マーケットの見方(No.133)を掲載しました。

2017年1月30日
あおぞら投信株式会社
『人の数 働く力を 身に蓄え
自分を鏡に 映して明日へ』
2021年には中国が実質GDPで米国を抜いて世界一位になると予想されています。そして、2022年までには
インドが人口で中国を抜いて世界一位になると予想されるなど、各国の絵が変わろうとしているのが21世紀
の世界です。ちなみに、一人っ子政策をとった中国は2028年の14.2億人がピークとなり、その後の最大の課
題は少子高齢化であることが見通されています。
日本では既に人口のピークを打って人口減少が始まっています。内閣府の高齢社会白書によると、2060年
には総人口が9,000万人を割込み、高齢化率は40%近くになると推計されています。また、首都である東京の
人口も2020年に1,336万人でピークとなり(公益財団法人 特別区協議会調べ) 、ここからは全国の都道府県
での人口の減少が始まると予想されています。人口のコントロールはどうすれば可能なのでしょうか。自分の
いる国に、将来の希望があるとき、人は未来を考えられるのだろうと思います。経済の成長力とは、労働人口、
資本、生産性という3つの要素で成り立っています。その力をどのように高めていくかが、まさに我々の課題
だと思います。その意味では、日本という国の成り立ちにもつながるであろう、アジアに向かって開かれた国
となっていくことも、大きな要素となるのだと思います。
(億人)
世界、中国、日本、インドの人口推計(2000年~2060年)
2056年
世界人口
100億人突破
120
100
16
60
12
2028年
中国の人口
のピーク
40
20
24
20
2022年
インドの人口が
世界一に
80
(億人)
8
2009年
日本の人口
のピーク
4
0
0
(年)
世界(左軸)
中国(右軸)
日本(右軸)
インド(右軸)
出所:国際連合 世界人口推計(2015年改訂版、中位推計)
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商 号: あおぞら投信株式会社 金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第2771号
加入協会:一般社団法人投資信託協会 ホームページ・アドレス: http://www.aozora-im.co.jp/