2015年度(平成27年度)普通会計決算見込み 「概況」 概況」 2015年度(平成27年度)決算は,前年度と比べ,歳入は12.3億円(△ 0.7%),歳出は22.7億円(△1.3%)の減少となりました。 主な要因は,企業の経営環境の改善に伴う,中小企業融資資金貸付金の 減少(58.0億円→36.3億円 △21.7億円)や,2014年度(平成26年度)に 実施した大規模事業基金積立金の減少(35.1億円→0.1億円 △35.0億円) によるものです。 一方で,小・中学校等の耐震改修や,かんなべ市民交流センター・鞆地 区公共施設整備,総合体育館建設に向けた競馬場跡地の整備や,地域の協 働のまちづくりの拠点となる(仮称)水呑交流館整備に向けた用地取得な ど,投資的経費が20.2億円(121.2億円→141.4億円)増加したほか,教育 環境の充実のために教育環境整備基金を新設(20億円)するなど,本市が 直面する喫緊の課題や将来の発展に向けた取組を積極的に推進しました。 また,高齢化の進展などにより,介護保険会計や後期高齢者医療会計へ の繰出金など,社会保障関係費は引き続き増加傾向にありますが,定員管 理適正化の取組による人件費の減少や市債の抑制による公債費の減少な ど,健全で持続可能な財政運営に努めてまいりました。 2015年度(平成27年度)の決算については,次のとおりです。 「決算規模等」 決算規模等」 (単位:千円 %) 区 分 平成27年度 平成26年度 増減額 増減率 歳 入 総 額 172,166,372 173,400,963 △ 1,234,591 △ 0.7 歳 出 総 額 166,433,001 168,699,163 △ 2,266,162 △ 1.3 歳 入 歳 出 差 引 額 5,733,371 4,701,800 1,031,571 21.9 翌年度へ繰り越すべき財源 2,525,076 580,811 1,944,265 334.8 実 3,208,295 4,120,989 △ 912,694 △ 22.1 質 収 支 ※ 実質収支は,歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を引いたもの。
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