平成28年9月6日水稲病害虫予察結果

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平 成 28年 9月 6日
部農会長・部農会会員の皆様へ
J A 伊 豆 の 国
韮山営農センター
第 9 回(9/6 号)
水稲病害虫発生予察の結果について
① 生育状況
韮山・長岡地区では花かけ期~乳熟期、大仁地区では乳熟期~糊熟期に入っています。
浮橋、田原野地区は登熟期にさしかかっており、刈取り済みの圃場も見受けられました。
予察圃場の場合、今週末~来週頃にかけて刈取り適期になります。
平坦地では間断灌水管理(三日入水後二日止水)を行って下さい。
②病害虫状況
先月の台風通過後の病害虫の発生量は少ない状況でした。現状では、坪枯れを起こすト
ビイロウンカ(秋ウンカ)の発生は見られませんでしたが、今後の発生動向に十分注意し
て下さい。韮山・長岡の一部地区では少量ですが、カメムシの発生が見られました。発生
が多くみられる圃場では防除を検討して下さい。
←予察圃場で見られたクモヘリカメムシ
イネ科の雑草が生えている草むらに多く見られ、しばし
ば水田に入ってイネを食害する。イネの葉上や穂に産卵し、
産卵された卵がふ化するまでの期間は 1 週間程度と短く、
幼虫も籾を吸汁して斑点米が発生する。
③資材紹介
<殺虫剤>
〇トレボン粉剤 DL→ 3~4kg/10a を散布
ウンカ類、ツマグロヨコバイに効果を発揮します。
※ 収穫 7 日前までに 3 回以内使用できます。
○スタークル粉剤
3kg/10a を散布
ウンカ類、カメムシ類、イナゴ類に効果を発揮します。
※ 収穫 7 日前までに 3 回以内使用できます。
問い合わせ:韮山営農センター 飯田・西島
TEL 055-949-0055
※JA 伊豆の国ホームページでも確認頂けます