Pictet Fund Watch

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ピクテ・ファンド・ウォッチ 2016年9月1日
愛称 エマージング・プロ毎月
ピクテ新興国高配当株式低ボラティリティ戦略ファンド(毎月決算型)
新興国の「成長」の獲得を目指す、低ボラティリティ戦略の特徴
中長期的に新興国経済は労働の担い手となる若年人口が多く存在することなどから、先進国を凌ぐ成長力を有して
いると考えられます。こうした成長性を背景に新興国株式も魅力的な投資対象と考えられますが、短期的には値動き
が相対的に大きいという特徴がネックとなります。当ファンドはこうした点に対処しつつ、「成長」の獲得を目指します。
中長期的に成長が期待される
新興国経済
図表1:新興国と先進国の年齢別人口
(2015年推定)
中長期的に、新興国経済は先進国経済を凌ぐ成長力を
有していると考えられます。
新興国の人口は世界人口のおよそ8割以上を占めてい
ますが、特に労働の担い手となりうる若年人口が多く存
在していることがポイントです(図表1参照)。こうした若
い人々は労働を通じて所得を伸ばし、より豊かな生活を
求めて様々な財やサービスの「消費」を拡大していくと予
想されます。こうした個人消費の拡大力が新興国の経
済成長を今後もけん引していくと予想されます。
億人
80
新興国には今後20年後でも
労働の担い手となる層が、
先進国の6倍以上います!
45歳以上の人口
60
0~44歳の人口
15
40
46
20
※労働の担い手となる
層:一般に15歳~64歳を
指します。20年後には、
現在の0~44歳までの層
が該当します。
6
7
0
新興国
先進国
※推定は国連世界人口推計2015年版 ※先進国、新興国は国連によ
る分類 出所:国連データを使用しピクテ投信投資顧問作成
図表2:IMFの主な国・地域の経済見通し
足元でも好転の兆しを見せる
新興国経済と企業業績見通し
(2016年7月時点見通し)
8%
6.6 7.4 7.4
6.2
6%
4%
2016年予想
2017年予想
4.6
4.1
3.4
3.1
1.8 1.8
2%
0.5
1.0
-2%
0.3
0.1
1.7
1.3
-1.2
ご(参考)
英国
ご(参考)
日本
•※新興国、先進国の区分はIMFによる 出所:IMF
のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
ご(参考)
ユーロ圏
ご(参考)
米国
南アフリカ
ロシア
ブラジル
-3.3
インド
中国
新興国
先進国
-4%
2.5
2.2
1.6
1.4
1.0
0.1
0%
世界
国際通貨基金(IMF)による経済見通しでも、新興国経済
は引き続き相対的に高い成長が見込まれています(図
表2参照)。注目すべきは、景気後退局面にあるブラジ
ルやロシアなどについて、最悪期を脱し、2017年にはプ
ラス成長に転じるといった改善が見込まれている点で
す。また、世界第2位の経済大国である中国は経済の減
速が懸念されているとはいえ、引き続き前年比+6%超の
高い成長が見込まれています。ブラジルやロシアについ
ては資源大国であり、足元で原油や商品価格が持ち直
していることはプラス材料の一つとなっています。
さらに、新興国企業の利益見通しをみると、過去数年間
図表3:新興国株式の株価と利益見通しの推移
は利益成長の減速がみられてきましたが、足元では改
(週次、米ドルベース、期間:1988年1月1日~2016年8月19日)
善の兆しも見られ始めています(図表3参照)。特に、前
米ドル
述のように原油や商品価格の持ち直しから、これまで低
新興国株式(左軸)
1,400
120
迷が続いていたエネルギーや素材セクターなどにおいて 1,200
12ヵ月先予想1株あたり利益(右軸)
100
改善が見込まれるほか、世界経済の緩やかな回復が予 1,000
80
800
想される中、新興国からの輸出改善が見込まれ、新興
60
600
40
国の輸出産業を中心に業績の改善が期待されることな
400
20
200
どがあります。
0
短期的にも新興国株式を支える好材料がそろい始めて
いるともみられ、今後の動向にも注目すべきと考えま
す。
(次ページに続く) (※将来の市場環境の変動等によ
り、当資料記載の内容が変更される場合があります。)
ピクテ投信投資顧問株式会社
0
88年
92年
96年
00年
04年
08年
12年
16年
•※新興国株式:MSCI新興国株価指数(配当含まず) ※12ヵ月先予想1株
あたり利益はI/B/E/S集計アナリスト予想 出所:トムソン・ロイター・デー
タストリーム、I/B/E/Sのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
当ページの図表データは当ファンドの運用実績を示すものではありませ
ん。また、データは過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるい
は保証するものではありません。
巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
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愛称 エマージング・プロ毎月 ピクテ新興国高配当株式低ボラティリティ戦略ファンド(毎月決算型)
中長期的に相対的に高いリターンが期待
できる新興国株式だが・・・
新興国株式市場は、過去長期でみると高い成長期待
を背景に、先進国株式を上回る株価の上昇を実現して
きました。しかし、その間には大きく上昇したり、反対に
大きく下落したりと、先進国株式にくらべて値動きが大
きかったことがうかがえます(図表4参照)。
図表4:新興国株式と先進国株式の
株価パフォーマンス
(月次、円換算、期間:2000年12月末~2016年7月末)
2000年12月末=100として指数化
600
新興国株式
500
先進国株式
400
年率
約9 %
300
相対的に高いリターンが期待できる新興国株式市場で
すが、このような値動きの大きさから、リスクの大きい
投資対象であると言えます。
当ファンドでは、こうした値動きをできるだけ抑え、「成
長」を獲得することを目指しています。
値動きを抑えた運用を行う、
当ファンドの設定来の運用状況
年率
約4%
100
0
00年12月
03年12月
06年12月
09年12月
12年12月
15年12月
•※新興国株式:MSCI新興国株価指数、先進国株式:MSCI世界株価指数、
すべて配当込み 出所:トムソン・ロイター・データストリームのデータを使
用しピクテ投信投資顧問作成
図表5:当ファンドの設定来基準価額
(分配金再投資後)と新興国株式の推移
当ファンドの設定日(2015年5月29日)以降、足元まで
の新興国株式市場の動向を振り返ると、2015年につい
ては原油・商品価格の下落や中国経済への先行き懸
念、ブラジルの政治的混乱、2006年以来となる米国の
利上げ実施などがマイナス材料となり、低調な株価推
移となりました。その後、2016年1月末以降、原油・商品
価格の持ち直しや、米国の追加利上げ時期の後ずれ
観測、中国経済の安定化の兆しなどを背景に、先進国
株式を上回る株価推移となりました。
こうした市場全体の流れの影響を受けて、当ファンドも
設定来でみると、株式要因はマイナスとなりましたが、
年初来ではプラスに転じています。一方、為替要因に
ついては円高基調が続いていることから、設定来、年
初来ともに大きくマイナスとなり、基準価額の下落の最
大の要因となりました(図表5、6参照)。
当ファンドの設定来の基準価額(分配金再投資後)は
足元までで下落となっていますが、株価変動(ボラティ
リティ)を主要新興国株式資産と比較すると、相対的に
小さく抑えられています(3ページ目の図表7参照)。
この背景には、当ファンドが、個別銘柄の変動特性や
相関に注目し、ボラティリティの低いポートフォリオを構
築し、さらに、高リスク国への投資比率を低減すること
で、相対的にボラティリティの低い運用を行っているた
めです。
高リスク国への投資については、新興国各国のリスク
分析を行い、高リスク国と判断された場合には、高リス
ク国の銘柄をはずし、キャッシュとするといったダイナ
ミックな配分比率の変更を行っています。
(次ページに続く)
(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内
容が変更される場合があります。)
ピクテ投信投資顧問株式会社
200
(日次、期間:2015年5月29日~2016年8月26日)
2015年5月29日=10,000として指数化
11,000
当ファンドの基準価額(分配金再投資後)
新興国株式
10,000
9,000
8,000
7,000
6,000
15年5月
15年8月
15年11月
16年2月
16年5月
※当ファンドの基準価額(分配金再投資後):基準価額は信託報酬等控除
後です。基準価額(分配金再投資後)は購入時手数料等を考慮せず、税引
前分配金を再投資した場合の評価額を表します。また、換金時の費用・税
金等は考慮しておりません。※新興国株式:MSCI新興国株価指数(配当込
み(ネット))、ファンドの基準価額の算出に合わせて1営業日前ベースで円
換算 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
図表6:基準価額の変動要因分析
基準
価額
変動額
株式
【 年初来】 2 0 1 5 年1 2 月3 0 日~2 0 1 6 年8 月2 6 日
2015年
12月30日
2016年
8月26日
変動要因内訳
為替
分配金
その他
8,143円
-1,145円
+333円
-1,008円
-400円
-70円
-2,000円
-700円
-144円
6,998円
【 設定来】 2 0 1 5 年5 月2 9 日~2 0 1 6 年8 月2 6 日
2015年
5月29日
2016年
8月26日
10,000円
-3,002円
-158円
6,998円
※上記の変動要因は、組入ファンドの価格変動要因を基に委託会社が作成
し、参考情報として記載しているものです。(データ出所:ファンドパートナー・
ソリューションズ(ヨーロッパ)エス・エイ)。組入ファンドの管理報酬等は、株
式に含まれます。各項目(概算値)ごとに円未満は四捨五入しており、合計が
一致しない場合があります。その他には信託報酬等を含みます。
図表4のデータはあくまでも参考指数であり、当ファンドの運用実績を示
すものではありません。また、当ページのデータは過去の実績であり、将
来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
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例えば2015年6月後半以降、株価が急落した中国株式
の組入れについては7月中に全売却し、その後11月末
までは中国株式の組入れは行いませんでした(図表8
参照)。その後、株価のボラティリティが低下した2015
年年末以降、再び組入れています。
一方、足元では、経済の最悪期を脱した兆しが見られ
始めたブラジルについては株価のボラティリティも落ち
着き始めたことから組入れを再開し、同様にロシアにつ
いても組入れを開始しました。
図表7:当ファンドの設定来のリスク
(日次、年率化、期間:2015年6月1日(設定日翌日)~
2016年8月26日)
50%
43.7%
45%
37.4%
40%
35%
31.5%
30%
25%
20%
24.5%
25.4%
インド
株式
新興国
株式
16.6%
15%
10%
今後も個別銘柄の変動特性や相関を分析し、ファンド
全体のボラティリティが低くなるよう、相対的に価格変
動リスクの低い銘柄を選別してポートフォリオを構築し
ていく方針です。さらに、個別国のリスク分析を行った
上で、高リスク国への投資比率を低減していきます。
(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内
容が変更される場合があります。)
5%
0%
当ファンド
中国
株式
ロシア
株式
ブラジル
株式
※リスク:当ファンドの基準価額(分配金再投資後)および主要株価指数の
価格のボラティリティ(変動率)
※当ファンドの基準価額(分配金再投資後):基準価額は信託報酬等控除
後です。基準価額(分配金再投資後)は購入時手数料等を考慮せず、税引
前分配金を再投資した場合の評価額を表します。また、換金時の費用・税
金等は考慮しておりません。※新興国株式:MSCI新興国株価指数(配当込
み(ネット))、インド、ロシア、ブラジル、中国についてはMSCI各国株価指
数(配当込み(ネット))、これらはすべてファンドの基準価額の算出に合わ
せて1営業日前ベースで円換算
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成
図表8:当ファンドにおける国別配分比率の推移
(月次、期間:2015年6月末~2016年7月末)
100%
現金等
タイ
80%
台湾
60%
ポーランド
40%
マレーシア
韓国
20%
中国
0%
15年6月
15年9月
15年12月
16年3月
16年6月
チャイナ・
ショック
※国名は主な国名のみ掲載
※ファンドの主要投資対象である新興国株式ボラティリティ低減ファンドの
状況です。
当ページの図表データはあくまでも参考指数であり、当ファンドの運用実
績を示すものではありません。また、データは過去の実績であり、将来の
運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。
MSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。
またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
ピクテ投信投資顧問株式会社
巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
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愛称 エマージング・プロ毎月 ピクテ新興国高配当株式低ボラティリティ戦略ファンド(毎月決算型)
投資リスク
[基準価額の変動要因]
●ファンドは、実質的に株式等に投資しますので、ファンドの基準価額は、実質的に組入れている株式の価格変動等(外国証
券には為替変動リスクもあります。)により変動し、下落する場合があります。
●したがって、投資者の皆様の投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込
むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆様に帰属します。また、投資信託は預貯金と異なります。
●ファンドは、実質的に株式に投資しますので、ファンドの基準価額は、実質的に組入れている株式の価
株式投資リスク
格変動の影響を受けます。
(価格変動リスク、
●株式の価格は、政治経済情勢、発行企業の業績・信用状況、市場の需給等を反映して変動し、短期的
信用リスク)
または長期的に大きく下落することがあります。
●ファンドは、実質的に外貨建資産に投資するため、対円との為替変動リスクがあります。
為替変動リスク
●円高局面は基準価額の下落要因、円安局面は基準価額の上昇要因となります。
●ファンドが実質的な投資対象とする新興国は、一般に政治・経済・社会情勢の変動が先進国と比較し
て大きくなる場合があり、政治不安、経済不況、社会不安が証券市場や為替市場に大きな影響を与え
ることがあります。その結果、ファンドの基準価額が下落する場合があります。
●実質的な投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化により証券市場や為替市場等に混乱が
カントリーリスク
生じた場合、またはそれらの取引に対して新たな規制が設けられた場合には、基準価額が予想外に下
落したり、運用方針に沿った運用が困難となる場合があります。この他、当該投資対象国・地域におけ
る証券市場を取り巻く制度やインフラストラクチャーに係るリスクおよび企業会計・情報開示等に係るリ
スク等があります。
●投資先ファンドにおいて株式や為替に関するデリバティブ取引を行うことがありますので、このような場
デリバティブ取引
合には、ファンドの基準価額は当該デリバティブ取引の価格変動の影響を受けます。
に伴うリスク
●店頭デリバティブ取引を行う場合には、取引の相手方の倒産等により契約が不履行になるリスクがあります。
●一般に新興国の証券市場の時価総額および取引量は、先進国市場に比べて小さく、市場規模の縮小
や市場の混乱が生じた場合等には、ファンドおよび投資先ファンドにおいて機動的に有価証券等を売
流動性リスク
買できない場合があります。このような場合には、当該有価証券等の価格の下落により、ファンドの基
準価額が影響を受け損失を被ることがあります。
●ファンドは、実質的な投資対象国のリスク分析に基づき投資国を選別し、基準価額の下落リスクの低
減を目指す手法により運用されますが、想定外の市場動向等により当該手法が効果的に機能しない
場合もあり、基準価額の下落リスクを低減できないことや市場の上昇に追随できないことがあります。
また、ファンドの基準価額の下落リスクを完全に回避できるものではなく、また一定の基準価額水準を
リスク低減手法
保証するものでもありません。
に関するリスク
●リスクが高いと判断した国の組入比率を変更する際、組入株式の流動性等の観点から当該組入株式
を売却せず、当該高リスク国の株式市場の株価指数先物を売り建てることによりリスクの低減を図るこ
とがありますが、この場合組入れている株式と当該株価指数の構成銘柄が異なることから十分なリス
ク低減効果が得られないことがあります。
※基準価額の変動要因は上記に限定されるものではありません。
[その他の留意点]
●ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
<詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)でご確認ください>
ファンドの特色
●主に新興国の高配当利回りの株式に分散投資します
●相対的にボラティリティ(価格変動リスク)の低い運用を目指します
●毎月決算を行い、収益分配方針に基づき分配を行います
●毎月 10 日(休業日の場合は翌営業日)に決算を行い、原則として以下の方針に基づき分配を行います。
-分配対象額の範囲は、経費控除後の繰越分を含めた利子・配当等収益と売買益(評価益を含みます。)等の全額とします。
-収益分配金額は、基準価額の水準等を勘案して委託会社が決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないこともあります。
-留保益の運用については、特に制限を設けず、委託会社の判断に基づき、元本部分と同一の運用を行います。
※将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありません。
※ファンドでは、指定投資信託証券として以下の各投資信託を主要投資対象とします。なお、指定投資信託証券は委託会社により適宜見直され、選定条件に該当
する範囲において変更されることがあります。
○ピクテ・グローバル・セレクション・ファンド-新興国株式ボラティリティ低減ファンド(当資料において「新興国株式ボラティリティ低減ファンド」という場合があります)
○ピクテ - ショートターム・マネー・マーケットJPY(当資料において「ショートタームMMF JPY」という場合があります)
※資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
エマプロ毎月 220816
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愛称 エマージング・プロ毎月 ピクテ新興国高配当株式低ボラティリティ戦略ファンド(毎月決算型)
[収益分配金に関する留意事項]
分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純
資産から支払われますので、分配金が支払われると、
その金額相当分、基準価額は下がります。
分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払
われる場合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。
また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。
計算期間中に発生した収益を超えて支払われる場合
前期決算日から基準価額が上昇した場合
前期決算日から基準価額が下落した場合
(注)分配対象額は、①経費控除後の配当等収益および②経費控除後の評価益を含む売買益ならびに③分配準備積立金および
④収益調整金です。分配金は、分配方針に基づき、分配対象額から支払われます。
※上記はイメージであり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではありませんのでご留意ください。
投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当
する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合
も同様です。
分配金の一部が元本の一部払戻しに相当する場合
分配金の全部が元本の一部払戻し
に相当する場合
普通分配金: 個別元本(投資者のファンドの購入価額)を上回る部分からの分配金です。
元本払戻金: 個別元本を下回る部分からの分配金です。分配後の投資者の個別元本は、元本払戻金(特別分配金)の
(特別分配金) 額だけ減少します。
(注)普通分配金に対する課税については、「手続・手数料等」の「税金」をご参照ください。
巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
エマプロ毎月 220816
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手続・手数料等
[お申込みメモ]
購入単位
販売会社が定める 1 円または 1 口(当初元本 1 口=1 円)の整数倍の単位とします。
購入価額
購入申込受付日の翌営業日の基準価額とします。(ファンドの基準価額は 1 万口当たりで表示しています。)
換金価額
換金申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
換金代金
購入・換金の
申込不可日
原則として換金申込受付日から起算して 7 営業日目からお支払いします。
以下に掲げる日においては、購入・換金のお申込みはできません。
・以下に掲げる日の 2 営業日前の日および当日
ルクセンブルグの銀行の休業日、ロンドンの銀行の休業日
・一部解約金の支払い等に支障を来すおそれがあるとして委託会社が定める日
換金制限
信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口換金には制限を設ける場合があります。
信託期間
平成 27 年 5 月 29 日(当初設定日)から無期限とします。
繰上償還
決算日
受益権の口数が 10 億口を下回ることとなった場合等には信託が終了(繰上償還)となる場合があります。
毎月 10 日(休業日の場合は翌営業日)とします。
年 12 回の決算時に、収益分配方針に基づき分配を行います。
収益分配
※ファンドには収益分配金を受取る「一般コース」と収益分配金が税引後無手数料で再投資される「自動けいぞく投資コース」があります。ただし、販売会社によって
は、どちらか一方のみのお取扱いとなる場合があります。
[ファンドの費用]
投資者が直接的に負担する費用
購入時手数料
3.24%(税抜 3.0%)の手数料率を上限として、販売会社が独自に定める率を購入価額に乗じて得た額とします。
(詳しくは、販売会社にてご確認ください。)
信託財産留保額 ありません。
投資者が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用
(信託報酬)
毎日、信託財産の純資産総額に年 1.377%(税抜 1.275%)の率を乗じて得た額とします。運用管理費用(信託報酬)は、毎計算期末または信託
終了のとき信託財産中から支払うものとします。
[運用管理費用(信託報酬)の配分(税抜)]
委託会社
販売会社
受託会社
年率 0.5%
年率 0.75%
年率 0.025%
新興国株式ボラティリティ低減ファンド
投資対象
ショートタームMMF JPY
とする
投資信託証券 (上記の報酬率等は、今後変更となる場合があります。)
実質的な負担
その他の費用・
手数料
純資産総額の年率0.6%
純資産総額の年率0.3%(上限)
最大年率 1.977%(税抜 1.875%)程度
(この値はあくまでも目安であり、ファンドの実際の投資信託証券の組入状況により変動します。)
毎日計上される監査費用を含む信託事務に要する諸費用(信託財産の純資産総額の年率 0.054%(税抜 0.05%)相当を上限とした額)ならびに組
入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料等および外国における資産の保管等に要する費用等(これらの費用等は運用状況等により変
動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。)は、そのつど信託財産から支払われます。投資先ファンドにおいて、信託財産に課
される税金、弁護士への報酬、監査費用、有価証券等の売買に係る手数料等の費用が当該投資先ファンドの信託財産から支払われます。
※当該費用の合計額については、投資者の皆様がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
[税金]
●税金は表に記載の時期に適用されます。
●以下の表は、個人投資者の源泉徴収時の税率であり、課税方法等により異なる場合があります。
時期
項目
税金
分配時
所得税
および地方税
配当所得として課税
普通分配金に対して 20.315%
換金(解約)時
および償還時
所得税
および地方税
譲渡所得として課税
換金(解約)時および償還時の差益(譲渡益)に対して 20.315%
※少額投資非課税制度「愛称:NISA(ニーサ)」について
NISA をご利用の場合、毎年、一定額の範囲で新たに購入した公募株式投資信託などから生じる配当所得および譲渡所得が一定期間非課税となります。販売会社で非課税口座を開設
するなど、一定の条件に該当する方が対象となります。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
※上記は、当資料発行日現在のものですので、税法が改正された場合等には、税率等が変更される場合があります。
※法人の場合は上記とは異なります。
※税金の取扱いの詳細については、税務専門家等にご確認されることをお勧めします。
ファンドに関する
お問い合わせ先
ピクテ投信投資顧問株式会社
【電話番号】
【ホームページ】
【携帯サイト(基準価額)】
巻末の「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
0120-56-1805 受付時間:営業日の午前 9 時~午後 5 時
http://www.pictet.co.jp
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販売用資料
Pictet Fund Watch
愛称 エマージング・プロ毎月 ピクテ新興国高配当株式低ボラティリティ戦略ファンド(毎月決算型)
委託会社、その他の関係法人の概要
委託会社
受託会社
販売会社
ピクテ投信投資顧問株式会社(ファンドの運用の指図を行う者)
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第380号 / 加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
株式会社りそな銀行(ファンドの財産の保管および管理を行う者)
<再信託受託会社:日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社>
下記の販売会社一覧をご覧ください。(募集の取扱い、販売、一部解約の実行の請求受付ならびに収益分配金、償還金および一部解約代金の
支払いを行う者)
販売会社一覧
投資信託説明書(交付目論見書)等のご請求・お申込先
商号等
とうほう証券株式会社
株式会社近畿大阪銀行
株式会社埼玉りそな銀行
株式会社東邦銀行
株式会社りそな銀行
金融商品取引業者
登録金融機関
登録金融機関
登録金融機関
登録金融機関
東北財務局長(金商)第36号
近畿財務局長(登金)第7号
関東財務局長(登金)第593号
東北財務局長(登金)第7号
近畿財務局長(登金)第3号
加入協会
一般社団法人 一般社団法人 一般社団法人
日本証券業
日本投資
金融先物 第二種金融商品
協会
顧問業協会
取引業協会
取引業協会
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当資料をご利用にあたっての注意事項等
●当資料はピクテ投信投資顧問株式会社が作成した販売用資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあ
たっては、投資信託説明書(交付目論見書)等をお渡ししますので必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。●投資信託は、値動きのあ
る有価証券等(外貨建資産に投資する場合は、為替変動リスクもあります)に投資いたしますので、基準価額は変動します。したがって、投資者
の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。●運用による損
益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。●当資料に記載された過去の実績は、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありま
せん。●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものでは
ありません。●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。●投資信託は預金等で
はなく元本および利回りの保証はありません。●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象で
はありません。●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。●当資料に掲載されているいかなる
情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。
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