BETA万能説 (頭が)かわいそうなお友達 ︻注意事項︼ このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にP DF化したものです。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作 品を引用の範囲を超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁 じます。 ︻あらすじ︼ ﹂ ぶーんぶん ハーメルンの他のMuv│Luv小説を読んでいて、作者は思っ た。 ﹁なんで皆、戦闘民族的思想なんだろう⋮⋮ これはそんな作者の妄想とおふざけの物語ですぞ しゃかぶぶんぶーん♪ ! ? 目 次 じょしょー。 好き勝手に行きてこーぜ 三章。 太陽系への進出 カメラ持ってパシャりまくるネクストAC ││││││││ BETAってなんだろう ││││││││││││││││ 魔人天使☆アリスちゃん ││││││││││││││││ にしょー。 原作前に、太陽系外で遊ぼう ノリと勢いのぷろろーぐ ││││││││││││││││ !! 次元核 ││││││││││││││││││││││││ 1 4 10 17 23 !! じょしょー。 好き勝手に行きてこーぜ 宇宙の中飛び回るのたのしぃーーー ノリと勢いのぷろろーぐ ヒャッハー あ、どもっす。こんちは。 モンハン世界だったら戦闘系だし、コドギア世界だったら頭良く けど特典決めるにも行く世界によって必要になるの変わんじゃん イレとか、なんかすごい槍とか、好きなの選べって言われた。 で、俺は死んで特典みたいなの貰えるらしいんだよ。ゲートおぶト だって。神様笑いこけたよ。 レ 通 り に 死 ん だ ら し い。天 ぷ ら 作 っ て た 油 の 中 に 頭 突 っ 込 ん だ ん 俺、一応転生者って奴です。なんか知んないけど、良くあるテンプ !!! なる系。勿論、世界は二次元かって事も聞いたよ。 それで、神様どんな世界に行けって言ったと思う ﹁なんか暇だからMuv│Luvの世界行って来て死ねよ﹂ 一語一句違わず、この通りに言われました。 ま ず、行 く 世 界 を 強 制 さ れ る の は ま だ 良 い。で、M u v │ L u v だってのも鬼畜だけど、まだ良い。 たださ⋮⋮死ねってなによ 天ぷら油に頭突っ込んで死んだっ ないけど、どう考えても死ぬ訳よ。 ? で、それの配下となる基本的なBETAはそれ以上。そんな奴らに地 確かBETAの重頭脳級が全部で10の37乗いるんだっけ も、あんな死亡フラグ満載の世界に行ってくれば、神様に従う訳じゃ でもまあ、神様に言われっぱなしってのもムカつくわけ。と言って あ、因みに俺ドMね。快感感じない系の。 てのに、また死ねって何だよ。ドSかよ。 ? 1 !! !! ? ? 球での防衛前提の人類が勝てる訳が無い。 あーあ、こんな神様の要望通りに物量で押されて死ぬのかぁ、転生 したくねえな⋮⋮。 なんて思っていた時、俺くん閃いちゃった ﹁BETA最強ってことじゃね ﹂ ぎて、無理ゲー。これさ、裏を返せば⋮⋮ つまり、Muv│Luv世界はBETAが圧倒的物量のせいで強す ! !! ムとか、発電所とか作れちゃったりする。 と言うわけでポテチも食べ放題である。ヒャッハー テチが美味え 今日もポ いか、BETA生産機としての力だけじゃなくて、普通にテレビゲー 因みに︻作る系の力︼っていう大雑把な言い回しで特典を頼んだせ Aがっぽがっぽ作ってます。 そんな経緯があって、現在は珪素生物として、宇宙の辺境でBET う事。俺くん転生者です。 つまり、BETAが上位存在と崇めている珪素生物こそが至高とい よ なろうと言うのだ。しかもBETAって単体だとデカイだけの的だ 流石にBETAになるつもりはない。誰があんなゲテモノ生物に の力を持った珪素生命体︼になると言うもの。 と言うわけで、俺が頼んだのは︻全ての中で一番偉くて、作れる系 ? と言うわけで今現在は、好き勝手に生きてます。 優位性が欲しかっただけなのにな。 れ伏しちゃったりしてる。他にもいるであろう珪素生物達に対する らしく、珪素生物だけじゃなくて、他の宇宙人とかう ちに来ては、ひ ベースプラント あと、 ︻全ての中で一番偉い︼って言う言い回しも変な捉え方された !! 2 ! 自分の背中に羽とかブースターつけて宇宙飛び廻ったり、BETA に 知 能 与 え て 畑 仕 事 し て 貰 っ た り、人 間 み た い な B E T A 作 っ て キャッキャウフフしたり。 みたいな事思ってたけど、珪素 ! これからも もっともっと、遊び尽くして 最初はMuv│Luv世界最悪 生物生活マジ最高だな やるぜぇ 3 ! イヤッフゥーーー !!!! !! にしょー。 原作前に、太陽系外で遊ぼう 魔人天使☆アリスちゃん 珪素生物生活を始めてから約1年間。 を訴えております。 重頭脳級が。 ﹁あの、ケイソさま。この書類はどこにおけば良いでしょうか⋮⋮ ﹂ 睡眠代用剤飲んだりしてますけど お陰様で毎日身体が体調不良 ま、そんな事せずにドラえもんの腹一杯になる飴創って食ったり、 人間と同じように飯食べるし、クソするし、寝る事もする。 珪素生物だからって、眠気とか食欲が吹っ飛ぶ訳じゃないからね。 させて創ったという努力を、実に評価して欲しい。 そして、その2300億という数を、俺がチマチマと一体ずつ爆発 ね。 これを何万何億と繰り返さなきゃ、支配地域を広げられないから 来るんだけど⋮⋮。 ラヴ原作に出てた奴を想像する。するとボンって爆発して、それが出 説明すると、なんか不思議パワー的なのを拳大までに集めて、マブ ん。 なにせBETAを創るって言っても、一体一体しか作れないんだも いやー、案外大変でした。 300億くらいかな やっとの事でBETAの数が揃って来た。具体的には大体⋮⋮2 !! とんでもなくパーフェクトだ 謎の金髪美少女が此方を伺うように覗き込んでくる。上目遣いが ? ! 因みにモデルはメガテンの︻魔人 アリス︼ 青おじさんと赤おじ 一号とでも言うべき、超絶美少女だ。 この子の名前は、アリス。俺が創った人型BETAの記念すべき第 ! 4 ? さんも作ろうと思ったけど、めんどくさいし、わざわざおっちゃんを 創る理由が見つからなかったので除外。誰がおっさん見て喜ぶんだ よ。少なくとも俺にそんな趣味はない。 ワンピースをゆさゆさと揺らすアリスの頭を撫でて、指示を出す。 ﹁ああ、それなら第三情報室へと持って行ってくれ。あいつら最近、資 ﹂ 材が足りないって言ってたし、丁度良いだろ﹂ ﹁うん、分かった にっこりと歯をキラキラと輝かせたアリスは、ぎこちない足取りで 走って行ってしまった。 ふふふ、流石はアリスちゃんだ。可愛すぎるぜ とりあえず、作業に戻る事にする。 ﹁⋮⋮ちゅー⋮ちゅー⋮⋮﹂ 因みに完全なる生産施設オンリーの惑星である。この惑星の生命 連鎖による資源UPだけを目的とした生態系が形成したりしている。 星だ。宇宙のチリを吸収して資源に変えたりする地面創ったり、食物 生産施設を配置するのは、俺が1時間ぐらいかけて創った、人工惑 限りなく機械化して楽するのは最近の流行りである。 まあそれ以前にメンドくさいと思ったのだがきっかけなんだけど。 ていくのは、効率が悪いと。 というのも、俺は気付いてしまったのだ。このまま俺が地道に創っ 産品は︻重頭脳級︼ 現在行なっているのは、BETA生産施設の作成だ。勿論、その生 進める。 片手にコーラを創って、一息つけながら同時進行でBETA創りを !! 全ては重頭脳級の為にあると言っても過言ではない。⋮⋮こう言う となんだか悪役っぽいな、俺。 5 !! ﹁⋮⋮は 悪役だと て、俺様大満足 ﹂ こう見えても俺、悪役サイドに転生したわ 9⋮⋮ああ、今確認した。 せんきゅうひゃく 今はそれから大体600年位前だね。まだまだ時間に余裕があっ 1958年らしいね、俺たちが人間にバレるの。 今どのくらいの時期なんだろうね。 1 けだし。 いんじゃなかったっけ そう言えば忘れてたけど、原作的に言えば地球を襲わなきゃいけな ! ? ﹂ でも本物の閣下がいたら怒ると そう言えばアリスちゃんと言えばメガテン。 メガテンと言えば閣下。 閣下も創った方が良いのかな 思うし⋮⋮うーむ、迷う。 星 そんな生産施設量産から3ヶ月ごろたった頃。 ■ 俺による新たな犠牲者が生まれるのであった。 ﹁よーし、もっともっと生産施設を量産するぞぉ まあ良いや。とりあえず保留の方向で。 ? 俺達は何気に危機に瀕していた。 ﹂ !! なかったと思うね、マジで。 史も分かるし、画像とかも見れるし。これなきゃアリスちゃんも創れ やっぱりこう言う時に、ネットが使えるっていいね∼。正史での歴 ! どうしましょうか⋮⋮ ? 6 !? ﹁ケイソ様 ! アリスちゃんが不安げな瞳で此方を振り向く。振り向いた瞬間に ﹄と書かれた何処ぞの創作物の 女の子独特の良い匂いがして、今に俺は一種のヘヴン状態だった⋮⋮ って、いかんいかん。 ﹁どうするも何も、ねぇ⋮⋮﹂ ヘイデル軍団 手に持つ資料を覗き見る。 巻頭には﹃襲撃 る。 だったのか。ホントにもう、最初の頃の努力が全て打ち消されてい と い う か 枯 渇 す る く ら い だ っ た ら 生 産 U P 元 々 の 生 態 系 は な ん ルにしました。 ゲッティ創るアニメ映画。まあその映画に出て来た主役機械をモデ モデルは⋮⋮なんだっけかな、あの空気からミートボールとかスパ え失せる事のない資源を導入しました。 因みに、資源が最初のフル稼働で枯渇した為、例のチート能力で消 全部を重頭脳級生産施設で埋めつくせばそうなるか。 と言うか何気に今、10の12乗くらいまで来てんのな。まあ惑星 だったのか。そもそもBETA創りは人力ってなんだよ。疲れるわ。 その数約5600億。俺の約一年にも及ぶ、地道生産の日々はなん ないくらい尋常じゃない物に増えているからな。 何しろ今は生産施設を創ったお陰で生産スピードが今まで比じゃ 我がBETA軍のそれには及ばない。 その数およそ100億。戦艦などが込みで入っているが、それでも それはともかく、敵の規模自体は貧弱である。 ツーイ、きつ∼いお仕置きが、な。 あいつは後でお仕置きが必要そうである。アリスちゃんによる、キ 成班のバカである。 サブタイトルのようなものが。因みにこの資料を創ったのは資料作 ! これはもしかして、働いたら負けと言うやつかな ? 7 ! ﹂ ﹁⋮⋮そどの⋮⋮イソ殿 ﹁⋮⋮ん ば良いでしょうか ﹂ ﹂ ﹁現在我が惑星系に進軍しているヘイデル軍ですか、どのようにすれ それで、なんだね、ムキムキマッチョ君。 何やら俺は上の空状態だったらしい。これは失敬した。 低い男の、渋みのある声で意識を現実へと引きずり戻す。 ! ああ、それで軍への対処だっけ ﹁そんなもの、叩き潰せば良いじゃないか ﹁﹁﹁⋮⋮⋮﹂﹂﹂ ﹂ ﹂ ? 数の差で言えば60対1だ みたかった為に、人型BETA第3号として創造しました。 モデルは勿論名前通り、ハガレンから引用。彼の筋肉錬金術を見て ムストロングさん。 そんな空間から早くも脱出したのはムキムキマッチョもとい、アー 暫く誰も喋らないという謎の空間が発生した。 その言葉にこの場にいる一同は、沈黙。 ﹁⋮⋮け、ケイソ殿。それは流石に無理があるのでは ? ? りが見れなくなるんだよな。コイツは要改善⋮⋮っと。 あー、そう言えばそんな話をして居た。考え事をするといっつも周 ? 適当にやれば物量で行けんだろ﹂ ﹁いやいや、無理って事はないだろう ぞ ? り、戦闘用に特化したBETAを新規で創れば行けると思う。 8 ? 実際、マブラヴでも物量で勝っちゃってるし。適当な武装創った ? まあ、実際どうなるかは分からないけど。 ﹁それじゃ、後は頼んだよ∼﹂ ふらふらと立ち上がって、会議室を後にする。 俺が今からやるのは、純粋に戦闘に特化したBETA創りだ。 9 BETAってなんだろう 自室に引き篭もり、何やらガタゴトガタゴト暴れる事数分。俺は やっと部屋から出て来た。 その手には数多くの資料と、銃器があった。 ﹁ま、急ごしらえだし、こんなものかな﹂ その手に握る資料に力を込めて、若干しわくちゃにする。 その顔には、笑顔が浮かんでいた。 すぐさま部屋に取り付けられた電話を手に取り、CALL。送信先 は﹃第六開発室﹄だ。 出るまで少し時間が掛かるか、と思って居たが相手側は俺を待たす 10 事なく受話器を取った。流石である。 ︽これはこれはケイソ様。今宵は一体どのようなご要望で⋮⋮︾ ﹁あ、今日はそういうお遊び無しで。なんか軍団来てるらしいからさ﹂ 相手のおふざけモードを叩っ斬り、業務に関する事のみを話す。 実際、時間が惜しいのだ。 そんな事など知らないと言わんばかりに不満になる開発室長。彼 は物足りなそうである。 という叫び声と共に飛び跳ねる ﹁はぁー⋮⋮そう落ち込むなって。いろいろ武器データ作ってやった から﹂ その言葉を聞くと否や、ファッ ︵ような気がする︶室長。 この転送機も勿論チート能力で創った。というかここにある物の とりあえず転送機に書類と実物を送る。 !? 殆どはチート能力で創ったものだ。 面白そうな案ですな、ケイソ様 このバスターライフルとか、BETA全員に配備した ︽ほうほう、これは⋮⋮素晴らしい ︾ ﹁だろだろ ﹂ でも資材が足りないので、全員に配備できるかど ら面白そうじゃね ︽ホントですな うか⋮⋮︾ !! た。 なんですかコレ ﹂ ︾ !! ︽ちょ、ケイソ様 ﹁何って︻ゼロ式製造機︼だが !! それから暫くして受話器から帰って来たのは、驚愕の叫び声だっ 受話器に今送るからー、とだけ伝え、転送機にあるものを送り出す。 ふふふ、そんな室長の為に俺はわざわざ、創って来てやったぜ。 受話器の向こう側で途端に気が弱くなる室長。 ! ︾ 意味わかんないんですけど 当然、パニックを起こした室長が、 ︽⋮⋮いやいやいや、はぁあ ソ様コレどうやって作ったの ! しかもそんなのでこ ﹁いやま、あそこらへんをちょちょっと弄ってさ⋮⋮﹂ ︾ ︽そんなので分かるわけ無いじゃないですか んな代物が作れる訳ないでしょ 室長の一人劇場は続く。 ﹁いやでもさぁ⋮⋮﹂ !! ケイ コレを、資材に困る室長に渡せばどうなるか、否が応にも分かる。 別名、巨大ミートボール爆撃機。重頭脳級生産施設にも埋め込んだ ? !? !? !! 11 ? ? !! 面倒くさくなった俺は適当に受け流そうと努力する。 ゼロ イチ が、室長は落ち着いた口調で、正すような声質で言った。 ︽良いですか、ケイソ様。コレは無から有を作りだす、どの生態系の技 術力を持ってしても作り得ない、そんな夢のような装置なのです︾ うーん、まあ確かにそうだけどさ。そう言われれば賢者の石っぽい けどさ。 そんな物より生物や星さえ創れるチート能力の方が異常だと、俺は 思うんだ。 ︽確かにこれは素晴らしい物です。ケイソ様が初めて為した、全生物 史上最初の快挙でしょう。ですが、それは戦いを広める原因になりま 12 す︾ ⋮⋮あー。確かに。 コレを巡って他の生物が攻め込んだら、メンドくさそうだしな。 ベースプラント ︽ですのでケイソ様は、今後こんなものをポンと渡さないでください。 ︾ う ちなら見方しか居ませんからいいですが、外でやられちゃ、それ こそ終わりですよ ■ ││BETAってなんだろう︵哲学︶ その言葉を聞いて、俺は思った。 ? あの室長との一件後、今度は別の場所まで来ていた。 ﹂ 即ち、新規作成した新たな人口惑星である。 ﹁よーし、それじゃやるか 左右の手をそれぞれの方向に伸ばし、無尽蔵に生み出されるエネル ギーを解放する。 イメージするは、巨大格納庫。大型兵器が何千体でも入りそうな、 惑星系の半分ぐらいを使った、格納庫。 余った箇所には︻ゼロ式製造機︼を数多く埋め込み、居住エリアや トレーニングルーム、管制室を創る。 他にも食堂には高級食材を数多く配置し、部屋にもルンバもどきや 冷蔵庫などを配置する。 一通り終われば、後はエネルギーの注入はお終いだ。 案外時間が掛かったらしく、俺の腕時計は現在、12時を指してい た。 ﹂ ﹁確かヘイデルの軍団がここに来るのが15時だから⋮⋮やべえ、時 間が ■ あの数時間に渡る作業が終わった頃。 俺は再び場を移動し新規惑星、︻兵器格納星︼の中にいた。 そんな空間でも比較的特別な場所にいる。 コックピットの中だった。 13 !! すぐさま俺は次の作業に入った。 !! ﹂ ﹁えーと、説明書によれば第3メーターを確認後第16ボタンと第2 ボタンを同時押し⋮⋮ってメンドくさいわボケェ コックピットの床を思っ切り蹴り飛ばし、悪態をつく。 若干壊れかけたのは内緒だ。 ﹁はぁ∼、操縦なんかめんどくさそうだし⋮⋮いいや、 ︻AMS︼取り 付けちゃえ﹂ すぐさまコックピットの操縦桿に右手を当てて、エネルギーを送り 込み、想像する。 Bや O B の機構を追加する。 クイックブーストオーバードブースト この時ついでにQ コックピットにAMSが追加されれば完了だ。 ﹁って、俺に接続端子がねえじゃねえか﹂ 気付いてから急ぎ端子を首元に創り、何事も無かったかのように接 続する。 やはり接続した時に吐き気がするというのは原作同様のようだ。 ﹁気持ちわりぃ∼⋮⋮ちゅー⋮ちゅー⋮⋮﹂ 手にコーラを創り出して、飲みながら出発時刻まで待つ事数分。 管制室から通信が送られてきた。 ︽こんにちは。パイロットデータの更新をするわ︾ 若い女性の声が無線から聞こえて来た。 暫くすると更新とやらが終わったのか、再度通信を繋げる。 ︽今回の作戦でオペレーターを務めさせて貰う、︻マグノリア・カーチ 14 !! ス︼よ。以降何回か務めさせて貰うから、そのつもりでね︾ その強気な対応に、つい口元が緩んでしまう。 死ぬ前には絶対に会えなかった、架空の人物が目の前にいるのだか ら。 ︽作戦内容を説明するわ。今回の敵はヘイデル星人により構成された 軍団、その数およそ100億よ。 その中でも戦艦は約10億。戦闘用の兵士が約40億を示してい るわ。残りは補給艦とかだから、実質的な戦力としては50億くらい ね︾ なんだ、想定してたより少ないじゃないか。 ある意味落胆だな、アレだけ用意したってのに。 O B ︼を使って 15 ヴァンガードオーバードブースター ︽でも、流石に数が多いわ。だから今回は︻ V 数人が敵の懐に飛び込み、 ﹃バスターライフル︼を使って敵戦力を内部 から崩壊させるわ︾ 因みに、バスターライフルとVOBも頑張って生産施設を創った。 時間が無かったから数個しか創れなかったけどな。 ︽その後はBETA軍によるバスター射撃による、面圧射撃で押して 敵勢力は一体も生き残らせちゃダメだから。殲滅するよ 行き、最終的には撃滅させる。 良い ︽それじゃあ、後数分でカタパルトを出すから、それまで待機してい てのは、平清盛の話でよく伝わってるからね。 ま、そりゃそうだな。敵勢力の生き残りを生かして下克上されたっ うに頼むわ︾ ? て︾ そこで、通信は切れてしまった。 後少しで出発時刻だ。精々、派手に暴れてやるとしよう。 16 カメラ持ってパシャりまくるネクストAC ヘイデル星人による100億の軍団。 確かにアレは強かった。 宇宙空間を右往無造作に飛び回り、BETAを的確に引き裂いてい く戦闘兵士。 巨大な戦艦砲による濃密度ビームキャノン。しかも高精度。 集団戦法で此方を的確に囲んでリンチする戦術。 どれをとっても、高いレベルで纏まっていた、戦闘集団だった。正 直、普通に戦ってたら勝ち目がなかったと思う。︵全BETAを集め た場合を除く︶ まあそれでも現場戦力で対処できたのは、最初の奇襲攻撃が上手く それじゃあ逆に、民間人が戦場で出来ることと言ったら、なんだと 17 いったからだな。 何やら俺のチート能力で創ったブースターはカタログスペックの それを大幅に上回り、分速6500kmにまで達したらしい。宇宙空 間なのに。 その圧倒的スピードで敵の懐に飛び込む⋮⋮際にもバスターライ フルをトリガーして、行きに素通りしていたヘイデル軍団にもダメー ジを与えたんだ。 勿論、中心部に来たらもう一度バスターライフルをトリガー。水平 に回転しながらダブルトリガーをするように指示したから、ガンダム Wのあのシーンを再現できたよ。 因みにその行動をするように複数人に指示したので、結構面白い物 が撮れた。だから何気に結構満足してる。 俺は何やってたかって バカ言っちゃいけねえよ、元民間人である俺にそんな事出 ? え 戦闘 ? 来ると思うのか。 ? 思う ││現場の情報を伝える事さ と言うわけで、ネクスト乗りながらパッシャパッシャ写真を撮りま くってました。これこそ本当の、戦術カメラマン。 まあ流れ弾に当たりそうになったのをQBで避けたり、戦闘集団が こっちに来た時はOBで逃げたりと、大変だったけど。 でもまあ、楽しかったです。 ■ ヘイデル星人から我々のよう ヘイデル星人との戦闘から10日後。 何故か俺は崇められていた。 ﹁ありがとうございます、ケイソ様 ﹂ ﹂﹂﹂ な弱小種族を救って頂いて⋮⋮っ ﹁﹁﹁ありがとうございます⋮⋮ ! ! こんにち はちょこちょこ動いているように見える。 ズズズ、と謎の大箱を前に差し出す猫耳宇宙人。心なしか、その箱 ください﹂ ﹁差し当たっては今日、お捧げ物を持って参りました。どうぞ、お納め で、今に至る。どう言う事なんだってばよ。 それがなんか知らんが俺のとこに来ていきなりひれ伏したのよ。 耳の宇宙人。 以前この近くでBETA創りに精を出していた頃に、やって来た猫 !! 18 !! ? 俺が箱を見ているのを宇宙人は見て、何故か喜ぶ。 ﹁興味がおありのようで、良かったでございます。これはあくまで私 たちの気持ちですので、是非ともお受け取りください﹂ うーん、なんだか気持ち悪いなぁ。その態度。 まあ、貰っとくものは貰っておこう。とりあえず受話器を創って アームストロングに電話する。 ︽⋮⋮おや、ケイソ様ではありませんか。我輩になんの御用ですかな ︾ 渋い男性の声が耳元に広がる。とりあえずこの箱を持って行って それは急ぎの用事で ︾ もらうため、ここに来てもらおう。うん。 ︽今ですかな ? よく分からんぞ。 おいただけなのにな。それが何故他に奴にまで感謝されるのか。 しかし⋮⋮俺たちに危害を加えるかもしれない相手を先に潰して その一言を最後に、猫耳宇宙人は出て行ってしまった。 どうぞよろしくお願いします﹂ ﹁ではケイソ様、私どもはここら辺でお暇させて貰います。今後とも、 に向かうとはこれ如何に。 そこで電話は切れてしまった。ゆっくりでいいと言ったのに、すぐ ︽了解致しました。すぐに向かいます︾ ﹁いや、急いではない。ゆっくり来てくれてOKだ﹂ ? ││ガタッ⋮⋮ガタッ⋮⋮ 19 ? 猫耳宇宙人から貰った箱が先ほどより勢いよく暴れている。おか しい、奴らは一体何を置いていったんだ 試しにに近づいて、蹴ってみる。 は無力だ。 パキィン ﹁さて、中身は何かね⋮⋮ なんとなく、前世の宗教を思い出した。 それにしても⋮⋮﹃生き物﹄が捧げ物とはまた、物騒だ。 だから、恐らくパニック起こすと思うんだが。 られている。今は気絶しているようだが、拉致られているようなもん この猫耳美少女は、何故だか知らんがガムテもどきで口と手足を縛 さてどうしたものかね、と言って首に手を置く。 ■ 箱の中身が⋮⋮女の子だったからだ。 ﹁捧げ物って⋮⋮こう言う事かよ﹂ して俺は中に入っていたものを見て、固まってしまった。 箱の中を取り出すのを遮るものを解体し、颯爽と蓋を取り外す。そ ﹂ というガラスが割れる音がした後、箱が開封される。 あったが、チート能力で付与した俺の右手の能力︻幻 想 殺 し︼の前に イマジンブレイカー 箱を立てかけ、早速開封していく。生意気にへんな術式が貼って 絶的なのは出来たな。 すると箱は勢いよく倒れて、動きを止めてしまった。とりあえず気 ? 危ない宗教だったりすると確か、こんな感じで生きた人間とかを捧 20 ? ! げ物だとか言って色々とやっていた。殺したり、生き埋めにしたり、 とか。 しかもあいつら猫耳宇宙人は俺の事を神の如く扱っていた。外敵 から身を守ってくれる、主だと。 で、この状況と照らし合わせるに⋮⋮恐らく、コイツはそう言った 類の捧げ物だ。となると、あいつらは今後もこう言った事態の後には ﹃捧げ物﹄をしてくるに違いない。 ﹁⋮⋮捧げ物って言うが、俺からすれば面倒見る奴が増えるだけなん だよ﹂ 実際、俺が重頭脳級量産しているのは、数多くいるBETAを勝手 に支配して貰う為だ。俺みたいな奴に捌き切れる訳がない。 それなのに俺が面倒みる奴を増やすって、あいつら嫌がらせかよ。 しかし幸運にも、先日俺は︻兵器格納星︼に居住エリアを作ってい る。他のパイロット達もいるが、一緒に暮らして貰えば俺がずっと目 を付ける必要もないだろう。 しかし、そうなると今後は難民的な奴らを迎える惑星を作らなけれ ばいけないかもな。やる事が多すぎて、結構めんどくさい。 ﹁⋮⋮とりあえず、状況説明とかはアームストロングにやらせておこ う﹂ アームストロングに置き手紙を置いて、俺はその場を後にした。 次にやるべきは⋮⋮っていうかやる事大体終わっちゃったんだよ な。 一応生活・軍備に必要な事は出来るだけやっちゃってるし。それぞ れに特化した人口惑星も創ってるし。 ﹁⋮⋮暇だな﹂ 21 重頭脳級生産施設も創ったし、無限に沸く動力源も創った。 他の惑星の開拓は重頭脳級を中心としたBETAがやっちゃって るし、敵なんてうちの軍団が強すぎて相手にすらならない。 難民の奴とか作らなきゃいけないかもだが、今は別にいい。︻兵器 格納星︼ので間に合っている。後々付け足していけばいいだろう。と いうかそうしないと扱いが雑になる。時間かけてゆっくりやったほ うが良い。 しかしそうなると⋮⋮とてつもなく、暇だ。 ﹁ゲームでもするか﹂ 自室に戻り、テレビ電源を入れて、PS3を起動する。 もはや俺は、ゲームをするしか暇を費やせないのだ。今やるべき事 は大体終わってしまった。仕事がないと言うのは、なんと虚しいのだ ろうか。 ﹁⋮⋮はぁ﹂ 今日この日から、俺の引きこもり生活が始まるのであった。 22 三章。 太陽系への進出 次元核 なんだかんだで時間が過ぎるのは速かった。一日中ニート生活し たり、宇宙空間散歩したり、憂さ晴らしに惑星破壊したり、そんな事 で時間を潰していたらいつの間にか500年くらい経ってしまって いる。 驚きだ。適当に過ごしているだけで、こんなに生きていたとは。案 外俺も、人外の身体に慣れてきたのかな。 それに今や︻重頭脳級︼は大体10の40乗くらいいる。実はちょ せい くちょく生産施設増やしたり、出荷用の戦艦などを創ったから、色々 と効率が上がったんだ。 因みにだが、単位をつけると一正となる。10億が10の32乗 23 個。普通に数字に直すと、こうなる。 10,000,000,000,000,000,000,000, 000,000,000,000,000,000 もうね、意味分かんないね、って言うのが一番大きい。だって読め ないんだもん。 それに考えてみれば、元一般人にしてみれば、これだけの部下がい ってなるかもしれないけど。 るっていうのも実感が湧かない。目の前に全員整列されたら流石に、 うぉお ま、今後は普通に生きていくよ。 自分が何をしていたのか、恥ずかしいくらいだ。 も溶けてくるらしく、やっとの事で冷静さを取り戻した。正直言って あと、流石に500年近く生きているとチート転生者の馬鹿さ加減 いわ。 今からしたら、正直言ってこれだけの部下がいるなんて信じられな !! ﹁ケイソ様、今日のご予定では﹃サイダー星人﹄ ﹃クェルヒ星人﹄ ﹃ミ ネラ星人﹄の各首脳との会談が入っております﹂ スーツを着こなした長身オールバックの金髪男が、手元にあるタブ レット弄りながら物静かに言い渡した。 その言葉に俺はチッ、と舌打ちしてしまった。 男はやれやれと言った様子で喋りだす。 ﹂ ﹁ケイソ様、お気を煩わせるのは結構ですが、ちゃんと会って頂かない と。以前のように逃げ出されては困りますよ そう、この男の言う通り、俺は一度この会談を逃げた事がある。数 がを多いくせに、一個一個の所要時間が長いのだ。 そもそも、こう言った会談が急に増えたのは、俺が冷静さを一気に 取り戻してからなのだ。今まで調子乗って生きてきたから、少しでも 世界に貢献出来るよう、ちょこちょこと実績を上げる事にしたんだ。 その途端だよ、BETAの活動が活性化したのは。 俺が普通にゲームしたりして普通の人間の暮らしを満喫していた ら、急にBETAの開拓スピードが馬鹿みたく早くなったんだ。 しかもそれと同時に前の⋮⋮なんだっけ、へーデル星人だっけ 持ってきたので、報告しておきますね﹂ ﹁ああ、そうだケイソ様。外来種撃滅科の︻リッケルト︼が面白い物を てやりたい。 欲しいのだが。こんな軍団を作った過去の俺を、思いっきりぶん殴っ 正直、俺は一軍を纏め上げられるような存在ではないので勘弁して 終わりと、速攻で終わらせているが。 勿論、戦法はいつも通り奇襲を掛けて中から崩壊、後は面圧射撃で るようになった。 そいつみたいな、他の星人達が言う所の﹃強者﹄が良く襲撃をして来 ? 24 ? リッケルトとは、500年くらい前のヘイデル星人襲撃後に﹃捧げ 物﹄として送られてきた、あの猫耳少女だ。 ︻兵器格納星︼に放り込んだ為か、いつの間にかパイロットになって いて、もう少ししたらエースとして君臨していた。なんか凄い娘だっ たらしい。 ﹂ それはともかく。 ﹁面白いもの 俺は実際色々な物をチート能力で創れるので、ネットを見ながらな らば大体なんでも創れる。 それは彼も知っている筈だが⋮⋮その上で、俺に対して面白いもの を持って来るとは。いったいどんなものを持ってきたんだ てみせた。緑色がとても綺麗で美しいが、これは 男は懐からひし形の何やら高そうな宝石を取り出して、天にかざし ? が違うと言うのだ そう言うと男は手をヒラヒラと振って、苦笑しながら否定した。何 造機︼ならほぼ何でも作れるし。 持っているので、別に欲しいとも思わないのだが。だって︻ゼロ式製 詰まる所、高出力の動力源と言った所か。しかしそんなものは既に り、強大なパワーを絶えず発生させる、神秘の結晶です﹂ ﹁これは︻次元核︼ その世界の中心部に位置する最高級の秘宝であ ケメンスマイルだ。 視線を受け取ったのか、男はニヤリと笑って返した。憎っくき、イ ? なんと ﹂ ︻次元移動︼が出来るのです ﹂ ﹁実はですね、ケイソ様。これはそんな簡単な代物じゃないんですよ。 ? ! 25 ? ﹁次元移動⋮⋮ ? ! ん ん、久 し ぶ り に 意 味 不 明 ワ ー ド が 出 て き た ぞ。な ん だ、次 元 移 動って。 ﹁次元移動とは、此処とは違う世界軸の世界に転移する現象の事です。 ケイソ様に分かりやすく言うならば、簡単に異世界に行けちゃうアイ ﹂ テムです﹂ ﹁⋮⋮は なんだその 誤作動でも起こし 簡単に異世界に行けちゃうって、何考えてんだよ チートアイテム、すげえ危ねえ代物じゃねえか たらどうすんだよ りませんよ﹂ ﹁お、おう﹂ さっき神秘の結晶とか言ってなかったっけ 異世界に行くような物体の筈なんだけど。 多分これやったの﹃第13開発室︼の室長だろうな。 が。変態過ぎんだろ。 そんなものに制御装置つけるとか、流石としか言いようが無いんだ それに下手したら 貰いましたから。バニラと違って座標セットも出来ますし、暴発もあ ﹁あ、心配しないでください。︻室長︼に頼んで、制御核を埋め込んで ! ? と言わんばかりの笑顔を見せつけ、露 ﹂ ﹁でも、だとしたら結構凄い物を拾ってきたな。異世界に行ける力か ⋮⋮他にも何かないのか その言葉を待ってました 骨に明るくなる金髪男。 彼は悠々として語る。 ! ? 26 !! !! !? ﹂ ﹁そうなんですよ んですよ 実はですね、コレは他の星人を釣る為の、エサな ! エサ 何言ってんだ ⋮⋮最悪のワードを。 は ? ﹂ 攻め込んで来たでしょう 陰なんです でしょう ? さぞかし嬉しそうに語る。 えた弱小宇宙人は我がBETAの傘元に入る﹂ ﹁﹃強者﹄の各惑星の宇宙人がコイツを挙って奪いに来、その恐怖に怯 それは全て、この宝石のお ﹁この核が偶然手に入ったのを好機に沢山の宇宙人が流れ込んで来た 理解不能になり、混乱している中、男は続ける。 ? !! ? それを俺が怒るとは思わずに、 ! 全てはケイソ様の為なのです ﹂ ﹁この最高のサイクルのお陰で、我が軍はより強大に、巨大な物となり ました ! の姿はさながら騎士のようであったが⋮⋮ ﹁あ、ああ。そうか⋮⋮悪いが、少し一人にしてくれ﹂ なんとか言い訳を考えて伝え、渋々男に退出を願った。頭に かべながらではあったものの、男は素直に出て行ってくれた。 反面、俺の頭の中は最悪であった。 を浮 妙に襲撃が多いと思ったが、まさか、まさかそう言ったカラクリ ? 27 ? その言葉を輪切りに、ひれ伏して、捧げるように両手を広げる。そ ! だったとは。 彼に貰った手のひら大の宝石を見つめる。 この宝石のせいで、襲撃が多くなったとは⋮⋮。いい加減にして、 欲しい。 ﹁⋮⋮旅に出よう﹂ こんな戦闘集団の中に、ド真ん中に居たら生命が幾つあっても足り ない。自分で蒔いた種ではあるが、流石にここまで巨大化するとは思 わなかった。 逃げるは恥だがなんとやら。素直に退出するとしよう。 俺は置き手紙を置いて、その場を逃げ出した。 28 ケイソがその場を逃げ出したその後、BETA本拠地では。 ケイソ捜索の為の、踊る大捜査が繰り広げられて居た。 原因は、金髪の男が見つけた一枚の手紙であった。 ﹂ ﹁ま、まさか自分の行動でケイソ様が居なくなってしまうとは⋮⋮不 覚 閣 下は絶対に探さないで下さい。﹄ ルシファー PS. しばらくの間、太陽系で遊んで来ます。探さないで下さい。 ﹃ みんなへ。 その手に握る手紙には、こう書いてあった。 !! その手紙を読んだ瞬間、彼はこう思ったそうだ。 ﹂ ﹁くぅー、わざわざ私の名前を書いてまで、推薦して貰えるとは れは急いて探さねば ⋮⋮皆の衆、太陽系へと侵攻する準備をすすめよ こ !! 結局、地球へのBETA侵攻の口実を作ってしまっただけだった。 29 !! !!
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