中国地域の経済動向 - 中国経済産業局

平成28年8月10日
担当 参事官(調査担当) 阿比留
TEL(082)224-5633
彩子
中国地域の経済動向
(平成28年6月の指標を中心に)
~ 持ち直しに足踏み感がみられる ~
中国地域の経済は、個人消費は持ち直し、雇用や設備投資に良い動きがみられるものの、生産
は弱含み、景況感は現状、先行きともに低い水準で推移しており、持ち直しに足踏み感がみられ
る。
※当局ホームページ(http://www.chugoku.meti.go.jp)にも同様の資料を掲載しております。
■項目別の動向
1.生 産 動 向 ・・・ 弱含み
2.景
況
感 ・・・ 現状、先行きともに上昇
3.産業用電力需要 ・・・ 増加
4.物
価 ・・・ 消費者物価、企業物価ともに下落
5.個 人 消 費 ・・・ 持ち直している
6.設 備 投 資 ・・・ 前年度を上回る見込み
7.建 設 動 向 ・・・ 公共工事、住宅建設ともに減少
8.雇 用 動 向 ・・・ 有効求人倍率は横ばい
9.企 業 倒 産 ・・・ 件数、負債額ともに増加
10.貿
易 ・・・ 輸出、輸入ともに減少
※各項目の詳細については、次頁以降を参照してください。
※基調における下線は、前回からの変更箇所です。
(※下線部及び網掛け部分が今回更新箇所、以下同じ)
1.生産動向 -弱含み-
6月の鉱工業生産指数は94.4、前月比2.6%の上昇となりました。
業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業などは上昇し、金属製品工業、鉄鋼業などは
低下しています。
国内発電所向けに出荷があったはん用・生産用・業務用機械、一部事業所が設備定修明けだった化学などは
増加しましたが、生産ラインでトラブルが発生した金属製品、一部製鉄所で設備修理があった鉄鋼などは減少
しました。
(平成22 年=100、季節調整済指数)
中 生産指数
前月(期)比
国 前年(同月期)比
95.4
-
0.8
97.7
-
2.4
27年 28年
10-12月 1-3月
97.8
96.9
99.5
▲0.2
2.7
-
0.2
1.2
0.1
全 生産指数
前月(期)比
国 前年(同月期)比
97.0
-
▲0.8
99.0
-
2.1
97.8
-
▲1.2
25年
26年
4-6月
95.2
▲4.3
▲2.7
28年
3月
98.1
0.8
1.3
4月
99.2
1.1
0.1
97.1
0.1
▲0.8
96.1
0.0
▲1.9
96.7
3.8
0.2
97.2
0.5
▲3.3
27年
※年の指数及び前年(同月期)比は原指数。最新月は速報値。
96.1
▲1.0
▲1.6
5月
92.0
▲7.3
▲4.3
94.7
▲2.6
▲0.4
6月
94.4
2.6
▲3.8
96.5
1.9
▲1.9
(資料:経済産業省)
2
2.景況感 -現状、先行きともに上昇-
内閣府が8月8日に発表した景気ウォッチャー調査(平成28年7月)結果によると、中国地域の3か月前と
比較しての景気の現状に対する判断DI(方向性)は44.9、前月差3.2ポイントの上昇となりました。2
~3か月先の景気の先行きに対する判断DI(方向性)は47.6、同6.8ポイントの上昇となりました。景
気の現状判断(水準)DIは46.0、同3.7ポイントの上昇となりました。
全国
内閣府 景気ウォッチャー調査 現状判断DIの推移
中国
44.9(41.7)
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
70
60
50
40
30
20
10
0
45.1(41.2)
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
日本商工会議所が7月29日に発表した早期景気観測調査(平成28年7月)結果によると、中国地域の全産
業業況DI(前年同月比ベース)は、▲18.6、前月差 5.4ポイントの上昇となりました。また、向こう3
か月の先行き見通しは、▲19.8となりました。
日本商工会議所 早期景気観測調査 業況DIの推移
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
5月
3月
1月
11月
9月
7月
20
10
0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
-80
-90
全国
中国
▲24.5(▲24.8) ▲18.6(▲24.0)
2010年
2011年
2012年
2013年
3
2014年
2015年
2016年
3.産業用電力需要 -増加-
6月の産業用電力(大口)は、窯業土石や紙・パルプなどは前年を下回ったものの、鉄鋼や化学工業などは前
年を上回ったため、前年同月比1.6%増となり、3か月連続で前年を上回りました。
(前年同月(期)比%)
産 業 用
(大口)
中国
全国
25年
26年
0.2
▲1.0
0.9
0.1
27年 28年
27年 10-12月 1-3月
▲0.6
▲0.9
▲0.3
▲1.3
4-6月
28年
3月
4月
5月
2.0
-
▲0.3
▲2.2
3.1
-
1.3
1.6
-
-
(資料:経済産業省)
1.2
▲0.4
6月
4.物価 -消費者物価、企業物価ともに下落-
28年6月の消費者物価指数(総合)は103.6、前年同月比▲0.3%となり、2か月連続で前年を下回
りました。費目別にみると、食料、教養娯楽などが上昇し、交通・通信、光熱・水道が下落しています。
28年6月の企業物価指数は99.2、前年同月比▲4.2%となり、15か月連続で前年を下回りました。
費目別にみると、石油・石炭製品、電力・都市ガス・水道などが下落し、農林水産物、はん用機械などが上昇し
ています。
(前年同月(期)比%)
消費者物価指数
(22年基準・総合)
国内企業物価指数
中国
全国
全国
25年
26年
0.1
0.3
1.3
2.7
2.8
3.1
27年 28年
27年
10-12月 1-3月
0.9
0.8
▲2.2
0.5
0.2
▲3.4
0.3
0.1
▲3.7
4-6月
28年
3月
4月
5月
6月
▲0.3
▲0.4
▲4.3
0.2
▲0.1
▲3.8
0.0
▲0.3
▲4.2
▲0.3
▲0.4
▲4.2
▲0.3
▲0.4
▲4.2
(資料:日本銀行,総務省,消費者物価指数の四半期については当局が算出)
※消費者物価指数
※企業物価指数
(総合) 中国(6月)103.6
(5月)103.7
全国(6月)103.3
(5月)103.6
(生鮮食品を除く総合) 中国(6月)103.0
(5月)103.1
全国(6月)103.0
(5月)103.0
全国(6月) 99.2
(5月) 99.3
4
5.個人消費 -持ち直している-
6月の小売6業態※1合計の販売額は、前年同月比2.1%と15か月連続で前年を上回りました。百貨店・ス
ーパーは、同0.1%と7か月連続で前年を上回りました。コンビニエンスストアは、同3.5%と40か月連
続で前年を上回りました。ホームセンターは同▲0.8%と2か月連続で前年を下回りました。家電大型専門店
は同4.3%と5か月ぶりに前年を上回りました。ドラッグストアは同6.6%と15か月連続で前年を上回り
ました。
6月の乗用車新車登録・販売台数は、普通乗用車は前年を上回ったものの、小型乗用車と軽乗用車が前年を下
回り、同▲7.0%と2か月連続で前年を下回りました。
中国地域における小売業業態別販売額
(前年同月比)の推移
前年同月比(%)
70
百貨店
スーパー
コンビニ
ホーム
センター
ドラッグ
ストア
55
家電大型専門店
40
自動車
登録台数
25
10
▲5
▲ 20
▲ 35
6月
5月
3月
4月
28年1月
2月
12月
11月
10月
9月
8月
6月
7月
5月
3月
4月
27年1月
2月
12月
11月
10月
9月
8月
6月
7月
5月
3月
4月
2月
26年 1月
12月
11月
10月
9月
7月
8月
25年 6月
▲ 50
(前年同月(期)比%)
百貨店・スーパー
中国
販売額
全国
コンビニエンスストア
中国
販売額
全国
ホームセンター
中国
販売額
全国
家電大型専門店
中国
販売額
全国
ドラッグストア
中国
販売額
全国
小売6業態
※1
販売額
中国
乗用車新車登録
中国
・販売台数
全国
25年
26年
27年
▲1.4
0.6
4.3
4.2
▲1.4
-
0.7
-
4.4
-
0.6
▲1.0
▲0.2
0.4
1.7
6.0
5.6
4.1
-
0.3
-
10.1
-
2.7
4.3
3.0
0.8
1.3
6.1
5.5
▲2.0
▲1.3
▲8.5
▲6.3
8.1
6.4
2.2
▲11.1
▲10.3
27年
28年
28年
10-12月
1-3月
4-6月
3月
4月
5月
6月
1.2
1.3
5.6
5.1
▲ 1.3
▲0.5
▲1.7
▲1.8
7.3
7.5
2.4
▲13.1
▲9.0
2.0
1.7
5.0
5.2
2.6
2.0
▲ 0.3
▲ 1.7
7.4
8.5
3.2
▲ 8.0
▲ 7.5
0.9
▲ 0.9
3.8
3.6
0.2
0.8
0.6
▲ 0.1
6.8
5.9
2.3
▲ 2.5
▲ 2.1
0.2
▲0.2
3.3
3.5
1.8
0.9
▲ 4.5
▲6.3
7.2
6.8
1.4
▲ 9.4
▲ 9.2
2.1
▲ 0.1
5.2
4.5
3.9
3.3
▲ 1.0
▲ 0.9
8.7
9.5
3.6
2.2
2.2
0.7
▲ 1.9
2.7
2.6
▲2.3
▲1.4
▲1.7
▲2.1
5.3
3.8
1.2
▲0.9
▲1.4
0.1
▲ 0.7
3.5
3.8
▲ 0.8
0.7
4.3
2.6
6.6
4.7
2.1
▲ 7.0
▲ 5.7
※ 平成26年1月分よりホームセンター、家電大型専門店及びドラッグストアに関する統計調査が変わりました。そのため、平成26年1月分から
12月分の各小売業態販売額の前年同月比は次のとおりとします。
なお、
平成25年12月以前は各小売業態とも全店舗ベースの前年同月比です。
・百貨店、スーパー、コンビニエンスストア:全店舗ベースの前年同月比(従前通り)
・ホームセンター、家電大型専門店、ドラッグストア:新旧統計調査における同一事業所の前年同月比
・小売6業態:上記を合算した額の前年同月比
※ 百貨店・スーパー(6月)
中国 百貨店
▲2.3%(6か月連続減少) スーパー
1.0%(15か月連続増加)
(前年同月比)
全国 百貨店
▲3.9%(8か月連続減少) スーパー
0.9%(2か月ぶり増加)
中国 普通車
12.5%(3か月連続増加) 小型車 ▲2.0%(3か月ぶり減少) 軽乗用 ▲22.2%(18か月連続減少)
全国 普通車
11.2%(3か月連続増加) 小型車 ▲4.2%(3か月ぶり減少) 軽乗用 ▲23.4%(18か月連続減少)
※ 新車登録・販売台数(6月)
(前年同月比)
(資料 経済産業省、中国経済産業局、国土交通省、中国運輸局)
※1
6業態=百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、ホームセンター、家電大型専門店、ドラッグストア(平 成 21 年 4 月 公 表 分 か ら 追 加 )
5
6.設備投資 - 前年度を上回る見込み -
㈱日本政策投資銀行中国支店の中国地域設備投資計画調査結果(平成28年6月調査)によると、28年度計
画は製造業が前年度比31.0%、非製造業が同17.8%、全産業では同27.4%となり4か年連続で上回
っています。
日本銀行広島支店の企業短期経済観測調査結果(平成28年6月調査)によると、28年度設備投資計画(含
む土地投資額)は製造業が前年度比15.6%、非製造業が同▲0.3%となることから、全産業では同8.5%
となっています。
5月の民間非居住用建物の出来高推移は、前年同月比15.6%となり、4か月連続で前年を上回りました。
(前年度比 %)
25年度
(実績)
全 産 業
製造業
非製造業
中 国
26年度 27年度
(実績) (実績)
28年度
(計画)
25年度
(実績)
全 国
26年度 27年度
(実績) (実績)
28年度
(計画)
4.3
20.5
9.3
27.4
3.0
6.9
4.5
11.1
▲6.4
29.4
▲6.5
31.0
▲2.5
5.0
8.3
14.9
8.9
36.5
17.8
5.9
7.9
2.7
8.9
23.5
(資料:㈱日本政策投資銀行中国支店 「中国地域設備投資計画調査(平成28年6月調査)
」
)
(前年度比 %)
中 国
全 国
26年度実績
27年度実績
28年度計画
全産業
8.4
5.7
8.5
製造業
13.8
▲0.9
15.6
非製造業
1.6
15.3
▲0.3
全産業
4.3
5.0
▲4.8
製造業
6.8
9.1
▲0.9
非製造業
3.1
2.9
▲6.8
(資料:日本銀行広島支店「企業短期経済観測調査結果(平成28年6月調査)」)
※民間非居住用建物の出来高推移(前年同月比)
(中国 平成28年5月):15.6%(4か月連続増加)
(全国 平成28年5月): 2.6% (37か月連続増加)
※船舶と電力を除く民需の機械受注額(前年同期比)(全国 平成28年5月):▲11.7% (2か月連続の減少)、対前月比:▲1.4%(2か月連続の減少)
※工 作 機 械 受 注 額(前年同月比)
(全国 平成28年6月):▲19.9% (11か月連続の減少)
※法人企業景気予測調査(設備投資):(前年度比) (中国 平成28年度見込み(平成28年4~6月期調査)):7.0%
(資料:国土交通省、内閣府、(一社)日本工作機械工業会、中国財務局)
6
7.建設動向 -公共工事、住宅建設ともに減少-
6月の公共工事請負金額は、国では前年を上回ったものの、独立行政法人等、県、市町村では前年を下回り、
合計では前年同月比▲8.6%と3か月連続で前年を下回りました。
民間の建築・土木工事を含めた5月の建設総合統計(出来高ベース)は、0.5%と10か月ぶりに前年を上
回りました。
6月の新設住宅着工戸数は、持家、貸家、給与住宅、分譲住宅のすべてで前年を下回り、合計で前年同月比▲
4.9%と10か月ぶりに前年を下回りました。
(前年同月(期)比%)
25年度 26年度 27年度
公共工事請負金額 中国
全国
公共機関からの 中国
受注工事額
全国
建設総合統計
中国
出来高(名目)
全国
新設住宅着工戸数 中国
全国
13.0
17.7
19.4
21.5
17.6
14.4
10.9
10.6
▲1.1
▲0.3
3.4
4.3
1.1
0.3
▲15.5
▲10.8
▲2.3
▲17.8
▲6.7
▲6.6
▲4.2
1.4
8.1
4.6
27年
10-12月
12.6
▲4.0
5.9
▲4.1
▲7.6
0.1
6.2
▲0.7
28年
1-3月
9.2
1.2
▲11.9
7.1
▲3.5
▲0.6
9.8
5.5
4-6月
▲11.1
4.0
5.1
4.3
28年
3月
27.3
5.0
▲2.4
13.1
▲1.8
▲2.1
8.2
8.4
4月
▲15.8
10.6
▲30.7
5.8
▲1.3
▲1.2
5.0
9.0
5月
▲7.5
1.4
▲12.1
1.9
0.5
0.1
18.4
9.8
6月
▲8.6
▲1.8
▲4.9
▲2.5
※公共工事請負金額(前年同月比)(6月)
中国:国 2.1%(2か月ぶり増加)、独立行政法人等▲ 27.2%(2か月連続減少)、県▲20.2%(2か月連続減少)、市町村▲9.3%(2か月ぶり減少)
全国:国 ▲21.2%(4か月ぶり減少)、独立行政法人等▲ 15.5%(2か月連続減少)、県 18.7%(5か月連続増加)、市町村 3.1%(7か月ぶり増加)
※ 新設住宅着工戸数(前年同月比)(6月)
中国:持家▲1.6%(2か月連続減少)、貸家▲1.4%(3か月ぶり減少)、給与住宅▲35.7%(2か月ぶり減少)、分譲住宅▲17.0%(5か月ぶり減少)
全国:持家1.1%(5か月連続増加)、貸家3.7%(8か月連続増加)、給与住宅24.9%(2か月連続増加)、分譲住宅▲15.2%(5か月ぶり減少)
(資料:北海道建設業信用保証㈱、東日本建設業保証㈱、西日本建設業保証㈱、国土交通省 )
8.雇用動向 -有効求人倍率は横ばい-
6月の有効求人倍率は1.56、前月から増減なしとなりました。
5月の広島県の所定外労働時間(製造業)は前年同月比4.4%マイナスとなりました。
(所定外労働時間数、賃金指数は前年同月(期)比%)
※2
有効求人倍率
(季節調整値)
新規求人倍率※2
(季節調整値)
所定外労働時間
(製造業)
賃金 調査産業計
指数
製造業
完全失業率※3
中国
全国
中国
全国
広島
全国
広島
全国
広島
全国
中国
全国
25年
26年
1.04
0.93
1.68
1.46
7.4
4.3
1.6
▲0.3
2.4
▲0.1
3.8
4.0
1.23
1.09
1.92
1.66
11.5
6.8
3.6
0.9
4.6
1.9
3.3
3.6
27年 28年
27年
10-12月 1-3月
1.37
1.20
2.11
1.80
▲0.9
▲0.5
2.4
0.0
▲0.8
0.2
3.2
3.4
1.43
1.26
2.18
1.89
▲2.1
▲0.3
3.6
0.1
0.8
1.3
2.9
3.1
1.49
1.29
2.32
1.96
▲2.0
▲2.6
2.9
1.4
0.3
0.6
2.9
3.2
4-6月
1.55
1.36
2.36
2.05
2.9
3.3
28年
3月
4月
5月
6月
1.51
1.30
2.26
1.90
▲1.9
▲1.6
3.4
2.0
0.5
0.7
3.2
1.54
1.34
2.36
2.06
0.9
▲1.1
2.2
0.1
1.7
0.0
3.2
1.56
1.36
2.40
2.09
▲4.4
▲2.4
1.1
0.2
▲0.1
▲0.5
3.2
1.56
1.37
2.33
2.01
3.1
※ 各県別有効求人倍率(平成28年6月):鳥取県 1.36、島根県 1.49、岡山県 1.61、広島県 1.69、山口県 1.38)
※ 中国地域新規求人数(平成28年6月):63,060人(前年同月:59,464人)
※ 完全失業者数(平成28年4~6月平均 :中国11万人 (前年同期 11万人))
(平成28年6月:全国210万人 (前年同月より14万人減 ▲6.3%))
(資料:厚生労働省、各労働局職業安定課、広島県統計課、総務省)
※2
※3
年平均は季節調整値ではなく原数値。なお、平成26 年 12 月以前の数値は新季節指数により改訂されている
月次は季節調整値。なお、平成25年1月結果から新基準に切り替えられている。
7
9.企業倒産 - 件数、負債額ともに増加 -
7月の企業倒産件数は、36件で前年同月比9.1%となり、3か月連続で前年を上回りました。
業種別にみると、建設業が11件で最も多く、次いで小売業が7件などとなっています。
原因別にみると、販売不振が最も多く、既往のしわ寄せなどとなっています。
(前年同月(期)比%)
企業倒産件数
負債額
※倒産件数、負債額
中国
全国
中国
全国
25年
26年
28年
27年
10-12月 1-3月
▲5.6
▲10.5
57.4
▲27.4
▲7.8
▲10.4
▲52.7
▲32.6
▲14.3
▲9.4
0.5
12.7
▲20.6
▲3.2
29.7
51.5
▲23.5
▲5.6
▲41.8
▲14.1
4-6月
4月
5月
6月
7月
▲2.2
▲7.3
▲11.3
▲26.8
▲24.1
▲7.1
▲36.3
▲46.4
10.0
▲7.3
▲49.6
▲9.3
6.1
▲7.4
73.3
▲14.7
9.1
▲9.5
34.7
3.3
中国: 28年7月36件/40.07億円(6月35件/77.62億円、5月33件/31.85億円)
全国: 28年7月712件/1,240.19億円(6月763件/1,082.27億円、5月671件/1,158.52億円)
( 資料: ㈱東京商工リサ-チ )
10.貿易 - 輸出、輸入ともに減少 -
6月の輸出は、前年同月比▲16.6%と10か月連続で前年を下回りました。品目別では、輸送用機器、化
学製品などが前年を下回りました。地域別では、アジア、北米向けなどが前年を下回りました。
6月の輸入は、前年同月比▲28.2%と14か月連続で前年を下回りました。品目別では、石油製品、金属
鉱及びくずなどが前年を下回りました。
輸出
輸入
為替※4
総合
中国
全国
自動車(中国)
鉄鋼(中国)
総合
中国
全国
原粗油(中国)
石炭(中国)
円/ドル
25年
26年
27年
13.7
9.5
29.5
0.8
17.7
14.9
25.1
▲8.7
97.63
4.9
4.8
4.5
2.5
▲0.7
5.7
▲13.8
▲6.9
105.78
1.9
3.5
12.2
▲10.6
▲20.4
▲8.7
▲45.5
▲6.9
121.03
27年
10-12月
▲7.8
▲4.6
26.9
▲23.8
▲28.2
▲13.9
▲54.8
▲17.4
121.48
28年
1-3月
▲10.4
▲7.9
1.3
▲24.4
▲21.1
▲15.7
▲34.7
▲19.5
115.45
4-6月
▲10.5
▲9.5
▲3.6
▲21.9
▲29.7
▲18.8
▲36.1
▲25.8
108.17
28年
3月
▲16.5
▲6.8
▲5.2
▲24.3
▲17.0
▲14.9
▲35.9
▲24.2
113.07
4月
▲9.3
▲10.1
4.9
▲28.4
▲38.4
▲23.3
▲63.4
▲26.9
109.88
5月
▲4.6
▲11.3
11.5
▲17.7
▲21.4
▲13.8
▲20.5
▲26.0
109.15
6月
▲16.6
▲7.4
▲20.0
▲19.3
▲28.2
▲18.8
▲20.1
▲24.2
105.49
(通関ベース、円ベース、前年同月(期)比%)
(資料 : 財務省、日本銀行)
輸出入額
(円ベース、前年同月比)
60
70
50
75
40
80
輸 30
出
入 20
額 10
・
前 0
年 -10
同
月 -20
比
% -30
-40
85
)
円
相
90 場
・
95
円
100 /
㌦
105
110
)
115
125
円相場
130
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
7
9
11
1
3
5
輸入
-60
2008
※5
120
輸出
-50
-70
(
65
(
70
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
為替は東京インターバンク相場(スポット 月中平均 中心、日本銀行公表)
(参考)平成28年8月8日の東京インターバンク相場(スポット 17:00時点)102.28-30ドル、113.41-45円/ユーロ
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