2017年1月 - Schroders

情報提供資料
シュローダー
グローバル市場⾒通し
マルチアセット運⽤チームによる各⾦融市場の⽉次⾒通し
(2017 年 1 ⽉作成)
株
式
資産クラス
国
債
分類
社
債
⾒通し
世界的に主要経済指標に改善がみられます。今後株価バリュエーションのさ
株式
全般
らなる拡⼤は限定的ですが、企業業績の改善が株価の下⽀え要因になる
と⾒ています。
国債
先進国に⽐べて、景気回復傾向の中、インフレが抑制されていることから、
全般
資産クラス
現地通貨建ての新興国の国債市場に投資妙味があると⾒ています。
分類
⾒通し
⽶ドルの上昇、⽶連邦準備制度理事会(FRB)による⾦融政策の引き
⽶国
締め、⻑期⾦利の上昇などは懸念材料であるものの、トランプ⼤統領の財
政政策が⽶国の企業業績を下⽀えすると考えます。
欧州中央銀⾏(ECB)によるリフレーション政策を受けて、欧州では景気
欧州
↑
回復が期待されます。⾜元の政治リスクによる株価調整局⾯は、魅⼒的な
銘柄に割安で投資する好機であると考えます。
株式
世界的な景気回復基調は⽇本株式市場の追い⾵になると考えます。ま
⽇本
た、⾜元の円安も⽇本企業の業績改善を後押しすると⾒ています。
オーストラリア株式市場の株価バリュエーションは魅⼒的な⽔準にある⼀⽅、
アジア太平洋
⻑期⾦利の上昇の影響がアジア太平洋(除く⽇本)株式市場の重荷と
(除く⽇本)
なっています。
世界的な貿易活動の停滞に加えて、トランプ新政権が貿易政策において
新興国
↓
保護主義の動きを強めれば、新興国経済にとって痛⼿になることから、新興
国株式市場に対する⾒通しを中⽴に引き下げました。
シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
⾦融商品取引業者 関東財務局⻑(⾦商)第 90 号
加⼊協会: ⼀般社団法⼈⽇本投資顧問業協会、⼀般社団法⼈投資信託協会
巻末の「本資料に関するご留意事項」を必ずお読みください。
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情報提供資料
シュローダー グローバル市場⾒通し
(2017 年 1 ⽉作成)
資産クラス
分類
⾒通し
トランプ新政権の財政政策、世界的な期待インフレ率の上昇、⽶国国債
⽶国
の割⾼感などが懸念材料と考えます。
ECB による量的⾦融緩和の期間延⻑の観測は市場に織り込まれており、
欧州
そうした観測も期待外れに終わる可能性があるため、欧州(ドイツ)国債
(ドイツ国債)
市場に対して引き続きやや弱気の⾒通しを維持しています。
国債
新興国
市場モメンタムが弱含んでいることから、現地通貨建て新興国国債市場に
(⽶ドル建て)
⽐べて、⽶ドル建て新興国国債市場は投資妙味が薄いと考えます。
ブラジル、ロシア、南アフリカなど主要新興国の政治の安定に加えて、景気
新興国
回復傾向の中、インフレが抑制されていることから、現地通貨建て新興国国
(現地通貨建て)
債市場に対して強気の⾒通しを維持しています。
⽶国投資適格社債市場の信⽤スプレッドは FRB によるリフレーション政策
⽶国
やデフォルト(債務不履⾏)率の低下を⼗分織り込んでおり、バリュエーシ
ョンの観点で割⾼と考えます。また、需給⾯の悪化も悪材料と考えます。
投資適格社債
欧州投資適格社債市場はバリュエーションの観点で相対的に魅⼒的である
欧州
ものの、信⽤スプレッドが縮⼩していることが懸念材料と⾔えます。
2016 年の上昇によりバリュエーションの観点で割安感が薄れている⼀⽅、
⽶国
⽶国の経済成⻑の上振れ期待などが、⽶国ハイイールド社債市場を下⽀
えすると⾒ています。
ハイイールド社債
過去の⽔準と⽐較して、バリュエーションの観点では割安感が薄れているも
欧州
のの、欧州の景気回復傾向や、需給バランスといったテクニカル⾯が欧州ハ
イイールド社債市場の好材料になっていると考えます。
資産クラス
分類
⾒通し
労働市場が完全雇⽤の状態に近づきつつある中、トランプ新政権が⾼圧
経済政策路線をとれば、今後は⾦利上昇やインフレ進⾏が予想されます。
⽶ドル
こうした流れは⽶ドルにとって好材料であるものの、⼗分に織り込まれていな
いと考えます。
通貨
主要中央銀⾏の⾦融政策が異なる可能性や、今後欧州の主要国で選挙
ユーロ
↓
が相次ぐため政治リスクが⾼まる可能性などを背景に、通貨ユーロの⾒通し
をやや弱気に引き下げました。
⽇本円
主要経済指標に改善がみられる⼀⽅、過去⽶国の⾦利上昇局⾯では円
安傾向だったことから、円に対して中⽴の⾒通しを維持しています。
出所:シュローダー。社債に関する⾒通しは信⽤スプレッド(デュレーション・ヘッジを前提)の動きに基づくものです。ユーロと⽇本円は対⽶ドルの⾒通しとなります
【本資料に関するご留意事項】 本資料は、情報提供を⽬的として、シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社が作成したものであり、いかなる有価証券の売買の申し込み、その他勧誘を⽬的
とするものではありません。本資料は法令に基づく開⽰書類ではありません。本資料は、作成時点において弊社が信頼できると判断した情報に基づいて作成されておりますが、内容の正確性あるいは完全
性については、これを保証するものではありません。本資料に⽰されている運⽤実績、データ等は過去のものであり、将来の投資成果を⽰唆、保証あるいは約束するものではありません。本資料中にシュロ
ーダーのコメントが含まれる場合、かかるコメントはシュローダー独⾃のものであり、必ずしも⼀般的なものであるとは限りません。また、本資料中のシュローダーのコメントは、当該コメントを提供した本⼈もしく
は当該運⽤チーム等のコメントであり、他のシュローダーの資料等に含まれるコメントと必ずしも⼀致しません。本資料に⾒通しや分析結果等が含まれる場合、当該⾒通しや分析結果等は、作成時点の
考えに基づくものであり、市場環境やその他の状況等によって将来予告なく変更する場合があり、またこれらは将来の投資成果を⽰唆、保証あるいは約束するものではありません。シュローダー/Schroders
とは、シュローダーplc およびシュローダー・グループに属する同社の⼦会社および関連会社等を意味します。
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