(1) F(t) (2)

1
0 以上の実数 t に対し,F(t) =
Z
1
0
x2 ¡ t2 dx とする.次の問いに答えよ.
2
実数 µ に対し,座標空間の 2 点 A(cos µ; sin µ; 0),B(0; sin 2µ; cos 2µ)
を考える.次の問いに答えよ.
(1) F(t) を t を用いて表せ.
(2) t = 0 において,関数 F(t) が最小値をとるときの t の値を求めよ.
( 大阪市立大学 2012 )
(1) 点 A,B と原点 O の 3 点は同一直線上にないことを示せ.
(2) 三角形 OAB の面積 S を sin µ を用いて表せ.
(3) µ が実数全体を動くとき,(2) で求めた S の最大値と最小値を求めよ.
( 大阪市立大学 2012 )
3
三角形 ABC の頂点 A,B,C は反時計回りに並んでいるものとする.点 P は
4
xy 平面において,x 軸の x < 0 である部分を C1 ,x 軸の x > 1 である
いずれかの頂点の位置にあり,1 枚の硬貨を 1 回投げるごとに,表が出れば
部分を C2 とする.また,2 点 (0; ¡1); (1; ¡1) を結ぶ線分を K とする.
時計回りに隣の頂点へ,裏が出れば反時計回りに隣の頂点へ,移動するもの
y > 0 をみたす点 (x; y) からは,C1 と C2 が障害となり,C1 と C2 の間を
とする.点 P は最初,頂点 A の位置にあったとする.硬貨を n 回投げたと
通してしか,K は見えないものとする.点 (s; 1) から見える K の部分の
き,点 P が頂点 A の位置へ戻る確率を an で表す.次の問いに答えよ.
長さを f(s),点 (2; t) (t > 0) から見える K の部分の長さを g(t) とおく.
(1) n = 2 に対し an を an¡1 を用いて表せ.
ただし,K がまったく見えないとき,または,K の 1 点のみが見えるとき,
(2) an を求めよ.
f(s); g(t) の値は 0 とする.次の問いに答えよ.
( 大阪市立大学 2012 )
(1) f(s) を求めよ.また,s が実数全体を動くとき,関数 f(s) のグラフを描け.
(2) g(t) を求めよ.また,t が正の実数全体を動くとき,関数 g(t) のグラフを
描け.
( 大阪市立大学 2012 )
5
座標平面において,原点 O を中心とする半径 1 の円を C とし,点 P(p; q)
は p2 + q2 > 1 をみたすものとする.P から C へ接線をひき,その接点を
T(s; t) とする.P を中心とし T を通る円を D として,D は点 A(a; 0) を
通るものとする.次の問いに答えよ.
(1) (a ¡ p)2 = p2 ¡ 1 であることを示せ.
(2) 0 < a < 1 のとき p > 1 であることを示し,a を p を用いて表せ.
( 大阪市立大学 2011 )
6
座標空間を運動する 3 点 A,B,C の時刻 t における座標をそれぞれ (t; 0; t),
p
p
p
( 2t; 1 ¡ 2t; 2(1 ¡ t)),(¡t; ¡ 2t; t) とする.原点を O と記すとき,
1
次の問いに答えよ.ただし,0 < t <
とする.
2
¡! ¡! ¡! ¡!
(1) OA ? OC; OB ? OC を示せ.
(2) 4ABC の面積 S(t) は t(1 ¡ 2t) であることを示せ.
1
における最大値を求めよ.
(3) 四面体 OABC の体積 V(t) の 0 < t <
2
( 大阪市立大学 2011 )
7
s; t を実数とし,座標平面上の 4 点 A(¡1; 0),B(1; 0),P(0; t),Q(s; t)
を考える.次の問いに答えよ.
C
1 + t2 + s
(1) 不等式 (1 + s)2 + t2 = B
が成り立つことを示せ.
1 + t2
(2) 不等式 PA + PB 5 QA + QB が成り立つことを示せ.
( 大阪市立大学 2011 )
8
N; a; b は正の整数とする.箱の中に赤玉が a 個,白玉が b 個入ってい
る.箱から無作為に 1 個の玉を取り出し ,色を記録して箱に戻す.この操
作を繰り返し ,同じ 色の玉が 2 回続けて出るか ,または取り出す回数が
2N + 2 になったら終了する.n 回取り出し て終わる確率を P(n) とし ,
a
b
p=
; q=
; r = pq とおく.次の問いに答えよ.
a+b
a+b
(1) P(2j); P(2j + 1) (j = 1; 2; Ý; N) および P(2N + 2) を r を用いて
表せ.
(2) 偶数回取り出して終わる確率 Q =
N+1
P
j=1
なることを示せ.
P(2j) について,Q >
1 ¡ 2r
と
1¡r
( 大阪市立大学 2011 )
9
正の実数からなる 2 つの数列 fan g と fbn g は,n = 3 について
10 実数 r に対し ,n 5 r < n + 1 となる整数 n を [ r ] と表すことにする.正
の整数 m について,f(m) = [ m ¡ log2 (m + 1) ] とおく.次の問いに答
C
an¡1 + an¡2
; bn = bn¡1 bn¡2
an =
2
えよ.
(1) m + 1 = 2s となる整数 s があれば,f(m + 1) = f(m) となることを示せ.
をみたすものとする.次の問いに答えよ.
(1) fan g の階差数列を fcn g とすると,fcn g は等比数列になることを示し,そ
の公比を求めよ.
(2) m + 1 = 2s となる整数 s がなければ,f(m + 1) = f(m) + 1 となること
を示せ.
( 大阪市立大学 2010 )
(2) n = 3 について an を a1 ; a2 ; n を用いて表せ.
(3) b1 = 1; b2 = 2 のとき,n = 3 について log2 bn を n を用いて表せ.
( 大阪市立大学 2010 )
11 確率 p で表が出るコインが 2 枚ある.それらを A,B とする.X さんは表が
12 a; b を正の実数とし,座標平面上の放物線 C : y = ax2 + b を考える.t; s
2 回出るまでコイン A を投げ続け,Y さんは表が 3 回出るまでコイン B を投
は正の実数とし,点 P(t; at2 +b) における C の接線を `P ,点 Q(s; as2 +b)
げ続ける.次の問いに答えよ.
における C の接線を `Q で表す.`P は原点を通っているとする.次の問いに
(1) A の裏がちょうど k 回出る確率 ak を p と k を用いて表せ.
答えよ.
(2) B の裏がちょうど k 回出る確率 bk を p と k を用いて表せ.
(1) `P の傾きが 1 未満となるための必要十分条件を,a と b を用いて表せ.
(3) A の裏が出る回数と B の裏が出る回数の和が 3 である確率 c を p を用いて
(2) `P の傾きは 1 未満とし,`P と x 軸がなす鋭角を µ と表す.Q を `Q と x 軸
表せ
( 大阪市立大学 2010 )
のなす鋭角が 2µ になるようにとるとき,`Q の傾きを a と b を用いて表せ.
1
をみたすとき,`P の傾きは 1 未満であることを示せ.
(3) a; b が a + b =
2
1
(4) a; b は a + b =
をみたすものとし,Q を (2) のようにとる.`Q の傾き
2
が最大になるような a; b を求めよ.
( 大阪市立大学 2010 )
13 実数 t に対して,放物線 y = x2 + 1 の点 A(t; t2 + 1) における接線を `1 と
し,また点 B(t + 1; (t + 1)2 + 1) における接線を `2 とする.`1 と `2 の交
点を P とするとき,次の問いに答えよ.
(1) `1 と `2 の方程式および P の座標を求めよ.
14 数列 fan g; fbn g は,
n(n + 1)
bn = an + 2an¡1 + 3an¡2 + Ý + na1
2
(n = 1; 2; 3; Ý)
という関係式を満たしているとする.このとき,次の問いに答えよ.
(2) この放物線と `1 ; `2 で囲まれる部分の面積は t によらないことを示せ.
(3) AB2 + 2PA2 + PB2 が最小になるような t の値を求めよ.
( 大阪市立大学 2009 )
(1) n は 2 以上の自然数とする.このとき,
n
P
k=1
ak を n; bn ; bn¡1 を用いて表せ.
(2) fbn g が初項 b1 = p,公差 q の等差数列であるとき,an を n; p; q を用い
て表せ.
( 大阪市立大学 2009 )
15 xy 平面の原点を O とする.xy 平面上の O と異なる点 P に対し,直線 OP 上
の点 Q を,次の条件 (a),(b) を満たすようにとる.
16 n は 0 または自然数とする.
「 右」と書かれたカード を 1 枚,
「 左」と書かれた
カード を 1 枚,無地のカード を n 枚用意する.数直線上で点 P は原点 O を
¡!
(a) OP ¢ OQ = 4
出発点とし,これら n + 2 枚のカード の中から無作為に 1 枚引き,そのカー
ドが「右」のカードであれば右へ 1 だけ移動し,
「 左」のカードであれば左へ
(b) Q は,O に関して P と同じ側にある.
点 P が直線 x = 1 の上を動くとき,点 Q の軌跡を求めて,図示せよ.
1 だけ移動することとし,無地のカードであればそのまま動かないこととす
る.ただし,カードは,1 回引くたびに元に戻すこととする.このとき,次
( 大阪市立大学 2009 )
の問いに答えよ.
(1) カード を 2 回引いた時点で,点 P が原点にある確率を求めよ.
(2) (1) の確率が最小となる n を求めよ.
(3) カード を 4 回引いた時点で,点 P が原点にある確率を求めよ.
( 大阪市立大学 2009 )