1 O を原点とする座標空間に 4 点 A(1; ¡2; ¡2),B(¡1; ¡4; 0),C(2; 2; ¡4),D(2; 4; ¡4) をとる.また,線分 AB を t : (1 + t) に外分する点を P,線分 OB を 3 : 2 に外分する点 を Q とおく.ただし,t は正の実数とする.次の問いに答えよ. ¡! (1) ベクトル OP の成分を t を用いて表せ. ¡! ¡ ! (2) AB と CP が垂直であるとき,t の値を求めよ. ¡! ¡! ¡! (3) 実数 r; s について DP = rDC + sDQ が成り立つとする.このとき,r; s; t の値を求 めよ. (4) t が (3) で求めた値のとき,直線 DP と直線 CQ の交点の座標を求めよ. (5) 4CDP の面積を S(t) とする.S(t) の最小値を求めよ.また,そのときの t の値を求めよ. ( 東京農工大学 2016 ) 2 n を自然数とし,a; b; r は実数で b > 0,r > 0 とする.複素数 w = a + bi は w2 = ¡2w を満たすとする.®n = rn+1 w2¡3n (n = 1; 2; 3; Ý) とする.ただし ,i は虚数単位と し,複素数 z に共役な複素数を z で表す.次の問いに答えよ. (1) a と b の値を求めよ. (2) 複素数平面上の 3 点 O(0),A(®1 ),B(®1 ) について,ÎAOB の大きさを µ とする.た だし,0 5 µ 5 ¼ とする.µ の値を求めよ. (3) ®n の実部を cn (n = 1; 2; 3; Ý) とする.cn を n と r を用いて表せ. 1 P (4) (3) で求めた cn を第 n 項とする数列 fcn g について,無限級数 cn が収束し,その和が n=1 8 となるような r の値を求めよ. 3 ( 東京農工大学 2016 ) 3 a を正の実数とし,x の関数 f(x) を f(x) = e¡ax tan2 x #¡ ¼ ¼ ; <x< 3 3 で定める.ただし,e は自然対数の底とする.次の問いに答えよ. ¼ (1) f(x) の導関数を f0 (x) とする.f0 # ; = 0 が成り立つとき,a の値を求めよ. 4 ¼ ¼ (2) f0 (x) = 0 かつ ¡ <x< を満たす x がちょうど 3 個存在するように,定数 a の 3 3 値の範囲を定めよ. (3) a の値が (2) で定めた範囲にあるとする.このとき,方程式 f0 (x) = 0 の解を x1 ; x2 ; x3 #¡ とし, y1 = f(x1 ); y2 = f(x2 ); y3 = f(x3 ) とおく. ‘ y1 ; y2 ; y3 を大きさの順に並べよ. ’ tan x3 を a の式で表せ. ( 東京農工大学 2016 ) 4 xy 平面上の 2 つの曲線 C1 : y = log x + 2 C2 : y = ¡ log x (x > 0) (x > 0) を考える.正の実数 p; q について,点 P(p; log p + 2) における C1 の接線を `1 とし,点 Q(q; ¡ log q) における C2 の接線を `2 とする.また,`1 と `2 は垂直であるとする.た だし,対数は自然対数とする.次の問いに答えよ. (1) q を p を用いて表せ. (2) `2 の方程式を p を用いて表せ. (3) `1 と `2 の交点を R とする.ÎRPQ = ¼ であるとき,線分 PQ,曲線 C1 および曲線 C2 3 で囲まれた部分の面積 S を求めよ. ( 東京農工大学 2016 ) ¼ <x 3 5 r; s は実数で,r > 0 とする.O を原点とする座標空間に 4 点 A(2; 0; 0),B(0; 1; 0), ¡! C(0; 0; 1),D(r; r; r) がある.さらに,点 E を,ベクトル OE が ¡! ¡! ¡! ¡! OE = OA + s(AB + AC) で定まる点とする.次の問いに答えよ. ¡! ¡! (1) O,A,B,C を通る球面の中心を F とする.OD と OF のなす角を µ とするとき,cos µ の値を求めよ. ¡! ¡! (2) DE ¢ AB = 0 が成り立つとき,s を r の式で表せ. ¡! ¡! ¡! ¡! ¡! (3) (2) の条件 DE ¢ AB = 0 を満たし,さらに jDEj = r,DB ¢ OD < 0 を満たすような r の 値を求めよ. ( 東京農工大学 2014 ) 6 e は自然対数の底とする.O を原点とする座標平面に 3 点 B A(e¡µ + 3; e¡µ ); B(cos µ; sin µ); B C( 3; 0) がある.ただし,µ = 0 とする.次の問いに答えよ. (1) 三角形 ABC の面積を F(µ) とする.F(µ) を求めよ. (2) F(µ) の導関数を F0 (µ) とする.区間 0 < µ < 2¼ において F0 (µ) = 0 となる µ の値を すべて求めよ. (3) n を自然数とする.区間 2(n ¡ 1)¼ 5 µ 5 2n¼ における F(µ) の最大値,最小値をそれ ぞれ ®n ,¯n とする.®n ,¯n を求めよ.また最大値を与える µ の値と最小値を与える µ の 値を求めよ. (4) (3) で求めた ®n (n = 1; 2; 3; Ý) に対して,S = 1 P n=1 ®n とおく.S の値を求めよ. ( 東京農工大学 2014 ) 7 p を正の実数とする.関数 f(x) = Z x ¡1 fp ¡ log(1 + t )g dt について,次の問いに答えよ.ただし,対数は自然対数とする. (1) f(x) の極値を求めよ. (2) xy 平面の曲線 y = f(x) が x 軸の正の部分と 2 点で交わるような,p の値の範囲を求 めよ. ( 東京農工大学 2014 ) 8 xyz 空間に点 P(0; 0; 5) がある.次の問いに答えよ. (1) 球面 x2 + y2 + (z ¡ 2)2 = 9 と平面 x = 1 が交わってできる円を C とする.C の中心 2 の座標と半径を求めよ. 1 (2) C 上に点 Q # ; s; t; をとったとき,2 点 P,Q を通る直線と xy 平面との交点を R(X; Y; 0) 2 とする.X; Y それぞれを s; t の式で表せ. (3) Q が C 上のすべての点を動くとき,R が描く曲線を C0 とする.C0 の長さ L を求めよ. ( 東京農工大学 2013 ) 9 次の問いに答えよ. B (1) f(x) = log(x + x2 + 1) とする.ただし,対数は自然対数とする. ‘ f(x) の導関数 f0 (x) を求めよ. 3 ’ 直線 y = x と直線 x = および曲線 y = f(x) で囲まれた部分の面積 S を求めよ. 4 2 (2) ® = ¼ とする. 5 ‘ cos 3® = cos 2® が成り立つことを用いて,cos ® と cos 2® の値を求めよ. ’ 2 個のさいころを同時に投げるとき,出る目の数の和を N とする.このとき,座標平 p ¡! ¡! 面上の点 P(1; 3) を原点 O のまわりに角 N® だけ回転した点を Q とし,OP と OQ の内積を T とする.T の期待値を求めよ. ( 東京農工大学 2013 ) 10 xy 平面上に 2 つの曲線 p 3 C1 : y = tan x + 3 B 1 C2 : y = 3k #cos 2x ¡ ; 2 ¼ <x< 2 ¼ #¡ <x< 2 #¡ ¼ ; 2 ¼ ; 2 がある.ただし k は実数とする.このとき,次の問いに答えよ. (1) t = tan x とおく.cos 2x を t の式で表せ. 4 (2) k = ¡ のとき,C1 と C2 で囲まれた部分の面積 S を求めよ. 3 (3) C1 と C2 の共有点の個数が 1 になるときの k の範囲を求めよ. ( 東京農工大学 2013 )
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