セミナー「ロボティクス+ AI」10月6日(木)開催 in 東工大 コピーライト: NRW.INVEST GmbH 生産現場や、製造のあらゆる工程でのロボティクスや人工知能(AI)の活用がます ますウェイトを増している。アーヘン工科大学や東京工業大学の機械工学・サイバ ニクスの教授をお迎えし、最新研究・応用を紹介する他、ドイツ・NRW州と日本双 方の企業からケース・スタディーを発表する 10月6日「ロボティクス+ AI」をテーマにセミナーを開催する。主催はNRW.INVEST/NRWジャパン、東京工 業大学およびアーヘン工科大学。 ロボティクス+ AI - 生産現場とサプライチェーン・マネジメント での現状と可能性-日本とドイツ・NRW州の研究と応用 日時:2016年10月6日(木)14.00 - 18.00 会場:東京工業大学 蔵前会館 「くらまえホール」 プログラム お申し込み (9月30日締切) 講演抜粋:4.0の舞台裏: 次世代AIと製品・生産・プロセスへのその影響 アーヘン工科大 サイバネティック・クラスター代表 サビーナ・イェシュケ教授 /日独の成功例: アーヘン工科大と東工大の共同研究による高性能パラレルロボット news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 の開発 東工大工学院 武田行生 教授 / 物流におけるロボティクス/AIの活用について 日通総研 Advanced Technology Unit Senior Consultant 井上文彦・ティム・ブランドル / 産業ロボットにおるIoT技術の現場での実装 欧州Kawasaki Robotics社 代表 高木登 / シンプルな原点から、インダストリー4.0へ向けて: NRW州におけるエプソンロボット30年の歩み エプソン ヨーロッパ社 ロボティック・ソリューション長 フォルカー・シュパニア / MUJINコントローラが起こすロボット革命 株式会社MUJIN CEO 兼 共同創業者 滝野 一征 / ドイツIndustrie 4.0におけるロボティクス/AI: ドイツNRW州でのビジネスチャンスと協働へのプラットフォームNRW.INVEST社 リオニー・バウアー news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 BREXIT: 英国はEUを離脱するのか 英国は結局、EUからは離脱しないのではないか? EU統一通貨「ユーロ」や、欧 州統合研究の日本における第一人者、田中素香氏の非常に興味ぶかい論考を紹介す る 田中素香氏(東北大学名誉教授、中央大学経済研究所客員研究員)は、専門を国際 金融、欧州統合とする研究者で、2010年のギリシャに端を発したユーロ通貨危機 /欧州危機の際には、弊社(NRWジャパン)企画の炉端会議で、今後の予測を専門 的見地からご発表いただいた経緯がある。 田中氏が国際貿易投資研究所のウェブサイト世界経済評論IMPACTに寄稿した「BREXIT」を めぐる英国への考察は興味深く、一石を投じる論考となっている。 以下、抜粋および公式サイト を紹介する。(世界経済評論誌からの許諾により転載) 6月23日の国民投票を受けて英政府はEU離脱を決定したことになっている。だが 、英国は本当に離脱するのだろうかという疑問を感じる。理由がいくつかある。第 1.メイ首相は離脱交渉開始を「来年以降」としている。5年後も10年後も「来年以 降」である。交渉開始を決める権限は英政府にあり、EUには強制する権限はない。 離脱プロセスは,①英政府が離脱プログラムを決める。②EUに離脱を通告し原則 2年間の交渉。③離脱協定により離脱、という3段階である。目下第1段階にあるわ けだが........ <続き> news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 デジタル経済NRW(DWNRW)ハブを選定 デジタル経済州No.1に向けて コピーライト: DWNRW デジタル経済の地域センターを選定するコンペが行われた。独立審査員会はアーヘ ン、ボン、デュッセルドルフ、ケルン、ミュンスターおよびルール地方を立地先と して選定。選ばれた拠点にはDWNRWハブが設立される。NRW州政府は最大 1250万ユーロの助成金を提供 デューンNRW州経済大臣は「NRW州はドイツでデジタル経済州No.1になるための 全前提条件を兼ね備えている。ただ、革新的なスタートアップ企業と、ラインとル ール地域に拠点を構える伝統的産業との緊密な協力も必要。企業がパートナーを見 つけ、協力してデジタル・ビジネスモデルを開発していく上で、これから、アーヘ ン、ライン地方、ミュンスターおよびルール地方のハブが鍵を握っていく」と述べ た。 デジタル経済NRWの専門委員であるコルマン教授は「DWNRWハブは、NRW州の デジタル・アップグレード化における中核的な存在となる。地域の協力を超えてデ ジタル・ビジネスモデルを構築するスタートアップ企業、中小企業、ならびに産業 界にとって、DWNRWハブは有益な広域的な組織となる。だからこそ、これらのハ ブは地域内外から多数の支持を受けている。」と語った。 DWNRWハブはNRW州政府のデジタル経済戦略の重要な政策。この地域プラットフ ォームが要となり、国内外の起業家向けに情報を提供し、スタートアップ、中堅企 業および産業界はデジタル・ビジネスモデルやプロセスを構築する。 <選出された6つのプロジェクト(アルファベット順)> デジタルハブ(アーヘン):デジタルスタートアップ、IT中堅企業(Enabler)、産 業界のデジタル利用者(User)、更にはサイエンス(Supporter)を束ねる。 デジタルハブ(ボン地域): 企業がスタートアップと共に協力できる革新的なガレージ構想が審査委員会から高 news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 い評価を受けた。 デジタルハブ(ケルン):デジタル変革に向け、サービス・プロバイダ(Enabler) 、及びシンクタンク(Innovator)の役割を担う。提供サービスはパートナー探し( Matching)、スタートアップ支援、および対外貿易のサポート。 デジタルイノベーションハブ(デュッセルドルフ/ラインランド): スタートアップ と従来型企業のネットワーク化を目指す。 MSland.digital: 70のパートナーがミュンスターでスポンサリング協会を共同設立す る計画。提供サービスには協働・実験エリアの提供に加え、ハッカソンやメイカソ ン(Make-a-thon)などのIT特有のイベントの実施が含まれる。 ルールデジタル(HUB): 6都市が、フューチャーキャンプやマッチングイベントなどの新型フォーマットを 活用し、起業家、中堅企業および産業界をネットワークで結ぶ構想。 出典 news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 2016年8月NRW.BANK.ifo景況感指数 (速報) コピーライト: NRW.BANK 冷え込む景況感。NRW.BANK.ifo景況感指数は8月冷え込んだ。アンケート調査回答 企業の現況への満足度は前月比で減少。しかし、それでもなおプラス評価が大勢を 占める結果となった。今後6ヶ月間の先行き動向は、僅かながら確信的見方が前月 比で強まった 製造業は景況感に陰りが見えた。直近の3ヶ月で見られたポジティブな現況評価は 、8月、大幅に減少した。一方、同様に減少ではあるものの、ビジネスの先行き動 向では楽観的見解のマイナスは小幅に留まった。建設業の景況感は改善した。現況 評価はプラスとマイナスがほぼ拮抗するまでに改善。また先行きへの悲観的な見方 は影を潜めた。小売業の景況感は、ほぼ変化なしとなった。企業の現況評価は前月 同様ポジティブで、また今後半年の先行き動向は、これまで示された懐疑的見方が 若干弱まった。卸業でも同様に景況感に殆ど変化が見られなかった。現況に対して は前月同様、満足との評価が下された。また先行き動向は、確信的見解が減少した ものの、小幅に留まった。 NRW州の景況感指数(季節要因調整済) 月/年 09/15 10/15 11/15 12/15 01/16 02/16 03/16 04/16 05/16 06/16 07/16 08/16 景況感指数 6.2 9.0 6.3 7.7 2.9 -1.3 0.3 2.7 5.5 6.1 7.8 5.3 現況 8.0 12.5 10.1 10.1 8.5 5.3 9.2 6.7 11.5 11.4 13.8 8.3 期待 指数 4.5 5.5 2.5 5.4 -2.6 -7.7 -8.2 -1.3 0.4 0.9 2.0 2.3 出典:NRW.BANK news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 ビール純粋令から500年:ケルンのフリュー ・ケルシュ醸造所 コピーライト: FRÜH Gastronomie ケルン大聖堂横の世界的にも名をはせる「フリュー・ケルシュ醸造所」。ビアガー デンや、ロマネスク風のセラーも人気 フリュー・ケルシュ醸造所は長い伝統を持つ家族経営の会社である。現在は5代目 で、従業員数は約400人に上る。年産は約10万ヘクトリットル弱。ドイツ全国での 販売に加え、30か国以上に輸出している。とりわけ、日本では高い人気を得ている 。品揃えとしては、フリュー・ケルシュに加えて、ケルシュのノンアルコールビー ル第1号となった「フリュー・ケルシュアルコールフリー」、「フリュー・ラード ラー」、さらにドイツサッカー代表チームのルーカス・ポドルスキ選手がブランド 大使となっている麦芽入りスポーツドリンクの「フリュー・スポーツ・ファスブラ ウゼ・レモン」がある。 創業者ピーター・ヨーゼフ・フリューが1895年にアポステルン通り19番地で「アポ ステルン醸造所」をオープンしたのが、そもそもの始まり。ここで作られるケルシ ュはたちまち人気を得た。しかし3年後の1898年、彼は醸造所を売却しビジネスか ら数年間身を引いた。そして1904年、大聖堂に隣接する旧「中央劇場」に新たに醸 造所「ケルナー・ホーフブロイ・P・ヨーゼフ・フリュー」を開いた。ここから 112年続くフリュー・ケルシュの歴史が幕を開けた。ビールはすぐに絶大な人気を 博するようになり、1930年代の大恐慌のみならず、ケルンがほぼ完全に破壊され、 街の90%が廃墟となった第二次世界大戦の困難な時期をも乗り越えたのだ。 復興後の1960年代と1970年代、着実に成長した醸造所は中堅企業へと転換を成し遂 げる。1969年には家庭でもケルシュを楽しめるよう、瓶ビールの販売をスタート。 1976年には初めて年間生産量10万ヘクトリットルを超えた。また、やがて本店醸造 所の生産能力では間に合わなくなったため、1985年から1987年にかけ、ケルンの北 部郊外に最新の醸造所を建設した。 本店のレストランフロアの中で最も人気があるのは一階だ。正面玄関の前には 280席の大規模なビアガーデンが設けられており、ここからは有名なハインツェル メンヒェン(小人の妖精)の噴水が見渡せる。また以前発酵と貯蔵を行っていた地下 も人気スポットだ。ロマネスク風の中世のアーチ型天井が見事なセラーが復元され 、1998年1月、ケルンのビール醸造所セラー第1号としてオープンした。セラーでは news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 、ビールカウンターで大樽から注いでもらうことも、またはテーブルに置かれた小 樽から自分でグラスに注ぐこともできる。また2012年1月には、本店の6階にイベン トスペース「フリュー・ラウンジ」がオープン。床から天井まで一面に広がるガラ スファサードと大きなバルコニーが特徴だ。ここからケルン大聖堂や街全体が見渡 せ、スペクタクルな展望を楽しめる。 フリュー・ケルシュ醸造所公式ホームページ news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 スマートテキスタイルのポテンシャル 繊維産業以外にも大きな可能性 コピーライト: アーヘン工科大学繊維技術研究所(ITA) アーヘン工科大学の繊維技術研究所(ITA)はクラスターCPS.HUB NRWと合同ワークショップを8月末に開催した。テーマは「スマートテキスタイル :繊維産業のNewcomer - 技術と新ビジネスモデル」 マイクロエレクトロニクスと最新の生産技術の活用によって、テキスタイルは多機 能製品へと変化する。例えば、身体機能を測定し、達成能力を高め、またスマート フォンを介して私たち消費側と直接通信する。同ワークショップでは、スマートテ キスタイルの生産方法や、どの業界がスマートテキスタイルを利用した新ビジネス モデルから恩恵を得るかを議論した。その際、伝統的な繊維産業のみならず、IT・ 通信、医療、機械工学、スポーツやサービス業にも焦点を当てた。 まず、ワークショップでは様々な視点からスマートテキスタイルを分析。ファッシ ョンブランド「Pauline van Dongen」は、テキスタイルと技術の融合が将来のファッションを形作るポテンシ ャルがあると示した。これに対し、アーヘン工科大学繊維技術研究所(ITA)のグ ロイ教授は、スマートテキスタイル生産プロセスで発生する課題と、その解決策に ついて講演した。 現在スマートテキスタイルには、スポーツ、医学、ホーム&リビング、セキュリテ ィなど多様な分野で大きな需要がある。しかし、この需要はまだ限定的にしか満た されていない。理由は、拡張・縮小可能な生産技術や、使いやすい製品とサービス がまだ不足しているからだ。 news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 アーヘン工科大学繊維技術研究所(ITA)は現在のスマートテキスタイルに関する 研究成果と将来の可能性を紹介した。同研究所はスマートテキスタイル製品開発だ けでなく、生産技術に関する知識も蓄積している。同ワークショップでは、サイバ ー・フィジカル・システム(CPS)クラスター CPS.HUB NRWが束ねる知識を共有すべく、今後更なる協力が展望された。活発なネットワー キングから、新たなモデル・手法・方法が開発される。 出典 news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09 国際会議 innovation in sports 2016 in デュッセルドルフ コピーライト: Vector Open Stock 10月4日、5日の両日、デュッセルドルフでスポーツをテーマにした国際会議が開催 される。スピーカーはヨーロッパ各国やアメリカ等から参集し、300人以上の参加 者を見込む リオのオリンピック/パラリンピックが幕を閉じ、いよいよ4年後に迫ってきた東京 オリンピックに思いを馳せた人も多いはず。今や「スポーツ」が一大ビジネスであ ることは周知の通り。スポーツを切り口にしたマネージメントやマーケティングに 豊富な経験と知識を集積しているヨーロッパで、昨年(2015年)英マンチェスター を舞台に第1回目となる国際パフォーマンス分析&ファン・エンゲージメント会議 が開催され、大きな反響を呼んだ。スポーツビジネスに関係するエキスパート等が 一堂に会す、この有益な会議は更にパワーアップし、10月4・5日の2日間、デュッ セルドルフで開催される。 国際会議 innovation in sports 2016 日時:2016年10月4・5日(火・水) 会場:メッセ・デュッセルドルフ コングレスセンター(Congress Center Düsseldorf)Stockumer Kirchstraße, 6140474 Düsseldorf 公式ホームページ お申し込み (149ユーロから∼ 学生無料) news-japan.nrwinvest.com NRW.INVEST News 2016-09
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