マーケティングの歴史と定義の変遷 マーケティングとは 1 市場と企業のかかわり 金融市場 労働市場 購買市場 販売市場 企業 2 販売市場とマーケティング • 企業にとって販売市場の重要性が増大 • 販売市場への取り組みが重要視 • マーケティングが体系化 3 経営の全体像 財務 購買 製造 販売 労務 4 トップマネージメントからの視点 • • • • • • 外部環境の分析 販売計画の設定 生産・購買・財務・労務計画の設定 戦略経営計画を作成 戦略経営計画が組織を通じて実行 結果の評価 マーケティングの重要性 • • • • 5過程のなかで販売過程が重要 販売過程が経営目的の成否を決定 経営過程全体がマーケティング志向へ 経営の基本機能はマーケティングとイノベー ション 6 コトラーの定義 交換過程を通じてニーズと欲求を充 足させることを目指す人間活動 交換過程を通じてニーズと欲求を充 足させることを目指す社会的プロセス 7 定義の変遷の理由 • • • • マーケティング過程の決定は企業内部 実践は外部環境である市場で行う 時代や市場の状況から複雑な影響を受ける マーケティングの実践は外部環境に影響を受 ける • 定義も時代とともに変化する 8 20世紀 前期 • • • • 南北戦争終了後市場が停滞 過剰生産 独占資本による市場獲得のために開発 財の物的流通ならびにそれらの所有権の移 転にかかわる諸行動 9 20世紀 中期 • • • • 製品の標準化と技術の発達 大量生産体制の確立 「いかに製品を売るか!」を重視 生産者から消費者若しくは使用者に至る商 品及びサービスの流れを指揮する事業活動 の遂行である。 10 20世紀 後期 • 巨大な投資と技術革新により企業存続の危 機 • 顧客こそが経営にとって最も重要 • 長期的視点に立ったマーケティング戦略 • 個人および組織目的を満足させる交換を創 造するために、アイデア、製品、サービスを概 念化し、価格づけ、販売促進、流通を計画し、 実施するプロセスである。 11 21世紀 • 消費者のニーズに応えるだけでなく社会的利 益に貢献 • 企業の利益追求よりも社会的期待を重視 • マーケティングは豊かな社会をもたらす義務 がある • マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナ ー、そして社会全体にとって価値ある提供物 を創造・伝達・配達・交換するための活動、一 連の制度、過程である。 12
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