販売用資料 ピクテ・ファンド・ウォッチ 2016年7月21日 世界シェアNO1製品を複数持つ堀場製作所 堀場製作所は、自動車のエンジン排ガス測定機器や半導体製造に欠かせない「マスフローコントローラー」で世界NO1のシェア をもつ日本のナンバーワン企業です。世界的に進められている自動車の排ガス規制強化の動きやスマートフォンのストレージの 大容量化などがこの分野で強みを持つ同社の業績を牽引するものと考えます。 世界シェアNO1製品を複数持つ 堀場製作所 図表1:事業セグメント別売上高予想 現在、環境規制が世界的なトレンドとなっていますが、このよ うな中で注目される日本のナンバーワン企業が堀場製作所 (日本、電気機器)です。同社は自動車のエンジン排ガス測定 機器や半導体の製造に欠かせない「マスフローコントローラー (MFC)」が世界シェアでNO1を獲得しています。 同社には、自動車計測システム機器、半導体システム機器、 医用システム機器、科学システム機器、環境・プロセスシステ ム機器の5つの事業セグメントがありますが、中でも世界シェ アNO1の製品をもつ自動車計測システム機器(自動車エンジ ンの排ガス測定装置が世界シェアNO1)と半導体システム機 器(マスフローコントローラーが世界シェアNO1)の両事業が主 力事業セグメントとなっています(次ページ図表3参照)。 中長期経営計画で2020年に売上高 2500億円を目指す 同社は2016年度から2020年度にかけての中長期経営計画 [2016-2020]”MLMAP2020”を公表しています。計画では世界 シェアNO1製品を持つ主力の自動車計測システム機器事業と 半導体システム機器事業の更なる成長に加え、既に保有して いる技術やノウハウの活用、新しい市場への挑戦、積極的な 新規投資やM&A(合併・買収)などによって環境・プロセスシス テム機器事業や医用システム機器事業、科学システム機器 事業などから第3の柱を創出し、2016年度から2020年度にか けて5年間で+45%の増収、同+49%の増益を目指しています (図表1参照)。 リーマンショック後、株価は市場全体を 上回るパフォーマンス 技術的な強みなどを背景に高いシェアを誇る製品を保有して いる同社ですが、株価も堅調な推移となっています。 リーマンショック時には、市場全体にあわせる様に、同社の株 価も大きく下落しました。しかし、リーマンショックからの回復 局面では、同社製品の競争力の高さなどもあり、自動車や半 導体の生産回復にあわせて業績が回復、株価も市場全体を 上回る推移となりました(図表2参照)。 同社が強みとする自動車のエンジン排ガス測定機器や半導 記載のデータは過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは 保証するものではありません。 ピクテ投信投資顧問株式会社 2015年度は実績、2016年度は会社予想、2020年度は会社計画 億円 環境・プロセスシステム機器 3500 科学システム機器 医用システム機器 3000 半導体システム機器 2 ,500 自動車計測システム機器 2500 250 2016年度から 350 2000 1 , 750 1 , 723 2020年度にかけて 180 400 167 1500 +45%の増収を計画 280 267 500 277 280 1000 354 310 1000 500 700 658 0 2015年 2016年予想 2020年計画 ※2015年の売上高は新基準のため2ページの数字と異なります。 出所:会社資料のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 図表2:堀場製作所、TOPIX、TOPIX電気機器のパフォーマンス 日次、配当込み、期間:2008年7月18日~2016年7月20日 300 2008年7月18日=100として指数化 堀場製作所 250 TOPIX 200 TOPIX電気機器 150 100 50 0 08年7月18日 11年7月18日 14年7月18日 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 体製造のためのMFCは事業環境も良好な状況にあると考え られ、引き続き今後の動向が注目されます。 なお、2016年7月20日現在の同社の株価収益率(PER)は実 績ベースで15.3倍と市場全体(TOPIX)の15.9倍を下回る水準 となっています。<次ページに続きます> (※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更され る場合があります。) 当レポートで言及した個別銘柄は、一例を紹介するものであり、売買の 勧誘・推奨を目的としたものではありません。 巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 1 6 販売用資料 世界的な自動車の排ガス規制強化の動き が追い風となる自動車計測システム機器 全社の売上高に対する比率の高い自動車計測システム機器 については、自動車のエンジン排ガス測定装置が世界シェア 約80%と圧倒的な競争力を有しています(図表4参照)。 2015年10月にフォルクスワーゲン(ドイツ)によるディーゼルエ ンジンの排ガス規制逃れが発覚した際に、規制逃れを指摘し た米ウエストバージニア大学が使用していた機材は、堀場製 作所の測定器でした。 フォルクスワーゲンによる排ガス規制逃れが発覚して以降、 世界的に自動車の排ガスに関する規制を強化する動きが進 んでいます。具体的には、2017年から2018年にかけて、これ まで別々であった排ガス規制法の世界統一化や路上試験 (RDE:Real Driving Emissions)の導入などが進められており、 排ガス測定装置で圧倒的なシェアを占める同社は恩恵を受け るものと考えます。 また世界の自動車メーカーが環境規制に対応するため研究 開発投資を増やしていることも同社の業績にとってプラス材料 と言えます。日本の自動車業界を例に挙げると、2016年度の 研究開発費は自動車メーカー7社の合計で2兆8,000億円を超 え、過去最高となる見通しです。同社は、エンジン排ガス測定 装置以外にも、エンジンやモーターの動力をタイヤに伝えるト ランスミッションなどの駆動系の計測システムなどの製品も提 供しており、自動車研究開発設備を一括受注できる体制が整 えられていることから、研究開発費増加による売上への貢献 も期待できると考えます。 図表3:堀場製作所の事業セグメント別売上高構成比 2015年度 科学システム 機器 16% 環境・プロセ スシステム機 器 10% 2015年度売上高 1,708億円注 自動車計測シ ステム機器 37% 医用システム 機器 半導体システ 16% ム機器 21% 注 億円未満は切り捨て ※売上高は旧基準のため1ページの数字とは異なります。 出所:会社資料のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 図表4:堀場製作所の自動車エンジン排ガス測定装置の 世界シェア 堀場製作所の 2014年度 世界シェア 80% スマートフォンのストレージ大容量化が 半導体システム機器事業の成長要因 同社の事業の中で、最も利益を生み出しているのが半導体シ ステム機器事業です。同事業の主力製品であるMFC(マスフ ローコントローラー)は半導体や太陽電池、LED(発光ダイ オード)などの製造工程で不可欠な装置ですが、同社のMFC は高い世界シェア(2015年のシェア:55%(会社発表))を獲得し ています。 日常的にスマートフォンで写真や動画を撮影することが増え ており、今後発表される次期iPhoneではストレージが最も多い モデルで現行の128GBから256GBに倍増するとみられるなど、 スマートフォン(特にハイエンドモデルを中心に)のストレージ 大容量化が進んでいます。 そのためスマートフォンの内蔵ストレージとして使用されてい るNAND型フラッシュメモリの不足感が高まり、設備投資が進 むとの見方があります。またより大容量化が可能となる3D NANDを導入する動きも出てくると考えられ、このような動きも MFCで世界NO1のシェアを持つ同社にとって追い風となる可 能性があり、注目です。 (※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更され る場合があります。) 出所:会社資料のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 ※画像はイメージ 当レポートで言及した個別銘柄は、一例を紹介するものであり、売買の 勧誘・推奨を目的としたものではありません。 記載のデータは過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは 保証するものではありません。 ピクテ投信投資顧問株式会社 巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 2 6 販売用資料 ピクテのウェブサイトでいま注目の情報をチェック! ピクテ 検索またはこちらのURLをクリック! https://www.pictet.co.jp/top ファンドの最新情報をお届け! ピクテ iTrust日本株式 https://www.pictet.co.jp/funds/all_funds/ijapaneq ファンドページはこちらのURLをクリック! 下にスクロールして・・・ 月報 グラフ描画 基準価額 パフォーマンス レポートの一覧へ レポート一覧には、 最新レポートや今知るべきマーケット情報が多数! 最新のマーケット動向を把握したい どんな企業に投資しているのか知りたい ファンドに関連するいま注目のトピックをおさえたい ピクテ投信投資顧問株式会社 巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 3 6 販売用資料 投資リスク [基準価額の変動要因] ●ファンドは、実質的に株式等に投資しますので、ファンドの基準価額は、実質的に組入れている株式の価格変動等により変動し、 下落する場合があります。 ●したがって、投資者の皆様の投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込む ことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆様に帰属します。また、投資信託は預貯金と異なります。 株式投資リスク (価格変動リスク、 信用リスク) ●ファンドは、実質的に株式に投資しますので、ファンドの基準価額は、実質的に組入れている株式の価格変 動の影響を受けます。 ●株式の価格は、政治経済情勢、発行企業の業績・信用状況、市場の需給等を反映して変動し、短期的また は長期的に大きく下落することがあります。 ●株式の発行者に経営不振もしくは債務不履行等が生じた場合、またはそれらが予想される局面となった場 合には、当該株式の価格は大きく下落することがあります。このような場合には、ファンドの基準価額が影 響を受け損失を被ることがあります。 ※基準価額の変動要因は上記に限定されるものではありません。 [その他の留意点] ●ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。 ファンドの特色 <詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)でご確認ください> ●主にわが国のナンバーワン企業の株式に投資します ●年 1 回決算を行います ●毎年7月20日(休業日の場合は翌営業日)に決算を行い*、原則として以下の方針に基づき分配を行います。 *初回の決算日は、平成29年7月20日とします。 -分配対象額の範囲は、経費控除後の繰越分を含めた利子・配当等収益と売買益(評価益を含みます。)等の全額とします。 -収益分配金額は、基準価額の水準および市況動向等を勘案して委託会社が決定します。ただし、必ず分配を行うものではありません。 -留保益の運用については、特に制限を設けず、委託会社の判断に基づき、元本部分と同一の運用を行います。 ※将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありません。 [収益分配金に関する留意事項] ●分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。 ●分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場合があります。その場合、当期決算日の基準 価額は前期決算日と比べて下落することになります。また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。 ●投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況によ り、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。 ※ファミリーファンド方式で運用を行います。 ※資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。 巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 ピクテ投信投資顧問株式会社 i 日本株式 220616 巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 4 6 販売用資料 手続・手数料等 [お申込みメモ] 購入単位 販売会社が定める 1 円または 1 口(当初元本 1 口=1 円)の整数倍の単位とします。 購入価額 購入申込受付日の基準価額とします。 (ファンドの基準価額は 1 万口当たりで表示しています。) 換金価額 換金申込受付日の基準価額とします。 換金代金 原則として換金申込受付日から起算して 4 営業日目からお支払いします。 換金制限 信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口換金には制限を設ける場合があります。 信託期間 平成 28 年 6 月 30 日(当初設定日)から無期限とします。 繰上償還 決算日 受益権の口数が 10 億口を下回ることとなった場合等には信託が終了(繰上償還)となる場合があります。 毎年 7 月 20 日(休業日の場合は翌営業日)とします。ただし、初回の決算日は平成 29 年 7 月 20 日とします。 年 1 回の決算時に、収益分配方針に基づき分配を行います。 収益分配 ※ファンドには収益分配金を受取る「一般コース」と収益分配金が税引後無手数料で再投資される「自動けいぞく投資コース」があります。ただし、販売会社によっては、どち らか一方のみのお取扱いとなる場合があります。 [ファンドの費用] 投資者が直接的に負担する費用 購入時手数料 ありません。 信託財産留保額 ありません。 投資者が信託財産で間接的に負担する費用 運用管理費用 (信託報酬) その他の費用・ 手数料 毎日、信託財産の純資産総額に年 0.9612%(税抜 0.89%)の率を乗じて得た額とします。運用管理費用(信託報酬)は、毎計算期間の最初の 6 ヵ月終了日 (当該終了日が休業日の場合は当該終了日の翌営業日)および毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支払うものとします。 [運用管理費用(信託報酬)の配分(税抜)] 委託会社 販売会社 受託会社 年率 0.53% 年率 0.33% 年率 0.03% 毎日計上される監査費用を含む信託事務に要する諸費用(信託財産の純資産総額の年率 0.054%(税抜 0.05%)相当を上限とした額)ならびに組入有価 証券の売買の際に発生する売買委託手数料等(これらの費用等は運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。) は、そのつど信託財産から支払われます。 ※当該費用の合計額については、投資者の皆様がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 [税金] ●税金は表に記載の時期に適用されます。 ●以下の表は、個人投資者の源泉徴収時の税率であり、課税方法等により異なる場合があります。 時期 項目 税金 分配時 所得税 および地方税 配当所得として課税 普通分配金に対して 20.315% 換金(解約)時 および償還時 所得税 および地方税 譲渡所得として課税 換金(解約)時および償還時の差益(譲渡益)に対して 20.315% ※少額投資非課税制度「愛称:NISA(ニーサ)」について NISAをご利用の場合、毎年、一定額の範囲で新たに購入した公募株式投資信託などから生じる配当所得および譲渡所得が一定期間非課税となります。販売会社で非課税口座を開設するなど、一 定の条件に該当する方が対象となります。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。 ※上記は、当資料発行日現在のものですので、税法が改正された場合等には、税率等が変更される場合があります。 ※法人の場合は上記とは異なります。 ※税金の取扱いの詳細については、税務専門家等にご確認されることをお勧めします。 ファンドに関する お問い合わせ先 ピクテ投信投資顧問株式会社 【電話番号】 【ホームページ】 【携帯サイト(基準価額)】 巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 ピクテ投信投資顧問株式会社 0120-56-1805 受付時間:営業日の午前9時~午後5時 http://www.pictet.co.jp i 日本株式 220616 巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 5 6 販売用資料 委託会社、その他の関係法人の概要 委託会社 受託会社 投資顧問会社 販売会社 ピクテ投信投資顧問株式会社(ファンドの運用の指図を行う者) 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第380号 / 加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 三菱UFJ信託銀行株式会社(ファンドの財産の保管および管理を行う者) <再信託受託会社:日本マスタートラスト信託銀行株式会社> ピクテ・アセット・マネジメント・リミテッド(マザーファンドの株式等の運用に関する助言・情報提供を行う者) 下記の販売会社一覧をご覧ください。(募集の取扱い、販売、一部解約の実行の請求受付ならびに収益分配金、償還金および一部解約代金の支払い を行う者) 販売会社一覧 投資信託説明書(交付目論見書)等のご請求・お申込先 商号等 株式会社SBI証券 日本証券業 協会 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号 ○ 加入協会 一般社団法人 一般社団法人 日本投資 金融先物 顧問業協会 取引業協会 ○ 一般社団法人 第二種金融商品 取引業協会 ○ 当資料をご利用にあたっての注意事項等 ●当資料はピクテ投信投資顧問株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたって は、投資信託説明書(交付目論見書)等をお渡ししますので必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。●投資信託は、値動きのある有価証券等 (外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆さまの投資元本が 保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに 帰属します。●当資料に記載された過去の実績は、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。●当資料は信頼できると考えられ る情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。●当資料中に示された情報等は、作 成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。●投資信託 は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投 資者保護基金の対象とはなりません。●当資料に掲載されているいかなる情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものでは ありません。 i 日本株式 220616 ピクテ投信投資顧問株式会社 巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 6 6
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