EA21 環境活動レポート - エコアクション21

EA21 環境活動レポート
(活動期間)第106期(2013年6月~2014年5月)
(作成日)2014年6月17日
株式会社 鳥 井 組
目 次
1.
環境方針
P1
2.
組織の概要
P2
EA21推進体制
P3
3.
環境への負荷の実績
P4
4.
環境への取組の自己チェックの結果
P5
5.
環境目標の設定
P6
6.
環境活動計画
P7
7.
環境実績
P8
8.
環境活動計画の取組結果とその評価
P9
9.
次年度の環境活動計画
P10
環境関連法規等の遵守状況の確認及び
P11
10.
評価の結果並に違反、訴訟等の有無
11.
代表者による全体評価と見直しの結果
P12
環 境 方 針
株式会社鳥井組は、建設事業活動に伴って、地球環境に少な
からず影響を与える事を全社員が認識し、自然環境の保全と調和
及び環境負荷低減の為に自主的且つ積極的に環境経営に取組み
美しく豊かな自然環境を次世代に引継ぐ事に全力を尽くします。
1. 環境経営システムを構築し、次の事項を重点的に取り組みます。
(1)
(2)建設副産物の分別及び適正処理に努めます。
(3)建設機械の稼動に伴う騒音・振動・粉塵等の低減に努めます。
(4) グリーン購入に努めます。
(5)化学物質の適正管理に努めます。
(6) 社会貢献(地域の環境保全)活動を実施します
2. 環境関連法令規制を遵守します。
3.環境目標を定め、定期的に見直し継続的改善に努めます。
4. 環境方針の全社員への周知と環境教育・訓練等の実施により環境意識の
向上を図ります。
5. 環境活動レポートを作成し、環境取組の状況を公表します。
制定日 : 平 成 20年 3月 1日
改定日 : 平 成 23年 6月 8日
-1ー
2 組織の概要
1) 事業所名
株式会社 鳥 井 組
代表者氏名
代表取締役 鳥 井 寛 敏
2) 所在地
〒846-0002
佐賀県多久市北多久町大字小侍742番地2
3) 環境管理責任者
代表取締役 鳥 井 寛 敏
担当者氏名
常務取締役 鳥 井 秀 剛
連絡先
佐賀県多久市北多久町大字小侍742番地2
TEL 0952-75-2526 FAX0952-74-3860
E-mail [email protected]
4) 事業の内容
◆ 佐賀県知事 許可(般-21) 第 3614号
許可の有効期限 平成21年9月1日~平成26年8月31日
建設業の種類 建築工事業 ◆ 佐賀県知事 許可(般-22) 第 3614号
許可の有効期限 平成22年6月4日~平成27年6月3日
建設業の種類 土木工事業、石工事業、鋼構造物工事業 ほ装工事業、しゅんせつ工事業、水道施設工事業
◆ 佐賀県知事 許可(般-22) 第 3614号
許可の有効期限 平成22年11月29日~平成27年11月28日
建設業の種類 とび・土工工事業 ◆ 佐賀県知事 許可(般-22) 第 3614号
許可の有効期限 平成23年2月18日~平成28年2月17日
建設業の種類 管工事業 5) 認証・登録の対象範囲 :
当社は全組織・全活動を認証・登録の対象範囲としています。
本社 :佐賀県多久市北多久町大字小侍742番地2
資材倉庫 :佐賀県多久市北多久町大字小侍1152番地
(事業年度は6月1日~翌年5月31日)
6) 事業の規模
第102期
単 位 (21年6月
第103期
第104期
第105期
第106期
(22年6月
(23年6月
(24年6月
(25年6月
~22年5月) ~23年5月) ~24年5月) ~25年5月) ~26年5月)
売上
百万円
高
従業
人
員数
床面
㎡
積
193
133
135
80
103
6
10
10
10
11
334
334
334
334
334
-2ー
EA21 推進体制
当社は全組織・全活動を認証・登録の対象範囲としています。
代 表 取 締 役
鳥 井 寛 敏
環境管理責任者
常務取締役
鳥 井 秀 剛
工
務
部
環 境 担 当 者
総
部門長 : 鳥 井 秀 剛
業
部
部門長 : 東島 孝子
鷲 﨑 隆 文
作
務
鳥 井 節 子
所
◎役割分担表
氏 名
所
属
役割・責任・権限
鳥井寛敏
代表取締役兼
環境管理責任者
環境管理責任者として、環境経営システムを構築・運用し
て全体統括、環境方針の設定と環境への取組を実施する
ための資源の準備、及び全体の評価と見直しを行う
鳥井秀剛
常務取締役兼
工務部門長
環境経営システムを構築・運用して事業所及び現場にお
ける環境目標の達成状況及び環境活動計画の実施状況
の把握と改善を行う
東島孝子
総務部門長
事業所における電力、水、油の消費量の管理と廃棄物量
の排出量管理を行う
作業所
工務部
現場においては現場代理人が電力、水、油の消費量の管
理と廃棄物量の排出量管理を行う
-3ー
3 環境への負荷の実績
当社は、エコアクション21に基づく環境経営システムを構築し、平成20年4月から環境活動に
取り組んできました。 過去の環境負荷実績は次のとおりです。
【事務所】
(事業年度は6月1日~翌年5月31日)
環境への負荷
二酸化炭素排出
①
量
②
単位
H20年
H21年
H22年
H23年
H24年
H25年
第101期
第102期
第103期
第104期
第105期
第106期
購入電力
kg-CO2
9,778.2
8,507.2
7,731.6
5,345.0
4,593.7
4,311.0
化石燃料
kg-CO2
12,025.2
10,415.0
9486.6
5,536.9
5,819.6
5,903.8
総排出量
kg-CO2
21,803.4
18,922.2
17,218.2
10,881.9
10,413.3
10,214.8
一般廃棄物
廃棄物排出量
及び最終処分量 総排出量
kg
295.0
292.0
260.0
291.0
291.0
283.0
公共用水域
m3
78.0
80.0
72.0
60.0
61.0
55.0
下水道
m
3
-
-
上水
m3
78.0
80.0
3
-
-
総排水量
③
水使用量
地下水
-
72.0
-
-
60.0
-
138,996
122,374
114,844
MJ
178,761 155,216 141,242
82,375
備考 : 購入電力の二酸化炭素排出係数は基準年度(H21年度)九州電力の数値
(0.369kg-CO2/kWh)を使用しています。
一般廃棄物は全て事務所にて、まとめて処理しています。
86,578
87,640
⑤
事務所では使用していません
kg
④ 化学物質使用量
購入電力
エネルギー
使用量
MJ
254,282
221,234
201,027
化石燃料
【工事現場】
(事業年度は6月1日~翌年5月31日)
環境への負荷
②
建設副産物の
再資源化
③ 総排水量
化学物質
使用量
⑥ 資源等使用量
単位
H20年
H21年
H22年
H23年
H24年
H25年
第101期
第102期
第103期
第104期
第105期
第106期
再資源化量
t
441.8
948.4
664.2
912.7
211.5
164.2
単純焼却
t
0.1
0.1
0.1
3.0
0.0
0.0
最終処分量
t
10.9
3.8
3.8
0.7
1.0
2.0
再資源化率
%
97.6%
99.6%
99.4%
99.6%
99.5%
98.8%
公共用水域
m3
現場での上水の使用はありません。
必要な場合は河川水雨水を使用しています。
3
上水
m
シクロヘキサノン
kg
メチルエチルケトン
kg
アセトン
kg
資源使用量
t
循環資源使用量
t
その他
t
③ 水使用量
④
-
55.0
-
m
-
61.0
-
把握していません
把握していません
1.20
1.20
1.60
1.05
1.05
1.40
0.75
0.75
1.00
19.0
1169.7
457.9
673.5
1621.0
562.3
329.0
421.0
24.0
288.4
69.0
135.0
地域の環境保全活動
回/年
3回
2回
2回
2回
2回
5回
環境苦情
回/年
1回
0回
0回
1回
0回
1回
-4ー
4 環境への取組の自己チェックの結果
(1)事務所
項 目
1.事業活動へのインプットに関する項目
1)省エネルギー
2)省資源
3)水の効率的な利用及び日常的な節水
4)化学物質使用量の抑制及び管理
2.事業活動からのアウトプットに関する項目
1)温室効果ガスの排出抑制・大気汚染等の防止
86
38
20
0
35
6
108
42
28
0
42
6
80%
90%
71%
0%
83%
100%
25
32
78%
4
4
100%
4)その他生活環境に係る保全の取組等
3.製品及びサービスに関する項目
1)グリーン購入(環境に配慮した物品等の購入、使用等)
0
31
7
0
50
18
0%
62%
39%
2)施工・販売・提供する製品及びサービスにおける環境配慮
4.その他
1)生物多様性の保全と持続可能な利用のための取組
2)環境コミュニケーション及び社会貢献
24
9
1
6
32
34
2
22
75%
26%
50%
27%
3)施主・事業主における建築物の増改築・解体等にあたっての環境
配慮
2
10
20%
219
304
72%
2)廃棄物(建設副産物等)の排出抑制・リサイクル・適正処理
3)排水処理・水質汚濁等の防止
合 計
前回(H25,6)の実施率69%に比べて改善されている。
(2)工事現場
項 目
作成日 平成26年 6月 7日
評価点 基準点 実施率(%)
1.事業活動へのインプットに関する項目
137
182
75%
1)省エネルギー
2)省資源
3)水の効率的な利用及び日常的な節水
4)化学物質使用量の抑制及び管理
2.事業活動からのアウトプットに関する項目
72
21
13
31
130
84
26
24
48
190
86%
81%
54%
65%
68%
1)温室効果ガスの排出抑制・大気汚染等の防止
42
70
60%
2)廃棄物(建設副産物等)の排出抑制・リサイクル・適正処理
60
80
75%
3)排水処理・水質汚濁等の防止
16
24
67%
12
16
75%
46
78
59%
7
18
39%
39
60
65%
13
36
36%
1)生物多様性の保全と持続可能な利用のための取組
6
14
43%
2)環境コミュニケーション及び社会貢献
3)施主・事業主における建築物の増改築・解体等にあ
たっての環境配慮
合 計
3
12
25%
4
10
40%
326
前回(H25,6)の実施率54%に比べて改善されている。
486
67%
4)その他生活環境に係る保全の取組等
3.製品及びサービスに関する項目
1)グリーン購入(環境に配慮した物品等の購入、使用等)
作成日 平成26年 6月 7日
評価点 基準点 実施率(%)
144
178
81%
2)施工・販売・提供する製品及びサービスにおける環境配慮
4.その他
5 環境目標の設定
当社は、エコアクション21に基づく環境経営システムを構築し、平成20年4月から環境活動に
取り組んできました。基準値はH22年、H23年の平均値としました。今後の目標は以下の通りです。
1) 事務所
1)
二酸化炭素排出量を基準年より4年間で12%削減
2)
一般廃棄物排出量を基準年より4年間で8%削減
総排水量を基準年より4年間で8%削減 (事業年度は6月1日~翌年5月31日)
3)
項
目
単位
二
電力
酸
化
炭
kg-CO2
素 化石燃料
排
総
出
量
量
基
準
H24年度
H25年度
H26年度
H27年度
H22・23年平均
第105期
第106期
第107期
第108期
100%
6,382
100%
7,510
100%
13,892
100%
275.0
100%
66.0
97.0%
6,191
97.0%
7,285
97.0%
13,475
98.0%
270
98.0%
64.7
94.0%
5,999
94.0%
7,059
94.0%
13,058
96.0%
264
96.0%
63.4
91.0%
5,808
91.0%
6,834
91.0%
12,642
94.0%
259
94.0%
62.0
88.0%
5,616
88.0%
6,609
88.0%
12,225
92.0%
253
92.0%
60.7
一般廃棄物
総排出量
kg
総排水量
m3
グリーン購入
品目数
12
15
18
21
24
本業における
エコ活動
件数
2
3
4
5
6
備考 : 購入電力の二酸化炭素排出係数は基準年度(H21年度)九州電力の数値
(0.369 kg-CO2/kWh)を使用しています。
2) 工事現場
工事現場において、廃棄物の排出量は工事規模、工事内容によっても全く異なってくる為に
排出量の削減を目標にする事は困難です。従って、継続して下記を実施する事で環境目標とする。
1) 廃棄物のリサイクル化の徹底
2) 地域の環境保全活動を1回以上
3) 環境苦情をゼロにする
4) 環境教育の実施
(事業年度は6月1日~翌年5月31日)
基
H24年度
H25年度
H26年度
H27年度
H23年
第105期
第106期
第107期
第108期
コンクリート殻
100%
100.0%
100.0%
100%
100%
アスファルト殻
100%
100.0%
100.0%
100%
100%
木材
64.7%
68.0%
70.0%
72%
74%
廃プラスチック
100%
100%
100%
100%
100%
項目
廃
棄
物
の
リ
サ
イ
ク
ル
化
地域の環境保全活動
環境苦情
準
1回以上/年 1回以上/年 1回以上/年 1回以上/年 1回以上/年
1回
0回
-6ー
0回
0回
0回
6 活動計画
(事業所)
1) 二酸化炭素排出量の削減
① 不要時の電力抑制と電源オフを実施
② 使用していないOA機器の電源オフを実施
③ エアコンの温度設定と利用時間の管理
④ タイヤ空気圧の調整
⑤ エコドライブの実行 ⑥車両の点検・整備
2) 廃棄物排出量の削減
① コピー用紙の裏紙利用促進
② データ通信(紙情報通信の抑制)の実施
③ ゴミ分別の徹底
3) 総排水量の削減
① 節水活動の推進
4) グリーン購入の推進
① 材料等発注時に該当する同等商品がないか検索又は問い合わせる
② 購入品目を管理する
(工事現場 )
1) 廃棄物のリサイクル化の促進
① 分別及び適正処理を徹底する
② マニフェストの管理を徹底する
③ 廃棄物排出の低減を図る ④環境教育を実施する
2) 二酸化炭素の排出量を抑制するために作業手順を標準化
① エコドライブの実施を徹底する
② 重建設機械のアクセルを70%以下で作業する
③ 重建設機械・工事車両の点検整備を定期的に実施する
3) 地域の環境保全活動を1人年1回以上実施
① 道路・河川・公園等の清掃活動を行う
② 不法投棄抑制のためのパトロール
③ 献血、献金の協力
4) 環境苦情をゼロにする
① 騒音・振動対策を実施する
② 水質汚濁対策を実施する
③ 整理・整頓、清掃を実施する
5) 環境教育の実施
①新規入場者教育 ②エコドライブの実施 ③エコ活動の実施
6) 化学物質使用量の削減・適正管理
① MSDSを入手し、管理すべき物質を明確にする
② 管理表を作成し、使用慮の把握・在庫管理を行う
③ 保管及び処分は、MSDS等に従って適正に運用する
7) 本業におけるエコ活動
① 土木工事を主とするエコ工法の発注者への提案、採用
② 建設副産物の再資源化(現在取組中)
③ 建設機械の低騒音・低振動ならびに排出ガス対応型への移行
-7ー
7 環境実績 (H25年)
運用期間(平成25年6月~平成26年5月:1年間)の目標と実績は以下のとおりです。
1) 事務所
【評価】〇:達成率95%以上、△:95%未満~90%以上、×:90%未満
(事業年度は6月1日~翌年5月31日)
基
項目
二
酸
化
炭
素
排
出
量
電
力
化石燃料 kg-CO2
総
量
H25年
準
達成率
H22・23年平均
目標値
実績値
100%
6,382
100%
7,510
100%
13,892
100%
275.0
100%
66.0
94.0%
5,999
94.0%
7,059
94.0%
13,058
96.0%
264
96.0%
63.4
67.5%
4,311
78.6%
5,903
73.5%
10,214
102.9%
283.0
83.3%
55.0
%
評価
139.2%
○
119.6%
○
127.8%
○
93.3%
△
115.2%
○
一般廃棄物
総排出量
kg
総排水量
m3
グリーン購入
品目数
12品目
18品目
17品目
94.4%
△
本業における
エコ活動
件数
2件
4件
4件
100.0%
○
備考 : 購入電力の二酸化炭素排出係数は基準年度(H21年度)九州電力の数値
(0.369 kg-CO2/kWh)を使用しています。
2) 工事現場
工事現場において、廃棄物の排出量は工事規模、工事内容によっても全く異なってくる為に
排出量の削減を目標にする事は困難である。従って、下記を実施する事で環境目標とする。
1) 廃棄物のリサイクル化の徹底
2) 地域の環境保全活動を1回以上
3) 環境苦情をゼロにする
4) 環境教育の実施
(事業年度は6月1日~翌年5月31日)
項目
廃
棄
物
の
リ
サ
イ
ク
ル
化
基
H25年
準
達成率
評価
H22・23年平均
目標値
実績値
%
コンクリート殻
100%
100%
100%
100.0%
○
アスファルト殻
100%
100%
100%
100.0%
○
木材
64.7%
70.0%
搬出なし
―
―
廃プラスチック
100%
100%
100.0%
100.0%
○
5回
100.0%
○
1回
0.0%
×
地域の環境保全活動
環境苦情
1回以上/年 1回以上/年
1回以下
0回
備考:平25年度の地域の環境保全活動は 多久祭り準備、また市道・市河川の雨期の
パトロールを実施した。
-8ー
8 環境活動計画の取組結果とその評価 (H25年)
(事務所)
(活動期間:平成25年6月~平成26年5月)
取組計画
目標
実績
電力の削減
5,999
kg-CO2
以下
4,311
kg-CO2
化石燃料の削減
7,059
kg-CO2
以下
5,903
kg-CO2
達成状況
評 価
○
8・9月と4・5月の電力量が昨年より30%削減となった。
これは、夏季の節電対策と春以降になるべくエアコン
を使用しなかった事が節電に繋がったと考えられる。
また、なるべく石油ストーブを使用した事でも節電に
繋がった。次年度も節電に取り組む。
○
なるべく、エアコンを使わずに石油ストーブを使用し
た事で灯油の使用量は増えたが、ガソリンの使用量
は減少しているので、エコドライブが徹底されていると
考えられる。次年度もエコドライブに取り組む。
廃棄物のコピー用紙、新聞紙で180kg程あるがなかな
か減少傾向がみられない。ジュースの空き缶は減少
したが、パソコンのXPのサポート終了に合わせPCを
廃棄した事も影響して目標達成できなかった。次年
度も分別・削減に取り組む。
廃棄物排出量の削減
264kg
以下
283kg
△
総排水量の削減
63.4m3
以下
55m3
○
グリーン購入
18品目
17品目
△
本業におけるエコ活
動
4件
4件
○
化学物質の適正管理
数値目標は設定してい
ません
○
節水を心がけていた効果もあり目標達成できた。次年
度も節水に取組んでいく。
在庫がある時は、極力購入しないようにしていたの
で、達成できなかった。次年度も積極的に購入してい
く。
重機の効率的な運転方法の採用、エコドライブやダ
ンプ車に荷を積んでいるときはなるべく平坦な道を通
るようにした。オイルの点検の徹底。タイヤ空気圧の
確認。等を実施した。今後も継続する。
化学物質は、塩ビ管の接着用である。購入後これを
使いきって次を購入し在庫がないようにしている。作
業終了後は保管場所に施錠して保管している。次年
度も適正管理に取り組む。
( 工事現場 )
取組計画
目標
実績
達成状況
コンクリート殻の
リサイクル化
100%
100%
○
アスファルト殻の
リサイクル化
100%
100%
○
木材のリサイクル化
70%
搬出なし
―
今年は現場で木材の副産物が発生する工事がな
かった。次年度も発生した場合、リサイクルに取り組
む。
廃プラスチック
リサイクル化
100%
100%
○
上下水道工事等で発生する、廃プラスティク等は定
期的にリサイクル処理業者へ搬出している。次年度も
リサイクルに取り組む。
地域の環境保全活動
1回
5回
○
環境苦情
0回
1回
×
-9-
評 価
工事現場から発生したコンクリート殻、アスファルト殻
のリサイクル化は100%達成できた。
また、なるべく現場から必要以上に産廃が発生しない
よう工夫もしたが、工事量の減少、工種の違いにより
総排出量は昨年度から23%減少した。次年度もリサ
イクルに取り組む。
ボランティア活動や草刈の実施は定期的に実施して
いるが、近年は洪水等による道路冠水や地滑り被害
が大きい。当社としても雨期には全社的に対応して災
害防止活動に努めている。今後も積極的に活動して
いく。
弊社の残土仮置場出入り口での道路が汚れていると
苦情があった。すぐに場内の出入り口30m程に砕石
を敷き、また道路部の排水がよくなるように土砂を撤
去して対応した。今後再発しないように社員教育して
いく。
9 次年度の活動計画
(事業所)
1) 二酸化炭素排出量の削減
① 不要時の電力抑制と電源オフを実施
② 使用していないOA機器の電源オフを実施
③ エアコンの温度設定と利用時間の管理
④ タイヤ空気圧の調整
⑤ エコドライブの実行 ⑥車両の点検・整備
2) 廃棄物排出量の削減
① コピー用紙の裏紙利用促進
② データ通信(紙情報通信の抑制)の実施
③ ゴミ分別の徹底
3) 総排水量の削減
① 節水活動の推進
4) グリーン購入の推進
① 材料等発注時に該当する同等商品がないか検索又は問い合わせる
② 購入品目を管理する
(工事現場 )
1) 廃棄物のリサイクル化の促進
① 分別及び適正処理を徹底する
② マニフェストの管理を徹底する
③ 廃棄物排出の低減を図る ④環境教育を実施する
2) 二酸化炭素の排出量を抑制するために作業手順を標準化
① エコドライブの実施を徹底する
② 重建設機械のアクセルを70%以下で作業する
③ 重建設機械・工事車両の点検整備を定期的に実施する
3) 地域の環境保全活動を1人年1回以上実施
① 道路・河川・公園等の清掃活動を行う
② 不法投棄抑制のためのパトロール
③ 献血、献金の協力
4) 環境苦情をゼロにする
① 騒音・振動対策を実施する
② 水質汚濁対策を実施する
③ 整理・整頓、清掃を実施する
5) 環境教育の実施
①新規入場者教育 ②エコドライブの実施 ③エコ活動の実施
6) 化学物質使用量の削減・適正管理
① MSDSを入手し、管理すべき物質を明確にする
② 管理表を作成し、使用慮の把握・在庫管理を行う
③ 保管及び処分は、MSDS等に従って適正に運用する
7) 本業におけるエコ活動
① 土木工事を主とするエコ工法の発注者への提案、採用
② 建設副産物の再資源化(現在取組中)
③ 建設機械の低騒音・低振動ならびに排出ガス対応型への移行
-10ー
10 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果
並に違反、訴訟等の有無
対
象
法
規
制
廃棄物の処理及び
遵
守
事
項
遵 守 状 況
廃棄物処理業者と契約締結
1
遵
法
清掃に関する法律(廃掃法)
マニフェスト管理
2
建設リサイクル法
分別解体と再資源化の実施
遵
法
3
騒音規制法
該当する工事の届出、規制基準の遵守
遵
法
4
振動規制法
該当する工事の届出、規制基準の遵守
遵
法
5
大気汚染防止法
該当する工事の届出、規制基準の遵守
遵
法
6
道路交通法
道路工事申告、道路占用許可
遵
法
7
消防法
遵
法
8
浄化槽法
浄化槽の保守・定期点検
遵
法
8
家電リサイクル法
家電廃棄物のリサイクル手続き
遵
法
防火管理者の選任
消火設備の設置・点検
当社に適用される環境関連法規の違反はありませんでした。
また、関係機関等からの指摘、利害関係者からの訴訟もありませんでした。
ー11-
11 代表者による全体評価と見直しの結果
今期の二酸化炭素の排出量は目標値と比較して,約30%の減少となった。
これには各人が環境活動を日常作業の中で取入れる事ができてきた事も考えられるが、
前期の工事内容が重機をあまり使用しないコンクリート打設工事等が多かった事も
影響が大きいと考えられる。
一方、一般廃棄物の総排出量はあまり減少傾向となっていない。この3大廃棄物は
新聞紙とコピー用紙と自販機の空缶であり、PCやプリンター等の処分があると増加
してしまう状況なので、更にコピー用紙の排出量を減少させたい。
今後も3R(Reduce/Reuse/Recycle)を意識して、適正な廃棄物処理を徹底し、二酸化
炭素排出量を削減させるとともに、環境活動の意識低減やマンネリ化にならないように
やりがいのある環境活動ができる工夫や教育をおこなっていきたい。
また、ボランティア活動を充実させ地域社会への貢献を目指していく。
平成26年6月17日
-12ー