眼 科 1. 診療科の特徴 6. 必須症例数 11の臨床専門グループを軸に様々な眼科疾患の診療を行っており、当科で 必須手術症例数は、執刀者、助手を合わせて総数100例以上。そのうち、外眼 は前眼部疾患から後眼部疾患まで幅広く学ぶことができます。44床の眼 手術、内眼手術、及びレーザー手術が、 それぞれ執刀者として20例以上必要。 科専門病棟を有しており、常時病棟には角膜疾患や緑内障、網膜疾患など 様々な疾患の患者さんが入院しており、眼科専門医として必要な急性期や 周術期管理についても深く学ぶことが可能です。 2. 専門医研修の目的・特徴 眼科疾患の診断学・治療学・手術学について、講座として幅広く取り組んで おり、何よりも優れた臨床家を育てることを目標にしています。 網膜硝子体(黄斑疾患を含む) 、 緑内障、 角結膜、 ぶどう膜炎、 斜視弱視、 神経 眼科、眼形成、救急疾患などあらゆる分野に対処しています。多くの症例を 経験し、新たな疾患に直面した時に的確に診断し、適切な治療へ導けるよう な診断知識や治療技術を学びます。 3.到達目標 1)一般目標(GIO) : 診断及び治療(手術治療(surgical) ・薬物治療(medical))の能力を偏りなく 身につける。 2)行動目標(SBOs) : 卒後臨床研修(2年間)終了後、4年以上眼科臨床を研修で眼科専門医の取 得が可能。 4. 取得できる資格・専門医 日本眼科学会専門医、 日本眼科学会指導医 5. 研修スケジュール 7. 研修責任者・指導医 責任者:山川 良治 主任教授 医局員:33名 日本眼科学会専門医:20名 (指導医5名) 8. 研修責任者より一言 当医局では筑後地区の地域医療を核とし、患者さんに喜んでもらえる医療 を行うことを原点に考えています。同時に真の臨床家を育てること目標とし ており、 そのため、高齢化社会でますます増加する緑内障、網膜疾患、ぶどう 膜炎、眼球表面の疾患など、いろいろな分野に触れることができるように、 多くの専門外来を作っています。 そしてどの分野も最高の医療ができるよう に設備、 人材、 研究を充実させるように心がけています。 高齢化社会を迎え、 眼科医の需要はますます高まっています。見える喜びをもたらせる眼科医 としてともに頑張りましょう。 9. 主な関連病院 長崎県壱岐病院、大牟田市立病院、木村眼科内科病院、熊本セントラル病院、 久留米総合病院、公立八女総合病院、小倉記念病院、国立病院機構 東佐賀病院、 小柳記念病院、社会保険田川病院、戸畑共立病院 10. 連絡先 久留米大学眼科学講座 Tel:0942-31-7574 Fax:0942-37-0324 久留米大学病院は日本眼科学会の眼科研修プログラム施行施設として認 E-mail:[email protected] 定されています。 そのため、研修期間の4年間のうち、1年間は久留米大学病 ホームページURL http://www.kurume-ganka.com 院で研修する必要があり、最初の1年間に大学病院眼科で、第一線での臨床 の経験を積みます。同時に大学院進学も可能です。その後、教育関連病院 眼科または大学病院眼科にてさらに研修を積み、4年間の眼科臨床研修終 了時に日本眼科学会の眼科専門医試験を受けることができます。 その後は 教育関連病院眼科または大学病院眼科で後輩の指導ならびに専門領域の 臨床研究と基礎研究を行います。 また、学位取得のための研究指導も平行 して行われます。 担当者:岩田 健作 (医局長)
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