超高層建築物構造性能評価申請要領( 高層評定委員会)

平成 13 年 8 月 1 日
制定
平成 26 年 12 月 1 日
改訂
超高層建築物構造性能評価申請要領
(高層評定委員会)
委員長
副委員長
委員
長田 正至(前横浜国立大学大学院教授)
河村 壮一(芝浦工業大学客員教授)
秋山
宏(東京大学名誉教授)
浅野 美次(元日建設計)
安達
笹尾
原
深田
福田
翠川
専門委員
顧問
洋(日本大学名誉教授)
光(前法政大学非常勤講師)
孝文(日本 ERI 株式会社 評定部長)
良雄(日本 ERI 株式会社 取締役)
俊文(元建築研究所)
三郎(東京工業大学教授)
居駒 知樹(日本大学准教授)
勝地
弘(横浜国立大学大学院教授)
元結正次郎(東京工業大学教授)
渡壁 守正(戸田建設)
青山 博之(東京大学名誉教授)
日本 ERI 株式会社
評定部
tel
03-5775-2405
fax
03-5775-2441
e-mail
[email protected]
-1-
超高層建築物構造性能評価委員会
業務適用範囲、審査申請手続き、評定の流れ
超高層建築物構造性能評価委員会(以下「高層評定委員会」と省略)で実施する性能評価
業務範囲、審査申請手続き及び評定の流れを簡単にご説明いたします。
~業務範囲~
①建築基準法第 20 条第一号の規定による、高さが 60mを超える超高層建築物
②建築基準法第 20 条第二号ロ、第三号ロ、第四号ロの規定による、超高層建築物以外の建築物
③建築基準法施行令第 139 条第1項第三号及び第四号ロ(令第 140 条第 2 項、第 141 条第2及
び第 143 条第 2 項を含む)並びに第 144 条第1項第一号ロ及びハ(2)の規定による工作物
~審査申請及び評定の流れ~
【事前相談】
いつでもご相談に応じます。
電話、fax、メール、ご来社などいかなる方法でも結構です。
ERI 評定部にご一報ください。
事前相談票を、郵便、e-mail、fax など皆様の都合にあわせて送付いたします。
事前相談票は、末尾に示す書類で、簡単に記入できます。
事前相談票を基に評定部と打ち合わせを行います。
【開催予定】
高層評定委員会の開催日をご案内いたします。
平成27年
1月
8日
平成27年
6月
4日
平成27年
11月
5日
1月22日
6月18日
11月19日
2月
7月
12月
5日
2日
2月19日
7月16日
3月
8月
5日
6日
3日
12月17日
平成28年
1月
7日
3月19日
8月20日
1月21日
4月
9月
2月
2日
4月16日
3日
9月17日
5月8日(金)
10月
5月21日
1日
10月15日
※原則として第1木曜日、第 3 木曜日を開催日とします。
-2-
4日
2月18日
3月
3日
3月17日
【審査基準】
性能評価の審査は、長田委員長のもと国土交通省により承認された評価員で構成する高層評定委員会
で、平成 12 年 5 月 31 日付け建設省告示第 1461 号「超高層建築物の構造耐力上の安全性を
確かめるための構造計算の基準を定める件」を含む建築基準法令、その他の技術基準に照らし審査い
たします。
【性能評価申請】
高層評定委員会開催日の1週間前までに性能評価申請書を ERI 評定部に提出していただきます。
【構造設計概要書】
高層評定委員会には、構造設計概要書を提出していただきます。
構造設計概要書の作成要領は、日本ERI株式会社時刻歴応答解析建築物性能評価業務方法書(平
成13年 8 月 1 日制定)に記載してあります。必要な場合は評定部にご連絡ください。
郵送、e-mail などの方法でお手元にお届けいたします。
構造設計概要書の巻頭部分に、次の 6 種類の書類を必ずとじ込んで下さい。
性能評価申請書写し(ERI-評第 1 号様式)
パースまたは模型写真
建築物概要及び構造概要(ERI-評第 7 号様式)
評価項目と検討内容(ERI-評第 8 号様式)
構造検討概要書(ERI-評第 9 号様式)
振動解析概要書(ERI-評第 10 号様式)
設備・維持管理概要(※免震建築物の場合)
構造設計概要書(ERI-評第 1 号様式、ERI-評第 7 号様式、ERI-評第 8 号様式、ERI-評第 9 号様式、
ERI-評第 10 号様式等の書類を閉じ込んだもの)を 12 部、高層評定委員会開催日の前日午後5時迄
に ERI 評定部にご持参、あるいはご送付下さい。
※また、構造計算書一式を1部ご提出下さい。
(別途資料参照 p.6)
【高層評定委員会の開催】
〈第 1 回委員会〉
申請者、設計説明者の方は高層評定委員会で構造設計概要書を用いて説明を行っていただきます。
所要時間は、各委員からの質疑応答を含めて 1 時間を目安にして下さい。
設計説明者サイドの出席者は 5 名以内として下さい。
設計説明、質疑応答が終了した時点で第 1 回目の高層評定委員会は終了します。
質疑の内容によっては、追加の検討事項が発生する場合があります。
その場合には、次回の高層評定委員会までに指摘事項回答書(議事録)、必要に応じて追加検討書、
訂正事項一覧表及び訂正された資料(訂正資料)を準備して、評定部と打ち合わせを行います。
第 1 回高層評定委員会終了後、申請者宛てに ERI 評定部から評価手数料の請求書を送付させていた
だきます。
-3-
〈評価手数料一覧〉
建築基準法施行規則 11 条の 2 の 3 第 3 項第四号の規定による
建築物
建築物の
延べ床面積
手数料(円)
床面積の合計が 500m2 以内のもの
500,000
床面積の合計が 500~3,000m2 以内のもの
810,000
床面積の合計が 3,000~10,000m2 以内のもの
1,210,000
床面積の合計が 10,000~50,000m2 以内のもの
1,510,000
床面積の合計が 50,000m2 を超えるもの
2,010,000
500,000
特定天井を有するもの
工作物
手数料(円)
工作物 1 基毎
810,000
この手数料には、消費税はかかりません。
※既に認定を受けた構造方法等の軽微な変更として性能評価を受ける場合は、上表区分に応じた額の
10 分の 1 の評価手数料となります。
(建築基準法施行規則 11 条の 2 の 3 第 5 項第二号による)
〈第 2 回委員会〉
申請者、設計説明者の方は、第 1 回高層評定委員会の指摘事項回答書(議事録)
、必要に応じて追加
検討書、訂正事項一覧表及び訂正された資料(訂正資料)を翌月の高層評定委員会(第 1 回委員会
が第 1 木曜日の場合、第 2 回委員会は翌月の第 1 木曜日)で追加説明をしていただきます。委員会
資料 12 部は、前日午後5時迄に ERI 評定部にご持参、あるいはご送付下さい。
追加説明が了承された場合、直ちに性能評価書の草案を評定部から高層評定委員会に提出し、その場
で議論、高層評定委員会としての決裁を行います。
第 2 回高層評定委員会で決裁された案件の場合、高層評定委員会は 1~2 週間程度で性能評価書(ERI
-評第4号様式)を発行いたします。この段階で高層評定委員会は終了となりますが、この時点
までに申請者は評価手数料を ERI 経理部にお振込みください。
(手数料が振り込まれていない場合、性能評価書が交付できないことがあります)
〈委員会終了後〉
高層評定委員会において性能評価書が発行された案件については、製本用として最終版の構造設計概
要書を 2 部(1部返却、1部 ERI 保管用)ご提出していただきます。製本は様式を統一するために
当社で行わせていただきます。返却分の費用(¥6,000/冊・税別)のみご請求させて頂きます。
~認定申請業務の代行~
申請者が、性能評価書受領の後、国土交通大臣への認定申請業務を日本ERI株式会社に委託する場
合には、委任状をそえて評定部にお申し出ください。認定申請に必要な書類を作成し、国土交通省住
宅局建築指導課に提出、認定を受領するまでの折衝、場合によっては修正、差し替えなどの業務を申
請者のご協力の下で、お引き受けいたします。認定申請代行の費用は無償ですが、認定申請料の収入
印紙(¥20,000)はご準備下さい。
-4-
~申請取下げ及び審査延期の手続き~
申請者の都合により、審査途中で申請を取下げる場合は、申請取下げ理由を明記した申請取り下げ届
(ERI-評第6号様式)を提出していただきます。
-5-
時刻歴応答解析建築物性能評価における提出資料のお願い
日本 ERI 株式会社・評定部
今後、確認審査における審査指針が示され、主事又は確認検査機関では、大臣認定書(構造図一式)
と確認申請図書とを照合するのみと明記されました。これまで、超高層建築物、免震構造建築物等に
おける性能評価においては、時刻歴応答解析結果(動的解析)を中心に審査してきましたが、今後は、
柱・梁の断面検定や2次部材の設計図書についても、審査対象とさせていただきますので、ご協力宜
しくお願い致します。
■提出資料
①性能評価用提出図書(12 部)には業務方法書に示す資料以外に以下の資料を入れて下さい。
・代表的な応力図及び検定比図
・代表的な柱・梁の断面検定結果(柱梁接合部、耐力壁、ブレース、柱脚等を含む)
・代表的な(最も危険側)小梁、床の断面検定結果
・基礎の応力図及び検定比図、断面検定結果
・地下外壁の土圧に対する断面検定結果
・層の塑性率結果一覧表、代表的な塑性率図
・代表的な(最も危険側)梁、小梁、床の断面検定結果(たわみ)
・屋根ふき材、外装材、帳壁の暴風及び地震に対する変形追従性の確認
・代表的な(最も危険側)屋根ふき材、外装材、帳壁の断面検定結果
・雑詳細図(屋根ふき材、特定天井、外装材、帳壁、非耐力壁、塔屋階の目隠し壁、
玄関キャノピー、等)
②別冊として、構造計算書一式を1部、ご提出下さい。
※ 留意点
・構造図を添付して下さい。
・ページ番号を振って下さい。
・応力図は数字が読み取れるようにして下さい。
・図面と計算書の通り芯・軸が異なる場合は明記して下さい。
・断面リストと計算書の部材符合が異なる場合は明記して下さい。
・断面算定時の応力(特に足し合わせがある場合)の算定過程がわかるように
凡例を示して下さい。
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相談日: 平成 年 月 日
仮評価番号: KA-
( 高層 ・ 構造評価 )事前相談票
ERI対応:
申請
区分
件名
相談者
会社
会社
建築主
会社
様
変更
(既評価番号:
)
E-mail
TEL
氏名
建物区分
新規
TEL
氏名
構造
設計者
深田・原・古谷
宮田・渡部・森山
様
E-mail
法20条第一号(60m超、超高層免震含む)
令139条第1項第三号(煙突)
法20条第二号ロ(60m以下の耐震・制震構造)
令140条第2項(風車、鉄塔)
法20条第三号ロ(60m以下の免震構造)
階数
建
物
概
要
付
属
棟
概
要
地上
階
地下
構造
階
建物高さ
m
造
延べ面積
m2
建築場所
用途
集合住宅
事務所
病院
制震装置
無
有
免震装置
無
有
液状化
無
有
特定天井
無
有 (
仕様・計算ルート
有無
無
有(
棟)
階数
地上
新設・既存
新設
特定天井
無
確認検査機関
スケジュール
その他評定
ERI
基礎免震
(
造
有
仕様・計算ルート
本社
その他機関(
委 員 会 予 定
)
左記以外・実験又は数値計算等の特別な検証)
既存(耐震診断・改修
有 (
その他(
中間層免震 )
構造
階
無 )
左記以外・実験又は数値計算等の特別な検証)
支店)
特定行政庁
)
未定
平成 年 月 日
着工(確認済証)希望日 平成 年 月 日
無
有[
評価機関[
品確法
(
庁舎
無
防災評定(
ERI
有[
耐火
階避難
全館避難)]
その他(
耐風等級(
-7-
)
)]
耐雪等級(
)
耐震等級(
)]
ERI‐評第 1 号様式
平成
性
日 本 ERI 株 式 会 社
代表取締役 中 澤 芳 樹
能
評
価
申
請
年
月
日
書
殿
申請者
会 社 名
代表者名
印
所 在 地
電
話
建築基準法
下記について、建築基準法 施行令
第
条第
項第
号
の規定に基づく
認定に係わる性能評価を受けたいので、次の通り申請します。申請にあたっては、
日本 E R I 株式会社 性能評価業務約款 及び 同性能評価業務規定を遵守します。
また、この申請書及び添付図書の記載の事項は、事実に相違ありません。
記
性能評価区分
種別
1.超高層建築物
構造種別
1.コンクリート構造
2.鋼構造(鉄骨鉄筋コンクリート構造含む)
3.木質構造
4.その他(
)
構造形式
1.耐震構造
区分
Ⅰ.個別建築物
その他の性能評価・評定 等
2.超高層建築物以外の建築物
2.免震構造
3.工作物(
)
3.制震構造
新規
・ 変更(既評価番号:
なし
・ あり(委員会名:
)
)
件名
性能評価を受けようとする建築物等の名称
承諾印 及び 承諾日
会社名:
連絡先
所在地:〒
部課名:
フ リ ガ ナ
役職名及び担当者名:
電 話:
FAX:
※
E-Mail:
評価手数料請求先
手数料額
(会社名のみ記入)
※
(非課税)
請求書送付先
(連絡先と違う場合は住所
担当者名も記入のこと)
確認検査機関
日本 ERI㈱本社,(
)支店
・ 特定行政庁 ・ その他機関 ・
評定完了後の案件情報の開示諾否(別添:「情報開示のお願い」をご覧下さい)
①申請者が法人の場合には、代表者の役職及び氏名もあわせて記載して下さい。
②件名に「~工事」は使用しないで下さい。
③※印のある欄は記入しないで下さい。
-8-
□
未定
諾 □ 否
申
込
件
事
項
名
会社名
申
請
者
代表者
所在地
設
計
者
一
般:
構
造:
評価申込理由
既評価状況
(類似案件等)
建築場所
案 件 概 要
用
途
面
積
建築面積:
㎡
延べ面積:
㎡
高
さ
建築物高さ:
m
軒の高さ:
m
階
数
地上:
特定天井
【構造上の特徴
及び
階
地下:
なし ・ あり(検証ルート:
構造設計方針】
【代表位置の伏図・軸組図】
-9-
階
塔屋:
階
)