教科教育法(家庭)

Minami Kyushu University Syllabus
シラバス年度
科目名称[英語名称]
科目コード
2015
開講キャンパス
都城キャンパス
開設学科
子ども教育学科
教科教育法(家庭) [Teaching Methodology for Home Economics]
750097
単位数
2
配当学年
3年次
種子田 喜久子
教員氏名
この講義では、小学校における家庭科指導のあり方について指導していく。そのために、まず基本とな
る小学校学習指導要領に示されている家庭科の目標及び内容(家庭生活と家族、日常の食事と調理の基
礎、快適な衣服と住まい、身近な消費生活と環境)について十分な理解を図る。次に、教材・教具の開
発、学習指導案の作成、模擬授業の実施等を通して、家庭科における実践的な教科指導力を身に付ける。
授業概要
授業計画
授業の到達目標
1.オリエンテーション及び家庭科とは何か
2.小学校家庭科教育の歴史と変遷
3.小学校家庭科教育の目標及び内容、年間指導計画と題材構成の工夫
4.小学校家庭科の学習指導(授業形態、教材・教具、評価)
5.授業事例の紹介と分析及び教材開発 ①「B 日常の食事と調理の基礎」
6,授業事例の紹介と分析及び教材開発 ②「C 快適な衣服と住まい」(被服領域)
7.授業事例の紹介と分析及び教材開発 ③「C 快適な衣服と住まい」(住居領域)
8.授業事例の紹介と分析及び教材開発 ④「D 身近な消費生活と環境」
9.授業事例の紹介と分析及び教材開発 ⑤「A 家庭生活と家族」
10.家庭科学習指導案の作成の仕方と教材・教具の作成の仕方
11.学習指導案の作成①(目標・指導観)
12.学習指導案の作成②(指導計画)
13.学習指導案の作成③(本時の目標と学習指導過程)
14.模擬授業の実施①
15.模擬授業の実施②とまとめ
○ 小学校家庭科教育の目標及び内容について理解している。
○ 小学校家庭科の学習指導案を作成することができる。
○ 教材・教具を開発し、模擬授業を実施することができる。
評価方法
○ 授業への参加状況と授業感想文・・・関心・意欲・態度
○ レポート・作品等の提出・・・創意工夫
○ 学習指導案の提出及び模擬授業への貢献度・授業力・・・技能や技術
○ 定期試験の成績・・・・・・・知識・理解
テキスト
○ 小学校学習指導要領解説・家庭科編(平成20年8月)
○ 「わたしたちの家庭科」(開隆堂)の教科書
参考書
備考
○ 筒井恭子 編著「小学校家庭科の授業づくりと評価」(明治図書)
○ 野崎恵津子 稲田百合著「新任教師のしごと 家庭科 授業の基礎基本」(小学館)
○ その他、指導案等は適宜プリントにて配布する。
○ 教育実習期間(3週間)は休講になるので、通常の授業はなるべく欠席しないこと。
○ 休講分は、12月及び1月に実施する。
○ 欠席した日の授業内容や配付資料、レポート課題などについては必ず自分で確認すること。
○ 提出物の締め切りは、厳守すること。