カタログデータ (PDF ) - フロテックアンカー技術研究会

荷重調整が容易に行えるフロボンドアンカー
スーパー
フロテックアンカー
防食構造Ⅱ相当(地盤工学会基準)
国土交通省新技術情報提供システム
NETIS 登録No. HR-120021-A
フロテックアンカー技術研究会
スーパーフロテックアンカー【維持管理型】
スーパーフロテックアンカー【維持管理型】の3つ特長と構造
機 能 性
■ 荷重調整が容易な頭部構造
■ 優れた付着性能
●
●
使用用途に応じて頭部構造を選択
1.『簡易調整タイプ』再緊張が容易で経済性が優位
2.『荷重調整タイプ』±100㎜※の荷重調整が可能
グラウトとの付着力は、普通PC鋼より線と同等以上
耐 久 性
施 工 性
■ 耐食性に優れた引張り材を使用
■ 水密性に優れた止水構造
●
●
■ シンプルな構造
■ 現場での長さ変更に対応可能
内部充填型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線である
ECFストランドを引張り材に使用
頭部周辺、
自由長アンカー体長境界部の水密性は、
各種試験で確認済み
● 現場組立と工場組立のどちらも対応可能
● 現場組立においても確実かつ品質の高いテンドンの
加工が可能
頭部
●使用用途に応じて頭部構造を選択
1.『簡易調整タイプ』再緊張が容易で
経済性が優位
2.『荷重調整タイプ』±100㎜※の
荷重調整が可能
自由長部
●自由長部シースは工場被覆でシンプル
な構造
アンカー体長部
●注入ホース・スペーサーを標準装備
●グラウトとフロボンドの付着力は普通
PC鋼より線と同等以上
頭部背面止水部
●水密性、充填性に優れた止水樹脂使用
自由長アンカー体長境界止水部
●ホットメルト接着剤が塗装された熱収
縮チューブにより優れた水密性
●専用の収縮装置により確実に止水
挿絵は簡易調整タイプ
(SFL-2∼9)
※ 荷重調整量は、
アンカー長や定着荷重などの状況に応じて変更可能です。
1
荷重調整が容易に行えるフロボンドアンカー
フロボンド
(付着型ECFストランド)の特長
フロボンド
(付着型ECFストランド)
は、
JISで規定されたPC鋼より線に耐食性の極めて優れたエポキシ樹脂をピンホールがない
十分な塗膜厚
(0.4∼1.2mm)
で被覆し、
さらにグラウトとの付着性向上のためエポキシ樹脂被覆表面にグリット
(けい砂などの
不活性粒子)
を埋込んだ土木学会で規定された引張り材です。
(JSCE E141、ASTM A882、ISO14655に準拠)
主なデータ
平均 0.6㎜の
膜厚
優れた耐食性
●塩水噴霧試験 : 3000時間発錆なし
より目の
樹脂充填
間にも
●地中曝露試験 : 14年間発錆なし
●複合サイクル試験 : 6ヶ月発錆なし
(JHS403日本道路公団塗料規格に準じた試験条件)
●グラウトとの付着力は、
普通PC鋼より線と同等以上
ピンホールなし
グリットによる
優れた付着性能
堅固に密着
スーパーフロテックアンカー【維持管理型】の適用
スーパーフロテックアンカー
【維持管理型】
は、
斜面安定、
擁壁の補強、
吊構造物の反力および構造物の安定など、
様々な用途に
適用されていますが、
以下に示す工事においては、
特に優れた特長を発揮します。
①供用期間中に荷重調整を行う場合
②施工中にアンカーの長さを変更する恐れがある場合
荷重増の要因…想定以上のすべり力など
荷重減の要因…テンドンのリラクセーションなど
アンカーの残存引張り力は、
アンカー施工後に変化します。
供用期間中にアンカーの性能が低下する恐れのある場合は、
残存引張り力の調整を行う必要があります。
現場組立においても品質の高いテンドン製作が行えるため、
地盤に適した長さのアンカーが組み立てられます。
③テンドン挿入後にグラウト注入を行う必要がある場合
④海岸沿いなどの高腐食条件下で使用する場合
テンドンに注入ホースが標準装備されているため、
テンドン挿入後に孔底からグラウトを充填することが可能です。
耐食性、水密性に優れるため海岸地域など、腐食環境が厳しい
環境でも適用可能です。事前にご相談ください。
2
システム
システム図(4本タイプ/SFL-4『簡易調整タイプ』の場合)
取付ボルト
止水樹脂
ウェッジ
結束テープ
(2.0mピッチ以内)
孔口スペーサー
(必要に応じて使用)
防錆キャップA
A̶A 断面
A
結束テープ
グラウト注入ホース φ21.5(φ27)
フロボンド φ15.2
自由長部シース φ23.5
頭部防食材
止液ゴム
アンカーディスクA
A
注1) 自由長部スペーサーはSFL-3,6∼12にのみ使用
(2mピッチで配置し結束テープで固定)
自由長部スペーサー アンカープレートA
止水チューブ
B̶B 断面
グラウト注入ホース φ21.5(φ27)
グラウト注入ホース
アンカー体長部スペーサー
(1.5mピッチ以内)
インシュロックタイ
フロボンド φ15.2
先端キャップ
アンカー体長部スペーサー
フロボンド φ15.2
(セントラライザー)
先端部長
アンカー体長
アンカー自由長
テンドン長
ユニットおよび削孔径(参考)
ユニット
PC鋼より線
本数
(本)
断面積
単位質量
(mm2) (kg/m)
許容引張り力
(kN)
常時
0.6Tus
(kN)
地震時
0.9Tys
(kN)
グラウト
注入
ホース径
(mm)
極限引張り力 降伏引張り力
Tus
Tys
(kN)
ランクA
削孔径
(参考)
(mm)
SFL-1
1
138.7
1.101
261
222
156.6
199.8
φ21.5
φ90
SFL-2
2
277.4
2.202
522
444
313.2
399.6
φ21.5
φ90
SFL-3
3
416.1
3.303
783
666
469.8
599.4
φ21.5
φ90
SFL-4
4
554.8
4.404
1,044
888
626.4
799.2
φ21.5
φ27
φ115
SFL-5
5
693.5
5.505
1,305
1,110
783.0
999.0
φ21.5
φ27
φ115
SFL-6
6
832.2
6.606
1,566
1,332
939.6
1,198.8
φ21.5
φ27
φ115
SFL-7
7
970.9
7.707
1,827
1,554
1,096.2
1,398.6
φ21.5
φ27
φ135
SFL-8
8
1,109.6
8.808
2,088
1,776
1,252.8
1,598.4
φ21.5
φ27
φ135
SFL-9
9
1,248.3
9.909
2,349
1,998
1,409.4
1,798.2
φ21.5
φ27
φ135
SFL-10
10
1,387.0
11.010
2,610
2,220
1,566.0
1,998.0
φ21.5
φ27
φ165
SFL-11
11
1,525.7
12.111
2,871
2,442
1,722.6
2,197.8
φ21.5
φ27
φ165
SFL-12
12
1,664.4
13.212
3,132
2,664
1,879.2
2,397.6
φ21.5
φ27
φ165
※許容引張り力は、地盤工学会基準「グラウンドアンカー設計・施工基準,同解説」(JGS4101-2012)にもとづきます。
※SFL-4∼12のユニットでは、注入ホース径はφ21.5とφ27の2種類が使用可能です。状況に応じて使い分けてください。
※簡易調整タイプのSFL−7∼12および荷重調整タイプの納期については事前にご相談ください。
※削孔径は参考数値です。状況に応じて変更してください。
3
材料
フロボンド
(付着型ECFストランド)の仕様および機械的特性
種類 ※1
呼び名
SWPR7B
15.2
(㎜)
エポキシ
塗膜厚※2
(㎜)
参考標準
単位質量※3
(kg/m)
最大
試験力※1
(kN)
0.2%永久伸びに
対する試験力※1
(kN)
16.4
0.4∼1.2
1.155
261以上
222以上
基本外径
肉厚
(㎜)
23.5
2.0
リラクセーション※4
(%)
3.5以上
6.5以下
※1. PC鋼より線の規格は、JIS G 3536に準拠
※2. 1断面内の各クラウン部(頂上部分)
※3. エポキシ樹脂被覆後の参考値
※4. フロボンドの規格は、土木学会基準(案)JSCE-E141に準拠
※5. 寸法は参考値
ポリエチレンシース※5
標準外径
(㎜)
伸び※1
自由長・アンカー体長部構成部品
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
d1(㎜)
使用しない
100
10
使用しない
100
27
φ27の場合使用しない
32
40
47
100
22
22(28)
71
61
SFL-3
SFL-6∼12
電源100V、400W
d2
d1
スリット
150mm
L
( )内はφ27注入ホースの場合
L
内面ホットメルト接着剤付
※ 熱収縮前の参考値
自由長@2m以内で配置します。
ユニット
アンカー体長部スペーサー(硬質ポリエチレン)
D(㎜)
d1(㎜)
d2(㎜)
19
23
59
ユニット
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
23
76
18
29
96
SFL-10
SFL-11
SFL-12
113
先端キャップ
(硬質ポリエチレン)
L(㎜)
116
D(㎜)
45
52
126
64
132
66
133
先端キャップ
(SGP鋼管)
114
150
d2
D
図はSFL-4・5・6用
D
D
d1
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
熱収縮装置
d2(㎜)
※
30
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
止水チューブ
(ポリオレフィン)
自由長部スペーサー(クロロプレンゴム)
L(㎜)
d1
ユニット
L
L
SFL-1∼9
SFL-10∼12
写真はSFL-1∼9用
アンカー体長@1.5m以内で配置します。
結束タイ
補修用塗料
シースカッター
グラウト防止キャップ
仕様
幅24mm、長さ55m
幅7.5mm、長さ380mm
主剤270g、硬化剤180g
電源100V、300W
長さ510mm
材質
ガラス繊維強化
ポリエステルフィルム
ナイロン
エポキシ樹脂
その 他の 部 材
結束テープ
4
ポリエチレン
材料
頭部・頭部背面構成部品 〔緊張時に必要な部品です。〕
̶頭部詳細図【簡易調整タイプ】̶
アンカープレートA
アンカーディスクA
止水樹脂
ウェッジ
頭部防食材
グラウト注入ホース
孔口スペーサー
止液ゴム
防錆キャップA
※挿絵はSFL-2∼9
簡易調整タイプ用部品
140
170
151
SFL-1
181
215
156
SFL-2
4
12
206
240
169
SFL-3
SFL-4
198
273
237
SFL-5
SFL-6
292
208
14
6
256
SFL-7
SFL-8
280
316
238
SFL-9
防錆キャップA(SGP鋼管、SS400相当+亜鉛めっき、
クロロプレンゴム)
ユニット D1(mm) D2(mm)
H(mm) PCD(mm) n(個) d(mm)
SFL-10
250
SFL-11 350 241.8
280
14
8
SFL-12
ゴムパッキン
グリスニップル
グリスニップル
PT 1/8
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
アンカープレートA(SGP鋼管、SS400相当+亜鉛めっき)
S(㎜) (
t ㎜) d1(㎜) d2(㎜)d3(㎜)PCD(㎜) ネジ仕様
180
230
280
300
330
370
400
420
450
500
25
30
32
36
38
50
55
60
65
42.7
76.3
24
60
68
80
90
89.1
101.6
100
114.3
198
120
139.8
218
135
165.2
178
ボルト穴n
エアープラグ
PT 1/8
140
181
206
4-M10深さ15
4-M10
深さ17
237
6-M12
深さ20
256
280
8-M12
深さ20
t
D1
P.C.D.
d
SFL-1∼9
D2
d
D
P.C.D.
ボルト穴n
H
66
119
139
148
168
S
PT 1/8
エアープラグ
PT 1/8
ゴムパッキン
ユニット
d3
d(㎜)
S
PCD(㎜) n(個)
P.C.D.
H(㎜)
d1
防錆キャップA(アルミ合金、
クロロプレンゴム)
D(㎜)
d2
ユニット
ネジ加工
H
SFL-10∼12
200
※アンカープレートの形状は、設計アンカー力0.6Tusで下記の条件で決定しております。
※受圧板によって、
プレートの形状が変わる場合があります。
※使用条件が変わる場合は、計算の上、形状を決定してください。
写真はSFL-1∼9用
アンカープレートAの設計条件
ユニット
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
アンカーディスクA(S45C相当)
D(㎜)
58
64
74
85
92
103
113
114
125
M65×4
φ118
φ138
φ147
φ167
φ177
φ197
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
147
φ217
D
ユニット
H(㎜)
H
D
ネジ加工
SFL−1
SFL−2∼12
H
溝加工
写真はSFL-2∼12用
5
コンクリート設計基準強度
(N/mm2)
18
箱抜き径
(㎜)
仮想梁幅
(㎜)
114
400
140
500
165
600
700
21
216
800
267
900
1,000
̶頭部詳細図【荷重調整タイプ】̶
アンカープレートB
止液パッキン
シム
リングナット
止水樹脂
グラウト注入ホース
アンカーディスクB
孔口スペーサー
止液ゴム
ウェッジ
頭部防食材
防錆キャップB
荷重調整タイプ用部品 その1
ユニット
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
防錆キャップB(SGP鋼管、SS400相当+亜鉛めっき、クロロプレンゴム)
D1(㎜) D2(㎜) H(㎜) PCD(㎜) n(個)
200
250
280
300
330
139.8
190.7
216.3
241.8
267.4
380
318.5
420
355.6
450
460
470
170
220
250
270
490
500
300
520
ユニット
d(㎜)
4
12
6
14
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
350
530
8
390
550
グリスニップル
ゴムパッキン
14
アンカープレートB(SGP鋼管、SS400相当+亜鉛めっき)
S(㎜)t(㎜)d1
(㎜)d2(㎜)d3(㎜)d4(㎜)PCD1(㎜)PCD2(㎜)ネジ仕様
200
250
280
300
330
370
400
420
450
500
87
142
172
187
207
217
232
252
257
277
282
287
25
30
32
36
38
50
55
60
65
42.7 66
108
76.3
128
89.1 138
101.6 153
163
121 100 114.3
171
191
141 120 139.8
193
211
156 135 165.2 213
216
51
86
95
101
111
S
ボルト穴n
30
66
68
80
90
170 4-M10深さ15
220 4-M10
250 深さ17
270
300
6-M12
深さ20
350
390
8-M12
深さ20
t
エアープラグ
d4
S
P.C.D.2
P.C.D.1
d3
d1
3-φ11 深さ17
H
PT 1/8
d2
P.C.D.
D2
D1
d
PT 1/8
200
ネジ加工
※アンカープレートの形状は、設計アンカー力0.6Tusで下記の条件で決定しております。
※受圧板によって、
プレートの形状が変わる場合があります。
※使用条件が変わる場合は、計算の上、形状を決定してください。
※長さHは、荷重調整量に応じて変更可能です。
アンカープレートBの設計条件
ユニット
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
アンカーディスクB(S45C相当)
D(㎜)
ユニット
H(㎜)
180
190
TR65×4
TR120×6
TR140×6
TR150×6
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
200
220
230
TR170×6
TR180×8
250
TR200×8
260
TR220×8
280
D
H
ネジ加工
6
コンクリート設計基準強度
(N/mm2)
18
箱抜き径
(㎜)
114
140
165
仮想梁幅
(㎜)
400
500
600
700
21
216
800
267
900
1,000
材料
頭部・頭部背面構成部品 〔緊張時に必要な部品です。〕
荷重調整タイプ用部品 その2
止液パッキン
(クロロプレンゴム)
ユニット
D(㎜)
49
84
93
99
109
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
ユニット
(
t ㎜)
119
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
3
139
154
リングナット
(S45C相当)
D(㎜)
H(㎜)
85
140
170
185
205
215
230
250
255
275
280
285
140
145
150
160
165
175
180
190
t
D
ネジ形状
TR65×4
TR120×6
TR140×6
TR150×6
TR170×6
TR180×8
TR200×8
TR220×8
20
エアープラグ
H
D
PT 1/8
D
ネジ加工
d2(㎜)
85
140
170
185
205
215
230
250
255
275
280
285
d3(㎜) PCD1(㎜)
31
66
66
108
75
128
81
138
91
153
163
101
171
191
121
193
211
136
213
216
D
P.C.D.
53
3
3
d2
d1(㎜)
87
142
172
187
207
217
232
252
257
277
282
287
d3
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
シム(SS400相当)
D(㎜)
95
150
180
195
215
225
240
260
265
285
290
295
d1
ユニット
グリスニップル
PT 1/8
4-φ6キリ深さ3
写真及び図はSFL-3用
3-M10x15
簡易調整タイプ・荷重調整タイプ[共通部品]
ウエッジ
(SCM415相当)
29
(㎜)
52
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
止液ゴム
(クロロプレンゴム)
D(㎜)
L(㎜)
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
50
84
97
109
65
122
148
174
ユニット
80
D
ユニット
L
写真及び図はSFL-4用
7
止水樹脂(発泡レジン)
樹脂タイプ
Aサイズ(96g入り)
Bサイズ(192g入り)
Bサイズ(192g入り)× 2袋
Bサイズ(192g入り)× 3袋
仮設用部品
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
孔口スペーサー(硬質ポリエチレン)
D(㎜)
(
t ㎜)
100
125
30
D
t
135
D
ユニット
170
写真及び図はSFL-3用
各材料の使用量
※孔口スペーサーは、各ストランドを所定の位置にまたテンドンを孔の中央に配列するため
の仮設用部品です。必要に応じて使用してください。使用の目安は、SFL-5以上です。
使用する場合は、
グラウト注入後のグラウト硬化前に設置してください。
また、設置位置はアンカープレートの鋼管部分と干渉しないよう注意してください。
〔下記の数量はロス率を含んでいませんので、
ご使用の際にはロス率を乗じてください。〕
頭部防食材料使用量(図1)
ユニット
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
防食材料使用量(kg)
簡易調整タイプ
荷重調整タイプ
0.7
1.2
1.7
3.2
2.6
3.6
3.1
4.8
4.5
(図1)
4.3
7.3
9.1
11.8
14.9
14.5
24.0
22.2
22.0
28.4
27.9
28.2
4.1
◆上記の数値は、(図1)斜線部に充填される防食材の使用量です。
止水部ビニールテープ使用量(図2)
結束テープ使用量
ユニット
1ヶ所当たり
テープ使用量(個)
ユニット
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
0.15
0.30
0.45
0.60
0.75
0.90
1.05
1.20
1.35
1.50
1.65
1.80
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
◆ビニールテープは、
幅19mm・10m/個を使用し、
1/2ラップ巻した場合の使用量です。
(図2)
A
補修用塗料
1ヶ所当たり
テープ使用量(m)
0.40
0.50
0.60
0.70
0.70
0.70
0.80
0.90
0.90
1.00
◆結束テープは、
@2mに巻くため、
上記数値に結束箇所数を乗じてください。
◆巻数は3回/箇所です。
◆結束テープは、55m/個です。
自由長
B
アンカー体長
フロボンド
ビニールテープ
止水チューブ
自由長部シース
注)A≒B+20㎜にて取付けてください。
8
ユニット
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
補修用塗料使用量
アンカー100本に1缶
アンカー50本に1缶
アンカー33本に1缶
アンカー25本に1缶
アンカー20本に1缶
アンカー16本に1缶
アンカー14本に1缶
アンカー12本に1缶
アンカー11本に1缶
アンカー10本に1缶
アンカー 9 本に1 缶
アンカー 8 本に1 缶
◆主として、
フロボンドを切断した際の
切断面および緊張作業後の余長部切断面
の補修などに用います。
施工
※施工方法の詳細、
施工時の注意事項などは、
「スーパーフロテックアンカー
【維持管理型】
設計・施工マニュアル」
をご参照ください。
施工の流れ
◎削孔工
◎テンドン挿入工
◎緊張・定着工
シースカッターで余長部のシースを除去します。
スーパーフロテックアンカー〔維持管理型〕の余長
フロボンド
止水樹脂
◎頭部処理工
止液ゴム
緊張
余長
アンカーディスク
アンカープレート
●アンカー先端には先端キャップが装着されますので、
先端部長0.2mを加算してください。
●プレキャスト受圧板を固定するために、仮緊張を行う場合は、
本緊張時にラムチェアを使用します。
この場合、
ラムチェア
高さを余長を加算してください(下表参照)。
簡易調整
タイプ
荷重調整
タイプ
仮緊張しない場合
仮緊張する場合
仮緊張しない場合
仮緊張する場合
緊張余長
1.0m
1.3m
1.8m
先端部長
0.2m
合計長さ
1.2m
1.5m
止水樹脂をスリットから注入します。
2.0m
9
◎グラウト工
注入ホースを用いてテンドンの先端から、確実にグラウトの注入が
行えます。
〔簡易調整タイプ〕
:止液ゴム、
アンカープレートA、
アンカーディスクAを取り付けます。
加圧注入を行います。必要に応じてケーシング抜管後、
グラウト硬化前に
孔口スペーサーを所定の位置に取り付けます。
設置位置は、
アンカープレートの鋼管部分と干渉しないよう注意してください。
ウェッジを取り付け、専用ジャッキを用いて緊張定着を
行います。
〔荷重調整タイプ〕
: 止液ゴム、
アンカープレートB、止液パッキン、
シム、
リングナット、
アンカーディスクBを取り付けます。
〔簡易調整タイプ〕防錆キャップを取り付け、
キャップ内に防食材を充填します。
〔荷重調整タイプ〕リングナット内に防食材を充填した後、防錆キャップを取り付け、
キャップ内に防食材を充填します。
止水樹脂が発泡して、頭部背面に充填されたことが
確認できます。
アンカープレートと防錆キャップの境界部・ボルト部及びグリスニップル・エアープラグ部にコーキング材を塗布します。
10
組立加工
加工手順
◎現場組立加工
加工手順
①ストランドの引き出し・切断
アンカー本体は
切断
現場組立加工と工場組立加工の
どちらでも対応可能です。
②アンカー体長部ポリエチレンシースの切断・除去
③自由長アンカー体長境界部熱収縮チューブ加工による
止水加工
(チューブ加工後テーピング)
④注入ホース加工
◎工場組立加工品
アンカー体長部スペーサー
⑤各ストランドの結束(テンドンの完成)
グラウト防止キャップ
止水チューブは専用の熱収縮装置を用いて、簡単
かつ確実に加熱収縮が行えます。
注入ホース加工・各ストランドの結束
アンカー体長部ポリエチレンシースの切断・除去
自由長・アンカー体長境界部止水加工
ストランドの引き出し・切断
フロボンド全長にポリエチレンが被覆されており、
エポキシ塗膜の損傷を防ぎます。
先端キャップ
アンカー体長部/自由長部スペーサーを取り付け、
注入
ホースと①∼③の加工を行ったストランドを結束します。
専用のシースカッターで、ポリエチレンが簡単に
切断できます。
加熱後、止水チューブはシースとフロボンドに密着し、
ホットメルト接着剤により確実に止水、接着されます。
先端キャップをはめ込み、
インシュロックタイで締めて
ビニールテープで補強します。
シース内にはグリースが入っていないので、簡単に
シースの除去が行えます。
止水チューブの上から、保護テープ(ビニールテープ)
を巻きます。
グラウト時に自由長部へのグラウト浸入防止にグラウト
防止キャップを付け、
ビニールテープを巻きます。
11
施工機器
※施工機器の仕様・寸法などは標準的な数値です。詳細はお問い合わせください。
ジャッキ仕様
ジャッキの種類
ジャッキ型番
SFLJ75(FA75)
kN
最大出力
最大圧力 MPa(N/mm2)
(mm)
最大ストローク
緊張ピストン受圧面積 (cm2)
(mm)
最大直径 A
閉じたジャッキ長さ B (mm)
開いたジャッキ長さ (mm)
(kg)
ジャッキ重量
SFLJ30
(J30)
SFLJ50
(FA50)
294
69.4
200
42.39
207
515
710
28
490
64.5
200
75.98
235
550
750
58
SFLJ75
SFLJ110 SFLJ180 SFLJ260
(FA75) (DW110)(DW180)(DW260)
735
65.0
200
113.09
250
560
760
80
1079
58.3
250
185.00
342
574
824
120
1765
43.3
250
407.42
440
625
875
210
2548
46.3
250
549.78
490
682
932
265
※受圧面積が異なるタイプがありますので御注意ください。
SFLJ30(J30)…44.77cm2 SFLJ50(FA50)…75.40cm2 SFLJ260(DW260)…537.40cm2
ジャッキ型番
タイプ
SFLJ30
(J30)
SFLJ50
(FA50)
SFLJ75
SFLJ110 SFLJ180 SFLJ260
(FA75) (DW110)(DW180)(DW260)
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
ポンプ仕様
ポンプ型番
MITY
最大出力 MPa(N/mm2)
電動機
(ℓ/min)
最大吐出量
(ℓ)
オイルタンク容量
(cm)
縦
寸
(cm)
横
法
(cm)
高さ
(kg)
重量
対象ユニット
70
1.1kw×200V
三相4P
1.08
10
57
29
46
60
SFL-1∼3
P3.7
ドラムスタンド仕様
Aタイプ
寸
法
縦
横
高さ
重量
(cm)
(cm)
(cm)
(kg)
Bタイプ
Aタイプ
Bタイプ
150
150
150
550
150
150
150
150
12
MIDL
P3.7
69
1.5kw×200V
三相4P
1.8
15
48
50
55
110
SFL-1∼5
49
3.7kw×200V
三相4P
3.8
23
73.5
58
86.5
150
SFL-6∼12
維持管理手順
2 維持管理手順
1 頭部詳細図 〈SFL-3の場合〉
簡易調整タイプ
簡易調整タイプ(SFL-2∼12)
アンカープレートA
アンカーディスクA
再緊張方法
止水樹脂
ウェッジ
頭部防食材
グラウト注入ホース
アンカーディスクA
アンカープレートA
孔口スペーサー
止液ゴム
防錆キャップA
2分割カプラー
荷重調整タイプ
● 再緊張(最大調整量+100mm)
アンカーディスクAに専用の2分割カプラーを取り付ける。
シムを追加(シム高さ50mm)
リングナットで調整(調整量0∼50mm)
テンションバー
アンカープレートB
追加シム シム
止液パッキン
リングナット
止水樹脂
グラウト注入ホース
アンカーディスクB
カプラーにテンションバーをねじ込む。
ジャッキ
孔口スペーサー
頭部防食材
ウェッジ
● 初期設置時
リングナット
止液ゴム
防錆キャップB
アンカープレートB
ジャッキをアンカープレートAの上にセットする。
止液パッキン
シム
止水樹脂
止めナット
グラウト注入ホース
アンカーディスクB
孔口スペーサー
頭部防食材
ウェッジ
止液ゴム
防錆キャップB
止めナットをテンションバーにねじ込みセットする。
再緊張した伸び量
● 荷重緩和または除荷(最大調整量−100mm)
シムを外す
(シム高さ50mm)
リングナットで調整
(調整量0∼50mm)
再緊張した伸び量
アンカープレートB
止液パッキン
リングナット
止水樹脂
ジャッキのシリンダーを出し所定の張力まで載荷し、アンカーディスク
Aを浮き上がらせる。
グラウト注入ホース
アンカーディスクB
シム
孔口スペーサー
頭部防食材
ウェッジ
防錆キャップB
止液ゴム
浮き上がった 間にシムを挟んで除荷する。
(再緊張完了)
※上記は±100mm荷重調整可能な設置例です。
アンカー長や定着荷重などの状況に応じて変更可能です。
13
荷重調整タイプ及び簡易調整タイプの SFL-1
荷重緩和または除荷方法
再緊張方法
シム
アンカーディスクB
アンカープレートB
リングナット
アンカープレートB
リングナット
カプラー
カプラー
アンカーディスクBの外ねじにカプラーをねじ込み取り付ける。
アンカーディスクBの外ねじにカプラーをねじ込み取り付ける。
テンションバー
テンションバー
カプラーにテンションバーをねじ込む。
カプラーにテンションバーをねじ込む。
ジャッキ
ジャッキ
ジャッキをアンカープレートBの上にセットする。
ジャッキをアンカープレートBの上にセットする。
止めナット
止めナット
止めナットをテンションバーにねじ込みセットする。
ジャッキのシリンダーはあらかじめ出しておく。
止めナットをテンションバーにねじ込みセットする。
再緊張した伸び量
シム
アンカーディスクB
再緊張した伸び量
浮き上がらせた高さ
ジャッキのシリンダーを出し所定の張力まで載荷し、アンカーディスク
Bを浮き上がらせる。
ジャッキのシリンダーを出し、
アンカーディスクBを浮き上がらせる。
リングナット
(シム追加)
リングナット
(シム外す)
リングナットで調整またはシムを外して荷重緩和または除荷する。
(荷重緩和または除荷完了)
浮き上がった 間をリングナットで調整
(シムを追加して)
除荷する。
(再緊張完了)
14
設計
※地盤工学会基準グラウンドアンカー設計・施工基準,同解説(JGS4101-2012)
に準拠しております。
アンカーの長さ
(自由長・アンカー体長)
アンカー体長の算定
アンカーの長さは下表が標準とされています。
アンカー体長は標準的には次式により算出し、計算値
(Isa、Ia)の長い方を採用します。
自由長
4m以上
アンカー体長
3m以上 10m以下
◆グラウトとテンドンの付着
ただし、 Td: 設計アンカー力
ds: 見かけの直径
τba: 許容付着応力度
U: 見かけの周長
dA: アンカー体径
τ: 極限周面摩擦抵抗
fs: 安全率
設計アンカー力
設計アンカー力(Td)は、以下に示す許容引張り力(Tas)を
越えないものとします。
許容引張り力(Tas)
常 時
地震時
初期緊張時・試験時
ランクA
極限引張り力
(Tus)に対して
降伏引張り力
(Tys)に対して
0.60Tus
0.80Tus
̶
0.75Tys
0.90Tys
0.90Tys
①見かけの直径(ds)及び周長(U)
ユニット
ランクA
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
常時 0.6Tus
地震時 0.9Tys
(kN)
(kN)
156.6
313.2
469.8
626.4
783.0
939.6
1096.2
1252.8
1409.4
1566.0
1722.6
1879.2
199.8
399.6
599.4
799.2
999.0
1198.8
1398.6
1598.4
1798.2
1998.0
2197.8
2397.6
本数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
許容引張り力
ユニット
◆グラウトと地盤の付着
見かけの直径ds(㎜) 見かけの周長U(㎜)
47.7
95.4
125.8
156.2
171.4
186.6
201.8
217.0
232.2
247.4
262.6
277.8
15.2
30.4
40.1
49.7
54.6
59.4
64.3
69.1
73.9
78.8
83.6
88.5
②設計に用いる許容付着応力度(τba )
(N/mm2)
グラウトの設計基準強度
24
30
40以上
ランクAの許容付着応力度
0.8
0.9
1.0
③極限引抜き力 (Tug) に対する安全率( fs )
頭部背面のスペース
(参考)
ランクA
孔口スペーサーを使用せず、アンカープレートの背面で
注入ホースを切断した場合の頭部背面最大径および
箱抜き管の選定例は下表の通りです。
ユニット
箱抜き管径
止液ゴム外径+注入ホース径
VP管外径
71.5
114
105.5
140
118.5(124)
130.5(136)
143.5(149)
169.5(175)
195.5(201)
( )内はφ27注入ホースの場合
SFL-1∼3
SFL-4∼6
SFL-7∼9
SFL-10∼12
地盤の種類
岩盤
216
267
砂礫
砂
N値
擁壁・現場打ち
法枠等
VP管など
注入ホース
粘性
アンカープレート
(mm)
削孔径(参考)
φ90
φ115
φ135
φ165
⑤極限周面摩抵抗 τ(参考)
165
N値
SFL-1
SFL-2
SFL-3
SFL-4
SFL-5
SFL-6
SFL-7
SFL-8
SFL-9
SFL-10
SFL-11
SFL-12
頭部背面最大径
安全率 fs
2.5
1.5∼20
④削孔径(参考)
(mm)
ユニット
常 時
地震時
止液ゴム
15
硬岩
軟岩
風化岩
土丹
10
20
30
40
50
10
20
30
40
50
周面摩擦抵抗(N/mm2)
1.50∼2.50
1.00∼1.50
0.60∼1.00
0.60∼1.20
0.10∼0.20
0.17∼0.25
0.25∼0.35
0.35∼0.45
0.45∼0.70
0.10∼0.14
0.18∼0.22
0.23∼0.27
0.29∼0.35
0.30∼0.40
1.0C(Cは粘着力)
各種試験
試験項目・内容
試験内容
項 目
構造特性
アンカーの強度特性
エポキシ塗膜の
強度特性
リラクセーション特性
耐久性
水密性
工場組立製品の評価試験
頭部構造の評価試験
止水材の充填性確認試験
現場施工試験
フロボンドの引張り試験
テンドンの引張り試験
グラウトとの付着試験
自由長アンカー体長境界部の引張り試験
耐衝撃性試験
グラウトとの擦れ特性試験
ストランド降伏後の塗膜伸び性能試験
角度定着時の塗膜特性試験
曲げ試験
緊張時のねじれ試験
リラクセーション試験
耐薬品性試験
塩水噴霧試験
地中曝露試験
大気中曝露試験
防錆キャップの水密性試験
頭部背面部の水密性試験
自由長アンカー体長境界部の水密性試験
日本道路公団基準に基づく水密性試験
頭部構造の評価試験(荷重調整試験)
許容引張り力(0.6Tus)まで載荷後荷重を保持し、
±100mmの
荷重調整が可能です。(荷重調整タイプ)
引張り試験による塗膜の追随性
PC鋼より線の破断直前まで塗膜は追随し、その連続性は保たれて
います。
許容引張り力まで載荷した後の定着部状況
グラウトとの付着試験
専用定着具の使用で塗膜の上から直接定着することができ、
また、普通PC鋼より線と同等以上の定着効率が得られます。
ト工学協会
( 日本コンクリー
引抜き試験法(案)に準拠 )
地盤工学会で定められた許容付着応力度を十分に満足する
ことを確認し、
また、普通PC鋼より線と同等以上の付着力が
得られます。
フロボンド
基準点
ダイヤルゲージ
グラウト
16
らせん筋
プレート
引き抜き
各種試験
ストランド降伏後の塗膜伸び性能試験
PC鋼より線に降伏引張り力以上の力が加わった際にも、
エポキシ塗膜には、
クラックやピンホールは生じません。
曲げ試験
直径486㎜(32D)の芯に巻きつけた状態でも、
エポキシ塗膜に
割れ、剥がれなどの損傷はありません。
塩水噴霧試験
耐薬品性試験(ASTM G 20)
各試験溶液に20℃・45日浸漬後、塗膜およびPC鋼より線に
有害な損傷は認められません。
許容引張り力(0.6Tus)載荷、3,000時間経過後も、塗膜の劣化
およびPC鋼より線の発錆は認められません。
地中曝露試験
許容引張り力(0.6Tus)載荷、14年経過後も、塗膜の劣化
およびびPC鋼より線の発 は認められません。
複合サイクル試験(JHS 403)
日本道路公団の過酷な複合サイクル試験にも、塗膜および
PC鋼より線に有害な損傷は認められません。
(サンシャインカーボンアーク灯耐候性試験機で96時間照射後)
塩水噴霧
湿潤
熱風乾燥
温風乾燥
6時間/サイクル
3ヶ月
(JKS403)
×2=6ヶ月
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施工事例
スーパーフロテックアンカーの施工事例
ECFストランドの施工事例
耐食性に優れたECFストランドは、防食ケーブルとして橋梁の外ケーブルや海外においても多く採用されています。
海外でのダム工事現場
橋梁の桁内に外ケーブルとして配置されたECFストランド
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フロテックアンカー技術研究会
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002(201411)