財産に関する調書、基金運用状況(PDF:271.8KB)

4
財産に関する調書
審査に付された財産に関する調書は、地方自治法施行規則(昭和 22 年内務省令第 29 号)
第 16 条の2に定める様式に準拠して作成されており、公有財産(土地、建物、動産、物権、
有価証券、出資による権利)、物品、債権、基金について、提出された調書と財産台帳、証書
類を審査、照合し、その保管状況を確認した結果 、おおむね適正に記録管理されていた。
なお、各所属が所管する公有財産の変動処理等については、引き続き、公有財産等管理規
則に則り、速やかに処理を行い、正確かつ適正な管理をされたい。
各財産の異動状況は、次のとおりである。
(1)
公
ア
有
財
産
土地及び建物
土
区
分
前 年 度 末
現 在高 (㎡ )
決算年度中
増 加高 (㎡ )
地( 地
積)
決算年度中
減 少高 (㎡ )
決算年度末
現 在高 (㎡ )
増 減比
行 政 財 産
7,435,403.67
40,162.74
3,211.58
7,472,354.83
0.5
普 通 財 産
474,808.44
4,797.75
432.79
479,173.40
0.9
7,910,212.11
44,960.49
3,644.37
7,951,528.23
0.5
計
建
区
分
前 年 度 末
現 在高 (㎡ )
決算年度中
増 加高 (㎡ )
物( 延べ 面積 )
決算年度中
減 少高 (㎡ )
決算年度末
現 在高 (㎡ )
増 減比
行 政 財 産
1,061,310.39
3,278.11
1,790.77
1,062,797.73
0.1
普 通 財 産
6,355.27
839.85
124.47
7,070.65
11.3
1,067,665.66
4,117.96
1,918.24
1,069,868.38
0.2
計
当年度は前年度に比べ、土地は 41,316.12 ㎡(0.5%)、建物は 2,199.72 ㎡(0.2%)とも
に増加となっている。土地の増加の主なものは、
(新)富士見温水プール用地 8,745.00 ㎡(富
士見台)、市道幹 2020 号線道路改良事業用地 5,783.06 ㎡(上田上牧町)、仰木星の子保育園
用地 2,562.19 ㎡(仰木の里一丁目)、せんだん保育園用地 2,500.05 ㎡(仰木の里東二丁目)
の取得によるものであり、建物の増加の主なものは、大田最終処分場浸出水処理施設
1,348.32 ㎡、北部地域総合消防防災センター総合訓練 塔 1,062.60 ㎡、道の駅「妹子の郷」
945.45 ㎡の建築によるものである。
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イ
動
区
産
前 年 度 末
現
在
高
分
船
決算年度中
増
加
高
決算年度中
減
少
高
決算年度末
現
在
高
増 減比
隻
1
―
―
1
―
トン
19.0
―
―
19.0
―
基
1
―
―
1
―
舶
浮 桟 橋
当年度の異動はなかった。
ウ
区
地
上
物
権
分
前 年 度 末
現 在高 (㎡ )
権
2,954.31
決算年度中
増 加高 (㎡ )
決算年度中
減 少高 (㎡ )
114.00
―
決算年度末
現 在高 (㎡ )
3,068.31
増 減比
3.9
当年度は、114.00 ㎡ (3.9%)増加している。これは、 新たに地上権を設定したことによ
るものである。
エ
区
有価証券
前 年 度 末
現
在
高
分
株
券
78,220
決算年度中
増
加
高
決算年度中
減
少
高
―
9,048
決算年度末
現
在
高
69,172
増 減比
△ 11.6
当年度は、9,048 千円(11.6%)減少している。これは、株式の譲渡によるものである。
オ
区
出
出
拠
出資による権利
分
資
捐
出
前 年 度 末
現
在
高
金
金
金
547,478
決算年度中
増
加
高
決算年度中
減
少
高
―
29
決算年度末
現
在
高
547,449
増 減比
△ 0.0
当年度は、29 千円(0.0%)減少している。これは、出資金の一部払戻しが行われたこと
によるものである。
- 64 -
(2)
物
品
区
分
前 年 度 末
現 在高 (点 )
決算年度中
増 加高 (点 )
決算年度中
減 少高 (点 )
決算年度末
現 在高 (点 )
増 減比
各種自動車
218
4
14
208
△ 4.6
そ
575
17
12
580
0.9
793
21
26
788
△ 0.6
の
他
計
物品(1点 1,000 千円以上)は、前年度に比べ 5点(0.6%)減少している。
(3)
債
権
区
分
前 年 度 末
現
在
高
決算年度中
増
加
高
決算年度中
減
少
高
決算年度末
現
在
高
増 減比
貸
付
金
394,973
58,552
54,541
398,984
1.0
そ
の
他
1,382,030
―
50,000
1,332,030
△ 3.6
1,777,003
58,552
104,541
1,731,014
△ 2.6
計
債権は、前年度に比べ 45,989 千円(2.6%)減少している。これは主に、大津市土地開発
公社から土地売買契約の契約上の地位の移転により引継ぎを受けた債権の減少によるもので
ある。
(4)
ア
区
基
金
定額の資金を運用する基金
分
現金・預金
土
地
イ
区
前 年 度 末
現
在
高
決算年度中
増
加
高
決算年度中
減
少
高
決算年度末
現
在
高
増 減比
381,130
307,622
104,284
584,468
53.4
136,512.42 ㎡
50.14 ㎡
2,383.45 ㎡
134,179.11 ㎡
△ 1.7
資金を積み立てる基金
分
現金・預金
前 年 度 末
現
在
高
18,435,794
決算年度中
増
加
高
決算年度中
減
少
高
374,905
707,931
決算年度末
現
在
高
18,102,767
増 減比
△ 1.8
定額の資金を運用する基金は、土地開発基金において、現金・預金が 203,338 千円(57.1%)
増加し、土地が 2,333.31 ㎡(1.7%)減少している。
一方、資金を積み立てる基金は、前年度に比べ 333,026 千円(1.8%)減少している。これ
は主に、職員退職手当基金 400,000 千円、減債基金 43,789 千円を取り崩したことによるもの
である。
- 65 -
第6
基金の運用状況について
1
土地開発基金
区分
前
現
年
度
在
356,130
前
現
年
度
在
面
積
金
(㎡ )
土地
区分
決
算
年
増
末
高
額
136,512.42 954,540
前
現
年
基金
度
在
末
高
1,310,669
264,050
決
度
増
減
83
年
度
中
50.14
56,014
年
度
中
加
320,197
高
当
現
少
年
度
末
高
在
559,468
60,845
増
減
減
取得金額
算
減
土地取得金
加
取得面積
(㎡ )
増
増
預金利息
50
算
決
中
加
土地処分金 売却益
現金
預金
区分
末
高
高
少
処分面積
(㎡ )
処分金額
2,383.45
264,050
増
減
減
当
現
年
面
度
末
高
在
積
金
(㎡ )
134,179.11
高
少
324,895
当
現
額
746,503
年
度
在
末
高
1,305,971
本基金は、公用もしくは公共用に供する土地または公共の利益のために取得する必要の
ある土地をあらかじめ取得することにより、事業の円滑な執行を図ることを目的とするも
のである。
当年度は、都市計画道路3・4・21 号道路改良事業用地の引取等により、現金・預金は
前年度に比べ 203,338 千円増加の 559,468 千円となり、土地は 2,333.31 ㎡(208,036 千円)
減少している。
なお、預金利息 83 千円、売却益 50 千円が新たに基金に追加され積み立てられている。
この結果、基金の当年度末現在高は、1,305,971 千円となっている。
- 66 -
2
国民健康保険高額療養費貸付基金
区 分
年
度
前年度末
現 在 高
決
算
貸
件数
年
度
付
金額
中
増
償
件数
減
高
還
当年度末
現 在 高
金額
27 年度
25,000
199
43,439
199
43,439
25,000
26 年度
25,000
180
38,685
180
38,685
25,000
基 金
本基金は、国民健康保険法に規定する高額療養費の支給 を受けるまでの間、療養に要し
た費用を支払うため、当該療養費の支払資金を貸付けることを目的とするもので、 25,000
千円の原資をもって運用されている。
当年度は、前年度に比べ、貸付件数 19 件(10.6%)、貸付金額 4,754 千円(12.3%)が、
それぞれ増加となっている。
- 67 -