社会保障給付と財政の関係 ○ 社会保障給付費が高齢化に伴い増加する中、保険料収入は経済成長率と同程度の伸びにとどまっており、社会保障給付費 の伸びは保険料収入の伸びを常に上回り続けてきた。 ○ わが国社会保障制度は、社会保険方式を採りながら、公費負担(税財源で賄われる負担)に相当程度依存。しかも公費負担 の財源について、特例公債等の発行を通じて将来世代に負担を先送り(財政悪化の最大の要因)。 (兆円) 110.7 給付費 100 × 43.0 給付費 116.8兆円 財源109.5兆円 +資産収入 介護・福祉 その他 23.1 資産収入等 (うち介護9.7) 80 医療 37.5 公費 60 地方税等負担 12.8 国庫負担 31.8 その多くは、 特例公債等の発行 を通じて将来世代の 負担。 63.0 16.2 47.2 × 40 39.5 保険料 年金 56.2 保険料 64.8 20 0 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 (年度) 2015年度 (平成27年度) 給付費と保険料の 差は公費負担と 資産収入等で補填。 2015年度 (平成27年度)
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