News Release

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バイエル薬品株式会社
広報本部
〒530-0001
大阪市北区梅田 2-4-9
TEL 06-6133-7333
www.bayer.co.jp/byl
バルセロナオリンピック金メダリスト岩崎恭子さん、澤 穂希さんも高校生を応援!
かがやきスクールスペシャル
「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム」を初開催
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医療講演では、日本人女性のヘルスリテラシー・思春期からの十分なヘルスケアの重要性について解説
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トークセッションでは、高校生たちの疑問点や婦人科疾患の知識不足が明らかに、知ることの大切さを共有
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バルセロナオリンピック金メダリスト岩崎恭子さん、スポーツ界における女性特有の健康管理の重要性につ
いて高校生とディスカッション、澤 穂希さんからはビデオメッセージが寄せられる
大阪、2016 年 8 月 26 日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:カーステン・ブルン、
以下バイエル薬品)は、昭和女子大学(東京都世田谷区)にて「バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム」
を 8 月 24 日(水)に開催いたしました。本年が初開催となる本シンポジウムは、より早期から女性のカラダ・健康
について正しく理解することの大切さについて高校生を含む若い世代にも啓発することを目的としています。高
校生を中心とした実行委員 51 名の若い力が集結、趣向を凝らしたさまざまなアイデアには、“女性のカラダ・健
康について、正しい情報を多くの方に伝えたい”という実行委員の思いが込められています。
当日は、約 130 人が来場。実行委員が考えたメッセージ
「Action Now ! 知る、変える、思いやる かがやくミライのた
めに」を宣言し、“拡散セッション”では、自分たちで出演・
撮影した動画を上映しました。ステージ上でのアクションとと
もに、女性の健康についてより早期から正しい知識を持ち、
常に関心をもって行動することの大切さについて多くの方
に知ってもらいたいと呼びかけました。
(YouTube:https://youtu.be/vpXQhURbxxw)
「ちゃんと知りたい女性のカラダ」を伝えるメッセージビデオ
シンポジウム第一部は、女性クリニック We! TOYAMA 院長 種部恭子先生の医療講
演。男性と女性のカラダ・女性のライフスタイルと仕事や現代女性の健康問題などにつ
いて、富山県の高等学校で実施した女性の健康に関する調査結果を交えながらわか
りやすく解説しました。女性の健康問題は男性よりも複雑で思春期から十分なヘルス
ケアが必要であり、健康を育てるためにより早期から正しい理解を持つことが大切で
あると話しました。女性自身が望む未来を実現するためには、思春期のうちから何歳
までに“自立をする”、“パートナーを探す”といった人生スゴロク(人生のプラン)を作ろ
うと呼びかけました。
第 1 部で講演の種部先生
第二部のトークセッションでは、ゲストにバルセロナオリンピックの金メダリストで、現在はスイミ
ングアドバイザーの岩崎恭子さんが参加。ご自身の体験からスポーツと女性の健康について、
若いうちから学ぶ環境の大切さについて話しました。実行委員の高校生の皆さんが抱えてい
るカラダの疑問や不安について種部先生、岩崎さんに質問し、それぞれの立場からの
第 2 部トークセッションに参加の岩崎さん
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アドバイスをいただきました。会場の皆さんとともに現代女性の健康問題などについて一緒に考える機会となり
ました。高校生のパネリストの皆さんからの反応は以下のとおりです。
(高校生パネリストの皆さんから寄せられたコメント)

男性も女性も年齢が高くなると妊娠しづらくなることや閉経について知ることが
できた。

生涯に経験する月経回数が増えたことで子宮内膜症などのリスクが高くなるこ
とがわかった。

パートナーができたときや社会に出たときに、女性だけが知っていればよいも
のではないと思った(男子)

月経は健康のバロメーターで、子宮の病気のサインであると知った。異常を放
置してはいけないことがわかった。

月経トラブルなど女性の健康に関する悩みがあれば、婦人科に気軽に相談し
てよいことが分かった。

社会に正しい情報が広まれば、これからの女性の未来は変えられると思った。
さらに、本シンポジウムの趣旨に賛同いただいた澤 穂希さんより高校生実行委員に、女性の心とカラダの健康
管理の大切さについての応援ビデオレターが届き、会場で上映されました。
第 1 部:種部恭子先生の講演の様子
第 2 部:トークセッションの様子
第 2 部:フォトセッションの様子
第 2 部:澤さんビデオレター上映の様子
講師を務めた種部恭子先生は、「思春期世代の皆さんがお互いの性を尊重しあい理解を深めていく機会が設
けられたことがとてもうれしく感じています。特に今回、男の子が関心を持ってシンポジウムに携わったことに頼
もしく感じました。今回のシンポジウムを通じて女性の健康についての正しい知識が多くの方々に伝わり、女性
の心身の負担軽減・自己実現につながっていくことを願っています」と述べています。
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また、岩崎恭子さんは、「オリンピック選手として活躍した 10 代のころには、生理や女性の体の特徴や疾患に関
する知識が少なかった。若いうちから学ぶ環境や相談する場があることは素晴らしいことだと感じています。高
校生がこのような活動に参加していることは素晴らしいと感じました。シンポジウムを通して、これから高校生や
女性アスリートが、自身の抱える疑問や悩みを相談できる環境が広がり、より力を発揮し、夢を実現してほしいと
思います」と述べています。
今回、実行委員として運営準備から担当していた、河野成美さんは「自身の体に対する理解が深まり、年代に
よって気をつけなければいけないことが分かってよかった。キャリアプランを考えるうえで、自身の健康管理、ラ
イフサイクルを知ることが重要。知ることで、より具体的に自身の将来をイメージすることができた。多くの人にシ
ンポジウムを通して学んだ気づきを伝えたい」と述べています。
女性の一生においては、キャリア形成期と結婚・出産・育児などのライフイベントが重なっており、女性自身が望
む人生設計やキャリアプランを実現するためには、女性特有の病気やライフステージの変化について正しく理
解することが大切です。本シンポジウムを通して、より早期から女性のカラダ・健康について正しく理解すること
の大切さを多くの方々とともに考えるきっかけになることを願っています。
バイエル薬品はこれからも、女性の健康と活躍を支援する環境づくりに寄与するためにさまざまな取り組みを行
ってまいります。
※女性の健康教育に関する講師派遣授業『かがやきスクール』
バイエル薬品では、2015 年から女性の健康と活躍を支援する環境づくりに寄与することを目的に「かがやきスクール」を開催し
ています。女性の健康授業を通じて、次代を担う高校生の皆さんが女性の健康に関する正しい知識を身につける機会となること
を目指しています。2014 年の試行開始から本年 3 月までに約 7500 人の高校生が受講しています。
「【バイエル カラダのミカタ 高校生シンポジウム】:ちゃんと知りたい女性のカラダ」
(YouTube:https://youtu.be/vpXQhURbxxw)
バイエルについて
Bayer: Science For A Better Life
バイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。「Science For A Better Life」と
いうミッションのもと、バイエルはその製品とサービスを通じて、人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献すると同時に、
技術革新、成長、およびより高い収益力を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展
に対して、そして良き企業市民として社会と倫理の双方で責任を果たすために、これからも努力を続けます。グループ全体の売
上高は 463 億ユーロ、従業員数は 116,800 名(2015 年)。設備投資額は 26 億ユーロ、研究開発費は 43 億ユーロです。この数
字は、コベストロ社として株式市場に 2015 年 10 月 6 日に上場した高機能ポリマー材料の事業を含んでいます。詳細は
www.bayer.com.をご参照ください。
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バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルス、動物用薬品の各事業からなるヘルスケア
企業です。医療用医薬品部門では、循環器領域、腫瘍・血液領域、ウィメンズヘルスケア領域、眼科領域、画像診断領域に注力
しています。コンシューマーヘルス部門では解熱鎮痛薬「バイエルアスピリン」をはじめ、アレルギー性疾患治療剤や皮膚科領域
に注力しています。動物用薬品事業部は、動物用医薬品の提供を中心にコンパニオンアニマルおよび畜産動物のヘルスケアに
貢献しています。同社は、「Science For A Better Life」 というミッションのもと、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さん
の「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細は www.bayer.co.jp/byl をご参照ください。
バイエル薬品株式会社
2016 年 8 月 26 日、大阪
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking
Statements) が含まれている。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動
向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがある。これらの要因には、当社の Web サイト上
(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれる。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、
将来の出来事または情勢に適合させる責任を負うものではない。
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