平成28年度おもてなし実践プラン 健康福祉部 分野・事業所名 福祉推進分野 実践プラン名 より良い窓口環境の構築にむけて 改善の目標 窓口やカウンターを見直し、居心地のよい相談環境を作ることで安心感と最新の福祉情報をお客様に提供できています。 現状【Before】 ○カウンターに配置されている冊子等が煩雑に並べられており、お客様に提供する際、時間を要してしまうことがあります。 ○情報共有が徹底されておらず、昼休みなど担当者が不在の際の問い合わせに対して、職場が混乱してしまうことがあります。 ○分野内の各職員がPCスキルの向上に努めていますが、職員によって大きくばらつきがあります。また分野としてPCスキルの共有 化がなされていない現状があります。 取組内容 ○カウンターに配置している各種パンフレットや冊子を内容ごとに分類し、どこに何があるか見やすく整理します。 ○日々の朝礼や回覧方法の工夫等を通じて職員が最新の福祉情報を手に入れることのできるようにします。 ○お客様の視点に立ってカウンター及び窓口を見直し、より一層安心して相談できる環境を作ります。 ○PCスキルについての有益な情報を収集、その後マニュアルを作成し分野内で情報共有します。 効果【After】 ○カウンターに設置している各種パンフレット等を分類、整理した結果、必要なものをより早くお客様に提供できるようになりました。 ○日々の朝礼等を実施した結果、分野内で福祉情報の共有がより一層なされるようになりました。 ○窓口を整理及び美化した結果、スペースが広くなり福祉情報の提供の場の確保と相談窓口環境の向上につながりました。 ○PCスキル等の有益な情報を記載した「福祉推進分野 便利帳」を作成、分野内に配布したことで職員の事務効率の向上に貢献し ました。 平成28年度おもてなし実践プラン 健康福祉部 分野・事業所名 中野区保健所(保健予防分野・生活環境分野) 実践プラン名 入りやすい、分かりやすい、親しみやすい中野区保健所 改善の目標 ○保健所入口表示や窓口案内を分かりやすくして、お客様が目的の場所にスムーズに着けるようにします。 ○健康や生活環境に関する情報を積極的に発信して、お客様に身近に感じていただける保健所にします。 現状【Before】 ○保健所の1階は、普段は無人のため、薄暗く、入りにくい雰囲気があります。また、後から増設されたエレベーターは少し分かりにく い位置にあります。保健所窓口は2階にあるため、お客様が目的の窓口に行くのに戸惑っている場面も見受けられます。 ○2階の壁面は掲示物が多く、雑然とした雰囲気があります。 取組内容 ○お客様目線で所内の点検を行い、入りやすく分かりやすい案内表示を工夫し、実践します。 ○区民の健康を支えるための標語を作成し、保健所施設(ガラス面など)や職員名札を活用して、時期に応じた掲示を行い、啓発に 努めます。 【保健予防分野】乳幼児連れのお客様が落ち着いて手続きできるよう、絵本やおもちゃを用意します。 効果【After】 【共通】 ○保健所外周りと館内の案内表示を刷新し、初めて来所されたお客様も目的の窓口にスムーズにたどり着くことができるようになりま した。 ○雑然と貼られたポスターを整理し、新たに保健所案内図を掲示したことで、すっきりとした壁面になりました。 ○玄関前の花壇を整備したことで、玄関周りが明るい雰囲気になりました。 ○区民の健康や環境を支える標語を1か月ごとに考案し、保健所の窓ガラスや職員名札を活用し、お客様にアピールしました。 【保健予防分野】 ○幼児用の絵本やおもちゃを用意し、親子で来所された方に貸出しました。 平成28年度おもてなし実践プラン 健康福祉部 分野・事業所名 健康・スポーツ分野 実践プラン名 「スポーツ・健康づくりムーブメント」の実現 改善の目標 区民一人ひとりが主体的に運動・スポーツを通じた健康づくりに取り組み、地域の関係機関・団体、事業者等が区民の取組みを支 援する「スポーツ・健康づくりムーブメント」の実現を目指し、健康づくりを推進する会、健康づくりパートナー、スポーツ推進委員、地域 スポーツクラブ、なかの生涯学習大学生が地域のコーディネーター、アドバイザー等として区民の活動を支援します。 現状【Before】 健康・スポーツ分野が所管する上記団体等が、地域課題の把握と自身の資質向上を目的とする研修や、区民がスポーツ・健康づく りに取り組む機会の提供を目的とする体験事業等を実施しています。 取組内容 運動・スポーツに関する地域の指導者や団体活動の情報を幅広く収集し、区内のラジオ体操やウォーキング等を普及するとともに、 中部・南部スポーツ・コミュニティプラザを拠点として区民のスポーツ・健康づくり活動を活性化します。28年度は、上記団体等の位置 付けと活動を再構築し、相互に連携して区民の取組みを支援する仕組みづくりを行います。 効果【After】 ①なかの生涯学習大学の介護予防リーダー育成ゼミ参加者を中心に健康づくりパートナーとして登録し、事業協力者として活動の場 を拡充しました。 ②健康づくり合同研修会を開催し、関係者同士の情報共有、情報交換の場としました。 ③健康づくりフェスタ等の実施を通じて、上記団体等が連携する場を拡充しました。 ④地域スポーツクラブ理事会・運営委員会において、地域のスポーツニーズの把握や地域資源の発掘により、スポーツ・コミュニティ プラザにおける地域スポーツクラブ事業を構築しました。 ⑤スポーツ推進委員広報紙の作成、中野駅ガード下でのパネル展示等を通じて、活動を広く周知しました。 平成28年度おもてなし実践プラン 健康福祉部 分野・事業所名 障害福祉分野 実践プラン名 障害者差別の解消 改善の目標 障害者差別解消法の施行を契機に、区の職員の障害者理解が進むとともに、区における合理的配慮の提供が適切に行われていま す。 また、区民の障害者理解を進めるための啓発活動等が実施されています。 現状【Before】 ○障害のある方にとって、区の窓口サービスや事業などで、どのようなことが障壁となっているか、把握しきれていない。 ○障害のある方に対するアンケートなどでは、「障害への理解不足」という声が多くあげられており、区民等への理解を進めていく必 要があります。 取組内容 ○障害のある方からどのような相談や合理的配慮の提供を求めているのかを把握するため、継続的な調査や事例の収集を実施しま す。 ○職員の適切な対応を図るため、障害特性等を理解するための研修を実施します。 ○区民への障害者理解を進めるため、講演会等を実施します 効果【After】 ○四半期ごとに調査を実施し、各所管に寄せられた障害者差別解消の相談や合理的配慮の提供について事例を収集し、職員への 周知を図りました。 ○3月21日に「精神障害のある方の理解に向けて」をテーマとした職員研修を実施し、職員20名が参加しました。 ○1月8日に「バリアフリー映画と視覚障害のある方によるパネルディスカッション」を実施し、一般区民80名が参加しました。 平成28年度おもてなし実践プラン 健康福祉部 分野・事業所名 生活援護分野 実践プラン名 事務作業効率見直しで仕事品質向上 改善の目標 事務の流れに沿うよう各種様式を見直し、機能を追加するなどにより事務処理の作業効率を向上させる方法を検討します。 作業負担の軽減が、相談業務などの心理的負担を軽減することで、生活保護業務の品質向上を目指します。 現状【Before】 1 申請様式に決済欄がなく、台帳への転記作業が多くあります。 2 転記作業を伴う事務処理中に、窓口、電話、突発事象対応などにより業務が分断され、特にケースワーク業務においては効率性 を上げにくくなっています。 取組内容 1 各種申請等の様式に決済欄及び事務処理欄を設け、紙台帳への転記を減らし、作業効率を向上させます。 2 事務処理欄には、制度内容や計算方法などの参考情報を併記することで、職員の制度確認や受給者への説明材料として活用で きる方法を検討します。 3 決済に必要な資料を精査し、必要量を圧縮することで、作業工数の圧縮と人的エネルギー損失の圧縮、決済書類一時保管場所 の縮減の方法を検討します。 4 様式の改善とともに世帯台帳のあり方を見直し、効率的で見やすく機能的な世帯台帳を検討します。 効果【After】 【訪問記録等の統合】 訪問記録、病状確認、稼働能力判定、援助方針が分散していたものを統合したことにより、作業時間を削減しました。 【査察指導員及び副参事決裁を報告・供覧に切り替えたことによる時間削減】 決裁に回付していた内容と、事案決定区分を見直し、これまで副参事決裁としていた、病状確認、稼働能力判定、援助方針を、執行 責任者への報告・供覧に変更しました。 【決裁文書の構造が変わったことによる効果】 これまでは連続する台帳へ記載していたため、決裁に回付している間の問い合わせなどで、台帳を確認できない場面が生じていま したが、台帳が決裁回付中のために対応が遅れる事態はほぼ解消することができました。
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