第8 公害防止に関する協定 - 碧南市

第8
公害防止に関する協定
遠浅で海水浴、沿岸漁業に利用されていた衣ヶ浦は、昭和32年に国の重要港湾に指定
され、埋め立てられ臨海工業地帯となりました。本市側では2、4、6、8号地として造
成整備され、工業専用地域として機械金属加工、自動車関連、鋳造等の企業が立地、稼働
しています。
本市では、臨海工業地帯に進出する企業に対し、公害の未然防止のため地域の自然的、
社会的条件や事業活動の実態に即し、県民の生活環境の保全等に関する条例、碧南市公害
防止指導基準に基づいて、
「公害防止に関する協定」を締結し、生活環境の保全に努めてい
ます。
公害防止協定締結事業所には、大気、水質、騒音等の測定及び結果の報告を義務付けて
おります。本市が実施した立ち入り調査及び各事業所の測定報告によると、平成24年度
はほぼ良好な状況でした。
今後も臨海に進出する企業と「公害防止に関する協定」を締結し、環境の保全と公害の
未然防止に努めます。
1
業種別・臨海号地別公害防止協定締結状一覧表
平成25年3月31日現在
業
種
2号地
4号地
6号地
8号地
合 計
1
2
4
1
8
1
1
3
1
6
1
1
26
38
建設業
総合工事業
その他
製造業
4
食料品製造業
2
19
3
87
3
プラスチック製品製造業
1
1
2
1
5
窯業・土石製品製造業
1
4
6
5
16
鉄鋼業
4
8
12
非鉄金属製造業
1
4
5
3
1
3
8
4
8
2
14
4
5
3
13
その他
2
4
5
11
運輸・通信業
6
6
3
15
道路貨物運送業
3
6
3
12
運輸に付帯するサービス業
2
金属製品製造業
1
一般機械器具製造業
輸送機械器具製造業
1
卸売・小売業、飲食店
1
飲食良品卸売業
8
2
4
4
5
建築材料、鉱物、金属材料卸売業
- 69 -
1
3
17
5
3
2
9
その他
2
その他
合
<注>
2
3
※ 2
6
1
9
8
48
54
27 137
計
当該事業所が碧南市臨海部から撤退などにより、公害防止協定を解除した事業
所を除く。
※ 2は、2号地地先の(財)衣浦港ポートアイランド環境事業センターを含む。
2
公害防止に関する協定締結事業場一覧
平成25年3月31日現在
№
1
2
3
協定締結日
S47.11. 7
48. 3.26
48. 3.26
4
48. 5.28
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
49. 1.17
49. 1.17
52. 2. 4
52. 5.31
52. 9.30
53. 5.26
53. 6.24
53. 9.19
53.12.26
53.12.26
59. 2.24
54. 1.12
54. 4.26
54. 5.26
54. 6. 2
54. 6.30
54. 7. 2
54. 7.13
54. 9. 7
54. 9. 7
54. 9. 7
54. 9. 7
54. 9.27
54. 9.29
54.12.24
55. 3.17
55. 3.17
55. 3.17
55. 3.17
事
業
所
名
日本金属工業㈱衣浦製造所
マツダ㈱マツダ衣浦流通センター
太平洋セメント㈱衣浦サービスステーション
衣浦ユーティリティー㈱
<団地企業9社>
衣浦ユーティリティー㈱
日本コーンスターチ㈱衣浦事業所
ミワ農産化工㈱衣浦事業所
中日本グレンセンター㈱衣浦事業所
日清丸紅飼料㈱碧南工場
伊藤忠製糖㈱本社工場
衣浦埠頭㈱
全国酪農飼料㈱東海工場
大和産業㈱
トヨタ自動車㈱トヨタ衣浦埠頭
㈱物産衣浦木材センター
トヨタ自動車㈱衣浦工場
昭和シェル石油㈱碧南LPG基地
碧南運送㈱
㈱板倉製作所
東海相亙建設㈱
(資)中川金属
黒龍産業㈱
三和㈱
㈱興立産業社
大栄工業㈱
㈱鍛冶昭
㈱サワテツ
㈱青山商店
太田重工業㈱衣浦鋳造工場
名古屋田邊㈱碧南営業所
㈱クレア
大進運輸㈱碧南営業所
広中電機㈱碧南電材営業所
㈱丸運中部総括支店碧南物流センター
セメダインオートモーティブ㈱衣浦工場
石敏鐵工㈱
㈱丸長衣浦工場
丸栄陶業㈱衣浦工場
㈱豊田自動織機碧南工場
三和運輸㈱名古屋営業所
㈱堀江建材
今枝石油㈱
- 70 -
備
考
6号地
8号地
〃 H15.11.13 協定解除
4号地
S54.6.8 追加
H1.2.17 追加
4号地 №7へ統合
8号地 S55.9.15 協定解除
4号地
2号地
6号地
〃
〃
〃
〃
〃
〃
6号地 S59.2.16 協定解除
6号地
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
6号地 H6.6.30 協定解除
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
55. 3.17
55. 3.17
55. 3.17
55. 3.17
55. 3.17
55. 3.17
55. 6.27
55. 7.15
55. 8.30
55. 9.12
55.10.15
55.10.24
55.11. 7
55.11. 7
60. 3.22
55.11.20
55.12. 9
55.12.18
55.12.18
56. 2. 7
56. 3.13
56. 3.27
56. 5. 2
56. 7. 1
56. 7. 8
56. 8.28
56.10.22
56.10.28
56.11. 9
56.12.12
57. 2.13
57. 7.28
57. 8.31
57.10.19
57.12.10
58. 2.16
58. 6.24
58. 7.12
58. 8. 2
58. 9.30
58.11. 7
58.11. 7
58.11. 7
58.11. 7
58.11. 7
58.12.14
59. 1.18
59. 2.28
61. 3.28
59. 6.16
59. 6.23
59. 7.11
59. 7.27
59. 9.17
59.10.24
59.11.14
59.12.14
㈲碧建設
石川モータース㈱
白竹建設㈱
柳島運送㈱
山石建材工業㈱碧南営業所
㈱鈴木紙器
㈱杉浦工務店
石坂鉄工㈱
㈱古久根
三光陸運㈱須磨営業所
㈱マエショウ
アイスケ鋼材㈱
旭石油㈱
石橋建設興業㈱舗装部
フジ化成
石橋建設興業㈱衣浦8号地土場
刈谷紙器㈱碧南工場
中野ハガネ㈱碧南営業所
㈱磯貝製作所(寿産業)
宮政瓦工業㈱
JAあいち経済連くみあい肥料工場
三河鉱産㈱衣浦工場
亀島溶接
中部電力㈱玉津浦変電所
加藤謙鉄工㈱
愛知海運㈱三河カンパニー
丸文窯業㈱
㈱石橋
共栄㈱衣浦工場
吉田塩業㈱碧南営業所
㈱共栄鋳造所
高島化学工業㈱
栄光自動車工業㈱
㈲富塚鋳造所
丸共通運㈱
㈱石川時鉄工所明石倉庫
上野輸送㈱碧南事業所
進昭化成工業㈱
長崎ジャッキ㈱
㈱衣浦総合卸売市場
㈱梅澤
㈱丸三
㈱マルイ水産
かね高商店
丸栄陶業㈱港工場
ベルウッド㈱
㈱鉄芳工業所
石川勇六瓦工業㈱
㈱平岩鐵工所明石工場
石川軽金属工業㈱
JAあいち中央碧南営農センター
平松鉄工㈱
大和産業㈱
愛知県衣浦港トラック事業協同組合
㈱伊藤鉄工所
愛興産業㈱
三河土管㈱、夏目商事運輸㈱
- 71 -
6号地
6号地 H14.2.13 協定解除
6号地
〃
〃
〃
4号地 H19.6.8 協定解除
6号地
〃
〃
〃
8号地
6号地 S59.2.27 協定解除
8号地
〃
〃
〃
4号地
6号地
8号地 H18.1.4 協定解除
8号地
6号地
8号地
4号地
6号地
4号地
8号地 S61.9.1 協定解除
6号地 H15.6.13 協定解除
4号地
〃
6号地
8号地 S62.12.18 協定解除
4号地
〃
〃
8号地
4号地
6号地
〃
4号地
〃 H13.6.30 協定解除
4号地
〃
〃
〃 H21.2.20 協定解除
4号地
〃
8号地 S59.8.13 協定解除
8号地
6号地
4号地
6号地
〃 H19.7.1 協定解除
8号地
4号地
8号地 H17.2.2 協定解除
8号地 H4.5.21 協定解除
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
60. 1. 9
60. 2. 1
60. 2. 6
60. 2.28
60. 5.31
60. 6. 7
60. 7.25
60. 8. 5
60.10. 2
60.11.27
61. 1.21
61. 2. 6
61. 7.25
61.11. 6
61.11.15
61.12. 5
62. 2. 5
62. 7. 8
62. 8.25
62. 9.16
63. 5.31
63. 6. 7
63. 9.16
63.10. 8
63.10.25
H 1. 4. 7
1. 5. 2
1. 6. 1
1. 6.28
1. 7. 4
1. 9.13
1.10.16
1.11.30
2. 3.15
2. 5.17
2. 7. 2
2.12.12
3. 3. 6
3. 6.27
4. 5.21
5.11.25
6. 3.23
6. 3.24
6. 9. 1
7. 1.26
7. 6.12
8.11. 1
8.11.14
8.11.27
9. 9.19
10.11.20
11. 9.17
13. 5.23
13. 8.28
13.11.28
14. 2.26
15. 6. 6
半田港運㈱三河支店
(資)鶴田鉄工所
大浜合成化学㈱
日進工業㈱
アイシン辰栄㈱衣浦工場
小笠原アルミ工業㈱
アイテック㈱
伊藤忠エネクスホーム中部㈱愛知東支店
㈱マル久水産
㈱碧南プロセシングセンター
本田鐵工㈱
新海㈱
㈱クレアりんかい工場
エンリー工業㈱
大吉丸運輸㈱
西三河運輸㈱
大浜燃料㈱
丸栄陶業㈱港工場
中部電力㈱碧南火力発電所
㈲岡本木型製作所須磨町工場
古久根鉄工㈱衣浦工場
アット工業㈱衣浦工場
㈱新泰鉄工
㈱カネク水産
揖斐川工業運輸㈱碧南営業所
親和建設㈱
樅山ゴム工業㈱
近藤自動車㈱
㈱愛三製作所
㈱コンテック
㈱ジェイテクト田戸崎工場
㈱オサダツール
㈱小出鋳造所
㈱角谷文治郎商店
八野倉工業㈱
アイシン辰栄㈱港南工場
新東㈱明石工場
JOB㈱
㈱三共工業所
東和商事㈱碧南工場
エビス瓦工業㈱碧南工場
新東㈱港南工場
九重味淋㈱港本町工場
岡本煉瓦㈱
岡本軽金属工業㈱
高山軽金属工業㈱
三河鉱産㈱研究所
旭化学工業㈱
㈲杉塗装工業
(財)衣浦港ポートアイランド環境事業センター
㈱コムリス
三岐通運㈱衣浦事業所
東海産興㈱明石工場
帝研化工㈱碧南営業所
石橋建設興業㈱舗装部
㈱コスモクリーンサービス碧南営業所
㈱衣鋳
- 72 -
4号地
8号地
4号地 H16.11.16 協定解除
4号地
〃
6号地
〃 H5.11.25 協定解除
4号地
〃
〃
6号地
4号地
6号地 H12.4.28 協定解除
〃 H16.8.18 協定解除
4号地 H17.12.2 協定解除
8号地
4号地
〃
2号地
6号地
4号地
〃
〃 H15.10.21 協定解除
4号地
〃
〃
8号地
4号地
〃
〃
〃
〃
〃
〃
6号地 H15.10.21 協定解除
2号地
8号地
2号地
4号地
8号地
6号地
2号地
4号地
〃
〃
6号地
8号地
2号地
6号地
2号地地先
8号地
〃
〃
〃
〃
6号地
〃
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
15. 6.13
15.10.21
15.10.27
16. 8.17
16.11.16
17. 6. 2
17. 9.27
17. 9.30
18. 3.15
19. 6. 8
19. 6.27
20. 1.29
21. 3.24
24. 1.24
24. 10.18
㈱豊栄商会碧南工場
㈲都特殊溶接工業
㈱衣浦鋳造所
進昭化成工業㈱明石工場
㈲アイミ衣浦工場
テクノ工業㈱
アイシン精機㈱衣浦工場
㈱栄信
㈱サンキ
㈱司機械
㈱パル
㈱豊栄商会明石工場
㈲スズキプレス工業
前田産業㈱碧南営業所
中部配送㈱衣浦事業所
〃
4号地
6号地
8号地
4号地
6号地
2号地
8号地
〃
4号地
8号地
〃
4号地
6号地
4号地
<注>事業所名は、公害防止協定締結時ではなく最新のものです。
3
公害防止に関する協定書(雛型)
公害防止に関する協定書
この協定書は、地域住民の健康を守り、快適な生活環境を保全するため、碧南市(以下
「甲」という。)と○ ○ ○ ○ ○(以下「乙」という。)は、乙の○ ○ ○ ○ ○
○に進出する工場の公害防止について次のとおり協定する。
(定義)
第1条 この協定書においていう「公害」及び「生活環境」とは、環境基本法(平成5年
法律第91号)第2条第3項に定めるものをいう。
(公害防止対策)
第2条 乙は、前条による公害を防止するため、甲の提示する公害防止指導基準に基づき
公害防止計画書を策定し、甲に提出するとともに必要な措置を講じなければならない。
2 乙は、公害の発生を未然に防止するため、公害に関する特定施設から発生するものに
ついては、その施設の最大能力に応じた高性能の公害防止施設を設置し、機能を完全に
発揮させるよう維持管理しなければならない。
3 乙は、公害防止技術の進展に応じ公害防止施設に最新の技術を導入するよう積極的に
努めるものとする。
4 乙は、前各項に基づき必要な措置を講じたにもかかわらず、なお、乙の原因により公
害が発生し、または発生するおそれが生じたときは甲に報告するとともに、甲の要請に
協力しなければならない。
5 甲は、乙の公害防止施設では公害防止が十分でないと認められるときは、当該施設の
改善を要求できるものとし、乙は、これを守らなければならない。
(公害防止に関する組織の確立)
第3条 乙は、公害防止に関する組織を確立し、公害防止のための対策と公害による苦情
処理を積極的に実施しなければならない。
(公害の監視)
第4条 乙は、公害及び事故等の発生を未然に防止するため前条に定める組織により公害
に関する特定施設、公害防止施設の検査及び測定を定期的に行いその結果を記録しなけ
ればならない。
- 73 -
(操業の短縮または一時停止)
第5条 甲は、乙が次の各号に該当する行為をしたときは、特定施設の操業短縮または一
時停止を指示できるものとし、乙は、これを守らなければならな い。
(1) 第2条第1項により提出した公害防止計画書に適合しなかった場合。
(2) 設置した設備の故障、破損等により公害が発生した時及び応急措置の不十分な場
合。
(施設の設置)
第6条 乙は、今後施設の拡充を図る場合、公害に関する特定施設及び公害発生のおそれ
のある施設を設置しようとするときは、事前に甲の同意を受けなければならない。
(立入検査)
第7条 甲は、公害防止について必要に応じ公害担当者をして事業所内の立入検査及び調
査をすることができる。乙は、これに協力しなければならない。
(報告)
第8条 乙は、第4条に定める検査及び測定結果について定期的に甲に報告するものとす
る。
(環境の美化)
第9条 乙は、構内の緑化等により環境整備を図るとともに自然景観との調和を図るよう
努力するものとする。
(関連企業に対する責務)
第10条 乙は、関連企業に対し、公害防止について常に指導監督をするものとする。
(乙の責務)
第11条 乙は、乙の責任による公害、事故等により他に被害を与えた場合は、その被害
に対し誠意をもって損害を補償するものとする。
(公表)
第12条 甲は、この協定に定める事項について公表することができるものとする。ただ
し、業務上の秘密事項については、この限りでない。
(協議)
第13条 この協定に定めのない事項及び定めた事項で疑義が生じたときならびに定めた
事項を変更するときは甲と乙が協議して定める。
2 第2条第1項により提出した公害防止計画書を変更するとき及び新たに定めを必要と
するときは甲と乙が協議して定める。
この協定の締結を証するため本書2通を作成し、甲、乙押印のうえ各1通を保有する。
平成
年
月
日
甲
愛知県碧南市松本町28番地
碧 南 市 長
乙
愛知県碧南市
立会人
愛知県碧南市松本町28番地
碧南市議会議長
- 74 -
4
公害防止指導基準
【公害防止指導基準】
1
設置の目的
工場、事業場(以下「工場等」という。)が新築、増築、改築等をする場合、その事業
活動に伴って生じる大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭等の
公害を防止し、環境への負荷を低減することにより、市民の健康を保護し、及び生活環
境を保全するために必要な指導基準を定める。
2
適用対象工場等
碧南市の臨海部で新築、増築、改築等を行う工場等及び碧南市公害防除施設整備資金
利子補給金(以下「利子補給」という。)を受けようとする工場等とする。
3
適用基準
適用対象工場等が守るべき公害防止指導基準(以下「指導基準」という。)
のうち、
排出に係る基準は別表の1から5とし、緑化基準は別表の6とする。
ただし、内陸部で利子補給を受けようとする工場等の緑化基準については、別表の6
は、適用しない。
4
公害防止協定の締結
適用対象工場等のうち、臨海部へ工場等を新築する場合は、指導基準に基づき公害防
止計画書を作成し、碧南市と公害防止協定を締結するものとし、増築、改築等を行う適
用対象工場等は公害防止計画書の変更を行うものとする。
なお、既設の適用対象工場等の譲渡の場合は、公害防止協定の取扱について碧南市と
協議しなければならない。
5
施行の時期
平成19年10月1日より施行する。
- 75 -
別表
1
大
気
(1)硫黄酸化物
基
準
(許容限度)
値 (
K
国 の 基 準 県 の 基 準
特排
一般
特排
一般
値
) 燃料中の硫黄含有率(重量%)
市の基準
の
県の
市
基
準
基準
最 大 燃 料 使 用 量
%
400~500 ℓ/H未満
0.60
0.30
0.20
0.15
0.12
500 ℓ/H以上
※注2
100 ℓ/H未満
100~200 ℓ/H未満
1.75
3.5
1.75
3.5
1.17
※注1
0.8
200~300 ℓ/H未満
以下
300~400 ℓ/H未満
備
考
煙突の高さ
を15m以
上とする。
※注1:排煙脱硫装置を設置する施設は除く。
※注2:燃料中の硫黄分0.10%以下又は、総量規制値の80%以下のいずれか厳しい基準
とする。
(2)窒素酸化物
大気汚染防止法の基準の75%以下とする。
(3)ばいじん
大気汚染防止法の基準の名古屋地域特別排出基準以下とする。
2
水
質
(1)一般排水基準
基
準
値
備
考
国の基準 県の基準 市の基準
海域以外の公共用水
5.8~8.6
-
5.8~8.6
域に排出されるもの
水素イオン濃度(pH)
5.0~9.0
‐
5.0~9.0 海域に排出されるもの
生物化学的酸素要求量(BOD) 160(120)
25(20)
10
項
目
化学的酸素要求量(COD) 160(120)
25(20)
10
浮遊物質量(SS)
30(20)
2
10
1
1
-
10
10
-
-
-
-
-
10
2
10
1
1
1
3
5
1
15
3,000
0.01
0.1
200(150)
5
ノルマルヘキサン抽出物質含有量(油分)
30
フェノール類含有量
5
銅含有量(Cu)
3
亜鉛含有量(Zn)
2
溶解性鉄含有量(Fe)
10
溶解性マンガン含有量(Mn)
10
クロム含有量(Cr)
2
ふつ素含有量(F)
15
大腸菌群数
3,000
カドミウム及びその化合物(Cb)
0.1
シアン化合物(CN)
1
- 76 -
※注3
鉱油類含有量
動植物油脂類含有量
日間平均
個/cm3
有機燐化合物(バラチオン、メチルバ
ラチオン、メチルジメトン及び EPN に限
る)
鉛及びその化合物(Pb)
六価クロム化合物(Cr+6)
砒素及びその化合物(As)
水銀及びアルキル水銀その
他の水銀化合物(Hg,R-Hg)
1
-
0.1
0.1
0.5
0.1
-
-
-
0.1
0.3
0.01
0.005
-
0.0005
検出され
ないこと
PCB
0.003
窒素含有量(N)
120(60)
燐含有量(P)
16(8)
トリクロロエチレン
0.3
テトラクロロエチレン
0.1
ジクロロメタン
0.2
四塩化炭素
0.02
1,2-ジクロロエタン
0.04
1,1-ジクロロエチレン
0.2
シス-1,2-ジクロロエチレン
0.4
1,1,1-トリクロロエタン
3
1,1,2-トリクロロエタン
0.06
1,3-ジクロロプロペン
0.02
チウラム
0.06
シマジン
0.03
チオベンカルブ
0.2
ベンゼン
0.1
セレン及びその化合物
0.1
アルキル水銀(R-Hg)
-
-
30
4
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
検出され
ないこと
0.0005
30
4
0.3
0.1
0.2
0.02
0.04
0.2
0.4
3
0.06
0.02
0.06
0.03
0.2
0.1
0.1
単位=㎎/L(pH 及び大腸菌群数以外の単位を付してないもの)
数値は最大値とする。ただし、(
)については、日平均値とする。
※注3:総量規制適用工場等であれば、その規制値の90%以内とする。
(2)生活排水
生産活動に伴う工程排水が無く生活排水のみである場合は、合併浄化槽を設置し
一般排水基準に変えて以下の基準を適用する。
項目
(許容限度)
基準値
国の基準
県の基準
市の基準
備
考
海域以外の公共用
水素イオン濃度(pH)
生物化学的酸素要求量(BOD)
-
-
5.8~8.6 水 域 に 排 出 さ れ る
もの
-
‐
-
-
- 77 -
5.0~9.0 海域に排出されるもの
20(15)
化学的酸素要求量(COD)
-
-
20(15)
浮遊物質量(SS)
-
-
25(20)
-
-
10
ノルマルヘキサン抽出物質含有量(油
分)
※注3
単位=㎎/L(pH 以外の単位を付してないもの)
数値は最大値とする。ただし、(
3
騒
)については、日平均値とする。
音
(許容限度)
基準
県 の 基
間
朝・夕
昼
準
夜
間
昼
市 の 基
間
朝・夕
準
夜
間
時間区分
地域の区
分
第1種低層住居専用地域
第2種低層住居専用地域
第1種中高層住居専用地域
第2種中高層住居専用地域
第1種住居地域
第2種住居地域
準住居地域
近隣商業地域
商業地域
準工業地域
工業地域
工業専用地域
その他の地域
4
振
8 時~19 時
6 時~8 時
19 時~22 時
翌日
22 時~6 時
8 時~19 時
翌日
6 時~8 時
19 時~22 時 22 時~6 時
45
40
40
45
40
40
50
45
40
50
45
40
65
60
50
65
60
50
70
75
60
65
75
55
60
70
50
65
70
60
60
70
55
単位
55
65
50
デシベル
動
(許容限度)
基準
時間区分
地域の区分
第1種低層住居専用地域
第2種低層住居専用地域
第1種中高層住居専用地域
第2種中高層住居専用地域
第1種住居地域
第2種住居地域
準住居地域
県 の
昼 間
7 時~20 時
基
準
夜 間
翌日
20 時~7 時
市 の
昼 間
7 時~20 時
基
準
夜 間
翌日
20 時~7 時
60
55
60
55
65
55
65
55
- 78 -
近隣商業地域
商業地域
準工業地域
工業地域
工業専用地域
その他の地域
65
60
65
70
75
65
65
70
60
70
70
65
60
単位
5
悪
65
65
60
デシベル
臭
(単位:臭気指数)
規 制 地 域 の 区 分
第1種地域
第2種地域
第3種地域
敷地境界線(1号基
12
15
18
準
)
気体排出口(2号基
準
排
悪臭防止法施行規則第6条の2に定める方法により算出
)
出
1
水(3号基
準
※
28
31
34
)
※1:敷地境界以外の着地地点において1号基準以下になるために、気体排出口において
満たさなければならない値。
(碧南市全域)
第1種地域
第1・2種低層住居専用地域、第1・2種中高層住居専用地域、
第1・2種住居地域、準住居地域、近隣商業地域
第2種地域
商業地域、準工業地域、工業地域、
丸山町1丁目市街化調整区域の一部
第3種地域
工業専用地域、
市街化調整区域(丸山町1丁目市街化調整区域を除く)
【参考】
<臭気指数の算定方法>
「臭気指数」は、問題となるにおいのついた空気や水をにおいが感じられなく
なるまで薄めたときの希釈倍率「臭気濃度」から次式により算定します。
臭気指数
=
10 × log10(臭気濃度)
※臭気濃度と臭気指数の関係
臭気濃度
(希釈倍率)
10
16
32
64
100
臭気指数
10
12
15
18
20
- 79 -
6
緑
化
敷地の公道面5m、隣地境界面2.5mの緑地帯を確保し、かつ、工場立地法に準じ
敷地面積の20%以上の緑化を行う。工場立地法に準ずる緑地とするが、できるだけ高
木を主体としたものとすること。
7
その他
この指導基準に定めのない項目については、国及び県の規制基準によるものとする。
- 80 -