平成28年度上田市立浦里小学校 学校関係者評価 一、評価

平成28年度上田市立浦里小学校
〈浦里小学校学校運営協議会
学校関係者評価
グランドデザインに即した評価〉
一、評価
1 学校教育目標「自分のよさを切り拓く子ども」重点「主体的・意欲的に関わり合う力」
・かかわりあい・・・という重点方針において、今年度から長野大学生との交流が実現でき、今
までかけていた面を補うことができた(できつつある)ことは評価できる。
・
「こまゆみ教室」で、若い大学生との関わりを多く持てることになったことは、良い影響を与
える。
・地域を大切に思う素晴らしい子どもたちに育っていると思う。
・自分の発言の後、
「~さんはどうですか?」と、いつも言えるようになったと思う。
2 具体目標
① 進んで勉強しよう
・子どもたちが自ら進んで学び励む状況を作り出すためには、家庭・学校はもとより、地域も一
緒になって全体で学び合うことが大事である。
・ほとんどの児童が指名されたとき、すぐに自分の考えを発言することができている。
・教科支援ボランティア等により充実した授業ができている。
② 思いやりのある人になろう
・この浦里地域には、
核家族化が進む中で忘れ去られてしまった伝統や行事が数多く生きている。
これらが健全な形で健全な形で継承されていけば大丈夫。
・いつも元気にあいさつしてくれて嬉しい。
・地域との交流から思いやりの気持ちが育っている。
・自分に自信がないと他人を思いやるのは難しいと思うので、たくさんほめて自信をつけさせる
のが大事だと思う。
③ 丈な心と体を作ろう
・健全な心と体は教育の基本である。学校はよくがんばっている。児童全体の体力の底上げが課
題である。
・学校だけの責任ではないが、外で遊ぶ子どもの姿が少ないような気がする。体力の強化は今後
も引き続き必要である。
・今年はインフルエンザによる学級閉鎖があり、残念だった。
・マラソン大会に向けての走り込みは必要だと思うが、マラソンを固定化することはいかがかと
思う。他のスポーツを取り入れてもいいのではないか。
・雑巾がけはとてもよいと思う。放課後、子どもたちだけで遊ぶ姿をあまり見かけない。
・道徳が教科化になるが、単にきれい事を教えるのではなく、自分が追い込まれたときに、自分
の負の部分とどうつきあっていくかを考えられると良い。
④ ふるさと(浦里)に学ぼう
・コミュニティスクールとして実施されている諸々の行事全てが「ふるさと学習」として子ども
たちの情操教育に役立っていると思う。
・多くの人に関わっていただき、見守られ、愛されていることを知り、感じて、自己肯定感を高
めていってほしい。
・自分が住んでいる地域のことを学ぶ機会があるのはとても大事なことだと思う。
・全学年で農業体験学習や地域に出て学ぶことができ、人間形成の基礎が培われている。
・先生方に地域を知ってもらいたい。
3
浦里教育プランをささえる土台〈学校運営協議会・コミュニティ三委員会・お助け隊〉について
・現状のプランを維持しつつ、また新たな取り組みができればいいと思う。ただ、地域の方
の高齢化、人数の減少が課題ではないか。PTAとしてもできるだけ活動に参加したいと
思う。
・今後もお助け隊の一員として学校や子どもたちを支えていきたい。
・お助け隊は学校のためにというより、自分の楽しみのために学校を使っていただき、気軽
に学校との関わりを持ってほしい。
・小さな親切大きなお世話みたいなこともあるのいではないか。学校や子どもたちにとって
どのような支援や関わりが必要なのかを吟味して携わることが大事だと感じる。
・学校運営協議会委員の任期は、PTA役員を除き、複数年制にしてはどうか。
・コミュニティスクール組織体制については、メンバーの固定化と高齢化が気になる。今後、
多少の改革が必要だと感じる。
・来年度から学校職員数が減るので、学校運営協議会は学校側の立場になり、行事等の手伝
いをしていく。
4
その他
・コミュニティースクールの事務仕事ができる職員の加配を希望する。
・児童数が減少していく過程で、今後専科教員の引き上げなど、様々な事案が発生してくる。
次年度以降の組織編成の道筋を可能な限り早くつけていくことが必要である。
・調理室と理科室の分離を強く希望する。(新校舎)
・施設の充実が望む。今後も要求し続けていく。
・限られた予算の中では全てを満足させることは不可能。優先順位を決めて良くやっている。
二、改善策・向上策
進んで勉強しよう
○児童の自主的な学習をめざし、学習活動にどのような形で関わっていただくかについて学校職員
とボランティアの方々とで意見交換等をしながら、ボランティアのより積極的な活用を進める。
○児童理解に基づいた、児童同士が関わり合い、主体となって学ぶ授業作りを実践する。
○地域や家庭の協力を得ながら家庭学習の内容ややり方について検討して、児童が意欲的に取り組
む家庭学習としていく。
思いやりのある人になろう
○児童自らあいさつについての問題意識を持ち、どうすれば元気よく気持ちのよいあいさつができ
るかについて考え、実践させる。また、家庭や地域にも指導や声がけをお願いする。
○互いの良さを見つけ、認め合える場を設定し、思いやりの気持ちと共に一人一人の自信を高める。
○積極的に地域の行事等に参加することを呼びかけ、地域の方々と関わる中で、心の醸成を図る。
丈夫な心と体をつくろう
○朝のマラソンを継続し、体力強化を図る。
○体幹を鍛え、姿勢を正す「体みがきの運動」を日常的に実践していく。
○様々な運動や遊びを取り入れ、特に外での遊びを促していく。
○学校医のご指導をいただきながら、歯の健康や病気予防に関わる実践を積み重ねる。
○日頃から児童の様子について地域、保護者、学校職員の間で話題にして情報交換をすると共に、
アンケートや面談を行い、児童の内面に関わる問題を早期解決していく。
ふるさと(浦里)に学ぼう
○職員が地域について知るための研修を実施し、地域教材を更に広げ、深めていく。
○地域ボランティアの方々の協力を得ながら、地域に出ての学習活動を積極的に行い、児童のふる
さとに対する思いを深めていく。
○児童が主体となる問題解決型の農業体験を実践し、失敗から学んだり達成感を味わったりする経
験を積み、人との関わりや物を大切にする気持ちを育て、勤労意欲を高める。
そ の 他
○学校職員、児童とボランティアの方々とのコミュニケケーションを大切にして、ボランティアの
方々気楽に足を運べるような学校の雰囲気作りに努める。
○児童数の減少、地域ボランティアの方々の高齢化等、今後様々な課題が予想されるので、その都
度、互いに相談しながらできる範囲での解決策を見いだしていく。
○学校運営協議会の委員の方々には、今後、学校運営の面で更に協力をお願いしていく。