第三回「語りの場=気づき(自覚)の場」ワークショップ開催要項 ~先人の実践と思想に学ぶ~ 「夜明け前の子どもたち」上映会と座談会 (1)目的 滋賀県の福祉の偉大な先達である糸賀一雄氏は「自覚者は責任者である」という言葉を残されました。こ の言葉は人と人との交流を通じ、深く理解し合う中で生まれる共感から、自覚(気づき)が生まれ、責任者 として実践するという意味が込められています。 現代に生きる私たちもこの言葉にあるように、自覚し実践するということに責任をもつことが重要であ り、そのためには、福祉の現場で実践する者の「気づき」が重要であると考えました。 糸賀一雄・池田太郎・田村一二の三氏は、敗戦後の混乱期に、目の前の子どもたちの問題に対し、問題 の自覚者は、解決の責任者であるという認識を共有し、その第一歩として近江学園を創設しました。創設 から70年が経過した現在、日本も2014年に障害者権利条約を批准し、2016年4月障害者差別解 消法が施行されました。 こうした状況の今こそ、先人の実践から導いた思想を検証し、これからの新しい社会の形成にむけた実 践者の育成が必要であり、そのための「気づきの場」となることを目的として実施します。 (2)主催:公益財団法人糸賀一雄記念財団 共催:滋賀県 企画運営:先人に学ぶ「福祉しが」人づくり発信拠点事業運営委員会 (3)対象者 県内の福祉現場で働く若手・中堅職員(他薦・自薦は問いません) 定員20名(先着順) (4)開催日時・会場・内容 平成28年10月7日(金) 13:20〜17:00(13:00〜受付) 不問庵(湖南市東寺3丁目2-31) 「夜明け前の子どもたち」鑑賞と(社福)大木会理事 齋藤昭氏を交えての座談会と一碧文庫見学 (5)申し込み 申し込み用紙に必要事項を記入し、9月30日(金)までに FAX にてお申し込みください。 (6)その他 本研修は今後継続的に行うことを予定しておりますが、参加者の皆様の積極的なご意見・ご発言により効 果的な内容を作り上げていきたいと存じますので、開催目的をご理解の上ご参加いただきますよう宜しくお 願いいただきます。 (7)問い合わせ 公益財団法人糸賀一雄記念財団 担当 横田 〒525-0072 滋賀県草津市笠山7丁目8−138 TEL:077-567-1707 FAX:077-567-1708
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