佐倉市起業支援・企業誘致ワンストップ化推進事業 に係る基礎調査等

佐倉市起業支援・企業誘致ワンストップ化推進事業
に係る基礎調査等業務委託
公募型プロポーザル実施要領
佐倉市
産業振興部 産業振興課
佐倉市起業支援・企業誘致ワンストップ化推進事業に係る基礎調査等業務委託
公募型プロポーザル実施要領
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業務の説明
(1)業務名称
佐倉市起業支援・企業誘致ワンストップ化推進事業に係る基礎調査等業務委託
(2)業務の目的
佐倉市の市税収入(平成 26 年度)の税目別構成比を見ると、個人住民税が 46.1%と
最も高く、次いで固定資産税が 36.4%となっており、全国平均(固定資産税が 41.9%、
個人市民税が 34.3%、)と順序が逆になっています。このことは、これまで東京のベ
ッドタウンとして栄えてきた佐倉市の状況を象徴しており、今後、少子高齢化に伴い生
産年齢人口が減少すれば、市税収入の約半分を占める個人住民税が大きく減少し、人口
減少対策の実施にも支障をきたして更なる人口減少を招く負のスパイラルに陥る恐れ
があります。また、市内には4つの工業団地がありますが、いずれも造成から 30 年~
50 年以上が経過し、立地企業の多くは更新投資の時期を迎えています。このことは、
立地企業の工場の建替え等の追加投資が期待できる一方で、順次開通する圏央道の沿線
自治体への転出という危機も孕んでいます。
佐倉市では、これらの懸念への対応として、これまで、起業支援(平成 26 年度に創
業支援事業計画を策定)や、企業誘致、既存企業の追加投資支援に取り組み、それぞれ
一定の成果を挙げてはいるものの、更なる成果を挙げるためには、起業者や企業のニー
ズを的確に把握した支援策を講じていく必要があります。また、その効果をより高める
ため、例えば、既存企業が抱える「困りごと」を、起業や新規企業の立地のチャンスに
転換させるなど、これらの取組みを一体的に進めることが必要です。
そこで、「しごと創生」につながるこれらの取組みにより磨きをかけ、効果を更に高
めるため、市内における起業支援へのニーズ及び市内外企業の増設・新設等の事業
用地取得ニーズ等を調査・分析し、佐倉市が行う起業支援・企業誘致に必要となる
支援施策を検討するための基礎情報とすることを目的とします。
(3)業務内容
別添「佐倉市起業支援・企業誘致ワンストップ化推進事業に係る基礎調査等業務委託
仕様書」
(以下「仕様書」といいます。)のとおりとします。
(4)契約期間
契約日から平成29年2月28日(火)まで
(5)業務の場所
佐倉市産業振興部産業振興課
(6)契約方法
公募型プロポーザルによる随意契約とします。
(7)限度額
8,831,000円(消費税及び地方消費税を含む)
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(8)事務局
ア)担当部署
佐倉市産業振興部産業振興課
イ)事務局長
産業振興課長
ウ)担当者
榎、塚田
エ)所在地
〒285-0003 千葉県佐倉市飯野 820
オ)連絡先
(電話)043-484-6145
カ)電子メール
[email protected]
岩井 克己
(FAX)043-484-5061
(9)企画提案書及びプロポーザル時における言語、通貨及び単位
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ア)言語
日本語
イ)通貨
日本国通貨
ウ)単位
計量法(平成4年法律第51号)に基づく単位
参加申込み
(1)参加資格
本業務のプロポーザルに参加する提案者は、公告日から導入候補者決定の日までの
間において次の要件の全てを満たすものとします。なお、複数の事業者による共同提
案は認めないものとします。
ア)佐倉市建設工事請負業者等指名停止措置要領(平成4年5月1日制定)に基づく
指名停止又は佐倉市建設工事等暴力団対策措置要綱(平成11年11月25日制
定)に基づく指名除外を受けていないこと。
イ)地方自治施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない
者であること。
ウ)次のいずれにも該当しない者であること。
①手形交換所による取引停止処分を受けてから2年間を超過しない者、又は前6か
月以内に手形もしくは小切手を不渡りした者。
②会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続き開始の申し立てが
なされていない者、又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生
手続き開始の申し立てがなされていない者であること。ただし、手続き開始の決
定後、佐倉市長が別に定める入札参加資格の再認定を受けた者を除く。
③警察当局から暴力団が実質的に経営を支配する建設業者又はこれに準ずるものと
して、国土交通省発注工事等から排除要請があり、当該状態が継続している者。
エ)同一人が代表者となっている法人等は、重複して参加申込みをすることができま
せん。
オ)佐倉市一般(指名)競争入札参加資格者名簿に登録されている者若しくは以下の
書類を提出し本業務のプロポーザルに参加を認められた者であること。
① 登記事項証明書(法人の場合)又は身分証明書(個人の場合)の写し
② 印鑑証明書の写し
③ 国税及び地方税の納税証明書の写し
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(2)参加申込み
本業務への参加希望者は、下記アに掲げる書類を提出し、参加申込みを行うものと
します。
ア)提出書類及び提出部数
次の①、②、④~⑦は各1部、③は10部を提出してください。
①様式1「参加申込書」
②様式2「使用印鑑届兼委任状」
※代理人が提出する場合又は代表者以外の印を使用する場合のみ提出が必要です。
③企画提案書
※詳細は本要領「4企画提案書作成上の留意事項」を参照してください。
④見積書及び見積内訳書
⑤様式3「関連業務実績」
関連業務実績が証明できるもの(契約書の写し等)を添付してください。
※関連業務実績の証明として契約書の写しを提出する場合は契約書の表面(契約
者が証明できる部分)及び仕様書等のみとし、約款等が記載されている部分の
提出は不要とします。なお、関連業務とは、過去10年間(平成18年7月1
5日から平成28年7月14日までの期間とします。)に官公庁発注における基
礎調査又は計画策定支援業務に関する業務を受注し完了した実績とします。
⑥様式4「配置予定技術者」
⑦-1 登記事項証明書(法人の場合)又は身分証明書(個人の場合)の写し
⑦-2 印鑑証明書の写し
⑦-3 国税及び地方税の納税証明書の写し
※⑦-1~3については、佐倉市一般(指名)競争入札参加資格者名簿に登録され
ている場合は不要です。
イ)提出期限
平成28年8月9日(火)
午後5時15分まで
ウ)提出方法
事前に電話確認の上、事務局に持参してください。郵送・電子メールでの提出は不
可とします。なお、受付は、開庁日の午前8時30分から午後5時15分までとしま
す。
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質問及び回答
(1)質問書の提出
質問は、様式5「質問書」により提出することとします。
ア)提出期限
平成28年7月25日(月) 午後5時15分
イ)提出方法
事務局メールアドレス宛に電子メールに添付して提出してください。件名は【[参加
者名]:佐倉市起業支援・企業誘致ワンストップ化推進事業業務委託質問書】とします。
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なお、やむを得ない事情により、電子メールによる提出ができない場合は、FAX
での提出を可とします。
電子メール又はFAX送信後は、事務局に電話による確認連絡を行うようお願いし
ます。
(2)質問書に対する回答
質問書に対する回答は、平成28年7月29日(金)午後5時15分までに電子メ
ール又はFAXにて行うとともに、佐倉市産業振興部産業振興課ホームページに掲載
します。なお、質問に対する回答は、本要領及び仕様書の追加又は修正として取り扱
います。
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企画提案書作成上の留意事項
(1)企画提案書の書式
A4横書き表示とし、ページ番号を付番することとします。なお、用紙方向は任意
とします。
(2)企画提案書の制限
①企画提案書に盛り込む提案は、一案に限ることとします。
②企画提案書は、表紙及び別に添付するカタログ・パンフレット等を除き、20ペ
ージ以内の構成とすることとします。
③用紙方向が縦長の場合は用紙左側に、用紙方向が横長の場合は用紙上側(それぞ
れ綴る側)に25mm 以上の余白を設けることとし、原則として文字サイズは1
1ポイント以上を使用することとします。
(3)企画提案書の構成
企画提案書には、会社概要(創立年月日、資本金、前年度売上高、従業員数等)の
ほか、以下の項目に係る提案等を記載することとします。なお、別添資料として、カ
タログ・パンフレット等の資料を併せて提出することも可とします。
【1】起業支援関連調査
ア)アンケート調査
イ)ヒアリング調査
ウ)インキュベーション施設の設置可能性調査
【2-1】企業誘致関連調査(市内企業への調査)
ア)アンケート調査
イ)訪問調査
ウ)市外企業とのマッチング
【2-2】企業誘致関連調査(市外企業への調査)
ア)市外企業(約 2,000 社)へのアンケート調査
イ)訪問調査
ウ)市内企業とのマッチング
【2-3】企業誘致関連調査(新たな産業用地の可能性調査)
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【3】調査集計・分析業務
ア)地理的及び社会的条件と企業ニーズの状況分析
イ)企業誘致の方向性の検討
ウ)インキュベーション施設の立地検討
エ)RESAS(地域経済分析システム)の活用による佐倉市の産業構造やサプライチ
ェーンの分析及び企業誘致への示唆
オ)現状の支援施策との整合を図る施策の検討
(4)提案のための費用負担
本業務企画提案に要する費用は、全て提案者の負担とします。
(5)当市からの疑義照会
提出のあった企画提案書等の内容について、審査の過程で疑義が生じた場合は、後
日、必要に応じて疑義事項の照会を行うことがありますのでご了承ください。
(6)企画提案書の取扱い
①提出された企画提案書等の著作権は、提案者に帰属するものとします。
②企画提案書等提出後における当該企画提案書等の内容の追加又は変更は原則とし
て認めません。
③提出された企画提案書等は、一切返却しません。
④提出された企画提案書等は、審査等の過程において複製することがあります。
⑤提出された企画提案書等は、提案者の営業上の秘密に該当する部分が含まれてい
る可能性があることから、原則として公開しないものとしますが、佐倉市情報公
開条例の規定に基づき、開示請求者に開示することが考えられます。企業秘密等、
公開されることにより事業者が不利益を被るおそれのある情報については、極力
含まないよう留意し、当該情報が含まれている場合には、マル秘マークを付加す
る等、適切な措置を講じることとします。
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審査方法
(1)書類審査(1次審査)
提案者が5者以上の場合には、提出書類による1次審査を行い、上位4者以内を選
定します。
ア)審査方法
市長が庁内に設置する選定委員会(以下「選定委員会」といいます。)において、
別に定める提案評価基準に基づき審査します。
イ)結果通知
審査結果については、平成28年8月19日(金)までに結果の如何にかかわ
らず通知書面を送付します。
ウ)その他
審査の経緯及び審査内容に関しての問い合わせには応じません。また、審査結
果に対する異議申し立ては受け付けないこととします。
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公募型プロポーザル実施要領
なお、選定されなかった者は、選定されなかった理由の説明を求めることがで
きます。説明を求めるときは、通知を受けた日の翌日から起算して7日以内に書
面(様式自由)により請求してください。
(2)提案プレゼンテーション(2次審査)
1次審査にて選定された者は、2次審査として提案プレゼンテーションを実施して
いただきます。2次審査の日程及び場所については、1次審査の結果通知の際にお知
らせすることとします。
なお、2次審査において、1次審査における提案内容と著しく異なる事実が判明し
た場合は、失格又は減点することがあります。
ア)提案プレゼンテーション実施概要
①日時
平成28年8月26日(金)
②場所
佐倉市役所(当市指定場所)
③人数
5名以内
④提案内容の説明
基本的に提出した企画提案書に基づき説明してください。また説明者は実際に事
業を担当する者を含むものとします。
⑤プレゼンテーション時間
・提案者からの説明時間として30分以内
・佐倉市からの質問時間として20分以内
⑥機器類の準備
プロジェクター及びスクリーンが必要な場合は、当市が準備します。
その他、必要な機器は提案者が準備してください。
イ)審査方法
選定委員会において、別に定める提案評価基準に基づき審査します。
なお、提案者が1者のみの場合であってもプロポーザルは実施しますが、
「佐倉
市起業支援・企業誘致ワンストップ化推進事業に係る基礎調査等業務委託提案評
価基準定」に定める最低基準に満たないときは、その時点で本プロポーザルを中
止するものとします。
ウ)結果通知
審査結果については、平成28年8月30日(火)までに結果の如何にかかわ
らず通知書面を送付します。
エ)その他
審査の経緯及び審査内容に関しての問い合わせには応じません。また、審査結
果に対する異議申し立ては受け付けないこととします。
なお、選定されなかった者については、選定されなかった理由の説明を求める
ことができます。説明を求めるときは、通知を受けた日の翌日から起算して7日
以内に書面(様式自由)により請求してください。
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公募型プロポーザル実施要領
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2次審査における候補者選定後の辞退
2次審査において候補者に選定された者が正当な理由なく協議又は契約を辞退する
場合は、佐倉市建設工事請負業者等指名停止措置要領に基づく指名停止等の処分を行
う場合があります。
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契約方法
提出された提案書、提案プレゼンテーションの内容に基づき、当市と候補者にて詳
細設計及び契約内容の協議を経て、随意契約により契約を締結します。なお、導入候
補者との協議において双方が合意に至らなかった場合には、導入次点候補者との協議
を行うものとします。
契約手続は、佐倉市財務規則等に定めるところにより行います。なお、契約締結後
において受注者に本提案における失格事由(「2参加申込み(1)参加資格」に掲げる
要件を一つでも満たさないこととなる事由をいいます。)、不正又は虚偽記載と認めら
れる行為が判明した場合は、当市は契約を解除できるものとします。契約の締結にお
いては、標準契約書書式(業務委託契約書(A))を使用します。
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別添様式等
(1)様式1:参加申込書
(2)様式2:使用印鑑届兼委任状
(3)様式3:関連業務実績
(4)様式4:配置予定技術者
(5)様式5:質問書
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