酒々井町災害時要援護者支援計画(素案)

酒々井町災害時要援護者支援計画(素案)
平成25年2月
千葉県酒々井町
≪目
次≫
第1章 総則・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1 計画の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 計画の考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3 対象とする災害時要援護者・・・・・・・・・・・・・・・・・1
第2章 災害時要援護者情報の把握及び共有・管理・・・・・・・・・2
1 災害時要援護者登録申請による情報の把握・・・・・・・・・・2
(1)手上げ方式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2)同意方式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2 把握する情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(4)要援護者リストの共有及び管理・・・・・・・・・・・・・2
3
要援護者情報の共有・管理・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(1)情報共有の範囲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2)情報の適正管理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(3)情報の更新・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
4
未登録災害時要援護者における措置・・・・・・・・・・・・・3
第3章 避難支援体制の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
1 町における避難支援体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
2
3
4
5
6
7
情報伝達体制の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
避難施設等の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
福祉サービス等の継続的提供・・・・・・・・・・・・・・・・4
物資・燃料等の調達・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
災害ボランティア組織に対する支援体制の確立・・・・・・・・5
普及啓発等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(1)地域住民の防災意識の啓発・・・・・・・・・・・・・・・5
(2)防災訓練等の実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
(3)災害時要援護者本人及びその家族等の防災意識の啓発・・・5
(4)災害時要援護者の備え・・・・・・・・・・・・・・・・・5
ア 隣近所や地域の各種団体等との連携・・・・・・・・・・5
イ 必要な支援内容の伝達・・・・・・・・・・・・・・・・5
ウ 避難路の確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
エ
オ
非常持ち出し品等の備蓄・・・・・・・・・・・・・・・6
災害に備えた備蓄・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
カ
住宅の安全対策・・・・・・・・・・・・・・・・・6
第4章 災害発生時の対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
1 避難情報等の伝達・避難誘導・安否確認・・・・・・・・・・7
(1)災害時要援護者への避難情報等の伝達・・・・・・・・・7
(2)災害時要援護者の避難誘導と安否確認・・・・・・・・・7
2
避難所における支援等・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
(1)情報提供・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(2)相談窓口の設置等・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(3)心のケア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(4)ボランティアとの連携・・・・・・・・・・・・・・・・8
3 避難所以外の災害時要援護者への支援・・・・・・・・・・・8
酒々井町災害時要援護者支援計画素案
第 1 章 総則
1 計画の目的
この「酒々井町災害時要援護者支援計画(「以下「計画」という。」)は、災害時にお
ける要援護者への支援を適切かつ円滑に実施するため、国の「災害時要援護者の避難支
援ガイドライン」を踏まえ、災害に備えた要援護者に関する情報共有、災害時の避難情
報伝達及び避難支援体制の整備並びに避難完了後の生活支援について定めることによ
り、地域の安心・安全体制を強化することを目的としています。
2 計画の考え方
この計画は、酒々井町地域防災計画(以下「地域防災計画」という。)に位置づけられ
た要援護者対策に関することを具体化したもので、計画作成の考え方や具体的な推進方
法等を定めた「全体計画」と、災害時要援護者一人ひとりの計画を定めた「個別計画」
により構成します。
「全体計画」とは、この計画を指し、本町での推進体制や、
「個別計画」の作成方法、
災害発生時の対応等の基本的な方針について定めたものとします。
「個別計画」は、この計画に基づいて、災害時要援護者一人ひとりについて、「とも
に支え合い助け合う地域の手」酒々井町災害時要援護者名簿登録制度実施要綱(以下「実
施要綱」という。)第 4 条第 1 項に定める第 1 号様式「酒々井町災害時要援護者登録申
請書兼登録台帳」(以下「登録台帳」という。)により登録するものとし、登録後は、定
期的にそれぞれの災害時要援護者の状況に応じて内容の修正・更新等を実施します。
3 対象とする災害時要援護者
計画の対象とする災害時要援護者とは、災害から自らを守るために安全に避難するな
ど、災害時の一連の行動をとることに支援を要する人とします。具体的な対象者は以下
のとおりです。
①75 歳以上のひとり暮らし高齢者
⑥精神障害者
②75 歳以上の高齢者のみの世帯の者 ⑦妊産婦及び乳幼児
③要介護認定者
⑧難病患者
④身体障害者
⑨日本語に不慣れな在住外国人
⑤知的障害者
⑩その他支援が必要と思われる者(昼間独
居を含む)
第 2 章 災害時要援護者情報の把握及び共有・管理
1 災害時要援護者登録申請による情報の把握
災害時において、要援護者の所在や安否を確認し、支援を行うためには、日頃からそ
の所在や状況を把握しておく必要があります。
そこて、本町では、災害時要援護者登録申請について住民へ広報・周知を行い、「手
上げ方式」及び「同意方式」方式を用いることで災害時要援護者情報を把握し、登録台
帳に登録するとともに、実施要綱第 4 条第 4 項に定める第 2 号様式「酒々井町災害時要
援護者名簿」(以下「名簿」という。)を作成するものとします。
(1) 手上げ方式
要援護者本人が必要な個人情報を提供することに同意し、自らの意志で登録台帳へ
の登録をする方式
(2) 同意方式
要援護者に登録台帳への登録を直接働きかけ、必要な個人情報を提供することに同
意を得て登録する方式、
2 把握する情報
災害時要援護者に関して把握することが必要な情報は、登録台帳のとおりとします。
また、登録台帳の記入については、原則的に災害時要援護者本人が記入することとし
ますが、本人の記入、提出が困難な場合には、避難援助者等と相談しながら把握に努め
ることとします。
3 要援護者情報の共有・管理
(1) 情報共有の範囲
登録台帳及び名簿の原本は、福祉担当課が保管するものします。登録台帳の複本は
避難援助者(注 1)及び関係機関(注 2)が、また、名簿の副本は地域支援者(注 3)
が、それぞれ共有するものとします。
(注 1)避難援助者…要援護者の近隣に居住し、普段の見守りや災害時等において
可能な限り情報の伝達、安否確認、避難誘導等の支援を行う者をいいます。避
難援助には責任を伴うものではありません。
(注 2)関係機関…警察署、消防署、社会福祉協議会、地域包括支援センター、民
生委員児童委員をいいます。
(注 3)地域支援者…自治会、区、自主防災組織、消防団をいいます。
(2) 情報の適正管理
避難援助者及び地域支援者は、登録台帳及び名簿(以下「登録台帳等」という。)
の提供を受けたときは、以下の事項を遵守しなければならないものとします。
ア 登録台帳等の漏えいや拡散がないよう適切に管理すること。
イ 災害時の避難支援活動以外の目的に使用しないこと。
ウ 地域支援者においては、原則として組織の代表者が名簿を管理すること。
エ 登録台帳等は原則として複写しないこと。
(3) 情報の更新
登録台帳等に記載された事項に変更が生じたとき又は登録の取り消しがあった場合、
福祉担当課は、速やかに登録を変更し、又は取り消し、地域支援者、避難援助者及び関
係機関に通知するものとします。(実施要綱第 6 条に定める第 3 号様式)
4 未登録災害時要援護者における措置
災害時要援護者である可能性が高いにも拘らず災害時要援護者登録申請に至ってい
ない人(以下「潜在的要援護者」という。)については、計画の目的及び情報の適正な管
理について説明した上で、災害時要援護者登録申請の希望の有無を確認し、希望する人
については、1 の例により措置するものとします。
第 3 章 避難支援体制の整備
1 町における避難支援体制
町は、平常時から庁内の防災関係課と福祉関係課による横断的な災害時要援護者の避
難支援体制の整備に努めます。
2 情報伝達体制の整備
災害時要援護者は、避難に関する情報を受け取ることや、その情報に対して適切な行
動をとることが困難な場合が多いことから、避難情報等必要な情報が災害時要援護者本
人及びその家族・避難援助者等に確実に伝達できるよう、災害発生時の情報伝達体制の
整備に努めます。
また、災害時要援護者には、災害時のみならず平常時においても、災害時要援護者自
身に不測の事態等が発生した場合に、関係機関等への連絡や通報のシステムを確保して
おくことも必要なため、関係機関等と連携しながら、その整備促進に努めることとしま
す。
3 避難施設等の整備
災害時要援護者が一般の避難所への避難では生活に支障をきたすような場合は、必要
な生活支援が受けられる体制が整っている特別養護老人ホーム等の社会福祉施設と事
前に協定を締結しながら、「福祉避難所」としての指定を検討します。
4 福祉サービス等の継続的提供
福祉サービス提供施設や福祉サービス提供者が被災しても福祉サービス継続に必要
な人員や施設等を確保していくため、福祉サービス提供者相互間の連携を図る取り組み
についても積極的に支援します。
また、医療支援体制を確保していくうえでも同様に取り組むこととします。
5 物資・燃料等の調達
福祉サービス及び医療サービスの安定的供給に必要な物資や燃料等を確保していく
ため、協定書等の締結等に努めます。
6 災害ボランティア組織に対する支援体制の確立
災害発生時に、町(災害対策本部)では、速やかに社会福祉協議会に対し、ボランテ
ィアセンターの設立を依頼するとともに、災害ボランティア等の組織化に対する支援を
行うために、同協議会と連携して防災や医療ボランティアの登録、災害時における災害
ボランティア活動体制の充実、連絡会議の開催など、支援体制の確立に努めます。
また、災害ボランティアが円滑に活動できるよう物資の整備に努めます。
7 普及啓発等
災害時要援護者の避難が迅速かつ的確に支援されるためにも、日頃から地域住民の防
災意識を啓発していくことが大切です。
また、災害時に災害時要援護者の身を守り、安全な避難を支援するためには、周りの
支援だけでなく、災害時要援護者自身やその家族等の日ごろの備えも必要であることか
ら、町は、地域支援者をはじめとする各地域の方々や防災関係機関等と連携・協力しな
がら、防災意識の啓発に努めます。
(1) 地域住民の防災意識の啓発
地域住民に対しては、防災に関する知識の普及啓発を図るとともに、災害時要援護
者への対応方法等についても併せて啓発を図ります。
(2) 防災訓練等の実施
地域住民や災害時要援護者の防災意識を高めていくため、町や地域等で実施する各
種の防災訓練に、災害時要援護者の視点を取り入れた訓練を実施します。
(3) 災害時要援護者本人及びその家族等の防災意識の啓発
大規模災害が発生した場合には、近隣すべてが被災者という状況であることが想定
されるため、災害時要援護者本人及びその家族や避難援助者等に対し、日ごろからの
備えについて周知することが必要であるため、関係団体等の協力を得ながら周知に努
めます。
なお、周知にあたっては、点字や録音、イラスト付きの文書等を用いたり、簡易な
言葉や漢字にはルビをふるなど、それぞれの状況に応じた方法を考慮します。
(4) 災害時要援護者の備え
災害時要援護者やその家族は、次の事項を参考にしながら、災害に対する備えに取
り組むよう努めるものとします。
ア 隣近所や地域の各種団体等との連携
・最寄の民生委員児童委員や自主防災組織、消防団のリーダー等が誰であるか把
握しておきます。
・地域の様々な組織や団体と日頃から積極的に交流し、災害時の協力が得られや
すい環境を作っておきます。
イ 必要な支援内容の伝達
・かかりつけ医療機関や持病等、救急時に必要な情報を保管する救急医療情報キ
ット(注4)等に記載し保管するなどして、準備しておきます。
(注4)救急医療情報キット…かかりつけ医療機関や持病等、救急時に必要な
情報を保管するキット。町では「救急医療情報キット配布事業実施要綱」
を制定し、次に掲げる世帯の世帯主に無償で配布しています。①75 歳
以上の者で構成される世帯②75 歳以上の者と障害者で構成される世帯
③75 歳以上の者と 18 歳以下の者(障害者を除く。)で構成される世帯④
75 歳以上の者と障害者及び 18 歳以下の者(障害者を除く。)で構成され
る世帯
ウ 避難路の確認
・自宅から避難所までの経路を家族や避難援助者とともに、実際に歩くなどして
確認しておきます。
エ 非常持ち出し品等の準備
・避難が必要となった場合に備えて、非常持ち出し品等をまとめておき、いつで
も携帯できるよう備えておきます。
・特に、薬や医薬品、医療器具等、特別な持ち出し品についても準備をするとと
もに、避難した際に、それらが周囲の人に情報が伝わるよう表示などをしておき
ます。
オ 災害に備えた備蓄
・水や食料など、できれば3日分以上の備えをしておきましょう。
カ 住宅の安全対策(注5)
・住宅の耐震診断を受け、必要があれば耐震補強等を行いましょう。
・家具などは、家具転倒防止器具(注6)等で倒れないように固定しておきましょ
う。
(注5)住宅リフォーム…町では「住宅リフォーム補助金交付要綱」を制定し、
町内施工業者により自己が居住する住宅の 20 万円以上のリフォーム工事
を行った者に対し、100 分の 10 に相当する額(10 万円を限度)を補助して
います。
(注6)家具転倒防止器具…町では、「家具転倒防止器具等取付費補助金交付要
綱」を制定し、地震による家具の転倒等の被害から身体の安全を確保する
ため、家具転倒防止器具等の購入又は取付けを行なう次に掲げる世帯(市
町村民税非課税世帯)の世帯主に対し、10,000 円を限度に補助しています。
①75 歳以上の者で構成される世帯②75 歳以上の者と障害者で構成される
世帯③75 歳以上の者と 18 歳以下の者(障害者を除く。)で構成される世帯
④75 歳以上の者と障害者及び 18 歳以下の者(障害者を除く。)で構成され
る世帯
第 4 章 災害発生時の対応
1 避難情報等の伝達・避難誘導・安否確認
災害が発生した場合には、災害時要援護者に避難援助者や地域住民等の協力により、
情報を伝達するとともに適切に避難所へ誘導します。
(1)
災害時要援護者への避難情報等の伝達
災害が発生した場合や発生の恐れがあり避難を要する場合には、社会福祉施設等を
含めて、あらかじめ定められた伝達体制により、迅速確実に避難情報等を伝達します。
また、災害時には電話回線のふくそうや電気の寸断により、電話や携帯電話等を使用
した情報伝達が機能しなくなる可能性も高いことから、アマチュア無線、CATV、エ
リアメール、ツイッター、フェイスブック等のメディアの活用について検討し、災害時
における多様な通信連絡網の整備充実に努めます。
(2)
災害時要援護者への避難誘導と安否確認
災害発生直後の災害時要援護者の救助や避難誘導は、地域における住民の協力によ
る方法が効果的と考えられることから、あらかじめ個別計画で定めた避難援助者を中
心に、地域の住民が協力しながら、自力で避難できない災害時要援護者の避難誘導を
行ないます。
また、安否の確認については、現地で情報の伝達や避難誘導等を行うことで一時的
に確認することができますが、確実を期すため、あらかじめ把握しておいた所在情報
等に基づき、避難所等において、再度、避難した災害時要援護者の把握に努めます。
安否が確認できない災害時要援護者については、消防、警察や災害対策本部に救助
や確認を依頼します。
さらに、避難が必要な地域において、あらかじめ本人の同意が得られていない等の
理由で、情報が登録・共有されていない災害時要援護者についても、福祉関係課等で
事前に把握している所在情報等をもとに、迅速な安否確認や避難誘導に努めます。
2 避難所における支援
避難所へ避難した後は、ライフラインの回復や住居の確保が可能となるまでの間、避
難者が共同で生活を送ることとなります。
避難所での生活は、災害を受ける前と生活環境が大きく変化するため、災害時要援護
者にとっては過度のストレスが生じ、生活そのものが困難な状況となる場合があります。
このため、避難所の運営においては、「酒々井町地域防災計画」に基づき災害時要援
護者に対して十分配慮し、障害者用仮設トイレ、携帯トイレ、ベッド、間仕切り、食料、
介護ケア用品の確保に努めます。
(1) 情報提供
災害発生直後は情報が不足するため、必要以上に不安を抱くことが想定されること
から、テレビやラジオ等報道機関による情報や町等からの情報等を的確に災害時要援
護者へ提供していくことが必要です。
このため、提供にあたっては、それぞれの状態に配慮し、紙媒体での提供、音声に
よる周知等、様々な方法により実施します。
掲示物や紙媒体による情報提供については、可能な限り大きい文字で記載し、漢字
にはルビをふるとともに、図やイラストを用いるなど誰でもわかりやすい表示に努め
ます。
また、災害時要援護者の情報窓口の一本化を図り、災害情報の錯綜防止に努めます。
(2) 相談窓口の設置等
災害時要援護者の支援ニーズは、一人ひとり異なることや、心身の状態等によって
も異なってくることが考えられることから、具体的な災害時要援護者の現況とニーズ
を迅速かつ正確に把握するため、専門の相談窓口を設けるなど、避難所での相談体制
を整備します。
相談窓口には、女性や必要に応じて手話通訳者等の配置について配慮します。
(3) 心のケア
被災体験や避難所での慣れない生活が続くことにより、体の疲労はもとより、スト
レスの蓄積等による体調の変調や外傷後ストレス障害(PTSD)への進行が懸念されま
す。
このため、地域住民やボランティアなどによる声かけを行い、精神的な不安を和ら
げ、孤独感に陥らないよう配慮します。
(4) ボランティアとの連携
災害発生時に、災害時要援護者に対する各種の支援を十分に行うためには、ボラン
ティアの活動が大きな力となります。
このため、災害時要援護者のニーズを的確に把握しながら、避難所でのボランティ
アの受入れ体制を整備するなど、ボランティアが効果的に運用できるようコーディネ
ート体制の整備を図るよう努めます。
3 避難所以外の災害時要援護者への支援
被災を免れた災害時要援護者についても、生活を維持するためには、適切な保健福祉
サービスの継続的な確保が必要であることから、関係機関や事業者等とも協力しながら、
できる限り早期にサービス提供体制が回復できよう努めます。