平成28年度10、11月栄養料理教室レシピ

10・11月栄養料理教室
平成28年 月 日
主催: 地区住民協議会
協力:三鷹市健康推進課
講師:
秋の薬膳料理
✿豚肉の治部煮 わさび風味
✿人参と春菊のくるみ白あえ
✿菊花ごはん
✿お餅の薬膳豆乳ムース
免疫力を高める食事
(1人分:エネルギー538kcal たんぱく質24.1g 塩分2.4g ) デザートを除く
献立名
豚肉の
治部煮
わさび風味
材料
豚もも肉
(薄切り)
A
大さじ1
塩
小さじ1/4
たんぱく質15.7g
塩分1.5g
人参と
春菊の
くるみ白あえ
たんぱく質3.8g
人参
100g
しめじ
100g
かぶの葉
100g
花麩
12個
塩分0.4g
③ 鍋にだし汁を入れ、かぶと人参、Bを加え
て煮る。野菜がやわらかくなったら、しめじ
と花麩を加え、①の肉とかぶの葉を入れ
る。
600ml
しょうゆ
大さじ2
砂糖
小さじ2
塩
小さじ1/4
練わさび
小さじ2
80g
春菊
200g
木綿豆腐
150g
くるみ(炒り)
40g
A
① 豚肉は2枚重ねて5cm幅に切りAをふる。
両面に片栗粉をまぶし熱湯でゆで、水気を
きって皿に移す。
かぶ
人参
エネルギー84kcal
作り方
② かぶは縦に8等分する。人参は皮をむき
5mmの半月切りにする。しめじは、いしづ
大さじ4
きを除いて小房に分け、花麩は水で戻して
軽く絞る。かぶの葉は3cmに切る。
300g(3個)
だし汁
B
400g
酒
片栗粉
エネルギー184kcal
分量(6人分)
みそ
大さじ1
砂糖
小さじ2
だし汁
大さじ2
④ 器に彩りよく盛って煮汁をかけ、練わさび
を添える。
① 人参は3cmのせん切りにし、春菊は茎と
葉に分け、順にゆでる。春菊は水で
冷やし3cmに切る。
② 豆腐はペーパータオルで包む。500ワット
の電子レンジで2分加熱し軽く水気を絞
る。
③ くるみは細かく切ってボウル入れる。Aと豆
腐を混ぜ、①をあえる。
献立名
材料
作り方
黄菊
30g
酢
(アク抜き用)
適宜
① 黄菊は熱湯に酢を入れた中でゆでる。
水につけてアクを抜き、軽く絞って花びらを
つみとる。
塩昆布
10g
② 塩昆布は5mmに切る。
ご飯
900g
菊花
ごはん
エネルギー270kcal
分量(6人分)
③ ご飯に①、②、Aを混ぜ、器に彩りよく盛
る。
すりごま(白)
塩
大さじ3
餅(角もち)
クコの実
100g(2個) ① 餅は1cm角に切り、鍋に水と一緒に入れ
て煮る。餅がやわらかくなったら、ダマが
150ml
なくなるまで混ぜる。
200ml
② ①にAの豆乳を少しずつ入れて餅を溶か
大さじ2
し、砂糖を加えて火をとめる。粗熱をとり、
水でぬらした6個の器に入れて冷やし
固める。
小さじ1
水
小さじ1/2
エネルギー91kcal
栗の甘露煮
たんぱく質2.3g
黒豆(甘煮)
2個
20g
たんぱく質4.6g
A
塩分0.8g
お餅の
薬膳
豆乳ムース
水
A
豆乳
砂糖
トッピング
B
塩分0g
栗のシロップ
小さじ1/2
③ Bのクコの実は水で戻し、栗と黒豆は粗く
切って②に盛る。お好みで栗のシロップを
かける。
適宜
~秋の薬膳料理について~
薬膳料理は、中国伝統医学(中医学)にもとづいた料理で、病気を予防するものと病気を治療する
ものに大別されます。医食同源としても知られています。ここでは前者の病気を予防し免疫力を高め
る食品をご紹介します。
秋は気温が下がり空気が乾燥して、体の潤いが足りなくなる季節です。そのため肺が傷められた
り、鼻、口、肌、髪などが乾燥します。また腸の乾燥による便秘の症状も見られます。それらを予防す
るには、肌に潤いを与える料理、栄養を十分に吸収できる胃腸を丈夫にする食品、冬の寒さに備えて
腎を強める黒い食品がおすすめです。
①体を潤す食品:豚肉、カキ、サンマ、白い食品の大根・かぶ・山芋・長芋・豆腐・豆乳・牛乳・ゆり根・
白ごま・白きくらげ・梨など
②胃腸を強め、栄養と元気を補う食品:ご飯、餅、うどん・そばの麺類、鶏肉・牛肉など肉類、卵、
さつま芋・里芋の芋類、かぼちゃ、栗、大豆製品の豆類、しめじ・椎茸のキノコ類
③腎を強める黒い食品:黒豆、黒米、黒ごま、黒きくらげ、黒砂糖、わかめ・昆布の海藻類、クコの実・
プルーン・レーズンなどのドライフルーツ
④免疫力を高め、元気を保つ食品:山芋、にら、にんにく、くるみ・松の実など木の実、キノコ類、ごま
レシピ作成:三鷹地域活動栄養士会