平成27年11月25日 <学習内容> 1. 連立一次方程式 2. 行列 3. 行列を用いた連立一次方程式の解法 4. 対数 <目的> 行列の演算の仕方を理解し、行列を用いた連立一次方程式の 解法を理解する。また、対数関数の利用方法を理解する。 【基礎課題7-1】、 【基礎課題7-2】 例題) x+y=20 ・・・ ① 100x+50y=200 ・・・ ② ①より x=20-y ・・・ ③ ③を②に代入すると ④より -50y=-1800 すると③より 100(20-y)+50y=200 ∴ y=36 x=20-y=-16 ・・・ ④ 例)2行2列の行列 1列 2列 A= 2行一列 A11 A12 1行 1 0 A21 A22 2行 5 6 A11 3 A21 4 など 加算 A11 A12 A21 A22 B11 + B12 B21 B22 B11 B12 A11+B11 A12+B12 = A21+B21 A22+B22 減算 A11 A12 A21 A22 - B21 B22 A11-B11 A12-B12 = A21-B21 A22-B22 【基礎課題7-2】 乗算 A11 A12 B11 B12 A21 A22 B21 B22 A11 A12 B11 A21 A22 B21 A11B11+A12B21 A11B12+A12B22 = A21B11+A22B21 A21B12+A22B22 A11B11+A12B21 = A21B11+A22B21 最初の例題) x+y=20 100x+50y=200 行列を用いると次のように表される 1 1 100 50 x y 20 = 200 行列Aに対して次の行列Bを定義すると・・・ A= a c b d AB=BA= 1 B= ad-bc 1 0 d -b -c a 0 1 B ⇒ Aの逆行列: A-1と表す N行N列の逆行列も求める ことができる。 1 1 100 50 x y 1 1 A= 100 50 【基礎課題7-3】 20 = 200 ・・・ ① とおくと A-1を①の両辺にかけると 左辺 = 1 0 0 1 x y x = y 50 -1 1 -50 -100 1 x=-16 y= 36 A-1= 右辺 = -1 1/50 2 -1/50 = -1 1/50 2 -1/50 -20+200/50 -16 20 = 36 200 2×20-200/50 Y x’ y’ x’ y’ x’ y’ cosθ -sinθ = sinθ cosθ = = 1+x0 0 a 0 0 1+y0 0 b (x’,y’ ) (x,y) θ x y 原点の周りのθ回転 x y (x0,y0)だけ並行移動 x y X軸方向にa Y軸方向にb だけ拡大・縮小 X コンピュータグラフィックスの世界でよく用いられる。 【基礎課題7-4】~【基礎課題7-6】 対数関数の定義 x a , (a 0) y y log a x 対数関数の性質 log a x1 x2 log a x1 log a x2 x1 log a log a x1 log a x2 x2 a:底 x:真数 y:aを底とするxの対数 x2 a x1 a x1 x2 a y1 a y2 a y1 y2 y1 y2 log a x1 x2 y1 y2 x1 x1 y1 y 2 log a y1 y2 a x2 x2 【応用課題7-1】~【応用課題7-2】 11月26日 18:00まで
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