感染症発生動向 第4週[PDFファイル/197KB]

事 務 連 絡
平成29年2月3日
管内関係機関 担当者 様
長崎県県北保健所
地 域 保 健 課
感染症発生動向について
このことについて、第4週(1月23日~1月29日)の動向をお知らせします。
定点あたり患者数(1医療機関当たりの平均報告数)
県北保健所管内(平戸市、松浦市、佐々町)
感染症の疾病
長崎県
全国
平成29年2週 平成29年3週 平成29年4週 平成29年4週 平成29年4週
インフルエンザ
RSウイルス感染症
咽頭結膜熱
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
感染性胃腸炎
水 痘
手足口病
伝染性紅斑
突発性発疹
百日咳
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
急性出血性結膜炎
流行性角結膜炎
細菌性髄膜炎
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎
感染性胃腸炎(ロタウイルス)
●
9.50
0.67
0.00
5.33
3.67
0.33
0.33
0.33
0.00
0.67
0.00
1.33
▲ 11.50
0.00
0.00
● 5.00
9.33
0.33
2.67
0.67
2.00
0.33
0.00
0.33
● 33.50
0.33
0.00
● 9.33
9.67
0.33
0.00
0.33
1.33
0.00
0.00
0.67
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
● 32.04
0.50
0.14
4.73
8.05
0.41
0.18
0.02
0.27
0.00
0.00
0.55
0.00
0.13
0.00
0.00
0.42
0.00
0.00
● 39.41
0.35
0.31
2.17
6.36
0.34
0.17
0.09
0.36
0.01
0.03
0.59
0.00
0.49
0.01
0.03
0.51
0.02
0.10
●:警報レベル ▲:注意報レベル
注意喚起 インフルエンザ流行警報が発表されました
インフルエンザについて、 県北保健所管内の定点当たり数は33.50(前週11.50)と前週より増加し、
警報レベル基準値30を上回りました。
管内定点医療機関からの年齢別報告内訳をみると10~14歳(27人)、15~19歳・40~49歳(各16
人)、30~39歳(14人)の順に報告が多くなっています。また、佐世保市保健所管内44.64(前週23.3
6)、唐津保健所管内50.57(前週35.14)、伊万里保健所管内36.80(前週30.00)と隣接するいずれ
の保健所においても警報が発令されています。 県内では、1月中旬頃から集団発生に係る臨時休業措置が
増加しており、県北保健所管内においても今週1校(2月2日現在)学年閉鎖の措置がとられています。
さらに、長崎県においても第4週のインフルエンザの定点当たり数が32.04(前週19.33)となり、警報レ
ベルが発表されました。今後、さらなる流行拡大が予想されますので、感染防止に努めましょう。
【インフルエンザ予防策等】
・外出後は手洗いをしましょう
・体力が低下しないように十分な栄養と休養をとりましょう
・室内を乾燥させないようにし、また定期的に換気を行ないましょう
・インフルエンザを広げないために『咳エチケット』を心がけましょう
・インフルエンザにかかったなと思ったら、早目に医療機関を受診しましょう
・無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう
【参考】長崎県医療政策課 プレスリリース https://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/276086/
地域保健課 健康対策班
TEL 0950-57-3933