上伊那消防広域化協議会 第6回専門委員会 会議録

上伊那消防広域化協議会 第6回専門委員会 会議録
〇日 時:平成25年2月28日(木)
〇時 間:14:55~16:40
〇場 所:いなっせ 第 1・第2会議室
〇出席者 出席 27名 欠席1名:飯島町副町長
選 出 区 分
所
属
伊那消防組合
一部事務組合
副市町村長
伊南行政組合
伊那消防組合
一部事務組合
識見者
伊南行政組合
幹
・ 氏 名
伊那市副市長
酒
井
茂
辰野町副町長
林
箕輪町副町長
白 鳥
一 利
南箕輪村副村長
加 藤
久 樹
駒ヶ根市副市長
堀
中川村副村長
河
宮田村副村長
小田切
伊那市消防団長
三 澤
俊 明
辰野町消防団長
古 村
幹 夫
箕輪町消防団長
小 松
孝 寿
南箕輪村消防団長
藤 田
政 幸
駒ケ根市消防委員会代表
福 澤
千 里
飯島町消防委員会長
宮 下
寿
中川村消防委員長
松
等
宮田村消防委員会長
有
龍 太 郎
内
﨑
村
賀
秀
誠
康彦
健一
長
伊那消防組合
消防長
伊 藤
清
長
伊南行政組合
消防長
宮
孝
総務第1部会長
伊那消防組合
伊那消防署庶務課長
北 原
孝 夫
総務第2部会長
伊那市
契約課長
伊 藤
敏
予 防 部 会 長
伊那消防組合
伊那消防署予防課長
征 矢
勉
通 信 部 会 長
伊那消防組合
伊那消防署通信室長
城 取
一 夫
通信副部会長
伊南行政組合
南消防署警防2係長
宮 崎
尚 司
副
事
職
幹
事
下
事務局5名
1
(会議の経過)
【開始 14:55 】
(三井 協議会事務局長)
ご案内の時刻にはまだ至りませんが本日出席のご予定の皆様お集まりでありますので、只今か
ら第6回上伊那消防広域化協議会・専門委員会を進めさせて頂きます。
(欠席者の確認を実施)
最初に堀内委員長よりご挨拶をお願い致します。
(堀内 委員長)
皆さんこんにちは。大変お忙しい中、第6回目の専門委員会という事で開催しましたところ、
それぞれ委員の皆様方にはお集まり頂きましてありがとございます。前回は1月9日に行いまし
て、その後予定では1月末にも開催する予定でありましたけれども、その時にもお話をしました
けれども、まだ詰まらない可能性があるという事でございまして、これまで2月いっぱい近くま
で調整のために掛かってしまったという事でございまして委員の皆様方には前回会議が開催でき
なかったことに対しましてもお詫びを申し上げたいと思います。非常に重要な課題の中で建設費
の費用負担の割合、それから維持管理費の費用負担の割合という非常に大きな課題の中でござい
まして、これにつきましては、最終的にはそれぞれの首長さんあるいは議長さんの所謂、協議会
のメンバーの皆さんのところで折り合いがつかないとなかなか事務的にこういう案が良いのでは
ないかと上げて行っても、また振出に戻ってしまうということもございまして、結果的には最終
的に議長さんあるいは首長さんのところで了解を頂く、内々に頂くまでは専門委員会を開いても
その内容がまた協議会の中で覆されてしまうこともありますので、その中で調整が終わるまでと
いう事で時間が延びてしましまして、事前にお話をさせて頂いておりますけれどもこの日に至っ
てしまったという事でご理解をお願いしたいと思います。最終的には2月12日に正副市町村長、
それから議長さんの合同会議を行いましてその中で今回の費用負担の関係、それから維持管理の
費用負担の関係、建設費の費用負担の関係それぞれにつきましてご了解を頂く案がやっとできた
という事でございまして、今回専門委員会にも掛けさせて頂くという事でございます。
そんな中でもう一点、今回の中で予定がずれ込んで参りまして1か月、2か月近く当初の予定
よりずれ込んでしまっているという事もございます。合併そのものの時期も目標として決めてあ
りますのでそんな中で日程的に非常に厳しい中で今回その内容につきまして、費用負担のことに
つきましても今回は提示・提案、それから決定までを頂きたいという事でございます。これから
事務局から説明をさせて頂きますけれども費用負担の関係につきましてはそんな事で今回、提案
と協議の上決定まで今回の会議の中でして頂ければありがたいと思っておりますのでよろしくお
願い致します。
それから、新しい課題、今回提示する議題というのはA項目では5件、B項目9件と非常にたく
さんの議題がございますので皆様方のご協力を頂ければありがたいかなと思いますのでよろしく
お願い致します。本日は大変ご苦労さまでございました。
(三井 事務局長)
ありがとうございました。
2
それでは3番の会議事項からは委員長の進行でお願い致します。
(堀内 委員長)
それでは進めさせて頂きます。
B項目お願いします。
(北原 総務第1部会長)
B項目、資料ナンバー4からお願い致します。
おめくり頂きまして3ページからお願いしたいと思います。
協議B第1号、関係団体との連携(担当部局に関する組織)についてという内容でございます。
協議内容につきましては、消防委員会及び自主防災組織との連携については現在のものについ
て継続して行うこととする。2番目と致しましては、各組織との連携を確保するため、各消防署
において必要に応じて管轄市町村部局との連携調整等を行う事とすると致しました。
おめくり頂きまして協議調書、関係資料の説明でございますが、消防委員会につきましては、
この業務については市町村事務とするという事でこれは市町村条例又は、要綱に基づき設置され
ているということでございます。自主防災組織の業務は市町村事務とする。市町村の地域防災計
画に基づき組織化されているというのが大基でございます。なお、消防委員会は各市町村におけ
る消防の充分なる発達に資し、もって消防行政の円滑な運営を図ることを目的として設置されて
いることから、広域化後も必要に応じて市町村担当部局と連携を図ることが望ましい。また、自
主防災組織の機能強化については、従来から常備消防機関が指導、助言等による側面的な支援、
初期消火訓練棟を行っておりますので、これによって更なる地域住民への防災意識向上に向けて
広域化後も引き続き担当部局と連携して活動することが望ましいという風にまとめを致しました。
よろしくお願い致します。
(堀内 委員長)
説明内容につきましてご質問、ご意見ありましたらお願いします。
(なし)
それでは次の2号お願いします。
(北原 総務第1部会長)
続きまして協議B第2号、通常時の消防団との連携でございます。普段の連携ということで災
害時とは別でございますのでお願いします。この市町村担当部局、消防団についてでございます。
協議内容につきましては、8市町村の消防団とは引き続き十分な連携を図ることとする。2、
各消防団との連携を確保するため、消防本部で消防団全体の連絡調整を行い、消防署においては
各消防団との連携調整を行うこととするという風にまとめさせて頂きました。
おめくりを頂きまして6ページ協議調書をお願い致します。
提案理由のところでございますが、消防団につきましては地域に密着した消防団活動を行うと
いう事で消防組織法に基づき推進する自主的な市町村の消防の広域化の対象とはなっていないと
いうところでございます。消防組織法また消防力の整備指針等に基づいて1市町村に1団置くと
いう事で、その事務においては市町村事務という事で規定されているところであります。常備消
防の広域化がなされた後、大規模災害発生時や有事などの緊急対応が求められる際にお互い連携
体制のもとで最大限の消防力を発揮することが必要であります。このためには引き続き十分な連
3
携を図る事が適当である。また、災害発生時における消防力を最大限に発揮するという事につき
ましては通常時より広域化後の常備消防と各消防団が密接な連携をしていくということ、広域化
後の新組織において、消防本部において消防団全体の連絡調整を行い、各消防署がそれぞれの消
防団と密接な連携、又は調整等を行うという事で一層の連携を確保していくという事が適当であ
るという風にまとめさせて頂きました。
そこに連携にて想定される主なものという事でいくつか挙げましたが、消防団事務は市町村事
務とする。消防団各行事、会議等は従前の連携を図ることとする。合同訓練、操法大会等は、従
前の連携を図ることとする。上伊那消防協会との連携は新たな消防本部が図ることとするという
風にまとめさせて頂きました。よろしくご審議のほどお願いします。
(堀内 委員長)
説明内容につきまして、ご質問、ご意見ありましたらお願いします。
(なし)
続きまして3号お願い致します。
(城取 通信部会長)
協議B第3号、防災行政無線(同報系)についてその3。
協議内容ですが、市町村ごとに「
(仮称)防災行政無線(同報系)利用者協議会」を設置する。
なお、設置時期については防災行政無線移設・統合整備工事の時期を踏まえて今後決定していく。
おめくり頂きまして、協議調書をお願い致します。
提案理由。括弧1、各市町村防災行政無線(同報系)のシステムを共用して「消防団出動要請」
等の消防業務に係る放送を今まで通り行うには、総合通信局の指導により「(仮称)防災行政無線
利用者協議会」の設置が必要である。括弧2、「(仮称)防災行政無線利用者協議会」の設置時期
については、総合通信局への手続きを考慮する必要があることから、防災行政無線移設・統合整
備工事の時期を踏まえて今後決めていく必要がある。括弧3、協議会の運営や規約の作成、電波
利用料の負担等については、今後各市町村と協議して決めていく。
9ページをご覧ください。こちらに防災行政無線利用者協議会について簡単にフローを作って
ございます。以上でございます。
(堀内 委員長)
ご質問、ご意見ありましたらお願いします。
(加藤 南箕輪村副村長)
市町村ごと入れる協議会を設置し、更にさっき言った、今度本部から流すための全体の協議会
がまた必要になる?それはいらない?
(城取 通信部会長)
各市町村まとめた協議会というのは必要ないということでございます。
(堀内 委員長)
他にはございますか。
(なし)
それでは次お願いします。
4
(城取 通信部会長)
協議B第4号、災害情報メールシステム(一般・消防団)についてその1。
協議内容でございますが、メールシステム及びメール配信区分は次のとおりとする。この配信
区分というのは配信する地域を申し上げるものでございます。
1、既設の各市町村メールシステムを使い、指令センターから配信する。2、配信方法は、指
令台連動で定型分配信及び手打ち配信併用が可能なシステムとする。3、運用方法については、
今後検討していく。4、辰野町の消防団員等参集システムの取り扱いについて、今後消防団と協
議していく。5、配信区分は従前のとおりとする。配信区分は市町村ごとという事でございます。
おめくり頂きまして、12ページをご覧頂きたいと思います。
協議調書、提案理由でございます。括弧1、指令センターにおいて、一括でメール配信業務を
行う事により新たな職員配置が必要なく効率化が図られる。括弧2、既設のシステムを利用する
ことにより、新たなシステムを構築する必要がなくなることから、効率化が図られ整備費用が安
価に抑えられる。括弧3、指令台連動の定型文配信を行う事により、初動の出動要請関連の迅速
かつ確実なメール配信を確保できる。括弧4、運用方法については、関係市町村等と今後調整す
る必要がある。括弧5、辰野町では現在「火災出動命令」の配信について、迅速性を確保するた
めに独自で「辰野町消防団員等参集システム」を構築している。広域化後、指令センターにおい
てメール配信を予定しているため、現在辰野消防署通信室で行っている「辰野町消防団員等参集
システム」の取扱いについて協議する必要がある。括弧6、既設のメール配信システムを使用す
ることから、各市町村のメール登録者も新たに登録手続きをする必要がない。括弧7、現在各市
町村が、メール配信区分を含め運用についてはそれぞれ地域の事情に応じて独自に行っているが、
広域化後も地域特性に応じた運用が地域の消防力強化につながることから、メール配信区分につ
いては各市町村が行っている現在の運用を継続することが適当である。13ページにメール配信
のイメージ図があります。ご覧頂きたいと思います。以上でございます。
(堀内 委員長)
内容につきましてご質問、ご意見ありましたらお願いします。
(加藤 南箕輪村副村長)
メール配信区分については現状のものはそのまま継続できるという事で良いですか?
(城取 通信部会長)
その通りでございます。南箕輪村さんでしたら火災が発生したら南箕輪村にメールを配信する、
今のメール配信システムを使ってという事になります。
(加藤 南箕輪村副村長)
現状持っているシステムを使って本部からメールを送る形だけであって各市町村独自で使って
いる部分はそのまま生きて来るという事で良い訳ですか?
(城取 通信部会長)
その通りです。一部メールシステムに指令センターから情報を入れて、市町村のメールシステ
ムを経由して登録者に配信するというイメージでございます。
(堀内 委員長)
他にはどうですか。
5
(なし)
それでは次お願いします。
(城取 通信部会長)
15ページからお願い致します。
協議B第5号、災害情報メールシステム(一般・消防団)についてその2。
協議内容ですが、災害情報メールシステム(一般・消防団)に係る整備費負担は次のとおりと
する。既設の各市町村のシステムを使用することを前提として、指令センターに関する設備につ
いては広域消防、既設の各市町村のシステム改造費については、市町村の負担とする。ただし、
設計が変更になった場合は、その都度市町村と協議する。おめくり頂きたいと思います。
協議調書、提案理由。括弧1、各市町村既設のメールシステムの改造になりことや各市町村の
メール配信登録者に係る事であることから、メールシステムの改造費は各市町村ごとの負担とす
ることが望ましいと考える。括弧2、想定している設計内容が変更になった場合は、その都度市
町村と協議していく必要がある。以上でございます。
(堀内 委員長)
内容について、ご質問ありましたらお願いします。
(河﨑 中川村副村長)
中川の場合、このシステムというと「オクレンジャー」というシステムかなと思いますが、そ
れでよろしいですか。私が聞いたら変ですが、そういう承知をしていないものですからそれで良
いのかどうか。それをもし繋げて改造するについて、負担するというのはどのくらいか解ります
か?
(城取 通信部会長)
中川村さんが使っているメールシステムに指令センターから、指定されたメールアドレスがあ
りますのでそこに送ります。その費用については業者と相談しないと今のところ不明ですが、何
十万もいかないかと思います。
(宮下 飯島町消防委員長)
そのことが改造費という事になりますか。
(城取 通信部会長)
各市町村がそのメール配信システムの業者に相談して頂いて、指令センターからこういうもの
が行くからそれを受けられるシステムを作ってくれという事で、簡単にできれば良いですが費用
が掛かってくるかもしれないという事で、業者と相談して、設計業者が決まりましたら各市町村
と相談しながらやっていきたいと思います。
(堀内 委員長)
想定している設計内容の変更というのはどんなことが考えられるのか?どこの設計内容が変更
になるのか?
想定している設計内容が変更になる場合というのはどういう場合になる訳です?
(城取 通信部会長)
最初に設計が、指令台メーカーから各市町村に入れるんですが、それがうまくいかない様な時
には指令台の方からも変更を掛けることもあるかと・・・
6
(大木島 通信班長)
事務局から補足をさせて頂きます。設計が変更になるという想定ですが、設計業者の方に聞き
ますと各市町村のメールシステムに入れるという事ですが、万が一システムによっては入れない
可能性もあるという事で一旦このような書き方をさせて頂きました。メールサーバーの改造費に
ついては各市町村のメールサーバーということですので各市町村でそのメーカーに確認をして頂
いてどの程度かかるのかという事で金額をはじき出してほしいと設計業者の方からは言われてお
ります。以上です。
(宮下 飯島町消防委員長)
今のお話を聞きますと、受信するためのシステム変更ということですよね?そのことをメール
から一旦作ってメーカーの方から言われるというと、メーカー本位になりますよね。メーカー主
導になりますよね。その辺は怖い部分があるような気がするんですが。
(城取 通信部会長)
一番恐れているのがメールシステムに入れるんですが、セキュリティーの問題が一番、簡単に
入られて、変なメールも配信できますのでその辺りが一番既設のメール配信しているメーカーさ
んの、複雑なメールシステムにしないと安易に入られてしまうという事で、伊那消防署では伊那
市と南箕輪村にはメール配信をしているという状況がございますので、各市町村メール配信は可
能であるということでありますが、そのセキュリティーの関係で若干、費用等が掛かってくるの
かなと思います。
(三井 事務局長)
それは指令センターのメーカーが決まらない事には試算すら出来ないという解釈です。だから
想定の様な話になっていますが、結果的に新しい指令センターに納入するシステムの業者が8市
町村全部に適合してくれれば良いですが、もし入札の結果そうじゃない市町村が出てきてしまう
と場合によって別枠の費用が掛かってくる可能性があるのかなという事で、担保的にそんな書き
方をさせて頂きました。現状で各市町村の担当者がメールサーバーの改造費にいくら掛かるかと
いってもどのメーカーの機械から送られてくるのかという事が解らないので多分、金額も出せな
いと思いますので、回りくどい言い方になって申し訳ないところはあります。
(宮下 飯島町消防委員長)
そうすると飯島で言うと「いいちゃんメール」みたいな形になると思いますが、結局町民のお
金をシステム変更みたいな、今は改造費と言われていますが、これらがどれくらい掛かるか解ら
ないという事で疑心暗鬼にもなるんですけれども、という事は各市町村は逆にそのメール配信の
部分においては町民の方に、とにかくいっぱい入ってくれということをしていかないと費用対効
果からしたら、例えばうちは「いいちゃんメール」でどれくらい入っているのかということを考
えた時に、果たして変更するための費用を使う必要があるのかというまで話が行ってしまう可能
性があるので、その辺は、うちで言えば町長、副町長、議長等々が良いと言ってくれれば良いで
しょうけれども、どっちみち、そういう事が問題になる事も出て来ると思うので、出来るだけ早
い段階において、そういう情報提供等々をこれからもしていって欲しいと思います。
(堀内 委員長)
ちょっとよろしいですか。ただし書きはいらない様な気がするだけですけれども。市町村の負
7
担という、それだけで良いじゃないですか。設計が変更になった場合というのはどうしても理解
できないんだけど。この「ただし」以下の言葉がいるのかどうか。基本的に市町村が負担すると
いう事だよね。本当は事前にある程度全市町村のものを調べてから、そういうものが出来るシス
テムを作れという条件でやるべきじゃないかと思いますけれど。なにが入るか解らないけど、後
はお金については一緒に考えましょうではなくて、お金が掛からない様なシステムにするという
条件を付ければ良い様な気がするんですけれどね。
(城取 通信部会長)
検討します。
(堀内 委員長)
設計変更云々というのは、どの設計変更なのか解らないけれど。
また、意見として話をしてください。
とりあえず次にいかせて頂きます。6号お願い致します。
(城取 通信部会長)
17ページをご覧ください。
協議B第6号、防災行政無線(同報系)の運用について。
協議内容でございますが、1放送種別については、一本化が図られるよう今後調整を図ってい
く。2災害等の発生時における防災行政無線の放送区分は、従前のとおりとする。この放送区分
というのは放送する地域という事で伊那で言えば4市町村という事になります。
おめくり頂きまして、下段の関係資料、提案理由をご覧ください。
括弧1、現在、各消防署において防災行政無線を使用して、火災放送、行方不明者、水害、災
害情報、火災予防等に関する放送を行っているが、ダム放流やチャイム変更のお知らせに関する
放送を行っている消防署もある。消防組織の広域化を行う事から、現在行っている放送種別につ
いて、本来どこで放送を行うものなのか検討する必要であることやダム放流の様に同じ放送種別
でも消防署で行ったり、市町村で行ったりしているものがあることから、一本化を図って全ての
市町村に対して同種別の放送をすることにより、効率化を図る必要がある。括弧2、防災行政無
線の放送区分については、現在、伊那消防組合管内では該当市町村ごとに放送、伊南行政組合消
防本部管内では4市町村一括で放送を行っているが、この放送区分については地域の実情により、
今まで行ってきた経過があるので、広域化後も従前のとおりとすることが適当である。以上でご
ざいます。
指令センターからの防災行政無線放送イメージは次ページにございます。
(堀内 委員長)
質問、ご意見ありましたらお願いします。
(なし)
それでは次お願いします。
(城取 通信部会長)
21ページをご覧頂きたいと思います。
消防団の出動要請方法について。
協議内容。1、消防団の出動要請方法は、従来各市町村で行われていた防災行政無線放送、メ
8
ール配信とする。2、防災行政無線の移設・統合方法やメール配信システムの方法等については、
協議事項7-3-①「移設・統合方法」、7-4-②「メールシステム」において別途協議する。
3、火災発生時における消防団「出動要請」の放送に係る事については、指令システム構築まで
に、各市町村消防団と十分協議調整を行い決定していく。次ページをお願いします。
提案理由でございます。括弧1、消防団の出動要請方法は、現在、「防災行政無線放送」「メー
ル配信」の方法がとられており、消防団との緊密な連携が確保されている。広域化後も消防団の
万全な出場体制を確保し、効果的な運用が図られるよう広域化前と同様な連絡方法とする。
括弧2、現在、上伊那地域において火災発生時の消防団出動要請区分は、火災の発生した地区
により、分団指定を行って「・・・出動してください」という「出動命令」に基づいて出動する
消防団と「○○で建物火災発生」という「火災発生情報」の放送を聞いて出動する体制をとって
いる消防団があり、出動要請区分については2種類ある。広域化した場合、上伊那地域の119
番通報を新指令センターに集約し、迅速かつ確実な「出動要請」を確保するために、消防団出動
要請業務を一元化して指令センターで行う予定としている。防災行政無線の出動要請に係る放送
内容は、特に初動時の迅速かつ確実性を確保する観点から「火災発生情報」放送に統一したい考
えはあるが、一部の消防団から今まで通り「出動分団名」を放送してほしい旨の要望が出ている
ことから、現在「出動命令」の放送を行っている伊那市・辰野町・箕輪町の各消防団と今後指令
システム構築までに協議して方向性を出して行く必要がある。
括弧3、消防本部と消防団は緊密な連携を保ち各種災害に対応していく必要があることから、
出動要請に係る事に付いては消防団と十分協議して決定していく必要がある。次ページに消防団
出動要請方法の概略が載っております、ご覧ください。以上でございます。
(堀内 委員長)
非常に重要なところかなと思いますけれども、消防団の団長さんもいらっしゃいますが何かご
意見があればお願い致します。
(三澤 伊那市消防団長)
伊那市消防団長の三澤です。
今の説明の中で火災情報と発生と、情報だけにしたいと書いてくれてあるんですが、一部の消
防団から今まで通り「出動分団名」まで放送してほしいというのは、伊那市消防団ですが、伊那
市も合併を繰り返していますから地域が非常にいりくんでおりまして、地域を言われても全く分
からないと、今これをならそうと思って再編成の議論をしているんですが、なかなか住民の皆さ
んの理解が、
「20年前はこうだった」とか中には「50年前こうだったよ」という話の経過があ
りまして、だからなんとしても出動分団名まで伝えてもらう形にしてもらいたいです。それで二
次出動というシステムが伊那市はあるんですけれども大規模な火災になりますと近隣の分団の応
援をあおって、こういった事が年に数回あるものですから、そういった意味合いもあって何とか
分団名まで放送、あるいはメール配信頂くという様な方向をお願いしたいと、書いてくれてあり
ますが、くどいようですがよろしくお願い致します。
(堀内 委員長)
他にはいかがですか。
(なし)
9
協議調整を行いという事でございますのでしっかり議論を頂いて消防団の皆さんと打ち合わせ
たうえで決定して頂ければと思います。
次8号をお願いします。
(城取 通信部会長)
25ページをお願い致します。
協議B第8号、消防団との連絡方法について。
協議内容。1、基本的には、現在行っている業務は継承することとするが、防災行政無線移動
系については、市町村に戻すよう調整を図っていく。2、辰野町消防団員等参集システムの取り
扱いについては、協議項目7-4-②「メールシステム」において別途協議する。3、災害現場
における8市町村の消防団との連絡方法は、現場本部間での連絡とする。なお、消防団の出動に
関する連絡方法については、協議項目17-4-①「出動要請方法」において別途協議する。
おめくりを頂きたいと思います。提案理由でございます。
括弧1、現在、防災行政無線移動系を使っての運用は一部の市町村のみである。括弧2、現在、
一部の消防署で防災行政無線移動系を使っての消防団の定期試験を行っているが、分団同士の試
験通信を行う等、試験通信方法の改善を行う事で、消防団独自の運用が可能である。また、防災
行政無線移動系を使っての消防団車両の出庫・入庫の報告受理業務を一部の消防署で行っている
が、消防本部の組織が広域消防となることから管理権限が異なるため、市町村の運用とすること
が適当である。括弧3、現在、災害時は消防署と消防団がそれぞれの災害現場本部間で緊密な連
絡をとり万全な連絡体制を確保していることから、広域化後も災害時の緊密な連絡体制を確保す
るため広域化前と同様な体制とすることが適当である。なお、円滑な現場指揮体制や消防団現場
本部との緊密な連絡体制を確保するためには、広域化後の現場本部指揮体制を警防規定等により
明確にする必要があり、これについては別途警防部会において協議する。括弧4、運用上特別な
事がない限り、通信指令センターへの連絡は消防団から直接行う事はなく、消防本部の現場本部
等を通して行う事とする。以上でございます。
(堀内 委員長)
この消防団との非常に重要な内容になります。何かございましたらお願い致します。
(古村 辰野町消防団長)
細かい協議することではないので要望という事でしっかり協議を重ねていって欲しいというこ
とですが、実際に箕輪町さんと当町に関しては消防署が団の事務をやっているという事で火災等
の発生時においては非常に情報が迅速に入るという状況、要は消防署員がその現場に駆けつけて
いろいろな指示、あるいはいろいろな情報を伝達してくれるという状況ですので、例えば夜間消
防団の担当の事務の人がいない様な場合には現場に行くのは当然一般団員と同じ様になってくる
となると、現場本部の立ち上げは非常に遅くなるのかなと、今よりも、という風に危惧しており
ますので、その辺りを今後しっかりと検討させて頂きたいと思いますのでよろしくお願い致しま
す。
(城取 通信部会長)
またその辺は十分、各市町村また消防団長と協議を進めて参りたいと思いますのでよろしくお
願い致します。
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(河﨑 中川村副村長)
提案理由のところに書いて頂いた、
「一部」というのは同じ「一部」をいう訳でしょうか?具体
的には辰野町さんと箕輪町さんということですか?
(城取 通信部会長)
辰野町さん、箕輪町さん、伊那市さんの3市町村でございます。
(堀内 委員長)
他にはいかがですか。
(なし)
それでは最後、9号お願いします。
(城取 通信部会長)
27ページをお願い致します。
協議B第9号、関係市町村との連絡方法について。
協議内容ですが、1関係市町村との連絡方法は、電話連絡及びメールとする。2、既設の消防
署に設置されている庁内電話の取扱いについては、今後関係市町村と協議する。
おめくり頂きたいと思います。
協議調書下段の提案理由。
括弧1、通常時及び非常時いずれにおいても関係市町村と緊密な関係を保つ必要がある。新た
な連絡手段の構築も考えられるが、費用対効果等を考え連絡方法は広域化前と同様に電話やメー
ルでの連絡とする。
括弧2、災害時、各市町村の災害対策本部に広域消防本部職員が派遣された場合は、電話やメ
ールでの連絡方法の他に、必要に応じて消防無線の活用を図る事が考えられるが、災害対策本部
関係は別途協議項目28-1-①「災害対策本部」で協議する。
括弧3、一部の消防署に設置されている市町村の庁舎内電話については「ホットライン」の役
割を果たすことも考えられるので、維持管理も含め広域化までに取扱いについて関係市町村と協
議する必要がある。以上でございます。
(堀内 委員長)
この内容についてご意見をお願いします。
(なし)
一通りA項目で5件、B項目で9件、14件について今日提案を頂きまして次回3月22日に
もう一度内容につきまして協議させて頂くという事になります。それで決定という事になります。
特にB項目の場合はこの専門委員会で最終決定という事で協議会には報告だけという事なって参
りますので、B項目はこの専門委員会に最終決定を任されておりますのでそんなことで内容的に
はしっかり揉んで頂ければと思いますのでよろしくお願いします。
この意見等につきましては、レジュメにもありますけれども22日に細かい文字の話をしてい
ると時間をくってしまいますので、3月11日までという事で期限を切って頂きまして事務局の
方へ電話、ファックス、メール等で意見を出して頂いて、また、事務局とこちらの方で直すべき
もの、あるいは説明だけで足りるもの等含めた中で次回までに修正案等を出来る限り皆さんのご
意見を受ける中で22日までには直した形で提案頂きたいと思っております。次回も次の提案が
11
出て参りますので今回の協議につきましてもなるべくスムーズに進みますようにご協力を頂けれ
ばと思います。
これまでの説明、全体の意見等に対しましてそんなやり方でよろしいでしょうか。
その他の協議スケジュールについて。
(福澤 総務班長)
別添資料の横向きの協議スケジュールをご用意ください。
表面にA項目、裏面にB項目。今しがた専門委員長から説明もございました様に簡単に説明さ
せて頂きたいと思いますが、今日重要案件につきましては本日提案をし、ご協議・決定までして
頂きましたので、明日協議会が行われます。そこにつきましては本日協議頂きましたうちの9件
を提案して参るというスケジュールに変更をさせて頂きたいと思います。
併せて今回、提案のみさせて頂きましたB項目5件につきましては次回3月21日の専門委員
会にて協議決定を頂く段取りになってございます。細かく説明致しませんけれどもA項目、B項
目それぞれのスケジューリングの本日現在という形で一部修正をさせて頂いておりますのでまと
めてご確認を頂ければと思います。以上です。
(堀内 委員長)
日程的にこの中に、3月22日、5月2日、5月22日、6月27日その次が8月2日と日程
が入れてありますのでそれぞれ、時間はその都度になりますけれど、それぞれの委員の皆様には
日程調整をよろしくお願い致します。
これまでの間ではよろしいでしょうか。
(なし)
その他をお願いします。
(福澤 総務班長)
最後になりますけれども、今後の予定についてという事で先程申し上げました明日以降5月ま
での日程を記載してございます。この専門委員会につきましては3月22日、時間は調整をさせ
て頂きまして改めてご案内を差し上げますが3月22日に第7回目、併せて年度があけまして5
月2日、4月は日程的に開催できませんので第8回が5月2日という形で予定しておりますので
予めスケジュール調整をお願いしたいと思います。
(堀内 委員長)
全般につきまして何かご質問ご意見ありましたらお願いします。
細かい字句等につきましてはしっかり見て頂きましてそのことで11日までに事務局の方へお
出しを頂ければと思いますのでよろしくお願いします。
特に無いようでしたら会議を終わらせて頂きます。
(三井 事務局長)
長時間にわたりまして慎重審議ありがとうございました。
以上を持ちまして第6回専門委員会を閉じさせて頂きます。お疲れ様でした。
【終 了 13:50】
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