「環境教育概論」講義まとめ2 西村仁志 「環境教育概論」資料置き場 http://www.yosemite.jp/shudoee/ 個人 自然 生活・暮らし 社会 自 然 体 験 い の ち の つ な が り の 実 感 生 活 体 験 環 境 調 和 型 ラ イ フ ス タ イ ル グ リ | ン コ ン シ ュ | マ | 地 域 と つ な が る 体 験 ま ち づ く り シ テ ィ ズ ン シ ッ プ の 育 成 市 民 参 加 ・ 参 画 社 会 変 革 ‖ 持 続 可 能 な 社 会 へ 西村仁志 2007 自然 自然系環境教育 地球系環境教育 地球規模 地域 生活系環境教育 総合系環境教育 環境まちづくり 企業の社会的責任(CSR) 総合的な学習の時間 阿部治による 社会 持続不可能な社会 • • • • • • • 海洋環境の危機 生物多様性の危機 砂漠化の進行 ひろがる南北間格差→不安定な世界情勢 大気汚染と酸性雨 戦争と軍事兵器 地球温暖化(気候変動・海面上昇) 持続可能な社会にむけて 便利さをもとめるライフスタイル 既得権益と利潤を追求する社会経済システム 大量生産・大量消費・大量廃棄=持続不可能 Sustainability=持続可能性 持続可能な地球環境(生命系) 持続可能な人類社会 持続可能な社会ー3つの視点 • 自 然:生態学的持続性 • 社 会:社会・文化・経済的持続性 • 人 間:精神・健康的持続性 阿部治による 持続可能な社会ー3つの「公正」 • • 人と人との関係 • • 世代内の公正(世界の貧富の格差是正) 世代間の公正(次世代にツケを負わせない) 人と自然との関係 • 人間と人間以外の生物・無生物との間の公正 =種間公正 阿部治による 豊かで人間らしい暮らしを考える ー 持続可能な社会とは ー • 持続可能な社会とは、環境と社会と経済のバ ランスのとれた社会 • 持続可能な社会の実現には、多様な人たちで ビジョンを描き、構造的に社会を変える行動 が必要 • 地球規模の問題も、変化を遂げるのは地域か ら • 自然環境との共生、社会的な公正、経済的発 展と公平性を視野に入れた、新しい社会づく りの概念を「持続可能な開発」という 国連・ミレニアム開発目標(MDGs) 2015年までに国際社会が達成すべき8つのゴール 1.極度の貧困と飢餓の撲滅 2.普遍的初等教育の達成 3.ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上 4.乳幼児死亡率の削減 5.妊産婦の健康の改善 6.HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止 7.環境の持続可能性の確保 8.開発のためのグローバル・パートナーシップの推進 未来の社会に向けた人類全体の課題 (井上有一,2009) • ①環境持続性の保持 • ②社会的公正の保障 • ③存在の豊かさの実現 「地球に住むひとりひとりの人間すべてが、 生活を破壊されることなく、満足して幸 福に生きていけることの達成」 E.S.D. Education for Sustainable Development “持続可能な開発のための教育” ・持続可能性に向けての教育 ・持続可能な社会に向けての教育 環境教育とESD 持続可能な社会をめざす環境教育の特徴 ジェンダー教育 開発教育 多文化共生教育 福祉教育 平和教育 人権教育 環境教育 ○○教育 価値観…人間への尊厳、自然への畏敬、多様性、共生など 学習方法…参加型学習、合意形成、対話など 育む力…多面的な見方、コミュニケーション、参加、つなぐ力など ESD-J,2003 20世紀 21世紀 産業の時代 環境の時代 社会の パラダイム 教育の 産業教育 パラダイム 環境教育 ご清聴ありがとうございました 西村仁志 広島修道大学人間環境学部 [email protected]
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