北洋新聞

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
第790号
平成28年7月11日(月)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
中古が新築を大きく上回る傾向は、2013年10月から始
まり2年9ヶ月継続している。当初は、消費増税の影響
による一時的な現象との見方もあったが、札幌ではこの
トレンドが定着したようだ。
中古マンション人気の要因として、「購入と同時にリ
フォームをするスタイル」がありそうだ。リフォーム業
者の提案力が向上し、中古でも新築のような内装状態を
得られるのが一般的となったためだ。
また、地価上昇や資材価格高騰を背景に、新築マンショ
ンの販売価格が上昇している点も見逃せない要因だ。
国交省では、「日本の不動産市場は新築が中心」であ
ると分析し、中古市場活性化のための政策や補助金を進
めている。しかし、実際に起きている現象は逆で、中古
が新築を大きく引き離している。札幌では中古に偏った
市況になりつつあり、「国交省の分析は的外れ」との指
摘もある。
インスペクションなど国交省が進めている「中古活性
化政策」が普及する前から中古シェアが上昇。天下り先
確保を目指した政策との指摘もある。
中古トレンド定着
住宅流通研究所の調査によると、6月の札幌市内の新
築マンション成約数は118戸で、前年同月比1.5倍強
の大幅増。4~6月累計は311戸で、前年同期比プラス8.
7%だった。一方、東日本不動産流通機構の調査による
と、同じ期間の中古マンション成約数は591戸で、新築
の1.9倍だった。
|経済
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平成28年7月11日(月)
北洋新聞
街角景気低迷
10ヶ月連続50割れ
タクシー運転手や小売店主らに「街角景気」を聞く内閣府の6
月の景気ウォッチャー調査が発表され、北海道では、景気現状を
3ヶ月前と比べた判指数は4ヶ月ぶりに悪化し46.9だった。
好不況の目安となる50を10ヶ月連続で下回った。
など、暗いコメントが目立った。
「来客数が圧倒的に減っている」(百貨店役員)や「6月の売
上は前年比95%であった」(コンビニオーナー)のように、来客
数減少に苦しむ声が多かった。
企業動向では、「外的な経済環境の変化の影響を受けて、富裕
層を中心とした需要に陰りがみえ始めた」(家具製造業経営者)
一方、景気先行きを示す指数は前月より5.4ポイント低い4
5.4で、4ヶ月ぶりに50を下回った。「高単価商材の動きが
悪いことから、節約志向が高まっているとみられ、中元ギフトも
低価格にシフトすることになる」(スーパー店長)のように、悲
観的なコメントが目立った。
参院選道選挙区
飯田氏落選
10日投開票の参議院選挙北海道選挙区は、自民現職の長谷川岳
氏、民進現職の徳永エリ氏、民進新人の鉢呂吉雄氏が当選した。
自民は定数3に対し2議席確保を狙ったが、長谷川氏が圧倒的
な知名度を活かし集票に成功した一方、2人目候補の柿木克弘氏
は及ばなかった。両候補への票の振り分け戦略に失敗したとの指
摘がある。
また、共産党は、一人区では民進党と統一候補を立てる戦略だっ
たが、道選挙区では独自候補をとして森英士氏を擁立。5位にと
どまった。
無所属新人の飯田佳宏氏は、TPP対策を公約に掲げ、昨年か
ら全道各地を回ったが、有権者が政党の論争に注目する中、支持
を広げることができなかった。北洋テレビのコメンテーターとし
て、持論を発信したが、届かなかったようだ。
|不動産
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平成28年7月11日(月)
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札幌では、新築戸建のほとんどが
一次取得者で、建て替え需要は少な
い。そのため、ハウスメーカーはユー
ザーに建物だけでなく土地の提案も
行うのが通常だ。
そのため、ユーザーの希望を聞き
取り、条件に近い土地情報を紹介す
るはずなのだが、最近では、自社で
扱っている土地だけを紹介する傾向
が強まっている。ハウスメーカーが
売主となっている宅地はニュータウ
ンが多く、「街並みが美しい」とい
う利点があるが、すべてのユーザー
に適しているとは限らない。学区や
駅までの距離、予算や面積などで、
「流通物件を提案したほうが成約に
至りやすい」ケースもある。
まま「反動減」が続けば、長期的に
在庫として残る可能性もある。これ
らの土地は、銀行からの借り入れで
購入しているので、金利負担も莫大
な金額となる。
ところが、どのユーザーに対して
駆け込み需要が多かった頃は「建
も自社地を提案する傾向が強まって 築条件付宅地」を多く抱えているハ
いるのは、ハウスメーカーの財務事 ウスメーカーが販売上有利とされて
情があるようだ。消費増税の影響で、 きたが、来客が減少すると、逆に、
自社地が売れ残っているのだ。この 自社地を持っていないメーカーが有
利となりそうだ。流通物件での提案
を中心としているメーカーは、ユー
ザーの希望条件に応えることができ
るからだ。
自社地しか扱えない営業担当は、
「流通物件で建てたいかたは他社へ
行ってください」という態度になっ
てしまう。ただし、財務力が強いハ
ウスメーカーは、自社地にこだわら
ない傾向がある。
金利負担警戒
ハウスメーカーの営業
自社地優先の傾向
|娯楽
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平成28年7月11日(月)
北洋新聞
ジャケット写真のコンセプトには、若者の間で世界
的にムーブメントとなっている「自撮り/セルフィー」
を取り入れた。メンバー同士でしか撮れない自然な表
情や、普段は見ることにできない素の姿を“自撮り棒”
を使って表現した。
撮影は6月頭・千葉県九十九里にあるスタジオにて
敢行され、各グループに分かれ撮影するメンバーを交
代しながら、自由に撮影を行った。ジャケット写真撮
影時のオフショット動画も合わせて公開され、包み隠
さないメンバーの素の表情が印象的だ。メンバー自身
が様々な工夫を凝らしながら撮影し、遊び心も垣間見
えるジャケット撮影現場だったことが存分に伝わって
くる。
また、通常盤のジャケットを撮影したのは今作初め
てセンターを務める齋藤飛鳥。齋藤飛鳥だけがメンバー
の前に来て選抜全員と自撮りをしたように今作を象徴
するかのような写真になっている。
一方、紅白歌合戦については、今作品の売上結果に
関わらず、2年連続2度目の出場が内定している。女
性グループ枠では、AKB48も内定。他の48グルー
プとE-girlsは9月までの活躍次第と見られる。
紅白出場も内定
7月27日に発売する乃木坂46の15thシングルのタイ
トルが「裸足でSummer」に決定した。
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