本校教職員による自己評価 - 水城高等学校

平成21年度 水城高等学校自己評価表
○学力の向上を図り、困難な社会に通用できる人材育成を目指す。
目指す学校像 ○各自の個性・能力をさまざまな場で表現できる人材の育成を目指す。
○健全な道徳観を有し、友愛の情を育み他人と協調し、社会に貢献できる人材を育成する。
本年度の重点目標
重点目標
達成状況
昨年度の成果と課題
・授業アンケートの結果を真摯にうけとめ、授業の質の向上に有効活用する。
・授業の質の向上。
4
・各教員が教材研究を十分に行い、全コースで質の高い授業を展開できることを実現する。
・東京大学、京都大学、東京
工業大学などはじめ難 関大
学に合格、また地元茨城大学
に50名合格するなど158名の
国公立大学に合格した。
・私立大学では難関私立大学
合格者を多数出した。
・今年度は現浪あわせて、昨
年より多くの国公立大学の合
格者を出すことを目指す。
・また、部活動の活性化を図
り、文武両道を目指す。
・きめ細かい進路指導
国公立・難関私立大学への多数の合格。
4
・模擬試験や定期試験の結果分析をし、日々の学習活動やゼミ活動に反映し学力の増進を図る。
・中途退学や転学の防止を目指して努力する。
・全体が落ち着いた雰囲気で学習し、安心して学校
生活
が送れるよう努力する。
・通学路での正しい歩行指導を行い、一般の歩行者に迷惑をかけないよう努力する。
4
・ブログへの書き込みなど新たな問題にも積極的に取り組む。
・募集広報活動の推進。
本学の教育理念に共鳴する入学者を確保するために、組織的・計画的に広報活動をする。
4
・特別活動の活性化。
・学業のみならず部活動やサークル活動に参加し、充実した高校生活を送るよう啓発する。
・環境問題等について考えを深め、ゴミの分別などの具体的活動をとおして環境を改善しようとする心を養う。
・生徒会活動や委員会活動が自主的に運営できるように働きかける。
4
具
評価項目
体
的
目
標
具
体
的
方
策
評価
・家庭学習習慣の確立
・予習・復習の仕方を細かく教え、ノート提出や小テストなどで日々の学習ができているかチェックす
るほか、家庭学習用テキストを利用し、学習の習慣化をはかる。
4
・基礎学力の向上
・朝の小テスト・ゼミ学習・漢字検定試験などに積極的に取り組ませ、受験、あるいは社会生活を送る
上で十分な国語能力を身につけさせる。
4
・現代社会の諸問題について関心を持ち,基礎的な知識を身につ
け,広い視野からそれらを理解しようとする姿勢を養う。
・歴史や地理を,政治・社会・文化・対外関係などから総合的に考察
し,理解しようとする態度を養う。
新聞や映像資料などを活用し,時事問題や身近な問題を取り上げ,社会の諸問題に対する関心を
高めさせる。
図説・地図・統計や映像など資料の活用や,テーマ史を取り入れた授業などから歴史の流れや地理
的事象を総合的にとらえさせる。
・各科目とも基礎的な知識を定着させる。
小テストや定期試験を通じ,生徒の基礎的な知識の理解を確認しながら定着を図る。
国語
地歴公民
個別面談やLHRをとおして、生徒の適性に応じたきめ細かな進路指導を行う。
1
総合
評価
4
4
5
4
4
次年度への課題
・左記二つの目標達成に加え、①応用力・実践力・情報
処理能力の向上、②読解力や言語能力・プレゼンテー
ション能力など総合的な学力の涵養、③授業スキルの向
上による生徒の理解の深化、以上3点が次年度への課題
である。
・生徒が時事問題に関心を持つような取り組みをさらに工
夫する。
・歴史史料や統計資料を読み取る力をさらにつけさせる。
・小テストや定期試験後の見直しテストなどの時間の確保
を工夫する。
・生徒の基礎学力の向上のために有効な実践を常に考え、学力の向
上を図る。
数学
・自主的な学習態度を身につかせ、家庭学習を定着させる。
・参考書や傍用問題集を活用し、授業中や家庭にて問題を数多く解かせる。
5
・演習させるときは、机間巡視を行い生徒が質問しやすい雰囲気を作る。
4
・授業内にて小テスト等を定期的に行い、生徒の実情を常に把握する。
4
・偏差値目標(Zは75、Sは65、Aは60、Bは50)を立て、それを達成出来るような
レベルの問題を授業中に扱う。
4
・授業外での個別の質問を促し積極的な学習態度を促す。
4
・課題・宿題は回収するなどの方法で必ずチェックし、やって来ない生徒には放課後残してやらせる
等の指導をする。
4
・模試やテストなど必ず見直しをさせ、理解が不十分な点をチェックさせる。
4
・模試や小テストの結果、クラスや分野によって、演習中心の授業にしたり等の柔軟な対応をする。
5
・生徒の学力差に応じた指導方法の実践をして、授業内容を工夫す
る。
・余力のある生徒や、理解が不十分な生徒に対しては個別にプリントを配布したり、
指示をする。
・課題・宿題を定期的に出したり、レベルの応じて個別に指示する。
4
・観察や実験を積極的に取り入れ、探究心を養う。
4
・環境問題など身近な教材を利用し、生徒の興味・関心を喚起する。
4
・視覚教材を利用し、自然現象のイメージを捉えやすくする。
5
・基礎学力の定着を図る。
・教科書の内容を理解させ、定期試験を通じてその定着を図る。
5
・入試に対応しうる応用力の養成を図る。
・模擬試験や入試問題の演習を通じて応用力を養う。
5
理科
保健体育
・運動の楽しさを学び、生涯にわたりスポーツライフを継続できる資質
・運動の楽しさを学べる授業を展開し、将来スポーツを継続できるきっかけを作る。
や能力を育てる
・ヘルスプロモーションの考え方を生かし、自らの健康を管理・改善で
・実習や社会事情などを授業に取り込み、より実生活に近い内容の授業を展開する。
きるようにする
・個人生活や社会生活の中で、健康・安全についての思考力・判断
・健康・安全に関する内容を保健・体育の授業で取り扱い、実践できるようにする。
力を育成する
・語彙力の強化:朝自習での単語テストの実施。定着が不十分な生徒に対しては放課後に再テストを
実施する。
・文法力の強化:課外ゼミを通して授業だけでは扱いきれない文法や定着のための問題演習、苦手
分野への対応を図る。
・授業・課外ゼミ・朝自習を通して、英語の基礎学力の向上を図る。
・読解力の強化:授業や課外ゼミを通して、教科書のレベル以上の多くの英文に触れさせ、精読力・
速読力を養う。
・聴解力の強化:授業で音声教材を使い、目からだけでなく、耳からの十分なテキスト理解を図る。
英語
・英語で必要な情報を受容・発信できるための応用力をつける。
・大学入試科目としての英語を研究する。
・記述力の強化:授業や課外ゼミを通して、大学入試に対応できる記述力(日本語・英語両面から)を
養う。
・会話力の強化:修学旅行や語学研修で外国人や英語に触れる機会を設け、コミュニケーション能力
を高める。
・学習動機の強化:英検の取得を目指させることで、学習意欲を高め、2次の会話試験には個別の対
策を行い支援する。
・実践力の強化:大学入試の出題傾向や出題形式に慣れるため、過去問を多く解き、問題演習を丁
寧に行う。
1
・学力向上のために、コース内での連携を取り合い常に一
定のレベル以上の授業ができるように心がけるようにもし
ていく。
4
・授業内で理解できない生徒を減少させ、数学に対して
苦手意識をもたないようにすることに注意し、工夫して授
業をする。
5
・各個人の力に応じて引き続き柔軟に対応する。
4
・生徒が処理できる範囲の課題にする。
4
・授業終了後、その時間に学習したことの確認宿題を数種類出すなど工夫する。
・自然科学に対する関心を高める。
4
・生徒参加の観察や実験は時間の制限があり、時間数を
増やすのは難しかった。演示実験をより効果的に取り入
れられると望ましい。
5
5
4
4
3
・環境問題自体は科目・学習内容によっては扱いにくかっ
たが、各担当者が身近なテーマと関連させて学習できる
よう工夫できていた。
・DVDなどの視聴覚教材を、授業等で多く取り入れること
ができた。
・定期試験問題は、担当者間でよく話し合いがなされたう
えで作成されていた。
・クラスのレベルにあわせて、各担当者が模擬試験、セン
ター試験、個別試験の問題演習を取り入れることができ
た。
・授業・部活動・学校行事等で身体を動かす楽しさ・達成
感を感じられるようにする。
・保健の授業において、より生活に即した授業を展開して
いく。
・授業の中で、健康・安全に関することについて、自ら考
え・気付けるようにする。
5
5
4
4
5
5
4
5
5
・2012年度から実施される学習指導要領を念頭に置き、
速やかに移行できるように努める。
主に、英語を使っての授業、教える英単語数の大幅な増
加に対して、効果的な指導を
実施していきたい。
さらに、教員自身も積極的に研修会等に参加し、英語教
員として必要な資質能力を高めて
いきたい。
・主体的に課題に取り組む姿勢を育む。
・作品や演奏を発表する機会を与え、コンテスト等に応募させる。
・映像メディア表現などの実習を取り入れる。
5
芸術
5
・芸術を愛好し、感動する心を養う。
・優れた芸術作品を鑑賞させる機会を与え、芸術を愛好する気持ちを育てる。
4
・自らの食生活を豊かにさせる。
・食生活に関心を深め、その重要性を知ることで、自らの食生活を豊かにする姿勢を育てる。
5
・環境に配慮した生活を心がけさせる。
・環境問題を知り、身近なことで環境美化につながる実践をさせる。
4
・ワープロソフト・表計算ソフトの基本操作ができるようにする。
5
・プレゼンテーションソフトの操作ができるようにする。
4
・発表会を通して正しい情報を発信する能力を身につける。
4
・インターネットを利用して、正しい情報収集能力を身につける。
5
・レポートに引用先を明記したり、著作権に配慮して要約したりできる。
4
・年間行事が円滑かつ充実したものとなるよう努める。
・各学年、各部と綿密に連絡をとり、日々の行事が円滑に行くように計画を立てる。
4
・文書が迅速かつ円滑に流れるように努める。
・システム部と協力し、コンピュータ・システムを介して文書が迅速に流れ、学校全体で職務が円滑に
進むようにする。
5
・職場の環境美化に努める。
・裏紙の使用、古紙の分類を通して経費節減、省資源に努める。
4
・基本的生活習慣の徹底した指導。
・教職員の足並みのそろった生徒指導体制の確立。
4
・スクールカウンセリングの充実。
4
・生徒会活動の充実。
・野球応援、マナーアップキャンペーン、交通安全教育への参加と環境活動の活発化。
5
・各自の卒業後の進路を描かせる。
・職業講話、出前授業等を通じて、将来、就きたい職業を決定させる。
5
・きめ細かな受験指導を通して、国公立大・難関私立大の合格者数の確保を目指す。
5
・進路希望の実現を目指す。
・教職員の進路に対する知識、指導力を高めることによって各生徒に最善の進路を実現させる。
4
・環境衛生に努める。
・トイレ、水周り等の検査を定期的に行い、環境の衛生に努める。
2
・ペットボトルのキャップ(エコキャップ)の収集に努め、寄付をする。
・ペットボトル等の分別を行い、環境を意識した実践をする。
4
家庭
4
・アプリケーションソフトの操作方法を習得する。
情報
・情報発信者としての態度、姿勢を身につける。
4
生徒指導部 ・教育相談活動の充実。
進路指導部 ・安易な進路決定をしない生徒を育てる。
保健環境部
渉外部
4
・ゴミの分別等を実践し、環境に対する生徒の意識を高める。
3
・PTA役員選出の仕方を単純化する。
・PTA会則を見直して、本部役員等の選出が単純、スムーズにいくようにする。
4
・学校・生徒・保護者間相互の関係を密にし、共通理解を深める。
・学級・支部懇談会、三者面談や視察研修会、講演会等への積極的な参加を促す。
4
・エコ活動への取り組みを支援する。
・PTA組織からも協力・支援し、環境保護に対する意識を高めさせる。
3
・夏期見学会を充実させ、早期に本校の特色を周知させる。
4
・中学校・塾に積極的に訪問し、信頼関係を築く。
4
・受験情報出版社等へ効果的な情報提供を行う。
4
生徒募集部 ・本校の特色、魅力をPRする。
・しなければならないという意識があまりない。改善を要す
る。
・インフルエンザの影響で学校行事の幾つかがなくなった
り、変更したりしたが、概ね予定どおりできた。どういう場合
でもフレキシブルに対応したい。
・今までになく迅速に成績処理が実施でき、部活の表彰
等もスムーズにできた。
・よくできてはいるが、より裏紙の使用・古紙の分類に心が
けていきたい。
・パソコン・携帯電話等の使用に伴うトラブルの防止策。
4
・特別支援体制を確立し、教育相談の充実を図る。
・あらゆる活動に積極的に参加していく。
4
・今年から改革導入したキャリアガイダンスをさらに効果的な指
導とすることが必要。
・一般受験をする生徒をさらに増やし、安易に第一志望を
変えさせない指導を目指す。
・学年や教科に他校の優れた取り組みなどを積極的に紹
介していく。
・大学訪問や研修の機会を提供していく。
3
・環境美化に努める。
・相互評価をしながらスキルアップを図りたい。
・フィルタリングソフトのためか正しい利用がなされている。
・ネットワークを利用する上でのマナーや態度を身につける。
教務部
・研究発表を通じ、芸術を鑑賞する力をつけ、また、プレ
ゼンテーションの力を養う。
・人の一生と家族、家庭および福祉・衣食住、消費生活な
どに関する基礎的・基本的な知識と技術を修得させる能
力と
実践的な態度を育てる。
・中学までで基本事項は身に付いている様子。実用的関
数を習得させたい。
・ワード感覚から脱却しきれない様子がうかがえるので改
善したい。
・インフルエンザ対策を含め積極的に環境衛生に対し取
り組んでいく
・エコキャップ取引業者との連携を密にし、寄付に積極的
に取り組む
・資源ごみなどの再利用について意識付けをさせ活動に
取り組む
4
・諸事の案件がPTA会則に則って円滑に解決できるよう、
不備・不都合な部分はさらに精査し改正していく。
・実施したさまざまな行事に対する意見・感想等を検討
し、保護者・生徒の要望に応えていく。
・折に触れて広報誌等でエコ活動に対する活動状況を報
告し、より多くの人たちの意識を高めていく。
・安定した受験生、入学者を確保するための方策を考え
る。
4
・学特・スポ推薦制度を見直す。(特にスポ推の人数)
1
・学校全体の運営が円滑に行えるように各部門に有用なシステムを
提供する。
システム
1学年
2学年
3学年
評価規準
・自主的学習習慣を確立させる。
・データを活用した校務がより効率的に行えるようなシステムを提供する
5
・生徒の自学自習を促せるようなシステムを提供する
5
・保護者に学校の様子や配布物を周知できるようなシステムを提供する
5
・システムの運用・構築にあたっては各部門と調整を綿密に行い最適化を図る
5
・2009年度夏より構築中の新教務システムを遅滞なく2010
年度中に順次リリースする。
・教員・生徒両面からの教材資料アーカイブと
kawaijuku.netの利用促進を図る。
・教員が配布物資料アーカイブへ配布物をするよう促す。
・2010年度に実施する本校HPのリニューアルに伴い部活
動の様子を見られるようにする。
・2009年度同様、自らが率先して各方面との調整に動くよ
うに努める。
・ノウハウの伝承を更に促進し人的に安定したシステム部門を構築する
5
・2009年度同様、技術・ノウハウの継承に努める
・始業前の朝学習を習慣化して遅刻をなくす。挨拶・言葉遣い・身だしなみの指導を徹底する。
3
・自主的に予習・復習を行う学習習慣を身につけさせ、毎時間の授業には意欲的に集中して臨むよ
うに指導する。
3
5
3
・自己の適性・特性を把握し,希望の進路を具体的に持たせる。さら
・進路講演会,大学出張講義,大学見学などとLHRや学年集会での指導を計画的に組み合わせ
にそれを実現するために学力の向上や生活習慣の見直しを図って
て,進路について前向きに考えさせる。
いこうとする姿勢を確立させる。
4
・基本的生活習慣を確立させ,社会で必要な道徳心や礼儀・マナー ・生徒指導部の方針に沿って,担任や学年主任の段階を経た指導を徹底し,身だしなみや挨拶指
を身につけさせる。
導などをきめ細かく指導する。
4
・目標を見出せない生徒,具体的に行動の伴わない生徒
への個別指導を工夫する
4
・個別面談等で進路実現に向けた具体的な助言をする。
5
・個々の可能性を見ながら、安易な進路選択とならぬよう最後まであきらめさせない指導をする。
5
進路説明会や小論文・志望理由書の書き方ガイダンス等を実施し進路決定のための支援をする。
4
・早期に進路が内定した生徒も、残りの高校生活を充実させるよう指導する。
4
・生徒個々の進路希望を実現させる。
・検査があっても無くても,生徒が頭髪や服装などを自ら
整える姿勢を高める。
4
5:十分達成できている 4:達成できている 3:概ね達成できている 2:不十分である 1:達成できていない
1
・学年担当の全教員が共通認識を持って日々の指導に
当たることが大切である。
・各コースによってばらつきがあるが、特にABコースの授
業規律の面で苦労した。クラス担任と教科担任とのコミュ
ニケーションをもっと密に取るべきである。
・幅広い学力層に対応するためにも各コース毎に内容を
考えた進路説明会を企画する。
・昨年度末にあげられていた「進路内定者にもセンター試
験を受験させる」という課題に対して、出願者の97%が受
験し課題達成。次年度も大学進学者は全員センター試験
を受験させることを目標とする。