
そしてもう1組には、
身体を丸めたり、下を向いたり、動きを小さくして、
自分の思う「自信がなさそうな人」を演じてもらいました。
それを2分間。
すると、どうなったか?
体内のホルモンバランスが変わった。
自信がありそうな人の演技をしていた人達は、
エネルギッシュな人に多いテストステロンが 20%UP し、
ストレスホルモンと言われるコルチゾールが 25%下がったのです。
自信がなさそうな人の演技をしていた人達は、
これと逆の結果になっていました。
(テストステロンは下がり、コルチゾールは上がった)
ここまでホルモンバランスが変われば、
普段の発言や振る舞いにも微細ながら変化が出てきます。
そうなれば、
相手が受ける印象も変わってきます。
少なくとも、
以前よりは「自信ありそう」な印象を与えることができるのです。
=コミュニケーション力が上がる
これって、巷で言われている、
いわゆる「コミュニケーション」の勉強だと思いますか?
・・・・・違いますよね。
「脳は、すごく優秀でハイスペックだけど、
たまに勘違いしちゃう天然で可愛らしいところがある」
という性格を応用した”脳科学”です。
他にも・・・・・
と例を挙げだしたらキリがないんですが、
何が言いたいかというと、
あらゆる要因がコミュニケーション力に繋がってる、
ということ。
水を飲み過ぎると
コミュニケーション力が下がる
という、一見、意味不明で
頭おかしいと思われて不思議じゃない発言も、
僕の中ではすべて繋がっています。
真にコミュニケーション力を高めていくためには、
コミュニケーションの勉強なんて必要ないんです。
一見すると、まったく関係なさそうな事が
複雑に絡まりあって、最終的に「コミュニケーション力」
という1つの場所に集約されていくのです。
僕が周りからビックリされるくらい変わったのは、
この”世界の原理原則”に気付いてからです。
「伝える力」を教わった、
3万円の講座に参加したからではありません。
その講座に参加していた
“明らかに自分に自信ないのが見て分かる人”の姿を見て、
「この講座で学んだテクニックを使ったところで、
本当にこの人の悩みは根本から解決するのかな?」
と、疑問に感じたから。
もちろん、それは僕自身にも当てはまることだったので、
「じゃあ、根本的に解決するにはどうすればいいんだ?」
というのを考えに考え抜き、いろんな勉強を始めたのです。
その結果、今では、
「俺は絶対になんにも買わねえから!興味ねーから!」と、
頑固だった人に、2回会っただけで信頼関係を築いて注文もらえたり。
周りの人や初対面の人にも、
「なんか一緒にいて安心感ある」や「前向きだし心に余裕あるよね」
と言われるようになりました。(嫌味や自慢じゃなくて)
自分でも「別人かよ!」と、
お笑い芸人さながらのツッコミしたいくらい変わりました。
そのためにずっと意識していたことは、
「コミュニケーションとは関係なさそうなことが、
実は、かなり影響してる。すべて繋がってるんだ。
」
という視点を日常で持つこと。
この視点は、ぜひ心のノートに
メモしておいてもらいたいなと思います。
そして、メモするだけじゃなくて、
たまに思い出して「これもコミュニケーション力に影響するのかな?」
という視点で目の前のことを見てもらいたいなって。
それだけでも、
今までなら気付かなかったような発見や
閃きが出てくるはず。
そろそろ読むのに疲れてきたと思いますので、
ここまでの内容をざっくりまとめてみますね。
1.コミュニケーション力には「伝える力」と「伝わる力」がある
2.世に出回っているのは、ほとんど「伝える力」を教えるもの
3.しかし、「伝わる力」を磨けば「伝える力」は勝手に身に付く
4.その状態で「伝える力」を学ぶことで、さらに飛躍的に伸びる
5.コミュニケーション力は、周りに善い影響を与えて感謝される力
6.「伝わる力」は、あらゆる要因が絡まりあって集約されたもの
7.その要因たちは、コミュニケーションとは一見関係ないもの
いろいろ話してきましたが、それを凝縮してまとめると、
「いろんな要因がコミュニケーション力に繋がっている」
(すべて繋がっている)
この視点を持っておいてもらえれば、
日常で見える世界も変わるだろうし、
そうなれば得られるモノも変わると思います。
・喜ばれるコンサルタントやカウンセラーになりたい
・プレゼンや面接、営業トークが上手くなりたい
・好きな人を楽しませて振り向かせられるようになりたい
・堂々と話せるようになって人付き合いが上手になりたい
・深みがあって、心に突き刺さる言葉が紡げる人になりたい
あなたがどんな悩みや理想をもっているのかは分かりませんが、
一旦、「コミュニケーション」という視点から離れてみることで
見えてくるものがあると思います。
そうやっていろいろな視点から
物事を見れるようになるクセを付けておけば、
「芯がありつつ柔軟」という、
今の時代にジャストフィットした自由な人間になれるのです。
そしてこれは、世に出回っている
いわゆる「コミュニケーション」講座や本からは得られないもの。
ただ、何度も言っているように、
世にある講座も本も
ぜーんぶダメダメです!
なんて偉そうなことを言うつもりはありません。
ただ、あれで救われるのは
一部の人(すでに基盤がある)だけなんだろうな、
というのが、実際に参加してみて、本も読みあさってみて、
僕が感じたことです。
そして、自分自身が苦しんできたからこそ、
「この現状を変えたい」と思い、とにかく勉強して実践してきました。
その結果、たどり着いた結論が、
この手紙内で書き綴ってきたことです。
僕が、どうしてもあなたに伝えたかったこと。
この後、新しい企画について説明しますが、
もし企画には興味ないとしても、
ここまでを印刷して何度も読み返してみてくださいね。
自分を「圧倒的に成長」させて「柔軟な人間」になるのは通過点として、
周りの人達、そして、自分が出会うこともない世界中の人達の
人生まで善い方向に変えてしまうようなコミュニケーション力に
少しでも近づいていく。
それが、
「自分の人生」を生きて楽しく幸せに過ごすことだろうし、
【世界―日本―周りの人達―大切な人―目の前の人】に対して
僕らができる貢献なのかなと思います。
それでは、長文読んでいただき
ありがとうございました!
この後は、企画の説明になるので、
興味のない方は、引き続きメルマガやブログの方で
よろしくお願いします。
PS.
ちなみに、
昔は苦しめられましたが、今では両親に感謝しています。
ほぼ強制的な勉強を強いられたおかげで
「学ぶ」ということに耐性がつき、
幅広く勉強するのを苦痛に思わなくなりました。
家族の仲が悪かったおかげで「人見知り」になり、
自分の伝えたいことが上手く伝えられない、
という苦しい経験をしましたが、それを乗り越えたことによって、
誰よりも難しいことを分かりやすく伝えるのが得意になりました。
そこから得たことが、今の僕を構成して、
今関わっている人達やこれから出会う人達の人生が、
少しでも善い方向に導けるようなお手伝いの核になっているからです。
長いので、2つに分けました。
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