回覧 平 成 28年 8月 16日 部農会長・部農会会員の皆様へ J A 伊 豆 の 国 韮山営農センター 第7回(8/16号) 水稲病害虫発生予察の結果について ① 生育状況 どの圃場も間断潅水を行って頂いており、順調に生育が進んでおります。神島地区では、 穂が見え始めました。韮山地区は 8 月末~9 月上旬、江間地区は来週末にかけて出穂する と予想されます。長岡でも小坂地区は生育が早かったので今週末には出穂する穂場もある と思われます。 出穂後 20 日間の日平均気温が 27℃を超えると高温障害が起こりやすくなります。 対策として、夜間の入水を検討して下さい。 ② 病害虫状況 一部地域でウンカ類の発生が見られます。坪枯れを起こす『秋ウンカ』ではありません が、現在発生しているウンカも生育不良や出穂後まで発生があると籾の不稔や変色を引き 起こします。出穂前の薬剤防除を検討下さい。 出穂が見られる地域では、カメムシの発生が少しですが見られました。自身の圃場に注 意し、必要に応じて薬剤防除を検討下さい。 ③ 資材紹介 <穂肥> ○NK化成2号 20㎏/10a 2回(出穂の20日前と10日前に10㎏/10aずつ施肥) ※ナイスワンパワーを施肥した方は穂肥の必要はありません。 ※穂肥2回目 韮山・天野・白山堂地区:今週末~来週半ば。 江間地区:現在、今週中。 <殺虫剤> 〇ビームバシボン粉剤 DL→ 3~4kg/10a を散布 コブノメイガ、イネツトムシのほかにウンカ類などにも効果を発揮します。 ※ 収穫 14 日前までに 3 回以内使用できます。 〇トレボン粉剤 DL→ 3~4kg/10a を散布 ウンカ類、ツマグロヨコバイに効果を発揮します。 ※ 収穫 7 日前までに 3 回以内使用できます。 ○スタークル粒剤 3kg/10a. を散布 ↑セジロウンカ幼虫 ウンカ類、カメムシ類、ツマグロヨコバイに効果 (体長1~2㎜) ※ 湛水状態(3cm 程度)を保ち、散布後 7 日間は落水禁止。 出穂後 7~10 日後散布が効果的です。収穫 7 日前までに 3 回以内使用できます。 問い合わせ:韮山営農センター 飯田・西島 TEL 055-949-0055 ※JA 伊豆の国ホームページでも確認頂けます
© Copyright 2024 ExpyDoc