~ 英国のEU(欧州連合)離脱決定に伴う景気下押し圧力への警戒感 ~ 米国大統領選挙を控え、揉み合う展開 ~ 週刊日本株レポート(8/8~8/12) (10/31~11/4) 週刊日本株レポート が後退していく中、緩やかに上昇 ~ 2016年10月31作成 1.日米株式と円/ドルの推移 <円/ドル> <米国株> <日本株> 円 ドル 22,000 19,000 日経平均 125 NYダウ 円 円/ドル 120 20,000 18,000 115 18,000 17,000 110 16,000 16,000 14,000 15/11 15/12 16/03 16/04 16/06 16/08 16/10 15,000 15/11 15/12 16/03 16/04 16/06 16/08 16/10 105 100 95 15/11 15/12 16/03 16/04 16/06 16/08 16/10 (注)チャートは過去1年 単位 日経平均 NYダウ 円/ドル 円 ドル 円 2015/12/31 (前年末) 19,033.71 17,425.03 120.22 2016/9/30 (前月末) 16,449.84 18,308.15 101.35 2016/10/28 (前週末) 17,446.41 18,161.19 104.74 過去3年高値 水準 日付 20,952.71 2015/6/24 18,668.44 2016/8/15 125.86 2015/6/5 過去3年安値 水準 日付 13,885.11 2014/4/11 15,340.69 2014/2/5 97.46 2013/10/29 過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 2.日本株市場 先週の振り返り ~ 円安ドル高の進行や企業業績懸念の後退などを背景に、17,000円台を堅調に推移 ~ 先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が+261.82円(+1.52%)、TOPIXが+27.12ポイント(+1.99%)となり、 円安ドル高の進行や企業業績懸念の後退などを背景に、17,000円台を堅調に推移しました。業種別(東証33業種)にみる と、その他金融業、証券・商品先物取引業、繊維製品など31業種が上昇する一方、鉱業、海運業の2業種が下落しました。 週明け24日の日本株市場は、円安ドル高の進行などを受けて上昇して始まりました。その後も、円安ドル高の進行や国内 企業の良好な決算発表などを背景に業績懸念が後退したことなどから続伸しました。27日は反落したものの、週末は、 105円台まで円安ドル高が進んだことや、信用不安が高まっていたドイツ銀行の7-9月期決算が予想外の黒字となったこと などを受けて、日経平均は17,400円台まで上昇して引けました。 3.今週の主な予定 日程 10月31日 11月1日 曜日 Mon Tue 国・地域 日本 項目 前回 日本銀行、政策委員会・金融政策決定会合(1日まで) 鉱工業生産(前月比) 9月 1.3% 米国 シカゴ購買部協会景気指数 10月 54.2 日本 日本銀行「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」 ISM製造業景況指数 10月 51.5 製造業PMI 10月 50.4 財新中国製造業PMI 10月 50.1 ADP雇用統計 10月 154千人 米国 中国 11月2日 Wed 米国 11月3日 Thu 米国 FOMC(米連邦公開市場委員会)2日まで 非農業部門労働生産性 11月4日 Fri 米国 7-9月期 -0.6% ISM非製造業景況指数(総合) 10月 57.1 製造業受注指数 9月 0.2% 貿易収支 9月 -407億㌦ 非農業部門雇用者数変化 10月 156千人 失業率 10月 5.0% 日本 決算発表 : 10/31 キリンホールディングス、コカ・コーラウエスト、日本たばこ産業、本田技研工業、三菱重工業、パナソニック、ファナック、 TDK、日本航空、ANAホールディングス、日本郵船、第一三共、東京電力ホールディングス、中国電力、九州電力、電源開発 11/1 ソニー、 シャープ、ヤフー、KDDI、住友商事、出光興産、新日鐵住金 11/2 アサヒグループホールディングス、サッポロホールディングス、サントリー食品 インターナショナル、ヤマハ発動機、富士重工業、マツダ、ルネサスエレクトロニクス、NTTデータ、伊藤忠商事、三井物産 11/4 スズキ、タカタ、 東京放送ホールディングス、テレビ朝日ホールディングス、三菱商事、丸紅 米国 決算発表 : 11/1 ファイザー、コーチ、ギリアド・サイエンシズ、 11/2 タイム・ワーナー、プルデンシャル・ファイナンシャル、トゥエンティーファー ストセンチュリーフォックス、アメリカン・インターナショナル・グループ、フェイスブック、クアルコム、メットライフ 11/3 スターバックス、CBS、シマン テック 決算発表予定 他 4.日本株市場 今週の見通し ※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 ~ 米国大統領選挙を控え、揉み合う展開 ~ 今週の日本株市場は、米国大統領選挙(11月8日)を控え様子見姿勢が強まる中、揉み合う展開を予想します。今週行 われる日銀金融政策決定会合やFOMCについては、現状の金融政策が維持されるとみていることから、金融市場への影 響は小さいと考えます。一方、来週に控えた米国大統領選挙については、計3回のテレビ討論会等を背景にクリントン候 補勝利の可能性が高まったものの、先週末、FBI(米連邦捜査局)がクリントン候補の私用メール問題の再調査の開始を 発表したことを受けて不透明感が再び強まる中、選挙結果が確定するまでの間、リスク抑制の動きが続くとみています。 その他の注目材料として、4日の米国雇用統計を含む日米の主要経済指標の発表や日米の主要企業の決算発表などが挙げ られます。 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会 URL:http://www.alamco.co.jp 本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、投資の参考となる情報提供を目的として作成したもので、特定の商品に対する投資勧誘を意図するものではあ りません。本資料は当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。資料中に記載されたグラフ、数値等は過去の 実績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。また、コメントについては作成日時点での判断であり、将来予告なく変わることがあります。最終的な投資決定はお客 様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 1610271
© Copyright 2024 ExpyDoc