3 - Shared Questionnaire System

Shared
Questionnaire
System とは?
動作環境
PC 推奨スペック
必要ソフトは、PureJava で実装されている、または、マルチプラットフォーム対応であるため、以下に示す構成内容と
厳密に一致していなくても利用可能な場合があります.
※開発は、Debian GNU/Linux 3.0 (woody), Pentium M 1.6GHz, 1GB メモリの PC 上で行なっています。
* OS: Windows XP Professional with Service Pack 2以降
1 「改善の現場が主体となる調査」を実現し支援していくツール群
* CPU: 次の製品と同等以上のもの
Intel Pentium III 800 MHz 以上 (Celeron, Pentium 4, Pentium M や AMD Athlon などを含む )
(アンケート調査の設計 / 集計プロセスの自動化と共有化)
* メモリ : 256MB 以上 (512MB 以上を推奨 )
* ハードディスク :
o 最小インストール容量 : 約 30MB
2 JavaWebStart アプリケーションと Web アプリケーションの
o スキャン画像データ等の保存用容量 : 標準的なアンケート (TIFF, 白黒 2 値 ,150dpi) x 10000 枚分 = 約 300MB
( このほかに、スキャナのドライバやスキャニングアプリケーションがインストールされていることが必要です )
モジュール群(XML データ処理系の集合体)
* USB2.0 ポート : スキャナ接続の際に必要な場合があります。
* ネットワーク環境:
SQS アプリケーションのインストールや、SQS 操作方法のを解説する動画ファイルの閲覧などをする際には,数十 MB 単位での
3 自由で無償な、利用と再配布が可能なソフトウェア群
ファイルのダウンロードが行なわれます。そのため、ADSL や光ファイバなど、いわゆるブロードバンド方式でのインターネット
接続ができる必要があります。なお、SQS アプリケーションは、インストールを完了した後には、オフラインでの利用が可能です。
(オープンソース:ApacheLicenseVer.2)
スキャナ推奨スペック:
回収した調査票を画像ファイルとして読み込むために、以下の仕様に準じるものを用意してください。
* 読み取り方式:自動紙送り方式 (ADF) で一度に 100 枚程度をセットし毎分 20 枚程度を処理可能なもの
★アプリケーション・モジュールの構成例:
* 読み取り面:両面可能なものが望ましい ( 配布する調査票の印刷を片面にすれば片面読み込みのスキャナでも利用可能 )
SourceEditor+MarkReaderによる
* 読み取り解像度: 150dpi 以上
* 出力形式: TIFF, PNG, JPEG, GIF 等 ( 原稿 1 ページを 1 つの画像とし、通し番号つきのファイル名で保存すること)
普通紙マークシート式調査実施支援システム
問題意識・仮説構築
調査結果・情報公開
アンケート 設計ツール
SourceEditor
雛形A
雛形B
結果の分析
雛形C
CSV集計ファイル
表形式データ
アンケート
印刷原稿
原稿PDF印刷
自由記述欄画像
Excel
SPSS,SAS
簡易集計グラフ
MarkReader
読み取りツール
アンケート
回答用紙
印刷・配布・
回答・回収
質問紙スキャン
画像フォルダ/
印刷原稿・画像ファイル
Shared Questionnaire System 開発プロジェクト:
久保裕也 ( 千葉商科大学 政策情報学部 専任講師 / 慶應義塾大学 SFC 研究所 上席研究員 ( 訪問 ) )
<[email protected]>
共同研究者、開発協力者、開発資金提供者、機材提供者を募集しています !
興味を持たれた方は、[email protected] までご一報ください。
導入実績
調査モジュール
プロバイダ
調査手法
文科省・ 教育委員会・
大学・ 研究機関・NPO
( 調査の枠組み・
調査項目・ 基準)
組織間の
組織間の
責任/役割
責任/役割
を整理
を整理
それぞれの
学校現場
( 学校評価実施担当教員・
校長・ 教頭)
調査票
( 何を・どのように
調査するのかの
デザイン)
※慶應義塾大学、宮城県教育委員会、宮城県教育研修センターとの共同研究によるもの。
調査対象者
調査結果
学校評価への回答者
教職員・ 児童生徒・
(
保護者・ 地域住民など)
調査エージェント
( 調査実施者)
これまで 3年間に宮城県内の全公立高校への導入を実現済み:
2003年: 10校
2004 年: 29校
2005年: 87校(現在)
( 回答内容・
現実はどうなって
いるのかのデータ )
•
•
同様に、岩手県、群馬県、藤沢市などの教育委員会 との共同研究が進められています。
他にも、SQSの公開サービスを高頻度で利用している学校・企業などが
全国に多数存在します:
–
–
千葉商科大学、慶應義塾大学、東京大学、田園調布大学、千葉科学大学、
宮城教育大学、広島市立大学など。
富士通、NEC、電通国際情報サービス、富士ゼロックス、松下電器産業、SONY、日立、インプレス
など。
• 確認できているだけでも 、のべ2万人以上への調査を支援し ました。
例:学校評価における「調査の役割」の3層構造化
SQSの今後の目標:
調査モジュールの市場を作り出すこと。
それを支える知的コモンズを形成すること。
「導入しやすく、使いやすい。すぐに現場で役に立つ。」
(宮城県高等学校教諭)
現在のSQSのユーザは、主に一般の学校教職員の方々です(XML/Javaの専門家ではありません)。
SQSは、オープンソースソフトウェアを公共非営利組織・教育現場へ導入成果を持つ事例として、
世界的にも類を見ない規模と内容でのプロジェクトであると言うことができます。
例:学校評価における
「調査モジュールプロバイダ」「調査エージェント」の関係
アンケート作成
県教育委員会
アンケート
雛形の作成
県教育委員会
インストール・起動の方法
Webページをアクセスして、クリックをするだけでOK!
プロバイダ
※事前にJRE5.0(Java実行環境)をインストールしておいてください
アンケート配布・回収
アンケート集計・分析
公開用レポート作成
アンケート回答
http://sqs.cmr.sfc.keio.ac.jp/
各学校
プロバイダ
プロバイダ
県教育委員会
アンケート
雛形の作成
エージェント
調査票
各学校
調査票
校長・教員・児童生徒・
保護者・地域住民など
インターネット
各学校
各学校
エージェント
公開情報の閲覧
校長・教員・児童生徒・
保護者・地域住民など
各都道府県の教育委員会が、「調査モジュールプロバイダ」を運営し、
それぞれの地域の学校に「調査モジュール」を提供する。
クリックすると、
「インストール・起動」
または
「最新版に更新・起動」
XML による調査票構造(DOM) の編集
PC,PDA, 携帯電話上の
Web ブラウザ用の調査票
XML 変換処理
(XSLT)
ページ上下に位置合わせ用マークを
FO 文書中に SVG で埋め込み
XHTML2.0 に準拠した章・見出し
などの構造を持つ本文部分を
XSL-FO で表現(禁則処理、章番号・
相互参照などの埋め込み機能を実装)
XForms1.0 に準拠したフォームの
部品を設問文+マーク式回答欄として
XSL-FO+SVG で表現
マーク欄・自由記述欄の矩形座標を
PDF 内に「しおり」として埋め込み
自動組版
(XSL-FO+SVG)→ PDF