精神神経科 - 久留米大学病院

精神神経科
1. 診療科の特徴
『こころの時代』
『脳の時代』
と言われる21世紀に、それらの問題に広く対応
5. 研修スケジュール
入局後1∼2年:大学病院精神神経科病棟を中心としての研修
出来る力と幅広い視野を持つ、
チーム医療の中心となれる優れた精神科医
入局後3∼5年:同門・関連病院での研修。精神保健指定医取得、
日本精神神
の育成に力を注いでいます。急性期治療病棟、
デイケア、
コンサルテーショ
経学会専門医・指導医取得
ン・リエゾン診療など、大学病院としては比類無く多彩な研修環境を提供し
帰学後:サブスペシャルティの習得
ます。統合失調症、
うつ病、不安障害など、主たる精神疾患のほぼ全てを対
象に診断および治療を行なっています。
さらに専門外来として、不眠症やナルコレプシーなどの過眠症、夜間の異常
行動(レム睡眠行動障害や夢中遊行)などを対象とした「睡眠障害クリニッ
ク」や、
てんかんを対象とした「けいれんクリニック」
を開設しており、専門医
が検査・治療を行なっています。
また内科総合外来では「心療内科」、睡眠時
無呼吸症候群の治療を行う
「睡眠医療外来」、神経内科との共同での「もの
忘れ外来」
も開設しており、
さらに小児科と連携して
「こどもの心のクリニッ
ク」
を小児科外来で開設しています。
2. 専門医研修の目的・特徴
6. 必須症例数
精神保健指定医 8症例
日本精神神経学会専門医 10症例
7. 研修責任者・指導医
責任者:内村 直尚 教授
医師数:精神保健指定医 48名 総医局員数 69名
日本精神神経学会専門医 32名 指導医 19名
日本睡眠学会認定医 6名 他
8. 研修責任者より一言
幅広い臨床経験に加え、集団療法やチーム医療の実践に重きを置いていま
神経精神医学講座は1929年11月に開設され、九州をはじめ全国に同門病
す。大学病院のみならず、全国有数の規模の同門、関連病院においても多
院も多く、全国の精神病床数の約8.2%を占めています。当教室は基本的に
彩な臨床経験を積むことが出来ます。学術的にも精神医学の高みを目指す
臨床重視を心がけており、地域で活躍できる臨床家を育てることに力を入
ための『基礎づくり』に力を注いでいます。
れています。病棟は全国の大学病院に先駆け2000年から急性期治療病棟
入局後1∼2年間は久留米大学病院精神神経科病棟において研修を行いま
す。全国の大学病院に先駆けて開始した急性期治療病棟で、一般的な精神
疾患のみならず、PTSDや児童思春期症例など幅広い疾患の治療を学び、看
護師、臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士と連携したチーム医療を実
践し、
その中心としての精神科医の役割を学びます。
また当院は大学病院と
しては数少ない精神科デイケアを有し、外来、病棟、デイケアの連携により
急性期治療から中長期のリハビリテーションまでを実践し学ぶ事が出来ま
す。さらにコンサルテーション・リエゾン診療や身体疾患の合併症治療な
ど、総合病院特有の全人的な医療の実践を学びます。
大学病院での研修後には約3年間、全国最多を誇る教育関連病院での研修
の認可を受け、
また、福岡県精神科救急医療システムには1998年から参加
しています。外来では、一般外来、特殊専門外来と併せ、1983年より他科病
棟を「御用聞き」形式で定期的に訪問するコンサルテーション・リエゾン診
療や緩和ケア、あるいは臓器移植に際しての精神的問題への対応など、他
科との連携も積極的に行っています。
小児から高齢者まで幅広い年齢の様々な症例や、急性期治療から慢性期の
支援まで網羅できる、全国の大学病院でも類例のない施設であり、最適な
臨床研修や臨床研究の場として、
また地域に根付いた総合病院として重要
な役割を果たしています。
9. 主な関連病院
を行い、精神保健指定医や学会専門医取得のための経験を積むとともに、
聖マリア病院、
大牟田市立病院、
公立八女総合病院、
社会保険田川病院、
地域医療や精神科領域の高齢者医療等について学ぶ機会を得ます。研修
筑水会病院、小倉記念病院、植田病院、大島病院、小鳥居諫早病院、大貞病院、
は豊富な症例数や指導により、
その後の高い指定医合格率を誇ります。
松岡病院、松籟病院、大川病院、松ヶ丘病院、おおりん病院、小倉蒲生病院な
帰学後は学位取得の為の研究や、後進の指導にあたります。
また睡眠、精神
ど、
認定教育関連病院8施設 教育関連診療科32施設
生理、精神薬理、心理社会的治療、
てんかんといった研究グループがあり、
サブスペシャルティを習得出来ます。
3. 到達目標
10. 連絡先
久留米大学医学部神経精神医学講座
Tel:0942-31-7564 Fax:0942-35-6041
1)一般目標(GIO)
:多岐に亘る精神疾患の診断や治療を隈無く学び、基本
E-mail:[email protected]
的な疾患理解を礎に、患者さんや家族との関わり、職場や学校、地域医療、
担当:柳本 寛子
(医局長)
福祉との連携、看護系や臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士などとの
チーム医療を通じて全人的医療を施せるようになること。
2)行動目標(SBOs)
:精神科臨床研修3年で精神保健指定医取得、
日本精神
神経学会専門医・指導医取得、
さらにその他各種専門医等の資格取得を目
標とします。
4. 取得できる資格・専門医
〈厚生労働省〉精神保健指定医
〈学会認定専門医〉日本精神神経学会、日本睡眠学会、日本老年精神医学
会、
日本てんかん学会、
日本臨床精神神経薬理学会、
日本東洋医学会、
日本
認知症学会、
日本総合病院精神医学会、
等