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議第10号
多 治見都 市計画区 域区分の 変更につ いて(岐 阜県決定 )
平成22年10月18日提出
岐阜県都市計画審議会
会長
10-1
竹内
伝史
都政第186号の4
岐阜県都市計画審議会
多治見都市計画区域区分を次のように変更したい
ので都市計画法第21条第2項において準用する
同法第18条第1項の規定により諮問します。
平成22年9月27日
岐阜県
上記代表者
10-2
岐阜県知事
古田
肇
多治見都市計画区域区分の変更(岐阜県決定)
多治見都市計画区域区分を次のように変更する。
1.市街化区域及び市街化調整区域の区分
「計画図表示のとおり」
2.人口フレーム
年
区
次
分
都市計画区域内人口
市街化区域内人口
平成 22 年
平成 32 年
113.6千人
108.8千人
104.9千人
100.8千人
配分する人口
―
100.8千人
保留する人口
―
―
(特定保留)
―
―
(一般保留)
―
―
理 由
多治見都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の変更に伴い、平成 32 年を目標
年次とする区域区分の変更を行うこととなった。本都市計画区域は、平成8年 10 月
1日に市街化区域と市街化調整区域との区分に関する都市計画を当初決定し、これ以
降1回変更し現在に至っている。
今回の変更では、人口減少や都市経営の観点からコンパクトシティの考え方を取り
入れ、市街化区域をいたずらに拡大することのないよう、想定された人口及び産業を
適切に収容することを基本に、すでに市街地を形成している区域において市街化区域
の編入を行う。
10-3
理
由
書
多治見都市計画区域は、平成8年 10 月1日に市街化区域と市街化調整区域との
区分に関する都市計画を当初決定し、これ以降1回変更し現在に至っている。
平成 18 年1月 23 日に多治見市(多治見都市計画区域)と旧笠原町(笠原都市計画
区域)が市町合併したことにより、一体の都市として総合的に整備、開発及び保全
を行うため、旧笠原町の笠原都市計画区域を多治見都市計画区域に統合することと
なった。
都市計画区域の統合を前提として、平成 19 年度に実施した都市計画基礎調査及
び多治見都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の変更に伴い、平成 32 年を目
標年次とする区域区分の変更を行うものである。
平成 32 年を目標年次とする本区域の市街化区域内人口は微減傾向にあるものの、
核家族化による世帯数の増加が予測されるとともに、名古屋市から約 30km 圏域に
立地し同市との結び付きも深いことから、住宅用地の需要増加が見込まれている。
なお、東海環状自動車道の開通により、愛知県三河地方との関係強化も期待され
る区域である。
本都市計画変更においては、笠原都市計画区域の現行市街地(用途地域指定区域)
のほか、市街化の実情にもとづいた都市の健全な発展と秩序ある整備を図るため、
多治見都市計画の市街化区域及び笠原都市計画の用途地域指定区域の隣接部にお
いて、すでに市街地を形成している8地区を市街化区域へ編入するとともに、多治
見都市計画の市街化区域外縁に位置する一団の未利用地3地区について、市街化調
整区域への編入を行うものである。
市街化区域へ編入する各地区の変更理由は以下のとおり。
(笠原都市計画区域の現行市街地については省略)
・
昭栄町地区
市街化区域に接して既に住宅宅地化が進んでいることから、隣接の住宅専用
地(市街化区域)と一体的に市街地環境の維持・向上を図るため
・
小名田町西ケ洞地区
市街化区域に接する都市計画道路沿道地で、既に老人保健施設・業務施設等
が立地していることから、隣接の非住居系市街地(市街化区域)と一体的に市街
地環境の維持・向上を図るため
・
東町1丁目地区
市街化区域に接する国道沿道地で、既に商業・工業施設等が立地しているこ
とから、隣接の非住居系市街地(市街化区域)と一体的に沿道土地利用の増進を
図るため
10-4
・
京町5丁目地区
市街化区域に接して既に住宅、商業・工業施設が立地し宅地化していること
から、隣接の市街地(市街化区域)と一体的に市街地環境の維持・向上を図るた
め
・
大畑町赤松地区
市街化区域に接する国道沿道地で、既に宅地化していることから、対面沿道
の非住居系市街地(市街化区域)と一体的に沿道土地利用の増進を図るため
・
笠原町下原-1地区
現行市街地(用途地域指定区域)に接して既に住宅が立地し宅地化している
ことから、隣接の地場産業市街地(用途地域指定区域)と一体的に市街地環境の
維持・向上を図るため
・
笠原町下原-2地区
現行市街地(用途地域指定区域)に接して既に住宅・工場が立地し宅地化して
いることから、隣接の地場産業市街地(用途地域指定区域)と一体的に市街地環
境の維持・向上を図るため
・
笠原町上原地区
現行市街地(用途地域指定区域)に接して既に住宅の立地を主体に宅地化が
進んでいることから、隣接の市街地(用途地域指定区域)と一体的に市街地環境
の維持・向上を図るため
市街化調整区域へ編入する各地区の変更理由は以下のとおり。
・
旭ヶ丘2丁目地区
市街化区域外縁に位置する住宅専用地に残存する山林であり、区域全域が保
安林指定されていることから、市街化調整区域へ編入し、緑地として保全を図
るため
・
旭ヶ丘9丁目地区
市街化区域外縁に位置する住宅専用地に残存する山林であり、区域の大半が
保安林指定されていることから、市街化調整区域へ編入し、緑地として保全を
図るため
・
小名田町3丁目地区
市街化区域外縁に位置する山林・原野と農地であり、市街化の予定が無いこ
とから、市街化調整区域へ編入し、緑地として保全を図るため
10-5
多治見都市計画区域区分(岐阜県決定)の変更に関する補足説明
1.基本方針
(1)位置
本都市計画区域は、岐阜県の南東部に位置し、市域の南側を愛知県と接する多治見市の全域
に指定されている。東濃地方の行政、経済、文化等の中枢的な地域として重要な位置を占めて
いるとともに、中部経済圏の中枢的都市である名古屋市から約 30km 圏域に立地することから、
同市との結び付きも深い。そのため、窯業関連の地場産業の発展に伴う都市形成に加え、住宅
都市としての一面も併せ持つとともに、東海環状自動車道の開通により、愛知県三河地方との
関係強化も期待される区域である。
(2)区域区分の現況
本都市計画区域は、平成8年 10 月1日(岐阜県告示第534号)に当初区域区分の設定を行
い、下記の表に示すように変更を行ってきた。
告示年月日
市街化区域面積(ha)
備
考
平成 8 年 10 月 1 日
2,659
岐阜県告示第 534 号
当初設定
平成 16 年 5 月 17 日
2,618
岐阜県告示第 468 号
定期見直し
(3)都市の動向及び今後の目標
①
地形その他の地理的条件
本区域は、市街地の周辺を丘陵地に取り囲まれた盆地状の地形をしており、本区域の中心
部を東西方向に土岐川が流れている。標高は 100mから 200mまでの土地が山間部を除いて殆
どであり、今後とも都市化されやすい地域が市街地の北西部に延びている。
②
人口の増減及び分布の変化並びに今後の見通し
昭和 55 年から平成 7 年までに 3 万人近い大きな増加を呈したが、その後、増加傾向は小さ
くなり、平成 12 年から平成 17 年においては減少に転じた。今後の人口は減少傾向で推移す
ると予想されるものの、世帯数は依然増加しており、この傾向は当面続くものと見込まれる。
市街化調整区域の人口は全体の約 7%程度であり、今後も現状を維持する。
市街化区域の可住地人口密度は 58 人/ha で、今後は、本区域の人口減少推移を主要因と
して、現状の人口密度が若干低下していくと見込まれる。
③
産業の業況及び今後の土地需要の見通し
卸売業、小売業、工業における事業所数は、卸売業が昭和 60 年をピークに、小売業、工業
では昭和 54 年をピークに減少を続けている。また、卸売業における従業者数・年間商品販売
額、工業における従業者数・製造品出荷額等は、いずれも減少を続けていたが、近年では製
造品出荷額等に回復の兆しがみられる。なお、小売業においては、増加傾向にあった従業者
数・年間商品販売額が減少に転じている。
10-6
昭和 50 年代以降、中心市街地外側の幹線道路沿道を主体に展開された、大型商業施設の出
店動向がおおむね沈静化してきたと捉えられ、今後は、地域産業の振興に向けた事業用地の
供給が、計画的なまちづくりにより展開されていくと見込まれる。
④
土地利用の現状等
平地部を中心に広がっている既成市街地と、丘陵部の開発で宅地化された団地等で本区域
の市街地が形成され、その周辺を森林が取り囲んでいる。商業地は(国)19 号、(国)248 号沿
いや、JR多治見駅周辺、土岐川を挟んだ市街地の周辺に、工業地は滝呂地区、市之倉地区、
共栄地区、笠原地区といった地場産業の盛んな地区や、フロンティア・リサーチパーク周辺
に、農業振興地域における農用地区域は、本区域北西部に位置している。
都市計画区域面積の内、山林・原野が 52.0%、農地等が 3.5%、宅地が 28.6%を占めてい
る。
⑤
都市基盤施設の整備の現状及び今後の見通し
都市の骨格をなす都市計画道路は、本区域全域で約 49.1%、市街化区域では約 52.6%が整
備済みである。公共下水道は、約 78.4%の整備率であり、周辺部の集落や団地の一部を残す
のみとなっている。公園・緑地は、都市計画区域の約 1.7%、都市計画区域内人口1人当た
り 13.43 ㎡が確保されているが目標水準には達しておらず、郊外市街地に比べて中心市街
地・周辺市街地での整備が遅れている。
⑥
産業振興等に係る計画の策定又は大規模プロジェクト等の実施の有無
雇用の創出、所得増に伴う生活レベルの向上、税収増に伴う市民サービスの向上など、産
業振興は都市発展の必須要素であるため、地域特性を分析し、産業振興に寄与する具体的な
政策をまとめた産業・観光振興計画を平成 20 年度に策定した。
本区域東部地域での東濃研究学園都市構想のコアゾーンであるフロンティア・リサーチパ
ークの整備も完了し、施設の立地が進んでいる。
今後は、地域産業の振興に向けて、事業用地の開発と企業施設立地への支援を進める。
10-7
(4)基本方針
本都市計画区域は、平成8年 10 月に区域区分の都市計画を決定し、平成 12 年の都市計
画法の改正にもとづく「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」において、引き続き区
域区分を定めることとした。
平成 18 年1月 23 日に多治見市(多治見都市計画区域)と旧笠原町(笠原都市計画区域)が市町
合併したことにより、一体の都市として総合的に整備、開発及び保全を行うため、旧笠原町の
笠原都市計画区域を多治見都市計画区域に統合し、これに併せて区域区分の変更を行う。
平成 19 年に都市計画法第6条に定める基礎調査を行った結果、平成 17 年の旧多治見市の市
街化区域における可住地人口密度は 60.7 人/ha(平成 12 年:59.5 人/ha)、土地利用に占める
宅地の割合は 60%、市街化区域内農地は可住地の 6.7%(平成 14 年:7.3%)になり、未利用
地への宅地化が着実に進んでおり、5ha を超える一団農地も消滅するに至っている。
また、平成 17 年の旧笠原町の用途地域における可住地人口密度は 40.9 人/ha、土地利用に占
める宅地の割合は 62%、市街化区域内農地は可住地の 15.2%(平成 14 年:16.4%)になり、
5ha を超える一団農地もなく、市街地全域において住・工混在の土地利用が形成されているこ
とから、土地利用に占める宅地の割合は旧多治見市の市街化区域と同水準であるものの、人口
密度が低い市街地となっている。
そこで、市街化の実情にもとづいた都市の健全な発展と秩序ある整備を図るため、人口減少
や都市経営の観点から、コンパクトシティの考え方を取り入れ、市街化区域をいたずらに拡大
することのないよう、想定された人口及び産業を適切に収容することを基本に、以下の方針に
もとづき区域区分の見直しを行うものである。
①旧笠原町(笠原都市計画区域)の市街地(用途地域指定区域)は、多治見都市計画区域の市街化
区域に接して拡がっており、市街地の過半区域が既成市街地として省令第8条の要件に該当
する。
なお、その他全ての市街地も省令第8条の要件に該当する既成市街地に接続しているととも
に、同区域よりも市街地の熟度(可住地人口密度・土地利用に占める宅地の割合)が高い数値
を示している。そこで、統合後の多治見都市計画区域において、現行の用途地域指定区域を
既成市街地(土地区画整理事業実施中の新市街地 1 地区が介在)として、市街化区域に編入す
る。
②平成 19 年に実施した都市計画基礎調査の結果、市街化区域に接する市街化調整区域等におい
て、既に宅地化され市街化している地区に対しては、市街化区域への編入を、市街化調整区
域に接する市街化区域内の一団の未利用地に対しては、市街化調整区域へ編入を行う。
10-8
2.変更の内容
(1)人口
前回計画(千人)
今回計画(千人)
行政区域
都市計画区域
市街化区域
平成 12 年
104.2
104.2
96.0
平成 22 年
109.0
109.0
101.0
行政区域
都市計画区域
市街化区域
113.6
113.6
104.9
108.8
108.8
100.8
平成 32 年
(2)面積及び人口密度
変更前(ha)
変更後(ha)
行政区域面積
9,124
9,124
都市計画区域面積
9,124
9,124
変更前市街
化区域面積
今回追加
面積
今回除外
面積
差引増減
面積
変更後市街
化区域面積
保留された
区域面積
可住地
人口密度
2,618.4 ha
494.0 ha
11.6 ha
482.4 ha
3,100.8 ha
―
56.1 人/ha
3.箇所別調書
(1)市街化区域編入予定箇所
市町名
箇所
番号
地区名
面積(ha)
想定用途地域
編入理由
多治見市
1
昭栄町
0.9
第1種低層住居専用地域
既成市街地
2
小名田町西ヶ洞
2.0
準工業地域
既成市街地
3
東町1丁目
2.3
準工業地域
既成市街地
4
京町5丁目
3.6
準工業地域
既成市街地
5
大畑町赤松
0.5
準工業地域
既成市街地
6
笠原町下原-1
0.8
準工業地域
既成市街地
7
笠原町下原-2
6.5
準工業地域
既成市街地
8
笠原町上原
4.4
第1種住居地域
既成市街地
笠原町
現行市街地
(用途地域)
9
計
473.0
備
考
第1種低層住居専用地域
第1種中高層住居専用地域
第1種住居地域
既成市街地
現行
第2種住居地域
(一部:新市街地) 用途地域
近隣商業地域
準工業地域
工業地域
494.0
10-9
(2)市街化調整区域編入予定箇所
市町名
箇所
番号
地区名
面積(ha)
現行用途地域
編入理由
多治見市
10
旭ヶ丘2丁目
4.6
第1種低層住居専用地域
残存山林の保存
(保安林)
11
旭ヶ丘9丁目
5.6
第1種低層住居専用地域
残存山林の保存
(保安林、他)
12
小名田町3丁目
1.4
計
準工業地域
備
考
残存山林・原野、
農地の保存
11.6
(3)市街化区域編入が保留される箇所‥‥‥‥‥‥‥該当なし
4.関係機関との協議
国土交通大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、厚生労働大臣及び環境大臣並びに多治見市
5.縦覧期間
平成22年9月1日から平成22年9月15日
6.意見書
なし
10-10
⑩
➃
⑤
10-11
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-12
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-13
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-14
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-15
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-16
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-17
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-18
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-19
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-20
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-21
多治見都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
10-22
議第10号
10-23
多治見都市計画区域区分の変更についての
意見書の要旨及び処置方針(案)
岐
阜 県
公聴会(開催日:平成 22 年5月 22 日(土)
)
意見書の要旨
処置方針(案)
【多治見都市計画区域区分の変更に関する意見】2名
多治見市平井町地内の一部の土地について、市街化調整区域の
今回の市街化区域への編入地区については、地元多治見市との調整を踏ま
指定を市街化区域に変更願います。
え、集約型都市構造と均衡のとれた市街地の形成を目指し、既存の市街化区域
(理由)
に隣接して相当程度市街化が進んでいる地区を選定しております。
上記土地の有効利用により、住宅集積の効果が生まれ、活力あ
る地域が生まれ、ひいては多治見市全体の活性化に資する。
その結果、市道 414100 線(2車線道路)によって既成市街地と隔てられて
いるご要望の土地を含む周辺の地区については、今回の区域区分変更地区に選
10-24
定されませんでした。
区域区分の見直しについては、今後も土地利用状況の変化や人口動態などを
勘案し、地元多治見市とも調整し見直しを検討していきます。
多治見市平和町地内の一部の土地について、市街化調整区域の
今回の市街化区域への編入地区については、地元多治見市との調整を踏ま
指定を市街化区域に変更願います。
え、集約型都市構造と均衡のとれた市街地の形成を目指し、既存の市街化区域
(理由)
に隣接して相当程度市街化が進んでいる地区を選定しております。
上記土地の有効利用を今以上に図ることによって、多治見市の
活性化につながる。
その結果、ご要望のあった土地を含む周辺の地区については、今回の区域区
分変更地区に選定されませんでした。
区域区分の見直しについては、今後も土地利用状況の変化や人口動態などを
勘案し、地元多治見市とも調整し見直しを検討していきます。
議第11号
羽島都市計画区域区分の変更について(岐阜県決定)
平成22年10月18日提出
岐阜県都市計画審議会
会長
11-1
竹内
伝史
都政第102号の4
岐阜県都市計画審議会
羽島都市計画区域区分を次のように変更したい
ので都市計画法第21条第2項において準用する
同法第18条第1項の規定により諮問します。
平成22年9月27日
岐阜県
上記代表者
11-2
岐阜県知事
古田
肇
羽島都市計画区域区分の変更(岐阜県決定)
羽島都市計画区域区分を次のように変更する。
1.市街化区域及び市街化調整区域の区分
変更なし
2.人口フレーム
年
区
次
分
都市計画区域内人口
市街化区域内人口
平成 22 年
平成 32 年
67.8千人
67.4千人
42.0千人
42.8千人
配分する人口
―
42.8千人
保留する人口
―
―
(特定保留)
―
―
(一般保留)
―
―
理 由
羽島都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の変更に伴い、平成 32 年を目標年
次とする区域区分の人口フレームの変更のみを行うこととなった。本都市計画区域は、
昭和 46 年 3 月 31 日に市街化区域と市街化調整区域との区分に関する都市計画を当初
決定し、これ以降2回変更し現在に至っている。
今回の定期見直しでは、人口減少や都市経営の観点からコンパクトシティの考え方
を取り入れ、市街化区域をいたずらに拡大することのないよう現行の区域区分を維持
するものの、人口フレームについては平成 32 年を目標年次とする適切に収容すべき
人口に変更するものである。
この人口フレームの変更に伴い、市街化区域の編入や除外は行わない。
11-3
羽島都市計画区域区分(岐阜県決定)の変更に係る補足説明
1.基本方針
(1)位置
羽島都市計画区域(以降、「本都市計画区域」という。)は、岐阜県の南西部に位置しており、
名神高速道路岐阜羽島 インターチェンジ及び東海道新幹線岐阜羽島駅 が位置することから
東西の広域主要都市への自動車交通及び公共 交通の玄関口として工業 系・業務系の土地
利用が進展しており、さらなる集積を図るべく都市基盤整備を進めている区域である。
(2)区域区分の現況
本都市計画区域は、昭和 46 年 3 月 31 日(岐阜県告示第 285 号)に当初区域区分の設定
を行い、1,232ha の市街化区域を設定した。平成 6 年 9 月 20 日(岐阜県告示第 586 号)に集
落連担地域の廃止に伴う区域区分の変更を行い、117ha を市街化区域に編入し、現在市街
化区域面積は 1,349ha となっている。なお、平成16年5月17日の見直しでは人口フレームの
みを変更している。
(3)都市の動向及び今後の目標
平成 6 年 9 月 20 日の区域区分変更により 117ha を市街化区域に編入した。
この編入地区では地区計画区域の都市計画決定をしており、定住促進へ向けた都市基盤
整備を進めている。また、市街化区域内において未利用地が多く存在する地区を中心に土地
区画整理事業の推進や地区計画区域の指定を進めており、その他にも都市計画道路、公園
及び下水道の整備による都市基盤整備により市街地の整備を進めているところである。
今後は、コンパクトシティ形成に向け、市街 地内の未利用 地を整 序し、市街 地の定住環境
を整え、人口の適正な収容を図るために土地区画整理事業や地区計画などを推進する。
さらに、名神高速道路岐阜羽島インターチェンジや東海道新幹線岐阜羽島駅といった広域
交通体系を活かした工業系・業務系の土地利用が進展しているなか、更なる集積を図るため
に地区計画による適正な土地利 用を誘 導するとともに、都市計画 道路等の交通体 系の整備
や住区基幹公園等の公園緑地の整備及び下水道の整備など、利便性の高い生産活動、業
務機能の拠点形成や良好な市街地内定住環境の整備を図っていくものとする。
(4)基本方針
羽島都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の見直しに伴い、今回の見直しでは、人
口減少や都市経営の観点からコンパクトシティの考え方を取り入れ、市街化区域をいたずらに
拡大することのないよう現 行の区域区分は維持するものの、人口フレームについては平成32
年を目標年次とする適切に収容すべき人口に変更するものである。
そこで、本都市計画区域においては、以下の観点により現行の区域区分を維持し、今回の
見直しでは市街化区域の編入や除外は行わない。
①適正な土地利用の誘導
本都市計画区 域においては、人口が若干の増加 傾向にあること、地形が平坦で一定の宅
地化の進行が想定されること、広域交通体系を活かすための都市計画道路等の整備や隣接
区域からの市街化圧力があることなどから、区域区分により適正な土地利用の誘導を図る。
②良好な環境を有するコンパクトな市街地の形成
市街地内においては未利用地が存在しており、道路・公園・下水道といった公共施設の整
備が遅れている状況から、都市 的土 地利 用の無秩 序な拡 散を防 止し、市 街 地内における都
市基盤整備の集中的な実施を図るために区域区分を維持し、市街地の範囲を明確化する。
③緑地等自然的環境の整備または保全への配慮
本区域には、整備または保全が必要な自然的環境として、本区域南部及び北部の市街化
調整区域に広がる農地と木曽川・長良川の河川緑地があり、これらの貴重な緑地を自然的環
境として維 持するため、都 市的 土地 利用の無 秩序 な拡 散を防 止することが必要であり、区域
区分を維持することにより良好な田園風景を保全する。
11-4
2.変更の内容
(1)人口
(単位:千人)
前回計画
行政区域
今回計画
都市計画区域 市街化区域
行政区域
平成 12 年
64.7
64.7
38.1
平成 22 年
66.6
66.6
40.4
平成 32 年
(注)
市街化区域欄の(
都市計画区域 市街化区域
67.8
67.8
42.0
67.4
67.4
42.8
)には保留人口を記入する。
(2)面積及び人口密度
(単位:ha、人/ha)
行政区域面積
都市計画
区域面積
5,364
5,364
変更前市街
変更後市街
今回追加面積 今回除外面積 差引増減面積
化区域面積
化区域面積
1,349
(注)
0
0
0
1,349
保留された
区域面積
0
可住地
人口密度
52.8
保留された区域を含んだ可住地人口密度を記入する。
3.箇所別調書
(1)市街化区域編入予定箇所
該当なし
(2)市街化調整区域編入予定箇所
該当なし
(3)市街化区域編入が保留される箇所
該当なし
4.関係機関との協議
国土交通大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、厚生労働大臣及び環境大臣並びに羽島市
5.縦覧期間
平成22年9月1日から平成22年9月15日
6.意見書
なし
11-5
(一部)
羽島都市計画区域区分の変更
(岐阜県決定)
11-6