数 A 第 6.4 章「1 次関数(1 次関数)」 練習 6.10 (1) 100 円のかごに 1 個 80 円の柿を x 個つめたときの代金は y 円である. (2) 底辺の長さが xcm で高さが ycm の三角形の面積は 30cm2 である. Mathematics 次の x と y の関係を式で表し、y が x の 1 次関数であるかどうかを答えよ. (3) 1 個 50 円の消しゴムを x 個買って 1000 円払ったときのおつりは y 円である. (4) 1 辺 xcm の立方体の体積は ycm3 である. 模 範 解 答 (1) y = 80x + 100 (2) y = 60 x y は x の 1 次関数である. y は x の 1 次関数ではない. (3) y = −50x + 1000 (4) y = x 3 y は x の 1 次関数である. y は x の 1 次関数ではない. (1) 代金(y )= 柿のお値段(80x )+ かご(100) (2) 三角形の面積 = 底辺 × 高さ × 1 より 2 1 xy = 30 2 したがって、y = 60 .右辺が x の 1 次式(ax + b の形)ではない.よって、1 次関数ではない. x (もちろん、y は x の反比例である) (3) お釣り(y )= 支払った代金(1000)− 値段(50x ) (4) y は x の 3 次関数である. 数 A 第 6.4 章「1 次関数(1 次関数)」 練習 6.11 Mathematics 1 次関数 y = − 4 x + 1 について、次の各問いに答えよ. 3 6 (1) x の増加量が 6 のときの y の増加量を求めよ. (2) y の増加量が 2 のときの x の増加量を求めよ. 模 範 解 答 (1) (変化の割合)= − 4 だから 3 (y の増加量) 6 4 (y の増加量)= − × 6 3 = −8 −4 = 3 ……(答) (2) (変化の割合)= − 4 だから 3 2 −4 = 3 (x の増加量) (x の増加量)= 2 × (− 3 ) 4 3 =− 2 ……(答) 変化の割合 特に、1 次関数において、 (y の増加量) (x の増加量) = a(傾き) (変化の割合)= 「(変化の割合)= a」は y が x の 1 次関数である場合にのみ成り立つ. 「変化の割合」は、微分の考え方につながっていく. 数 A 第 6.4 章「1 次関数(1 次関数)」 練習 6.12 Mathematics 次の 1 次関数のグラフをかけ. (1) y = 2x − 1 (2) y = 1 x + 2 2 (3) y = −x + 3 模 範 解 答 (1) y = 2x − 1 y 1 O −1 x 1 (2) y = 1x+2 2 y 3 2 O x 2 (3) y 3 2 O 1 x y = −x + 3 好きな 2 点をとれば、グラフはかけるのだが、この問題では、 (1) まず、y 切片より y 軸上の点をとり、 (2) 次に、傾きから、y 切片より x 軸方向へ 1、y 軸方向へ a 動かした点をとる. この 2 点をとって、グラフをかく練習をして欲しい. 何度も言うけれど、「答えが正しければ何でも良いじゃん」という考え方は、全く見当外れである. この問題だけではなく、先を見据えて、この解き方があるのだから、身に付けよう.
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