感温相分離液体 - 株式会社 KRI

感温相分離液体
感温相分離液体の相分離温度(LCST)の調節が可能
室温
45℃
←界面
非感温相分離化合物同士の混合で感温相分離性の創出
A50%水溶液
目的・背景
● 加熱により水と相分離する感温相分離液体は、正浸透ドロー溶液、相分離抽出溶剤、などとしての用
途が期待されている。
● 相分離する温度:LCSTを調節できればプロセス設計上有用になる。
● 非感温性化合物から感温性液体を創出できれば、材料設計上選択肢が多くなる。
本技術の特徴
1.LCST
1.LCSTを調節可能
LCSTを調節可能
・感温液体と非感温液体とを混合することにより、LCSTを上げることも下げることも可能。
・組成比に応じてLCSTを調節可能(図1)。
2.感温相分離性を創出
・非感温性化合物同士を混合し感温相分離性を創出。組成比に応じてLCSTを調節可能(図2)。
図1 感温液体組成率と50%水溶液LCST
A:感温液体, B:非感温液体, C:非感温液体
図2 感温液体組成率と50%水溶液LCST
B:非感温液体, C:非感温液体, D:非感温液体
KRIからのご提案/今後の展開
KRIからのご提案 今後の展開/期待される成果など
今後の展開 期待される成果など
● 有用水回収、有用物質濃縮など正浸透を利用したシステムの設計・構築
● 均一系からの相分離を利用した有用物質抽出システムの設計・構築
● 上記システム設計・構築に向けた感温相分離液体の最適化
株式会社 KRI 新機能性材料研究部 tel:075-322-6832
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