平成27年度 コール・リコール実施結果 ○○県○○市 0 対象がん種 大腸がん 1 1 実施方法 ⑴ コールの方法 ● 平成27年4月に全世帯あてに住民健診申込みを配布。 ● その後、市民から受診申込みがあった者を対象者に、 個人記録票、受診案内を郵送。 ● 大腸がん検診無料クーポン券の対象者は、クーポン券も 合わせて郵送。 ⑵ リコールの方法 【対象者の範囲】 ● 上記、申込みがあった者のうち、9月までに未受診だった者 【リコールの方法】 ● 対象者に対して、平成27年10月に封筒に研究班の大腸がん 受診勧奨リーフレット、市作成の別紙案内を入れて個人あ てに郵送。 2 2 検証 (1) 受診率 【リコール以後受診率】 対象者数 受診者数 受診率 平成27年度 (研究班リーフ送付者) 2,132 405 19.0% 平成26年度 (研究班リーフ未送付 者) 2,136 96 4.4% ※ 平成25年度は再勧奨は大腸クーポン対象者にのみ 実施 【対象者全体受診率の比較】 平成26年度 平成27年度 8.6% 22.5% +13.9% 初診者数 再診者数 初診割合 平成27年度 (研究班リーフ送付者) 180 225 44.4% 平成26年度 (研究班リーフ未送付 者) 30 66 31.2% リコール対象者 全体の受診率 増 減 【リコール以後受診者のうち初診者数】 3 2 検証 (2) 良かった点 ● リーフレット作成の手間が省けた。 ● リコールの結果、受診率が向上した。 ● リコール後の受診者の中の初診者数が特に増えており、初 診者の掘り起しにつながった。 ● 大腸がん検診を受診するついでに、他のがん検診も受診す る人がおり、他のがん検診への波及効果もあった。 (3) 反省点 ● 名簿の整理など準備に時間がかかったので、10月にリコー ルを実施するためには8月くらいから準備が必要。 ● あらかじめ発送までのスケジュールを立て、発送作業に向 けた人的サポートを確保しておくと進めやすい。 4 (4) 次年度に向けて ● 次年度は研究班のリーフレットを用い、胃がん、子宮頸がん のリコールを実施する予定。 ● 今年度のリコールによる受診率向上結果をもとに、予算獲得 を行いたい。 ● 予算の増額がなくても、対象年齢を限定するか、研究班の はがきを利用するなどして経費を節減し、リコールを実施す る ● 受診通知書にがん検診の大切さをPRする。 5
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