わいぐ

八戸市市民活動サポートセンター「ふれあいセンター わいぐ」情報誌 2011.9.30 NO.37
わ いぐ
わ
い
ぐ
「WAIGU」は、青森県南部地方の「私、行く(わぁ行ぐ)」という方言がもとになっています。
地域の課題に対して、市民が自主的に取り組む姿を、この一言に表しました。
∼八戸緩和ケアを考える会∼
「八戸緩和ケアを考える会」は、平成22年4月に設立した市民活動団体で、がん患者やその家
族をケアする“緩和医療”の普及に努めながら、この地域にまだ1棟もない、緩和ケア専門の病
棟(ホスピス)の設立を目指し、様々な活動をしています。
写真は小中野公民館で行われた、タオル帽子づくり講習会の様子です。
詳細は7ページの登録団体紹介のコーナーに掲載していますのでご覧ください。
★特集 東日本大震災~市民活動団体の活躍記~………………………………2・3P
★市民活動に生きる~我々の信条と目標~………………………………………4・5P
★わいぐライブラリィ、市民活動・団体運営相談業務紹介…………………………6P
★登録団体紹介・こんにちは!わいぐサポーターです………………………………7P
★WA~IGU情報………………………………………………………………………8P
平成 23 年 3 月 11 日、東日本大震災が発生しました。震災は東北の地に大きな爪痕を残しました。ここ八
戸市でも沢山の方が被害に遭われましたが、被災者の支援活動に立ち上がり、活躍した団体も多数存在します。
中には今現在、被災者支援活動を続けている団体もあります。ここでは震災時以降に活躍した団体の中から、
一部の団体をご紹介いたします。
「八戸友の会」は八戸出身の羽仁もと子氏が創刊
した雑誌「婦人之友」愛読者の集まりです。「よい
家庭からよい社会をつくる」をモットーに、普段
は家庭の衣食住、家計簿について学んでいますが、
「公共」のために働くことも大切な活動の一つで
す。これまでも、白銀大火、チリ津波、十勝沖地震
と、さまざまな支援活動をしてきました。
今回の大震災では、市内の多方面の方々からもご
協力を頂いて、4月中旬過ぎに野田村と八戸市の避
難所に夕食の炊き出しに行くことが出来ました。被
災者の皆さんが少しでも笑顔になれるように、普段
食べていたけれど、震災後に食べられなくなったも
のや、タンパク質と野菜を十分にと考えた献立を、
心を一つにして準備しました。食事の後「こんなに
野菜を食べたのは久しぶりです。」との声が寄せら
れました。また、支援のためにと届けられた物資を
市川の願成寺や、野田村でのフリーマーケットに提
供したり、縁のあった大船渡市へ届けたりという活
動をしています。
動物愛護支援
の会八戸
八戸友の会
震災数日後、電話回線が復旧すると、次々と悲痛な相談が寄せられま
した。飼い主さん自身からの相談は、「避難所に連れて行ったら嫌な顔
をされた。避難所に入れず車上生活をしている。同伴避難できず被災家
屋に置き去りにせざるをえなかった。被災親族を受け入れたため動物の
居場所がなくなった。親族宅に身を寄せたが親族宅の動物と相性が合
わない。避難勧告を受けた。失職し継続飼育が困難。」などです。再び
ペットと暮らすことを想定しての一時預かり希望はわずかで、大半が継
続飼育を断念し、里親探しを希望されました。また、避難所・避難先で
ペットが体調を崩したという相談が2件、ペットと住める賃貸物件・ペッ
ト連れでの引越相談3件、地震に驚いての失踪 犬3件、猫3件の相談
が寄せられました。
飼い主ではないが、動物を保護したという方からの相談では、ヘドロま
みれや衰弱した犬猫を保護した、被災地区に遺棄・置き去り、自宅に迷い
込んできたなどです。相談地域は三沢、八戸、階上、岩手県北からです。
相談が次々と寄せられる一方で、ガソリン、エサなどのペット用品、
預かり手の確保には大変苦労しました。また、怪我や病気、ワクチン、
不妊手術などの医療費は150万円にもなり、支払のメドは未だたって
いません…。
中には、命がけでペットを助けに行ったという方もいます。その上
「今の自分では幸せにできない…。」と断腸の思いで継続飼育を諦め、
私達に託されました…。私達にできることは「大切に飼ってくれる里親
さんを見つける」ことだけです。自分の「家族」が幸せになれたという
ことは、被災者さんの希望になると信じています。全員に温かい家族を
見つけるまで、最後の1匹まで決して諦めることはできません。
2
現地に行くことはもちろん、体力に自信のない私
ですが、少しでも何かお手伝いをしたいと思い、短
期間でしたが「いのちの輪」のメンバーとして、
災害ボランティアセンターの受付業務に参加しまし
た。
災害ボランティアセンターは開設したばかりでし
たから、分担した業務が最初は上手く回らず、あれ
は何処に?これはどのように?と問いかけながら動
いていたと思います。それでも毎日終了後に行った
打ち合わせによって、
不備が改善されていきました。
ボランティア登録する本人がどのような準備が必
要か周知されず、身軽な恰好で参加してしまい、翌
日出直しという人もいましたので、広報での細やか
な指導が必要だと思いました。ボランティアをした
くても、震災後の物資の不足から、センターに来ら
れない人もたくさんいらっしゃいましたが、中学生
や高校生が現場の泥上げなどに頑張っている姿を目
の当たりにし、明日への希望と力になりました。
市民ボランティアサーク
ル
「いのちの輪」
訪問ボランティアナースの会
キャンナス八戸
東日本大震災から6か月。すでに多くの団体が被
災地での活動を終了させているが、私たち「全国訪問
ボランティアナースの会キャンナス」の活動は続いて
います。
3月22日、気仙沼市に支援に入り最初にしたこと
は掃除。水が流れず汚れたトイレや泥が乾いて粉じ
んとなり空気汚染していたからです。その後は泥水
に浸かって黒い垢になっている身体を拭く事、そし
て着替える衣類を探す事、食事や水分を摂っている
かの確認等々。滞在した6日間、走り回っていまし
た。2か月後には、石巻市に入り、その被害の大き
さに驚くと共に進まぬ復興に怒りをあらわにする住
民の声を聞きました。復興も地域により差が出てい
るのを感じました。そして9月、気仙沼、石巻とも
主な避難所の閉鎖が次々と決定。避難所での活動は
石巻市のみとなりましたが、私たちの活動はまだ続
きます。仮設住宅での孤独死、持病の悪化、新たな
病気の発症を防ぐなど、微力ですが貢献していきた
いと考えています。
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ィ
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ア
ィ
災害ボランテ
連絡協議会
私たちの団体は、今回の震災で災害ボランティア
センターの運営全般について支援活動を行いました。
ニーズとボランティアのマッチング・打合せ・送り
出し、ボランティアの登録とボランティア保険の受
付、現地で使用する道具類の準備と整備、ボランティ
ア帰着時の長靴洗いから送迎車両内の消毒、作業報
告の聞き取りをし、翌日の作業へ連携させ、受付班
と連携を取るなど、県の研修を受けていなければで
きないことも多々ありました。協議会のメンバーの
高齢化が進んでいますが、センターに来た若いボラ
ンティアに館内ボラティアとして協力してもらい、
初めてにしては効率よくセンターの運営に関わるこ
とができたと感じています。この震災により、会の
規約改定の見直しがされ、運営の改善につながりま
した。地域の若い人達が、いざという時に復興活動
支援ができるよう、地域へ向けて啓発活動や実地訓
練がますます必要です。皆さん、私たちと一緒にが
んばりましょう。
3
市民活動団体の数だけ信念があり、それぞれの思いがあります。
各団体の取り組みの陰にある「気持ち」をひとつひとつすくい上げ、話を伺うコーナーです。
∼我々の信条と目標∼
そえじま
かつ お
第5回 副 島 勝 雄
氏
特定非営利活動法人 海の八戸 NPO
事務局 TEL 0178-35-4370
特定非営利活動法人 青い海
事務局 TEL 0178-47-1705
FAX 0178-47-1706
ブルーツーリズムを追い求めて
ブルーツーリズムとは−
漁村に滞在して、漁業体験やその地域の自然や文化に触
れ、地元の人々との交流を楽しむ旅のこと。
国民ニーズに応える新しい余暇活動の提案、離島・漁村
地域の活性化、漁業と海洋性レクリエーションの調和など
の効果が期待されている。
副島氏は、元々は漁業協同組合の職員であった。指導関
係を主に担当していたが、海で得られる物、若しくは海そ
のものを観光分野に活用する事を心に描いていた。ところ
が漁協はルールに則って運営されているため、「観光」と
いう無限の広がりを必要とする分野へ進出するにはいくつ
もの障害があったのである。そこで漁協としてではなく活
動するために、平成14年に八戸大学が設立した海の八戸
NPO研究会に仲間の船主と参加した。
観光関係を担当していた時代、漁業の水揚げも減り始
め、漁師は高齢化していく中、副島氏は考えていた。漁師
には定年が無い。高齢化により体力も減少する。だが、漁
業ではなく、観光ガイドなら出来るのでは・・・。漁師の
第二の人生として、それまで培ってきた海のノウハウを生
かして、また活躍できるのではないか、そしてそれが海の
観光資源化につながるのではないかと、考えていたのであ
る。
当時は、リストラが増加した不景気真っ只中の時代だっ
た。シニア世代の漁師・船主たちの再生をはじめ、雇用を
創出するようなイベントはないものかと考え、研究する
日々が続いていた。
4
朝市という形で海を活かす
そして平成15年、40代で脱サラした副島氏はついに海
の八戸NPOを法人化して正式に活動を開始した。まずは
「海の朝市」として、館鼻漁港での朝市を創始した。館鼻
岸壁周辺でのいろいろなイベント企画をしている際に、湊
山手通りの湊日曜朝市会様が館鼻に移転することがきっか
けとなった。この館鼻の朝市企画は、地域の活性化に貢献
しただけでなく、新たなる雇用を生み出すという二次的効
果を伴って大成功を奏した。
現在では朝市会2団体で年間75万人もの人々が訪れ、朝
市での買い物を楽しんでいる。現在の会員の約1割程度が
当時リストラで失業中の方々が起業し継続して参加してい
るという。
次事業みなとオアシス八戸『みなとの駅』出店予定地
多彩な事業による海の観光資源化
再び燃え上がる情熱
イカ釣り体験ツアー、防波堤での釣り大会、カッター
こうして次々と事業を成功させて行き、副島氏の中には
レースの復活、屋形船と、海の八戸NPOはブルーツーリズ
NPO活動はやりきったという満足感があったという。そ
ムの目的に則って次々と事業を展開させ、成果を上げて
いった。マリエントの指定管理施設を運営した際には、
入館
者の増加、それまでの赤字を黒字に転換したという業績も
ある。どのようにしてそんなことが出来たのかと問うと、
「人を減らして年中無休にしたんです。その分スタッフは
かなり辛かったと思いますが、良くやってくれました。そ
して、隔月だったイベントを月一回に増やしました。きつ
かったですね、イベントが終わるともう次の企画が待って
いるんですから。さらに、それまでイベント周知が広報は
ちのへに載っていなかったことに気づき、載せてもらいま
した。効果があったと思います。」
と、副島氏は語ってくれた。
他にも親水空間作りとして桟橋を設置する活動なども
行っている。
んな矢先に東日本大震災は起きた。屋形船2隻、産直施
設、プレハブ倉庫の物資、すべてが津波の被害にあって流
されてしまった。
「また一から、全てがやり直しの状態でした。ある程度役
割を果たして、最初の情熱が鎮静していたんですが、震災
によって再度復興に燃える事ができました。現在はみなと
オアシス八戸『みなとの駅』震災復興事業に取り組んでい
ます。
」
と、副島氏は笑って語ってくれた。
「普通、市民活動は自分の仕事がまずあって、2番目に考
えるものでしょ?でも私の場合は平行して行っていくもの
なんです。余裕が出来たからやるんじゃなくって、一番動
ける30代、40代の若いうちに、仕事をしながら平行し
てやっていく事で基盤を作るのがいいんじゃないでしょう
か。世の中のためにやりたい事があれば、自分で若いうち
に団体を立ち上げ活動することもいいと思います。一番大
事なことは、同じ情熱を持った仲間をつくることです。仲
ひとつの事業で複数の効果
間がいることで活動がうまくいくんです。
」
副島氏はこれからも八戸の海を見つめながら、海に生き
る人々と共に事業を展開していく。
(取材・編集 西島 拡・平野 優子)
副島さんにとって市民活動とは ?
そして、今後の目標について
私にとっての市民活動とは、足りない物を作っ
ていくこと、市民が望むものや欲しいものを作
ソーラー船開発において数々の賞を受賞している
副島氏はもうひとつの団体の活動も語ってくれた。もう
一つの団体とは「NPO法人青い海」、環境保護団体であ
る。
平成18年、原油が高騰し、売り上げの4割が燃料代とい
う漁船の事情があった。そして、CO2削減などの環境保
護の背景の中、八戸工業大学の協力を得て研究されたのが
太陽光(ソーラー)で動く船だった。
「最初はおもちゃから始まったんです。」
と、副島氏は語る。工業大学と連携して、ミニソーラー
ボートコンテストを開催した。ミニソーラーボートは
25cmのサイズであった。
それが2年後には時速5キロで走る屋形船の実現とな
り、さらに現在は倍の速度、時速10キロで走る漁船と
なった。1台500万円程度と高価ではあるが、燃料代を考
慮すれば5年程で原価償却できるという。
今年度は漁船タイプの物を各被災地に持ち込んで紹介す
るという。
地球温暖化も進んでいる現在、環境に配慮したソーラー
を利用し、さらに漁業も活性化できるという複数効果を生
み出す事業である。
海の八戸NPOの朝市も地域の活性化・雇用創出と複数
効果があったが、このようにひとつの事業でいろいろな効
果を生み出す事業を展開するのが、成功の秘訣なのかもし
れない。
り上げていく事です。今後の目標は認定 NPO
の全国組織を作ることです。全国組織の NPO
は数あるけれど、地方を拠点としたものはなか
なかないんです。この八戸を拠点とした全国組
織の NPO を作って行きたいと思っています。
副 島 さ ん 必 携 の ・ ・ ・!?
副島さんに必携の品を訪ねたところ、なくては
ならない「物」はない、なくてはならないのは「仲
間」だ、という答えが返ってきました。
副島さんの大切な仲間、元船主の三戸英雄さん
と佐美和雄さんです。副島勝雄さんと、三人とも
名前に「雄」の字がつくことから、「三雄会(さ
んゆうかい)」と名前をつけているそうです。
5
わ い ぐラ イ ブラ リ ィ
コミュニティ・カフェをつくろう!
わいぐでは、市民活動に役立つ書籍を設置しております。
スタッフお勧めの 1 冊をご紹介します。
寝ても覚めても 市民活動論
著)早瀬 昇
編)WAC
出版社)社会福祉法人
出版)学陽書房
大阪ボランティア協会
「人に役立つ小さなビジネ
スがしたい!」
「子ども連れでも入れるカ
フェが欲しい」
「高齢者の居場所をつくり
たい」
そんな思いのあるあなた
のために、コミュニティ・
カフェのつくり方がわかる
本!
市民活動相談
事業にはお金が必要
【相談内容】
肢体不自由児(者)の一般企業における就労体験
を周知・推進する活動をしたいが、何から始めたら
よいか分からないので教えて欲しい。
とりあえず最初の事業として講演会を予定してい
るが、資金がないと始められない。助成金などは得
られるのだろうか。
【担当助言】
プロサッカーリーグの経営
のカギを探ると、市民活動団
体の支援者確保戦略が見えて
くる!…なぜ?
ボランティア団体の後継者
をどう育てるべきかと悩む
リーダーに、「後継者はいらな
い!」…なぜ?
この本を読むとそれらの謎
が解き明かされます。
計画することで、自費で賄えるのか、助成金を得な
ければならないのか、などの検討項目が明確になる。
今回のワンポイントアドバイス!
助 成 金 あ り き で は な く、
やりたい事業をしっかり計
画するのが先である。
毎月 1 回開設中!『市民活動・団体運営相談』
「団体の存在をもっと世間に PR したい…。
」
「組織のマネージメントについて助言が欲しい…。
」
市民活動をしていると出てくる様々な悩み。そ
れらの問題に対し、解決の糸口を見出すお手伝い
を致します。
相談に応じるのは、実際に市民活動団体運営に
携わっている井ノ上 洋一氏(いろいろなはぐく
まずは、一緒の想いを持ち、行動してくれる仲間
みの会)と、西島 拡氏(NPO ワーキング研究
を一人でも多く確保することである。
会 21)のお二人です。
そして、知的障害児(者)の分野においては既に
ご自身の活動の中で得た知識・経験を惜しみな
く提供しておりますので是非ご利用ください!
同様の活動をしている団体が存在する事、その団体
費 用:無 料 と養護学校が連携・協力して活動を行っている事が
開設日:不定期
分かっているので、学校側の理解と協力を得て連携
する事や、分野は違うが活動内容が同じである既存
(わいぐHPにて随時お知らせしております)
開設場所:八戸市総合福祉会館 3 階
「市民活動サポートセンターわいぐ」窓口
の団体にも相談して、協力してもらうのがよい。
講演会を開きたいということであるが、入場者は
何名を見込んでいるか、会場費はいくらか、講師の
講演料や宿泊費・旅費など、かかる経費を具体的に
6
電話でのご相談にも
応じますので、お気
軽にどうぞ !
くく
しし
新新
り!
り!
入入
間間
仲仲
登録団体紹介
登
「八戸緩和ケアを考える会」は、まだこの地域に
なじみの薄い“緩和医療”を普及させたいとの思い
で、活動を始めました。当初何から手をつけていい
ものか戸惑いましたが、まず自分たちが出来る小さ
なことから、始めてみました。
緩和講演会−ホスピスってなあに?−を終えて
抗がん剤治療で脱毛に悩む人達に“タオル帽子”
を作り、病院に寄付したところ、思いのほか喜ば
状」、全国訪問ボランティアナースの会キャンナス八
れ、震災以降は被災地の老人ホームにも寄付を続け
戸の中里藤枝氏は「被災地での体験談」などを語って
ています。
くれました。
他に“緩和ケアサロン”や広報誌“かたるべ”を
94名の参加者達と有意義な時間を過ごし、これか
作り、情報発信と細かい作業をコツコツ積み上げた
らの活動にエネルギーをもらいました。
ところ、1年間の活動が認められ、「元気な八戸づ
死亡者のがん患者人口は以前、3人に1人でした
くり」市民奨励金を頂きました。
が、現在は2人に1人と増えつつあります。終末期
その奨励金を活用して先日“緩和講演会”-ホス
(ターミナル)に過ごす緩和ケア専門病棟(ホスピ
ピスってなあに?-を企画し、岩手県立磐井病院ホ
ス)を、ぜひ八戸に設立し、人生の終わりをより良い
スピス病棟でボランティアコーディネーターをして
環境で過ごせることを願い、活動しています。
いる佐藤良規氏から講演をしていただき、引き続き
ワークショップを行いました。
【問い合わせ先】
佐藤良規氏のホスピス病棟での体験から語られる
八戸緩和ケアを考える会
お話は心を打つものばかりで、パネリストの市民病
TEL・FAX 0178-33-1682
院緩和医療科の佐藤智医師は「八戸の緩和医療の現
わいぐの受付を交代で行っているわいぐ
サポーター(有償ボランティア)を紹介
するコーナーです。
第17回目は吉田 重則さんです。
わいぐの魅力をひとこと!
様々な情報を共有でき、
活動範囲が広がりました。
活動場所が無かった私た
ちにサロンの存在は大変助
かりました。
Q.サポーターとしての感想は?
A.市民活動は地域社会のより良い福祉を求めて、行政をカバー
すべく一端を担うグループ活動である事を、今更のように
感じております。自分は自分の満足のためにボランティア
活動をしています。
Q.わいぐサポーター以外に行っているボランティア活動は
ありますか?
A.町内会活動に参加しています。
Q.わいぐ利用者へ一言。
A.市民活動をしている皆様方のますますの発展と活躍を期待
しております。
7
WA∼I GU 情報!
【助成金情報】
名 称:平成23年度 地域づくり団体活動支援事業
対象団体:地域づくり団体全国協議会に登録している
名 称:2012年度セブン-イレブンみどりの基金公
募助成
助成種類:①地球温暖化対策助成
地域づくり団体
対象事業:自主的・主体的な地域づくりのために講師
②活動助成
等を招聘して開催する研修会等の事業(多
③自立事業助成
数の聴講者を対象とし、営利目的でないも
④広域連携促進助成
対象団体:①「環境の保全を図る活動」が活動分野と
の)
対象経費:謝金(上限10万円)
旅費(上限10万円)
助成金額:助成対象経費の100%以下 上限20万円
応募締切:平成23年12月31日
(土)
※助成累計額が予算額に達し次第、受付終了。
申請方法:事業実施予定日の2か月前までに申請書類
して認証されているNPO法人
②NPO法人または任意の環境市民団体
③「環境の保全を図る活動」が活動分野と
して認証され、かつ3年以上の活動実績
があるNPO法人
④「環境の保全を図る活動」が活動分野と
を青森県地域づくりネットワーク推進協議
して認証されているNPO法人が代表と
会(事務局:青森県市町村振興課地域政策
なり、複数の団体で構成されているプロ
ジェクトチーム
グループ)へ提出
問 合 せ:八戸市 総合政策部 政策推進課
助成金額:①1団体あたり上限150万円、総額4000万円
総合政策グループ
②上限なし総額5000万円
TEL 0178-43-9233 FAX 0178-47-1485
③1団体あたり上限440万円
E-mail [email protected]
④1プロジェクトあたり上限200万円
※要綱・様式等は、地域づくり団体全国協議会ホーム
ページからダウンロードできます。
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/
dantai/katsudousien.htm
※地域づくり団体全国協議会への新規登録については、
助成期間:①原則3年間継続 ②1年間
③原則3年間継続 ④原則2年間継続
応募締切:平成23年11月30日(水)※当日消印有効
問 合 せ:一般財団法人セブン-イレブン記念財団
〒102-8455
青森県地域づくりネットワーク推進協議会ホームペ
東京都千代田区二番町8番地8
ージをご参照いただくか、下記までお問い合わせく
TEL 03-6238-3872 FAX 03-3261-2513
ださい。
E-mail [email protected]
http://www.net.pref.aomori.jp/kassei/chiiki
URL http://www.7midori.org
net/chiiki_index.html
八戸緩和ケアを考える会 から皆様へ
一言マメ知識 !
「無地のタオル帽子」ちょっと寂しいなと感
じていた所、講習会に参加した S さんから、
「刺繍入りタオル帽子」の提案があり、さっそ
くスタッフで指導を受けながら作りました。
まるでお花が咲いたように素敵に出来上がり
ました。
今や「刺繍入りタオル帽子」は「八戸緩和
ケアを考える会」のブランド品になりました。
編集発行 : 八戸市市民活動サポートセンター
「ふれあいセンターわいぐ」
8
発行回数 : 年 4 回 (6 月、9 月、12 月、3 月 )
〒039-1166 八戸市根城八丁目8-155 総合福祉会館3階
TEL:0178-73-3311 FAX:0178-73-3312
E-mail:[email protected]
★わいぐホームページも随時更新中!
http://www.htv-net.ne.jp/~supo-cen 見てね♪