Minami シラバス年度 科目名称 [英語名称] 科目コード 教員氏名 2016 Kyushu 開講キャンパス University Syllabus 都城キャンパス 開設学科 子ども教育学科 肢体不自由児教育総論 [Educating Children with Physical Disabilities] 750142 野村 宗嗣 授業形態 講義 単位数 2 配当学年 3年次 配当学期 前期 授業前半では、まずは現行における肢体不自由児教育の実際を学ぶとした。次に実態把握と接し方、指導を進める 上での状況づくりを学ぶとした。実際の指導を想定し、肢体不自由児における給食指導、摂食機能を促す指導につい て、身体機能に視点を置きながら、実態のとらえ方、補助具の活用の仕方などを学ぶとした。授業後半では、肢体不 自由児の医学的理解や、身体の動きと脳の働きを学ぶことで、身体機能の維持・向上にむけて、どのような支援が必 要なのかを理解することに目的をおいた。 授業概要 授業計画 授業の到達目標 授業時間外の学修 評価方法 第1回:肢体に不自由のある人への接し方、できる状況づくり 第2回:障害理解と合理的配慮 第3回:肢体に不自由のある人の給食指導 第4回:摂食機能を促す指導 第5回:肢体不自由児の医学的理解 第6回:手遊びと脳の働き 第7回:脳性疾患 第8回:脳の抑制機能、固有感覚、前庭感覚 第9回:身体図式、行為機能、筋緊張 第10回:障害者権利条例、福祉制度と雇用 第11回:脳性まひ児の指導と最新アプローチ 第12回:側弯の進行予防と装具、座位保持椅子の活用、拘縮予防と身体のリラクゼーション 第13回:胎生期、新生児期、乳児期における身体機能の獲得と発達 第14回:肢体不自由とノーマライゼーション 第15回:肢体不自由教育における支援の方向性と指導・支援法 定期試験 ・肢体不自由児教育の実際について知り、実態把握や課題の設定、課題達成の手立てや支援の方法について、具体 的な事例を通して学ぶことを目的とした。 ・脳の働きと身体の動きについて学ぶことで、状況に応じた有効な支援機器の活用について学ぶことを目的とした。 ・ノーマライゼーションや合理的配慮ということを学ぶことで、等しく人が生きていく社会のあり方を考えることを目的とし た。 小テスト及び小レポートで、学生が自己の理解度を評価し、理解に応じて、配布資料等での復習を行う。 常の授業態度や出席状況、小テストと定期試験で総合的に評価する 。 定期試験については、肢体不自由児教育に 関する理解の程度や問題意識を評価する。 テキスト 適宜、配布する。 参考書 適宜、紹介する。 備考
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