312 11 数学Ⅰ・数学A

312_2011 年 大学入試センター試験問題
数学Ⅰ・数学A
2011 大学入試センター試験問題
数学Ⅰ・数学A(60 分)(全問必答)
第1問(配点 20)
〔1〕
a  3 2 2 ,
1 ア
a
1 エ
b
ab 
b a
b  2  3 とすると
 イ

ウ
オ
カ
キ
 ク
ケ
である.このとき,不等式
2abx  a 2  b 2
を満たす x の値の範囲は
コ
サ
 シ
ス
x セ  ソ
となる.
-1-
タ
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〔2〕
実数 a,b に関する条件 p,q を次のように定める.
p: (a  b) 2  (a  2b) 2  5
q: a  b  1 または a  2b  2
(1)
次の0~3のうち,命題「q ⇒ p」に対する反例になっているのは チ
0 a 0, b0
2 a  0 , b 1
(2)
命題「p ⇒ q」の対偶は「 ツ
ツ ,
0
2
4
6
(3)
1 a 1, b  0
3 a 1, b 1
⇒
テ 」である.
テ に当てはまるものを,次の0~7のうちから一つずつ選べ.
a  b  1 かつ a  2b  2
a  b  1 または a  2b  2
a  b )1 かつ a  2b ) 2
a  b )1 または a  2b ) 2
1
3
5
7
(a  b) 2  (a  2b) 2  5
(a  b) 2  (a  2b) 2 ( 5
(a  b) 2  (a  2b) 2  5
(a  b) 2  (a  2b) 2 )5
p は q であるための ト .
ト に当てはまるものを,次の0~3のうちから一つ選べ.
0
1
2
3
必要十分条件である
必要条件であるが,十分条件でない
十分条件であるが,必要条件でない
必要条件でも十分条件でもない
-2-
である.
312_2011 年 大学入試センター試験問題
数学Ⅰ・数学A
第2問(配点 25)
a,b,c を定数とし, a ' 0 , b' 0 とする.x の 2 次関数
y  ax 2  bx  c
・・・・・・・・・・①
2
のグラフを G とする.G が y  3 x  12bx のグラフと同じ軸をもつとき
アイ
a
・・・・・・・・・・②
ウ
となる.さらに,G が点 (1 , 2b  1) を通るとき
エ
c b
・・・・・・・・・・③
オ
が成り立つ.
以下,②,③のとき,2 次関数①とそのグラフ G を考える.
(1)
G と x 軸が異なる 2 点で交わるような b の値の範囲は
カキ
b
ケ
,
ク
コ
b
である.さらに,G と x 軸の正の部分が異なる 2 点で交わるような b の値の範囲は
サ
シ
b
ス
セ
である.
(2)
b  0 とする.
0 ( x ( b における 2 次関数①の最小値が  1 であるとき, b 
4
x )b における 2 次関数①の最大値が 3 であるとき, b 
b
ソ
タ
向に テ
,b 
チ
ツ
チ
ツ
ソ
タ
である.一方,
である.
のときの①のグラフをそれぞれ G1 , G2 とする. G1 を x 軸方
,y 軸方向に ト
だけ平行移動すれば, G2 と一致する.
-3-
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第3問(配点 30)
点 O を中心とする円 O の円周上に 4 点 A,B,C,D がこの順にある.四角形 ABCD
の辺の長さは,それぞれ
AB= 7 ,BC= 2 7 ,CD= 3 ,DA= 2 3
であるとする.
(1)
∠ABC=  ,AC=x とおくと,△ABC に着目して
x 2  アイ  28cos 
となる.また,△ACD に着目して
x 2  15  ウエ cos 
となる.よって, cos  
オ
カ
, x
キク であり,円 O の半径は
ケ
であ
る.
また,四角形 ABCD の面積は コ
(2)
サ
である.
点 A における円 O の接線と点 D における円 O の接線の交点を E とすると,
∠OAE= シス

である.また,線分 OE と辺 AD の交点を F とすると,
∠AFE= セソ

であり,
OF・OE= タ
である.
さらに,辺 AD の延長と線分 OC の延長の交点を G とする.点 E から直線 OG に垂
線を下ろし,直線 OG との交点を H とする.
4 点 E,G, チ
は同一円周上にある. チ
に当てはまるものを次の0~4から
一つずつ選べ.
0
C,F
1
H,D
2
H,F
したがって
OH・OG= ツ
である.
-4-
3
H,A
4
O,A
312_2011 年 大学入試センター試験問題
数学Ⅰ・数学A
第4問(配点 25)
1 個のさいころを投げるとき,4 以下の目が出る確率 p は
ウ
が出る確率 q は
エ
ア
イ
であり,5 以上の目
である.
以下では,1 個のさいころを 8 回繰り返して投げる.
(1)
8 回の中で 4 以下の目がちょうど 3 回出る確率は
オカ p 3q 5 である.
第 1 回目に 4 以下の目が出て,さらに次の 7 回の中で 4 以下の目がちょうど 2 回出る
確率は キク
p 3 q 5 である.
第 1 回目に 5 以上の目が出て,さらに次の 7 回の中で 4 以下の目がちょうど 3 回出る
確率は ケコ p q である.
3 5
(2)
次の0~7のうち オカ に等しいものは
と シ
0
4
サ
と シ
である.ただし, サ
は解答の順序を問わない.
7
C 2  7 C3
7
C 4  7 C5
1
5
8
C1  8 C2
8
C6  8 C7
2
6
7
C 2  7 C3
7
C 4  7 C5
3 8 C1  8 C2
7 8 C6  8 C7
(3) 得点を次のように定める.
8 回の中で 4 以下の目がちょうど 3 回出た場合,
n  1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 について,第 n 回目に初めて 4 以下の目が出たとき,得点
は n 点とする.
また,4 以下の目が出た回数がちょうど 3 回とならなかったときは,得点を 0 点とする.
このとき,得点が 6 点となる確率は p
ソタ p
ス
q
セ
ス
q
セ
である.また,得点の期待値は
-5-
であり,得点が 3 点となる確率は
チツテ
トナニ
である.