地域情報通信基盤整備推進交付金事業における整備計画の事後評価

地域情報通信基盤整備推進交付金事業における整備計画の事後評価
事業名
事業の概要 事業完了日
総事業費
交付金額
BB
地域情報通信基盤整備推進交付金事業
平成23年3月17日
321,300千円
107,000千円
整備対象地域
蛯谷地区、本茅部地区、石倉地区、濁川地区、駒ヶ岳地
区、赤井川地区、砂原地区
事業の内容
本事業においてブロードバンド未提供エリアとなってい
る6地区(三岱地区を除く361世帯)とFTTH基盤のない
地域に対し、FTTH方式で整備した設備をIRU契約により
民間電気通信事業者に貸し出しを行うことで超高速ブ
ロードバンドサービスを提供する。
そのことで、ブロードバンドゼロが解消され、合わせて町
内全域(三岱地区を除く)において光ブロードバンド環境
が整備される。
これにより、都市部や近隣市町村との情報格差が是正
されるとともに、町内の地域間においても発生していた環
境格差がなくなり、住民がICTの恩恵を享受できる環境
が整う。
また、光ブロードバンドの付加サービスやISPのサービ
ス等を利用することで、VPNによる町内ネットワークの構
築、ひかり電話サービスの利用、映像サービスの利用が
可能となり、森町で働く人々と住民の利便性が高まる。
サービス開始日
サービス形態
契約先
平成23年3月25日
公設民営(IRU)
東日本電信電話株式会社
整備計画時の目標
実績
初年度
最終
平成23年度末
平成27年度末
整備地域の世帯数
2,479
2,479
2,483
2,509
加入世帯数
495
991
620
935
加入率(%)
20%
40%
25%
37%
評価及び課 整備計画時の目標では、加入世帯数991世帯・加入率40%を掲げていたが、平成27年度末で
題
は、加入世帯数935世帯・加入率37%にとどまった。主な要因としては、スマートフォンの普及
による、LTE等の利用の増加を挙げる。しかし目標としていた数値との差は僅差であり、実績数値
からも分析すると、加入世帯数は未だ増加傾向にある為、おおむね目標どおりの事業であると評
価する。