News Release

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国土交通省
九州運輸局
平成28年8月17日
同時発表 : 観光庁
「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金」の二次募集を開始します
~訪日外国人旅行者にとって利用しやすい観光案内所の整備を促進します~
支援事業を○月○日より開始します
観光庁は、平成 28 年 8 月 17 日より、JNTO(日本政府観光局)が認定する外国人観光案
内所に対して、情報発信の強化等を図るための経費の一部を補助する「訪日外国人旅行者
受入環境整備緊急対策事業費補助金」の二次募集を開始します。
観光庁では、訪日外国人旅行者の受入環境整備の一環として、平成 24 年度から外国人観光案
内所の認定制度を行っており、JNTO と連携し、外国人観光案内所のネットワーク拡大と質の向
上に努めています。
この事業を通じて、民間事業者、地方公共団体及び協議会等が運営し、JNTO 認定外国人観光
案内所制度に基づくカテゴリーⅡ(※)以上の認定を受けた又は認定を受ける見込みがある外
国人観光案内所に対し、案内標識・デジタルサイネージ、ホームページ、案内放送等の多言語
表記等に要する経費、無料公衆無線 LAN 環境の整備に要する経費、外国人観光案内所に要する
経費について、1/3を上限に支援していきます。
また、カテゴリーⅡの要件について、見直しを行いました。詳細は、後段をご覧ください。
1. 応募受付期間
平成 28 年 8 月 17 日(水)~9 月 30 日(金)17 時(必着)
2. 補助対象事業者
民間事業者、地方公共団体及び協議会等で、JNTO が、カテゴリーⅡ以上の認定をした又
は認定する見込みがある案内所が対象となります。
ただし、
「外国人観光案内所に要する経費」に対する補助については、平成 28 年度中にカ
テゴリーⅡ以上の認定をした又は認定する見込みがある案内所のみが対象となります。
また、熊本地震による被害を受け、熊本県内の外国人観光案内所については、カテゴリー
Ⅰ(※)以上が対象となります。
3. 補助対象経費
○案内標識、デジタルサイネージ、ホームページ、案内放送等の多言語表記等に要する経費
○観光案内所における無料公衆無線 LAN 環境の整備に要する経費
○外国人観光案内所に要する経費(スタッフ研修費、タブレット、開設費用・改修費用等)
4. 申請に必要な書類
応募要領を参照し、以下の書類を提出ください。
・要望書
・補助対象経費の算出根拠となる書類
・その他申請に必要な書類
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国土交通省
九州運輸局
5. 書類の提出先
九州運輸局
6. 本補助制度に関する説明会について
説明会場及び日程については、観光庁 HP をご覧ください。
観光庁 HP: http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000227.html
認定外国人観光案内所
シンボルマーク
(※)外国人観光案内所のカテゴリー
分類
主な機能
英語を含む3言語以上での対応(英語はスタッフが常駐)ができ、
カテゴリーⅢ
全国の観光や交通の情報提供ができる。
英語で対応できるスタッフが常駐し、広域の観光や交通の情報提供
カテゴリーⅡ
ができる。
電話通訳サービスやボランティアの活用等により英語対応でき、地
カテゴリーⅠ
域内の観光や交通の情報提供ができる。
観光案内を専業としない施設やボランティア団体等により運営さ
パートナー施設
れ、必要な基準を満たすもの。
カテゴリーⅡの「常駐」と「広域」要件について、見直しました。詳細については、
添付資料の「外国人観光案内所 認定審査の考え方」の変更点をご覧ください。
〈参考〉
外国人観光案内所認定申請の募集開始について(JNTO HP)
http://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/new_network/index.html
〈添付資料〉
・事業概要
・「外国人観光案内所 認定審査の考え方」の変更点
なお、下記資料については、観光庁 HP をご覧ください。
・応募要領
・要望書様式と記載例
観光庁 HP: http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000227.html
【お問い合わせ先】
九州運輸局観光部観光企画課 薄墨、田中
TEL 092-472-2330 FAX 092-472-2334
国土交通省九州運輸局HP
http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu
情報発信の強化に取り組む外国人観光案内所の支援(二次募集)
訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金
(地方での消費拡大に向けた環境整備事業(観光案内・地域情報発信))
訪日外国人旅行者にとって利用しやすい観光案内所の整備を促進するため、情報発信の強化を図るた
めの経費等の一部について支援
1.補助対象事業者
民間事業者、地方公共団体及び協議会等で、日本政府観光局が、カテゴリーⅡ以上の認定をした
又は認定する見込みがある案内所
(ただし、平成28年度のみ熊本県内に設置する案内所に限り、カテゴリーⅠ以上を補助対象とする)
2.補助率
国 : 1/3
3.補助対象経費
○案内標識、デジタルサイネージ、ホームページ等の多言語表記等に要する経費
○無料公衆無線LAN環境の整備に関する経費
○外国人観光案内所に要する経費(スタッフ研修費、タブレット、開設費用・改修費用等)(※)
案内標識、デジタルサイネージ、ホームページ等の多言語表記等
無料公衆無線LAN環境の整備
各種災害情報の発信
案内看板
ホームページ
外国人観光案内所に要する経費(※)
「各種交通機関の運行状況」
「医療機関情報」
「避難所情報」
案内地図
デジタルサイネージ
スタッフ研修費
タブレット
※「外国人観光案内所に要する経費(スタッフ研修費、タブレット、開設費用・改修費用等)」については、平成28年度中にカテゴリーⅡ以上の認
定をした又は認定する見込みがある案内所のみが対象となります。
<参考>
■認定制度の概要
・外国人旅行者に対して観光案内所のサービスの充実度の「見える化」を実施。
同時に外国人旅行者にPR。
・認定によるブランド化と観光案内所のカテゴリー別の分類により、外国人観光案内
所の機能向上を促進し、質を保証。
分類
運営の考え方
カテゴリー3
 観光案内のゲート
ウェイ
カテゴリー2
 次の目的地への橋  英語で対応できるスタッフが常駐し、広域の観光
渡し
や交通の情報提供ができる。
カテゴリー1
 地域情報の交流拠
点
パートナー
施設
多言語対応等
認定案内所シンボルマーク
求められる立地
 英語を含む3言語以上での対応(英語はスタッフ  外国人旅行者が我が国のゲートウェイ
が常駐)ができ、全国の観光や交通の情報提供
として最初に訪れる地域または特に多
ができる。
く訪れる地域
 外国人旅行者が観光の拠点として多く
利用し、ローカルな情報に加え、次の
移動先などの広域的な情報の提供が
求められる地域
 電話通訳サービスやボランティアの活用等により英
 外国人旅行者の最終目的地となりロー
語対応でき、地域内の観光や交通の情報提供が
カルな情報の提供が求められる地域
できる。
観光案内を専業としない施設やボランティア団体等により運営
され、必要な基準を満たすもの。
外国人旅行者を積極的に受け入れ
る意欲のある地域
「外国人観光案内所 認定審査の考え方」の変更点
JNTOのカテゴリーⅡ認定基準の見直し
カテゴリーⅡとは、英語で対応できるスタッフが常駐し、広域の観光や交通の情報提供ができる案内所
英語対応スタッフの常駐について
【観光庁指針】 (5)多言語対応(スタッフ)
フルタイムで少なくとも英語で対応可能なスタッフが常駐していること
現行
認
定
審
査
の
考
え
方
(
J
N
T
O
)
(案内所が開所している時間に、必ず英語
対応可能なスタッフが常駐している)
変更後
原則、案内所が開所している時間には、英語対応可能なスタッフが常
駐しなければなりません。ただし、英語対応可能なスタッフが休暇、休憩
等により、不在の時は、電話通訳サービス等、代替えの手段を用いるこ
とで英語対応が可能な場合で、下記の要件を満たす場合は、英語対応
可能なスタッフが常駐しているとみなします。
・英語対応可能なスタッフは、年間240日以上勤務すること
・英語対応可能なスタッフが不在の際は、以下のような対応でもって、
代替えの手段とみなします
○電話通訳サービス、通訳ソフト(人が介するもの)等を用いて不在時
の英語対応が可能(JNTOによる簡易通訳サポートは含めない)
○案内所にはいない他の職員(市役所職員、事務所職員)で、不在時
の英語対応が可能
○他の案内所とスカイプ等による手段を用いることで、職員不在時の
英語対応を補完 する 等
【カテゴリーⅡの要件を満たすと考えられるケース】
年中無休て開所している案内所に、英語対応できる職員が1人いるが、職員の休日(週休2日等)時には、英語対応できないた
め、現在カテゴリーⅠである。 → 英語対応職員不在時において、代替え手段を用いることで、カテゴリーⅡに認定できる。
「外国人観光案内所 認定審査の考え方」の変更点
広域案内について
【観光庁指針】 (8)提供するサービス
立地する地域において必要とされる、より広域の範囲の情報を提供すること
認
定
審
査
の
考
え
方
(
J
N
T
O
)
現行
変更後
(略)
また、広域や全国の交通、観光情報については、以下の
要素が満たされる必要があります。
・目的地までの交通情報を案内できること
・目的地までの主要ルート上の観光地については、各々
の特徴を理解し、説明できること
さらに、目的地近郊の詳細情報については、必要に応じ
て周辺に立地する認定案内所等を紹介するなどの対応
を行ってください。
(略)
また、広域や全国の交通、観光情報については、以下の
要素が満たされる必要があります。
・目的地までの交通情報を案内できること
・目的地までの主要ルート上の観光地については、各々
の特徴を理解し、説明できること
なお、目的地近郊の詳細情報については、必要に応じて
周辺に立地する認定案内所等を紹介するなどの対応が
なされるのであれば、要件を満たします。
「広域の範囲」とは、案内所地域から観光客が訪れる割
合が高い都道府県に跨る近隣地域とします。北海道は
道内全域、沖縄は、主な離島を含む県内全域を案内する
ことで、「広域」とみなします。
「広域の範囲」とは、案内所地域を含む都道府県内全
域又は案内所地域から観光客が訪れる割合が高い複数
の都道府県に跨る近隣地域とします。後者の場合、近隣
地域間に含まれる各都道府県の全域を案内範囲とする
必要はありません。
【カテゴリーⅡの要件を満たすと考えられるケース】
常時、英語対応できるものの、案内範囲が、県内となっているため、現在カテゴリーⅠである。
→ 県内の観光地を案内できれば、「広域の範囲」の条件を満たすため、カテゴリーⅡに認定できる。