平成28年度 上田市立 浦里小学校 自己評価シート 最終報告

平成28年度 上田市立 浦里小学校 自己評価シート 最終報告
学校教育目標
めざす子どもの姿(中期的目標)
・進んで勉強しよう
・思いやりのある人になろう
・丈夫な心と体をつくろう
・ふるさと(浦里)に学ぼう
自分のよさを切り拓く
子ども
領域 対象
今年度の重点目標
学
習
指
導
生
徒
指
導
学
校
運
営
地
域
と
の
連
携
成果と課題
A
1
児童が意欲的に関わり合って学び合う授業づくり
2
児童が関わり合う中で自分と友だちのよさを自覚する学級づくり
行事や清掃、縦割り活動等で異年齢交流を行ったが、互い
のよさを認めたり意識したりするふり返りが不十分だった。
○
3
健康・運動の日常化の推進
体みがきの運動による体幹強化、姿勢教育推進、マラソン
による体力向上をめざしたが、意識に差があった。
○
4
主体的に地域と関わるふるさと学習
地域の方々に支援していただきながら、農作業や自然、歴
史にふれた様々な活動に取り組むことができた。
評価項目
評価の観点
ふるさと学習において、問題解決学習を基本とした体験学習を確実に
一単元以上で実践できたか
全てのクラスで複数の教科にわたり学習支援ボランティアを導入でき
たか
マラソンを日常化し、休み時間に体育館や外で遊んでいる児童の数
が昨年度よりも増加するような働きかけをすることができたか
成果と課題
子どもたちが自ら追究したいと考える学習問題が設定・提示されたか
課題別の研究を推進したため、疑問形の学習問題を提示す
る職員の意識が高まり、共通して取り組むことができた。
コミュニケーション能力の育成
ICT合同授業や連学年授業を充実させ、友だちと関わり、学び合う場
面が位置付いた授業が行われていたか。
菅平小との合同授業や連学年授業の実践により相手意識
や関わりは深まったが、学校全体の取り組みにはならな
かった。
はげみタイム・個別指導の時間は複数体制で指導し、基礎基本の獲
きめ細やかな個別指導の充実 得・活用力に伸びが見られたか
はげみタイム・個別指導の時間を複数体制で指導すること
で、個別指導を充実させることができた。
○
C
D
A
地域の素晴らしいところ、良いところだけでなく、問題や課題
についても目を向け、自分たちにできることについて考えさ
せる。
B
C
D
○
○
担任が希望を伝えたりボランティアの方と意見交換をしたり
しながら、より効果的な活用方法につい考えていく。
○
朝マラソンを位置づけ、全校で目標を決めて毎日取り組む
体制を整える。また、体みがきの運動の日常化を図る。
児童理解と教材研究を行う時間を確保し、問題解決学習の
質的な向上を図る。疑問形の学習問題の提示を習慣化す
る。
ICTによる他校との合同授業や連学年授業を計画的に行
う。グループ、ペア学習の効果的なあり方について追究して
いく。
○
○
家庭学習の手引きを活用し、目標を立てて取り組み、定期的に評価す
ることで、力がついていることを実感することができたか。
基本的生活習慣
「早寝、早起き、朝ごはん」「明るいあいさつ」「自分からテレビやゲー
ムのスイッチを切る」を意識して生活できる児童が増えたか
良さを見る目と想像力の育成
授業で、友だちのおかげで自分がわかったり、変わったりしたことを振
り返る時間をとることができたか。
コミュニティ・スクール
授業や行事への参加を通して、学校運営のあり方に意見をいただき、
それを教育活動の改善に生かせたか
定期的に家庭学習のやり方を評価する計画だったが不十
分だった。高学年は自分に合った自主学習が定着してき
た。
メディアコントロールデーを設定したり自分の挨拶をふり返
る機会を設けたりしたが、子どもによって意識の差が大き
かった。
授業内容を進めるだけで時間がいっぱいになってしまい、
学習の振り返り・認め合う時間の確保があまりできなかっ
た。
学校運営協議会の折に具体的な提言をいただき、改善点に
ついてはその都度対応してきた。
学校支援組織・PTA
コミュニティ・スクール実践目標のあいさつを重点に、学校運営協議会
や学級懇談会で取り上げ、地域・家庭と連携して取り組むことができ
たか
地域・保護者アンケート結果でも挨拶についての課題は明
確になったが、全体としての具体的な取り組みが不十分
だった。
学校支援組織
児童が必要感を持って、地域に関わろうとする学習がなされたか。
川あそび・地域探検・社会の歴史学習、クラブ活動等で、地
域に出かけていき、地域の方と関わりながら学習を行った。
研究テーマをもとに個人テーマを設定し、研修を積んだことが、子ども
中心の授業実践に生かされたか
個人課題の設定や研修を通して、授業改善に向けての職
員の意識が高まり、授業改善に取り組むことができた。
地域のことを知るための研修や教師として様々な子どもに対応できる
研修が行えたか
職員の地域研修は実施できなかったが、地域の方に資料を
提供していただいたり、児童と共に学ぶ機会は持てた。
○ 評価基準 A・・・達成できた B・・・おおむね達成できた C・・・やや達成できなかった D・・・達成できなかった
クリア問題・チャレンジ問題や学年の課題に応じた問題に継
続して取り組み、基礎力、活用力を伸ばしていく。
家庭学習の手引きを家庭と共に確認し、保護者の協力を求
めていく。また家庭学習ノートの活用を積極的に進める。
○
良くなってきた姿は認め、広めていく。テレビやゲームにつ
いては、約束を決めるなど家庭と連携して指導にあたる。
授業の最後には振り返りの時間を持ち、良さを認められる
よう、全クラスで共通して取り組んでいく。
保護者や地域の方々からのご意見を確実に職員に伝え、
良さや改善点を明確にしてその後の指導に生かしていく。
○
○
○
学級懇談会や、学校運営協議会で挨拶について情報交換
をし、学校・地域・家庭で連携して挨拶への意識向上を図
る。
活動が子どものものとなるように、地域に関わって子ども自
身が考えた学習問題や課題を解決する学習過程にしてい
く。
外部講師にご指導いただきながら児童理解を生かした授業
づくりについての研究を深める。
○
○
○
改善策・向上策
児童自らが目標や課題を持ち、ボランティアに支えていただ
きながら課題解決に向けて意欲的に活動できる取り組みに
していく。
○
意義を感じ、やりがいの持てる家庭学習
改善策・向上策
互いの授業を見合ったりアイディアを出し合ったりすることを
通し、意欲的に関わり合う授業についての研修を積み重ね
る。
授業や活動のふり返りに「ほめ言葉のシャワー」等、互いの
よさを確認する時間を位置づけ、相手意識や自信を高め
る。
マラソンを毎朝の活動として、年間を通して取り組むように
する。体みがきの運動も日常的な活動として位置づける。
○
お助け隊の支援を受け、学年に応じた内容の体験学習を行
うことができた。問題解決学習の実践については学年差が
ある。
国語、算数、生活、音楽、図工、体育等で学習支援ボラン
ティアを活用することができたが、活用状況に学年差があ
る。
体育館では多くの児童が体を動かして遊んでいたが、マラソ
ンへの取り組みは個人差があり、日常化は図れなかった。
学習問題・課題の共有
研 教科研究
修 各種研修
B
授業の中にペアやグループで討議する場面を設定し、児童
同士で意見を出し合って考えを深める工夫ができた。
教 総合的な学習・生活科
育
学習支援ボランティアの導入
課
程 運動の日常化の推進
教
育
活
動
総合評価
・児童が主体的に関わり合って相互の学び合いができるように、自己課題を明確にし、研修を通して授業改善に取り組んできた。「子どもが意欲的になる学習問
題」に焦点をあてた授業実践を積み重ねてきた結果、授業参観での保護者、学校運営協議会による評価は高まった。児童同士が関わり合う場面を設定すること
で、自分の考えを積極的に伝え、進んで学習しようとする態度につながったのだと考えられる。ただし、継続した取組みをすることが課題ではある。
・はげみタイムでの複数教員による指導、個別指導の時間や授業における教科支援ボランティアの活用により、基礎基本の定着を図ることができた。
・ふるさと学習では地域の方やお助け隊の方の支援を受け、農作業・川あそび・地域探検・社会の歴史学習等の体験学習を行った。地域の人との関わり合いを通
して、地域を知り、そのよさにふれることができた。児童主体の活動を推し進めることで、自主性が向上した。
○
全職員で学ぶ研修を位置づけたり、研修報告の機会を設け
たりする。